2020年12月23日 (水)

やっぱりライブ

木星と土星の大接近は眼視でも見てみました。HD800(20cm 2000mm)に15mmの接眼レンズで見ました。約133倍です。カメラ用にアダプタを合わせてきたのを崩したくなかったので、カメラマウントの対象確認アダプタに付けて見ました。やっぱり眼視は感動です。木星の縞と土星の輪、ガリレオ衛星が一緒に見えます。久々に宇宙の摂理の素晴らしさを体感することができました。

このあとは撮影です。まず2000mmの直焦点。

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ノートリミングです。本体はやや飛ばし気味に衛星も見えるように処理してみました。ガニメデとカリストが見えます。イオは近すぎ、エウロパは木星の後ろです。土星の衛星が写っていないのはちょっと残念。

2倍テレプラスをつけてみました。4000mmです。

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色ズレを合わせるのに、RGB分解合成してみました。露出は土星に合わせてみましたが、木星の縞は写らないですね。木星に露出を合わせたのも撮ってみましたが、ほとんど写っていないです。光学系が悪いのか、シーイングが悪いのか。余裕があったのでCMOSカメラでも撮って見たかったです。

動画も撮ってみました。

 

雰囲気出ているでしょうか。でもやっぱり生の映像にはかないませんね。

比較のため、月を撮ろうと思っていたのですが、忘れてしまいました。今日少し雲間から見えたので撮って、それと昨日の写真を合成してみました。

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実感としてどれだけ近かったかわかりますね。

成果は以上でした。この1ヶ月わくわくした気持ちで久しぶりに楽しかったです。車に積んであった機材も片付けました。なんとなくロスの気分です。

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2020年12月22日 (火)

必要緊急の県外遠征

新潟ではツキに見放された私でしたが、最後のチャンスで起死回生すべく、県外遠征に行くことにしました。不要不急の外出は控えるとのことですが、いいですよね。見逃して60年後悔はしたくないです。行き先は昨夜じっくり考えました。出るのは13時半頃になりそうです。順調なら前橋には16時過ぎに着きそう。でも路面状況やなにかのトラブルがあればもっとかかる可能性も。そう考えるともう少し近いところにしようかとグーグルマップを眺めまくっていました。なるべくインターに近くて車を停めやすく、見晴らしのいいところ。そんな都合のいいところあるのかいな、と思ったらありました。昭和インターから10分くらいに川額ビューポイントというところを発見しました。ビューポイントと言うくらいだから見晴らしはいいのだろとストリートビューを見るとまさに絶景。ここに決めました。まあ、しかし三国山脈に近いし、雲が多かったらセカンド候補地として前橋へ、というプランにしました。仕事は早く終わり、13時半少し前に出ることができました。高速は途中土砂降り。かと思えば魚沼あたりは抜けるような快晴。でもこの晴れはあてになりません。西には雲があります。トンネルを越えるとやっぱりそこは快晴でした。心配していた雲はほとんどなし、前橋へも十分行ける時間でしたが、ファースト候補地の川額ビューポイントへ。高速代金を浮かすために一つ手前の沼田で降りました。ビューポイントについたのは日没少し前。すんばらしいです!!抜群のロケーションに西から南は全く雲なし。絶好の観望日和になりそうです。

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ここは展望台。向こうは谷川岳です。

夕日が榛名山に沈むところです。右は浅間山。

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あそこに機材を設営しようと思ったのですが、先客がいます。天文マニアではなさそう。車種からすると走り屋さんっぽいです。車を並べて写真撮りまくっています。早く行かないかなーと思ったのですが、日が沈んでもなかなか帰らない。しかたなくちょっと眺望の悪い隅っこに設置を始めました。でもさすがに暗くなりかけたころ、爆音を轟かせて帰って行きました。機材の移動です。

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こんな風に設置しました。雪は5cmくらい。地面は未舗装でちょっと安定しませんがまあ、ガイド撮影でないし問題ないです。

榛名山の上に現れた木星と土星大接近。

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コンデジですが、なかなか無限遠にピントが合わず、拡大するとピンボケなのがちょっと残念。一応別れて見えますね。私は裸眼では分離できませんでした。乱視のメガネをかけるとなんとか分離して見えました。

今月からのシリーズもこれで完結です。

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mini Borg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、EOS 60D、CD-1で恒星時ガイド、露出4秒

HD800でも撮りました。シーイングは悪いし、木星と土星の光度差があって縞模様と輪っかは一緒には写りません。なんとか処理してそちらは後日アップします。

18時には撤収しました。まだ木星と土星は高かったですが、十分楽しめました。帰宅は20時45分。普段と同じ時間です。行ったことは家族には黙っています。次は止められそうなので。ちなみに県外ではトイレのために道の駅に数分立ち寄っただけです。現地以外は車から出ていません。ちゃんとディスタンス保ちました。

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2020年12月18日 (金)

プランを練る

今日は夕方比較的晴れ間が多く、木星と土星の接近を見ることができました。晴れ間といってもいいお天気というわけではなく、冬型が強まると風が強くてちぎれた雲の間から青空が覗く、といった感じです。ですので雲から出たり入ったり、風も冷たくて普通なら星見なんてしない天気です。職場からは比較的雲が多そうだったので、仕事を早めに切り上げ、自宅駐車場に向かいました。

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雲がとても早い。完全に雲から出ているショットも撮れたのですが、ブレやピンボケだったので少し雲のかかったこの写真にしました。日に日に近づいています。

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コンデジでも撮ってみました。視力が落ちたので裸眼ではすでにちょっと見では2つに見えないくらいです。

最接近時の撮影プランですが、HD800(2000mm)にAPS-Cカメラをつけることにしました。うまく行けば木星の縞と土星の輪が撮れるのでは、と期待しています。4000mmでも同一視野に入ります。余裕があれば2倍テレプラスをつけて撮ってみたいです。フォーサーズのC-MOSカメラで動画とも思いましたが、パソコンは必要だし、設営に時間がかかり機材も多くなるので辞めました。短時間勝負なので失敗は避けたいです。そもそも低空だし、シーイングは全く期待できないので無駄になりそうです。EQ6PROは重いし、半据付でバラすのも大変なのでCG-4(EQ3 GOTO)です。追尾といっても数秒なので問題ないでしょう。今日動作チェックをして車に積み込みました。HD800の光軸が心配ですが、合わせることができなかったので運任せです。大事なお天気ですが、21日はGPVによると夕方雲が切れそうな感じがします。21日は新潟で待機します。22日は新潟の魚沼から南のほうが晴れるような感じです。ただ、魚沼あたりは今回の雪で機材の設置が難しそうなので一気に群馬県まで行こうと思っています。群馬県なら月夜野あたりと思っていたのですが、やっぱりそのあたりも積雪だと思うので、土地勘のないとことで迷うより前橋まで行こうかと思っています。前橋は若干土地勘あるので撮影場所はもう決まっています。ここまでは雪はないでしょう。22日は雨マークですので、間違っても今回のような立ち往生は起きないでしょう。あ、大事なことですが、撮影地以外では車から降りません。買い物も高速乗る前に新潟県のコンビニで済ませておきます。さくっと撮って18時には撤収します。道が普通なら21時には家に着きます。普段の帰宅時間です。家族もまさか県外まで行ったなんて思わないでしょう。でも21日に1枚でも撮れれば22日は行かないつもりです。できればそれが希望。世紀の瞬間ですが、ひと目見れればそれで満足です。

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2020年12月17日 (木)

一瞬を逃す

今日は木星と土星大接近のプレイベントともいえる、月が近づく日。新潟市は日中結構晴れ間があったので少しだけなら見えるだろうと大きな期待をしていました。17時すぎ、一応終業時間を待って出かけました。雲間からよく見えます。いつもの集落の外れのたんぼ道へ。北極星も見えるのでポタ赤を出して極軸合わせをします。望遠鏡を取り付け、まずは木星と土星のアップと撮ろうとレンズを向けます。ファインダーに入ったところは見ました、この間よりもかなり近い。シャッターを押そうとケーブルスイッチに手をやりますが、ない。望遠鏡を取り付けるときにポタ赤に絡まってしまったようです。暗くてよくわからない。探し当ててシャッターを押そうとしましたが、なんと雲に隠れてしまいました。この間ほんの数秒なのですが、雲が速くてあっという間でした。まあ、速いならまたすぐに顔を出すだろうとしばらく待ってみましたが、一向に出てきません。月の光すら見えません。そのうち向こうが霞んできました。雪が迫ってきているようです。30分待ちましたが全く雲が切れる気配がないのであきらめました。車の外に出てみたら雪がちらついています。せっかくのイベントを逃しました。でもこういうことは想定していたので、途中道ばたに止まってコンデジで1枚押さえておきました。

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きちんとした機材で撮りたかったですが、仕方ないですね。記念に撮れただけよしとします。

関越道が大変なことになっています。雪に強くて、一時的に除雪で止まることはあってもこんなになることは今までなかったです。よほどすごい降り方だったのでしょうね。ともすれば、21日か22日はそこを通って関東に行くつもりなのですが、それまでに復旧するでしょうか。今のところの天気は21日は新潟県はだめっぽいですが、22日はやや持ち直し、もしかしたら関東まで行かずとも魚沼あたりでも見られるかもしれません。直前まで判断に迷うことになりそうです。

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2020年12月13日 (日)

雪が降る前に

明日からは大雪になるかもしれない予報ですが、夕方一時的に晴れました。昼は冬の新潟特有の鉛色の空で、雨交じりでしたが、日が沈むころ散歩に出てみたら西の水平線がわずかに明るいです。もしかしたら晴れるかな、と思ったのですが、まさかでした。可能性があろうがなかろうが、ちょっと立ったすきに窓の外を見るのが習慣になっています。西の空に明るい星が見えて、外に出てみたらほぼ快晴でした。急いで駐車場に行き積んであった機材をセットして速攻で撮りました。

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まだ薄明残る青い空での木星と土星です。

カメラレンズでも撮ってみました。

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だいぶ近くなりました。物星台からでも向かいの屋根越しになんとか見えますし、2階の窓からはばっちりです。最接近当日晴れるなら家の中からでも撮れそうですが、機材を運び上げるのが大変なのでどこかの屋外で撮ることになるんでしょうね。できれば新潟で撮りたい。まだ予報は出ませんがどうなるでしょう。

 

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2020年12月 9日 (水)

すべてがラッキー

なんとまさかの快晴。晴れそうな予報だったのでちょっとは期待していました。たまたまですが、ちょうど北区に用事ができ、帰りに新発田のほうにでも撮影に行けそうかな、とか思って一応機材を積んで出かけました。でも日が沈んでも雲はまだ多く、快晴にはほど遠い。しかし仕事を終えて18時頃外に出てきたら雲一つない快晴ではないですか。やったー!運良く晴れて、運良くそっち方面に用事ができて、すべてが運のいいほうに向かいました。久しぶりに山のほうへ行こうと思います。しかしその前に撮るものが。木星と土星です。山のほうに着いた頃には沈んでいるかもしれません。そこでとりあえず福島潟に行ってみました。遊潟広場の駐車場へ。民家の屋根越しですが、木星土星がよく見えます。

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透明度もいいので30秒露光してみました。4枚コンポジット。木星の衛星と土星のタイタン、周辺の星々も写りました。

これの撮影後、新発田の山のほうへ向かいます。50分くらいかかり、着いたのは19時30分頃。30分くらいでさくっと撮って帰るつもり。あまり満足のいく写真は撮れませんでしたが、久々の暗い空を堪能しました。

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2020年12月 6日 (日)

雲間から

今日の新潟は不安定な天気でした。晴れたり曇ったり雨が降ったりをローテーションしていました。夕焼けはきれいだったので、もしかしたら日が沈んだあとに晴れるかな、と期待したのですがなかなか雲が取れません。あきらめてお風呂に入ろうと思って窓の外を見たら木星がはっきり見えています。急いで車のところに行きます。駐車場からはよく見えるのでそこから撮影です。

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時間がないと思い、ポタ赤はあきらめ、カメラ三脚固定です。4秒ですので流れています。もうちょっと前は完全に雲の外ではっきり見えていたのですが、すぐに雲に入り、この時は肉眼では土星が見えませんでした。このあとはもう2度と雲から出ることはなかったのでこれ1枚です。まあ、記録です。大雑把に北が上になるような構図にしましたが、だいたいあっていたようです。同じ光学系で撮ってだんだん近づいていくのを楽しもうと思います。

しかし、最接近時はおおぐま座のミザールとアルコルより近づくのですね。あれは私はぎりぎり分離できます。あれより近いとなると自信がありません。いかに今回は超接近するのかが、実感としてわかった気がします。

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2020年12月 2日 (水)

いよいよ今月近づきます

今月の21~22日、木星と土星が超大接近します。この2つが接近するのは20年毎ですが、ここまで接近するのはこの先数千年後だそうです。今回は0.1度以下。月の半径の半分以下です。肉眼ではぱっと見分離できないかもしれません。

これからだんだん近づいていく様子を記録に残したいと思います。今日は薄雲ながら見えていたので早速撮ってみました。

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mini Borg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、EOS 60D

今日の段階でも普段ならイベントものですね。露出は4秒。オーバー気味ですが、木星の衛星が見えますし、土星も楕円に見えます。ポタ赤で追尾しています。

こんな感じで少なくとも今月いっぱいは見えてれば撮っていこうと思います。

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2020年10月31日 (土)

国立天文台によると

某国営放送のテレビで言っていましたが、今日は国立天文台によると満月なんだそうです。国立天文台・・・という言葉を聞いて、次にくるのは最遠とか、ブルームーンというのを想像しましたが、ちょっと拍子抜け。そんなの新聞の月齢欄見てもわかるのにね。本当に問い合わせて聞いたのでしょうか。裏を取らねばという報道機関の性なのでしょうかね。

満月というのは結構好きです。天体写真撮るにはじゃまですが、月そのものを鑑賞するには薄明残る空にまん丸が昇ってくるのは美しいです。待ち構えて山から顔を出すところを捉えました。

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ちょっと場所が外れました。電線がじゃまです。

半分出たところ。定義的にはこれが月の出でしょうかね。

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昇り切ったところ。月はオレンジですが、空が青くてなんとなくブルームーンの名にふさわしいっぽい。

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しかしブルームーンって天文学的にはなんの意味もないですよね。人間が決めたひと月に2回満月があるからってそれがなに?って感じです。まあ、それをいっちゃ十五夜とかもみんなそうですが。

ここでの撮影を終え、少し走ったら電線にじゃまされないベストな場所がありました。

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いちおうストリートビューでロケハンしたのですが、もう少しよく調べればよかったです。次はここにします。

帰ってからHD800でも撮影してみました。

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レデューサー付けて1400mmの直焦点です。APS-Cサイズですが。全体が1枚に入りました。最遠だからこそで、最近だとはみ出してしまいます。月食に向けてフルサイズが欲しくなりましたが、動機が満月を撮りたいというのもね。

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2020年10月30日 (金)

年明けの楽しみ

鬼が笑いそうですが、来年の話です。1月早々に3惑星と細い月が接近します。

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2021年1月14日17時20分頃です。視野角はAPS-Cの135mmです。フルサイズなら200mmでしょうか。すっぽりと入ります。しかし難物でしょうね。日没後30分でほぼ地平線すれすれですし、まだ薄明が明るいので見えるかどうか。土星はまず眼視では無理なんじゃないでしょうか。しかし難しいと言われれば言われるほどものにしたくなってきます。日没直後にAZ-GTiで自動導入して追ってみます。最初に見つけられるのは案外水星かもしれません。月齢1の月は意外に見えにくく、少し暗くならないと見えてこないかもしれません。まあ、ダメ元で狙ってみたいです。こういうのわくわくします。でも真冬ですからね。天気次第ですが。

 

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