2020年5月15日 (金)

金星と下弦の月

13~14日はよく晴れました。2日続けて晴れるのは新潟では珍しいかも。

14日の夕方、ちょっと早く帰宅して金星を撮ってみました。

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シーイングが悪くてウェーブレットかけると歪んでしまうのでスタックしただけです。内合は6月4日です。今年は金星は太陽に近いので内合挟んで1週間は撮影不可能。来週末くらいまでが限度でしょうか。もう1回くらいしか撮るチャンスがないかもしれません。

我が家から東の視界が良くなったので、下弦の月の出を狙ってみました。

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しかし低空に雲があったようで、予定時刻の20分過ぎくらいにようやく雲間から顔を出しました。まあ、またいつでも撮れます。楽しみがひとつ増えました。

13日と14日も銀河を撮影しましたが、処理が面倒でまだやっていません。たぶん失敗ですがまあ出来るところまでやってみます。

 

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2020年5月13日 (水)

月と二大惑星接近

今日13日は月と木星、土星が接近する日。真夜中ですし、あんまり興味にある現象じゃないのですが、先日我が家の庭の夾竹桃を伐採したら視界が大変良くなり、リビングから眺めることができるようになったので撮影してみることにしました。雲が多く、透明度も悪くて月の出をだいぶ過ぎても見えてきません。木星はかろうじて見えます。かなり時間が経ってからようやく雲間から月が顔を覗かせました。土星はというと、こちらは暗いのでなかなか見つかりません。双眼鏡でなんとか見えたというところで撮影。手持ちのレンズが200mmのコ・ボーグしかありません。全部入らないので2枚モザイクで撮ってみました。

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土星はやっと写った、という感じ。構図もうまく決まりませんが、まあ、記念撮影ということで。

リビングからの眺めが俄然良くなりました。東の方はほぼ遮るものがないので、月の出、日の出の瞬間を居ながらにして見ることができます。元旦の初日の出もわざわざ外に出なくてもコタツの中から拝むことができます。夾竹桃の伐採は自分でやりましたがだいぶ苦労しました。人生初のチェーンソーを使って切り倒しました。このあたりのことは今度書くかもしれません。

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2020年5月11日 (月)

物星台からの星空

こんなものを作ってみました。

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100均で買った星座早見に透明クリアファイルを切って貼り、なにやら下手な落書きをしたもの。

これ、我が家のベランダ、通称、物星台から見える視界です。まあ、結構絶望的なものがあります。真南に電柱が鎮座しています。そこから何本も西に電線が走っています。北から東は我が家、東から南はお隣さんの家がブロックしています。まともに使えるのは天頂付近といったところです。北極星がぎりぎり見えるので赤道儀の設置は不便ないのですが、これはたまたまで、製作前は見えるかどうかとか検証しませんでした。ラッキーといえばラッキーです。見える範囲が限られているので、撮影プランを立てるのに作ってみました。大熊座やカシオペアは比較的長く見ることができます。天頂付近を通るはくちょう座やM31あたりも撮りやすい対象です。苦手なのは赤道付近にあるオリオン座などです。ちょうど三つ星のあたりに電線があってそれがほぼ赤道と重なるように走っています。最大の難点は天頂近くを走る3本の太い電線ですね。結構撮影中にここを通過することが多いです。これには鳥よけの細工がしてあって目立ちます。まあ、これはうちが電力会社などに頼んで付けてもらったので文句は言えません。ないと物星台がフンだらけになります。ちなみに電気と通信と各社違った種類の鳥よけになっています。比較的目立たないものもあるので全部それに統一してくれればいいのですが、どうもそうはいかないようです。付けてもらうのは無料なので、フン害にお困りのかたは各会社の相談窓口にお電話を。

実写です。

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電線のジャングルですね。まあ、星見には厳しい環境ですが、撮れる対象を絞ってなんとか工夫しながらやっていきます。

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2020年5月 7日 (木)

フラワームーンの宵

今日の夕方は快晴。GWも開けたばかりで比較的ヒマ。そういえば今日は満月。あまりチャンスがない満月の出でも撮ろうと思いつき日没直前に出かけました。

途中、いつものお気に入りの角田と弥彦の見える田園風景の場所へ。この時期は水を張った田んぼに沈む夕日が美しい。案の定何人かのカメラマンがいます。一番いい場所を取られていました。仕方がないので少し離れたところから。

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黄金色の水田が美しいですが(かなりレタッチ)視野の外ぎりぎりにゴミ焼却施設があります。写真っていかに余計なものを取り除いて風景を切り出すかですね。

メインは月の出の瞬間です。さっきのところから数分離れたところに三脚立てて準備します。だいたいあの辺りから出るだろうと見当つけていましたが、ちょっと外れました。気がついたときはすでに半分が出ていました。

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このあたり電線とか、前景が雑多でロケーションがあまりよくありません。前もって場所の選定すればよかったです。

高速道路の向こうに登った満月。

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まあでもよく見ると、こういう人間の経済活動が感じられる風景の中の月も案外いいのかも。

田んぼに映る満月ロード。

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今日はフラワームーンというんだそうです。先月がピンクムーン?なんか毎月満月に名前が付いていてあんまり有難味がないですが、一般の人が月を眺めるきっかけになっていいのかもしれません。

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2020年5月 5日 (火)

真昼の金星

今日は昨日と打って変わって肌寒い。その代わり、透明度は良かったです。これならかなり太陽の高度が高くても金星が見えるだろうと挑戦してみました。ステラナビゲータで大体の場所を把握し、そのあたりを双眼鏡で捜索してみます。おお、見えるではありませんか。時間は16時前。まだだいぶ太陽は高く、かがっぽい(新潟の方言で眩しいこと)です。ちょっと双眼鏡がぶれると動いたように見え、初めは飛行機かと思いました。裸眼ではどうかと見てみましたがなかなか見えにくい。心の目で見てなんとなく存在する感じです。あの辺にあるということがわかっていないとまず見つけることはできないと思います。

写真を撮ってみました。望遠鏡使えば当たり前に写りますので、ここはコンデジで撮ってみました。

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目印になるように、あえて電線を入れてみました。わかるでしょうか。

トリミングして拡大してみました。

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写っていますね。ちなみにカメラはPowerShop G7X、オートだとまずピント合わないのでマニュアルフォーカスにして無限遠で撮りました。一応三脚固定。高速シャッターとはいえ、手持ちだと金星がぶれて写らない可能性もあります。

夕方の太陽が沈む数分前くらいは楽に見つけることができますが、これだけ太陽が高い時に見たのは数十年前、乗鞍で見た時以来かもしれません。そのときは正確な場所の見当が付かなくても紺色の空の中に難なく見つけることができました。さすが、宇宙に近いだけありました。そんな機会があったらまた見てみたいものです。

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2019年11月 8日 (金)

初心に返る

ばっちり快晴という空でもないですが、そこそこ晴れているので望遠鏡を出してみました。とはいえまもなく満月。月くらいしか撮れません。

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初心に返ってコリメート撮影してみました。昔はファインダー覗きながらつらい姿勢で撮ったものですが、今はバリアングルモニターでライブビューできますから楽なものです。G7Xの手持ちです。とはいえ像はそこそこ。昔はこんなのが撮れただけでもうれしかったものでした。

モノクロCMOSカメラでも撮ってみました。

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ノートリミングです。1枚に納めるにはこれが限界です。満月撮るには2枚モザイクが必要です。新たなCMOSカメラ購入も模索中です。

よく晴れているのでこんなものにも向けてみました。

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プレアデス星団です。左下はアルキオネですね。全体は入りません・2秒露出を23枚コンポジットしました。これくらいなら経緯台でガイドなしでも点像になります。月がないときにちょうど視野に入るくらいの散開星団撮ったら楽しめそうですね。

ガチな撮影からは遠ざかっていますが、案外こういうゆるい星見も楽しいものです。肩の力抜いて気が楽になった気分です。

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2019年11月 4日 (月)

今年は晴れない

大体文化の日前後は晴れることが多いです。去年も確か11月3日4日と快晴で天体撮影、紅葉見物に出かけました。そんな晴れの特異日ですが、今年は時雨れがち。まあ、しかし以前のように晴れないからといって焦ることもなく、そのとき見れるものを見ればいいや、と達観したら気持ちも楽になりました。

そんなわけで雲の間から時折顔を覗かせていた上限の月でも撮ってみました。

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10cm反射(SE-AT100n)とQHY5LⅡ。動画です。ノートリミング、解像度変更もなし。モザイクしなくても1枚に収まりました。

物星台で撮っていたらお向かいさんがこちらをじっと見ています。何だろう・・・と思っていたら声をかけてきました。望遠鏡らしきものが見えたので気になっていたようです。星マニアと思ったらそうでもなく、夜の仕事帰りに星空を眺めて癒やされている、という一般のちょっと星好きくらいだそうです。残念ながら今日はPC画面だけで、眼視ではお見せ出来なかったのですが、次の機会には見ていただこうと思います。ご近所観望会というのもありかもしれないですね。

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2019年9月25日 (水)

デネブを撮ってみた

台風も去り、ようやく晴れマークが出てきました。今日は晴れるかと期待していたのですが、意に反して曇りベース。月もないし透明度もそこそこいいのにがっかりです。星は出ているのでちょっと試したいことがあったのでやってみました。10cm反射(SE-AT100n)にCMOSカメラを付けてみました。明るいし、手軽に電視観望できればいいな、と思ったのですがうまくいきません。ASI290MCもASI1600MC-COOLもピントがでません。ドロチューブが長い。眼視専用なので撮影のことは考えていないのでしょうね。じゃあと思いガイドカメラに使っているQHY5LⅡを付けてみました。おお、これではちゃんとピントがでます。カメラ全体がスリーブですので自由度があります。

雲間からデネブが見えたので撮ってみました。

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SharpCapでライブスタックしています。しかし豆粒センサーですし、ゲインもあまり上げられないようですし、そもそもモノクロ。電視観望的にはどうなんでしょう。QHYのカメラならどれも合焦しそう。でもこれだけのために買うのもね。それと、屋外でノートパソコン使ってAZ-GTiを操るのはかなりきつい。リモートで家の中から操作ならいいんでしょうけど。どうもSE-AT100nを使った電視観望は計画倒れになりそうです。

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2019年9月13日 (金)

お月見

今日は中秋の名月。我が家はお月見をしました。ススキは昨日のうちに仕事帰りに川の土手から採ってきました。うちは・・・と言っても私くらいなのですが、こういう年中行事が好きでほぼ欠かしません。

物星台にお供え物をしました。

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今年は月見草も。スーパーで買ったお団子も供えました。家族もいっしょに眺めていました。スマホで一生懸命写真撮っていましたから、きっとSNSにでも上げるんでしょう。こんなことやる家なんて今は少ないでしょうから、案外ウケているかも。

中秋の名月は結構晴天率いいような気がしています。しかし今年は近年まれにみる素晴らしい快晴。透明度も高く月が本当にきれいです。

お月見のあと、せっかくなのでHD800を上げて写真撮ってみました。

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全くのJPEG撮って出し。解像度以外なんにもいじっていません。トリミングもしていません。月といえどもいくらか色調とかコントラストとかいじらないときれいにならないのですが、今日の月はすっぴん。この時期の月を愛でるという昔の日本人の感性って素晴らしいですね。とはいえ、なぜ満月期に晴れるんだー、とちょっと恨み節をつぶやくのも星屋の性ですね。

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2019年8月 4日 (日)

セカンド撮影地へ

ホーム撮影地もいつまでも安住の地でなくなりつつあるようで、最近は時間のあるときは別のところに行くこともあります。村上市の向こう、天蓋高原です。新潟、いや日本屈指の星見スポットでもありますが、関東圏からは遠すぎるのでそれほど多くのマニアは訪れません。それでも晴れた日には人を見かけないことはないです。交流広場は駐車場も広く、トイレ、水も整備されていますので普通はみなさんここで撮影されるようです。しかし、私はどうもいろいろ車が出入りするところは好きではありません。ですので私はいつもここから少し離れた農道で撮影をすることにしています。まず誰も来ないし、交流広場よりも視界が開けていて、宇宙の真ん中に一人立つ気分が味わえるので最高です。

夕暮れの頃に到着しました。

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若干傾斜はありますが、地面は舗装されていますので機材は設営には困りません。農道とはいえ、ここだけ広い。車駐めて機材をいくつか立てても余裕があります。メイン機材での撮影は相変わらず忘れ物とか、失敗続きで今回も成果はほぼなしです。しかし夏の一日を宇宙の真ん中で過ごせたことがなによりの幸せです。

撤収間際に撮った星空

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パノラマ合成しました。左のオレンジは村上市の灯りです。日本屈指の星空とはいえ、あの方角だけは残念です。右にも青い灯りが。あちらには大きな街はないのですが、光の色からして都市光ではないようです。こういう灯りが周囲にいくつかありますが、もしかしたら日本海の漁り火かもしれません。あれも光害なんでしょうけど、見ている分には美しいと感じました。

機材を撤収中に車が1台やってきました。この時間、こんなところに来るのは同業者以外にありません。と思ったら通り過ぎて行きました。星屋さんなら声をかけてくると思いましたが、そうでないところを見るとただ走り屋さんかもしれません。たまに農道の真ん中でカメラを放置して撮ることもありますが、やらなくてよかったです。誰もこないだろうとは思えど、車も脇に駐め、機材も車が通れるスペースを空けて設置したのですが、正解でした。夏の夜の天蓋高原は星屋さん以外にもいろいろな人が集まります。

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