2019年8月10日 (土)

シーイング良・・・ですが

今日も暑い。久々に夕方比較的早い時間に帰れたので望遠鏡覗くことにしました。赤道儀は数日前から物星台に設置しっぱなしです。筒を載せるだけ。案外シーイングは良さそうです。最良とか行きませんが、良くらい。

201908103

HD800+ASI290MC、SharpCap、AutoStakkert、Registax

割とよく撮れたと思います。そこで2倍バローを付けてみました。

201908101

う~ん、何ですかね。像が悪くなっています。そもそも余計な光学系を追加するわけですからいくらかの劣化があるのは当然だとしても、解像度もコントラストも落ちている。バローレンズの品質が悪いのか。やっぱり安物はだめなのかなあ。最近あるブログでこれとほぼ同じ光学系とカメラでこれより遥かに素晴らしい作品を見ました。解はあるので感張ればそこまで行けるということです。まず疑わしいのが光軸です。きちんと合っていないというのは明らかなのですが、どうにもコツがつかめません。そもそも最近は夕方晴れてもすぐに曇られてしまうので、じっくり合わせるということができません。その次はバローの買い換えですかね。パワーメイトが欲しいけど高いし、さほど大きな差はないという記事も見るし、悩ましいところです。やっぱり光軸きちんと合わせて良シーイングを待つしかないんですかね。惑星は写すだけなら簡単だけど極めるというのはすごく難しいです。

 

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2019年8月 6日 (火)

らせん星雲

タイトルが思いつかないので、そのものずばりです。

201908033

R200SS 20cm 800mm(コマコレPHで760mm F3.8)、Astro 60D(約-5℃)、ISO3200、300秒×10枚、EQ6PROオートガイド、ガイド鏡ペンシルボーグ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding RAP2、ステライメージ、StarNet++、Flat Aide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

私的にはちょっと画像処理をまじめにやってみました。まあ、決して褒められた出来ではないのですが。中心部は青が正解なのか、緑が正解なのかわかりません。私は涼しげな青が好きなのでこんな感じにしました。周辺はもっと赤かったのですが、派手なのは好まないので抑え気味にしてあります。撮影者の好みが出る対象だと思います。

この日も重要なものを忘れました。ガイドカメラ用のUSBケーブル。なにかないかと探し回ったら、自作シャッターコントローラーに付いていました。しかし短い。ぎりぎりなのでパソコンを持ち上げる工夫をしたりと涙ぐましい努力でした。機材の整理整頓が苦手です。いつもぐちゃぐちゃ。だから忘れるんです。みなさんきちんと機材管理していますよね。私はだめです。

さらに言うと、本当はこの日の狙いはM20三裂星雲だったのですが、だめでした。なぜか視野の真ん中に入らない。自動導入で近傍の恒星は入るのに、M20を指定すると全く外れてしまいます。理由がわかりません。なんとか手動で真ん中に入れてガイドしてみますが、どうしても流れてしまう。時間も勿体ないので止めました。今までM20をきちんと撮ったことがありません。どうも相性が悪いみたいです。子どもの頃からの憧れの対象なんですが、一生撮れず終いになるかもしれません。

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2019年6月 4日 (火)

よい子はまねをしないように

昨日、木星が南中に近づくまでの間、時間が勿体ないので光害地でも撮れる明るい惑星状星雲を撮ってみました。M57ですね。カメラは惑星用のASI290MCをそのまま使いました。ガイドもなしでいいか、と思いましたが、さすがに2000mmだと30秒ではぶれます。でもオフアキにするのは面倒なのでガイド鏡を載せました。露出1分で30枚ほど撮りましたが、結局ガイドミスが多く、14枚しか使えませんでした。それもぴょんぴょん飛び跳ねていて、自動はもちろん、基準星打ってもコンポジットしてくれません。仕方がないので原始的に2枚ずつ手動で合わせました。しかし冷却でないのでノイズが酷い。一方向にガイドミスするときに出る、線状ノイズでとても鑑賞に堪えません。でもシーイングもまあまあだったし、自分史上最もでかく撮れたM57だったので無理矢理に画像処理してみました。

201906032

バックグラウンドスムーズを超かけて、ヒストグラムの左端の山を半分くらいばっさり切り落としました。色もど派手にしてみました。普通なら邪道のやり方です。よい子はまねしちゃいけません。背景はまっくら、微光星も消えてしまいましたが、明るい星雲だけにそこだけ見るとまあまあ迫力あるし、自分だけでひっそり悦に入っています。まあ、次の機会にはもうちょっとまともに撮ってみます。

新月期が終わったら長らく続いた晴天もお終いのようです。週末は梅雨入りしそうな雰囲気。でも19日でしたっけ、地味だけど今月最大のイベントがあります。楽しみですが晴れるかなあ。

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2019年5月29日 (水)

悲願のオメガ

寒冷前線通過後は透明度が良くなります。先週までの透明度の悪さとは打って変わって青い空。なんでもおとといは新潟県では史上初めて光化学スモッグが観測されたそうです。夕方までは南低空には雲がありましたが、積乱雲みたいなのでたぶん日が沈めば消えるだろうと、思い切って遠征することにしました。狙いはω星団。新潟市から半径1時間以内では新発田市のあそこ以外は撮影ポイントはないと思っています。20時頃到着しました。まだ薄明終了には30分ありますが、双眼鏡でも楽に見えます。思えば眼視できたのは初めてかもしれません。機材は面倒がないAZ-GTiとミニボーグにしました。子午線近いので経緯台でもそんなに視野回転しないだろうと。アライメント後、ωを導入したらちゃんと入っています。10秒程度の試し撮りでも十分確認できます。ωよりさらに低空の微恒星まで見えるし、透明度は最高です。ISO1600の1分でもカブリません。こんなことはかつてなかったです。2分かけても大丈夫。しかしガイドがうまくいかないのでISOを上げて1分にしました。こんなことならちゃんとした赤道儀持ってくるんでした。薄明終了ちょっと前から本撮影を始めました。

201905291

miniBorg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、EOS 60D(ノーマル)、ISO3200、60秒×18枚、AZ-GTi経緯台モード、ステライメージでフラット、ダーク、コンポジット、Photoshop CS6、FlatAide Proで画像処理、トリミング

今までで最高に良く撮れたω星団です。新潟の低空でも案外撮れるものですね。低空ゆえ、さかんに飛行機が横切っています。面倒なので消しません。まあ、南紀に行けばもっと凄いのが撮れるのでしょうが。新潟でこれだけ撮れれば御の字です。今度はもう少し長いレンズとちゃんとした赤道儀で撮ってみたいです。しかし次のチャンスはいつでしょう。もう永遠にないかもしれません。

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2019年5月27日 (月)

南北回転花火

25日の遠征ではメインの対象はまだ春の銀河でした。カメラは無難の冷却デジ一、ただ今回初めてSDカード記録にしないでパソコンから直接取り込むEOS Utilityを使ってみました。ピント合わせも楽だし、撮影中に結果がわかるのが便利です。自宅撮影では使ったことがありましたが、遠征では初めて。ちょと不安でしたがなんとかうまくいきました。導入に手こずるかと思いましたが、感度を最大に上げ、数十秒露光で対象が写るので、数回の調整で中央に導入することができました。まずはオフアキで。しかしなかなかガイドがうまく行きません。すぐにガイド星を見失ってしまいます。またボウズもいやなので、ガイド鏡方式に切り替えました。ガイド自身はミスしません。しかし出てきた画像を見ると流れています。やっぱり1400mmでもオフアキでないとダメなのか。再びオフアキに戻しました。そうしたらなぜかガイドがうまくいきます。う~ん、なんだったのか。まあ、これで撮影開始です。はき出される画像は今までにないくらい明るくてばっちり写っています。今回は成功かな・・・と思った終盤、感度をISO6400にしていたことに気がつきました。3200でもノイズっぽくて使わないのに、ましてや6400なんて失敗だー、と絶望的に。どうりで明るいはずです。まあでもコンポジットすればなんとかなるだろうとそのまま継続しました。20枚くらい撮る予定でしたが、月が出る時間になり中止。結局使えたコマは9枚でした。北の回転花火M101です。

201905252

Celestron Edge HD800 20cm 2000mm(レデューサで1400mm)、Astro 60D(約-14℃)、ISO6400、450秒×9枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RStacker、ステライメージ、Flat Aide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

ISO6400でもあんがい使えます。ただ枚数はもっと多くしたほうがいいでしょうね。元が暗い光学系なので恐れずに高感度で撮るのが正解なのかもしれません。

これを撮る前に南の回転花火と言われるM83を撮ってみました。

201905253

Celestron Edge HD800 20cm 2000mm(レデューサで1400mm)、Astro 60D(約-14℃)、ISO1600、450秒×3枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RStacker、ステライメージ、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

こちらもせめて8枚は撮ろうと思ったのですが、4枚目からガイドしなくなりました。子午線越えでストップです。まだ余裕があるので少し延ばせるように調整してみようと思います。しかしシーイングは超悪い。星がボテボテです。ガイドの失敗もそのせいかもしれません。まあ、M101はまだまだ研鑽しなければなりませんが、今年はこれで一応満足としたいと思います。やっぱり光害地で撮るのと全然違う。自宅撮影は楽ですが、遠征も怠らないようにしなければなりません。

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2019年5月18日 (土)

月も撮ります

苦手ではありますが、たまに月も撮ります。

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HD800とASI290MCで撮りました。シーイングが良かったのだと思います。今までにない良い出来です(自画自賛)。月って案外難しいです。月は割と軟調に仕上げるようにしています。天体写真ではコントラストのスライダーは普通右よりにしますが、月に限り左側に動かしています。フィルム時代でも4号とか5号の印画紙は星野用でしたが、月には3号や2号を使っていました。これくらいのクォリティーの画像をモザイクして月全体を写したいですが、根気がないです。いずれ遠征が出来なくなって自宅撮影専門になったときの楽しみに撮っておきます。

オマケです。同じ日に撮ったものです。いまいちなんですが、記録のためにアップしておきます。

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2019年5月12日 (日)

まさかの失敗

最近失敗ネタばかりです。ちょっと前、10~11日です。透明度は悪かったです。月は0時頃沈みますが、休日前だし2時間くらいは撮影できそうと、自宅から大型銀河でもと狙ってみました。今回はHD800にレデューサーを付けて1400mmでの撮影です。非常に楽です。オフアキでも簡単にガイド星が見つかりますし、ガイドも失敗しない。なにより明るい。拡大率がやや下がる以外はいいことずくめ。まだ月の残る23時頃から撮影を始めました。

M51です。

201905101

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、LPR-N、GAIN400、SharpCapで 300秒×9枚コンポジット、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

さて、月が沈んでから本番。M101を狙ってみます。大きい割には淡い。光害地ではなかなか難しいです。しかし時間の許す限り枚数を稼いでみたい。ガイド星も難なく見つかり、ガイドもミスなくばっちり決まっています。雲もまったく流れてきません。対象は天頂。若干透明度が悪い以外は最高のコンディションです。0時頃から始めました。パソコンの画像にもばっちり写っています。2時間撮ることにしました。その間ネット見たり、うたた寝しながら時間を過ごし、そろそろ終わりにしようとパソコンに向かいキャプチャー終了ボタンを押そうとしましたが、終了ボタンが押せません。なんと!!キャプチャー開始ボタンを押していませんでした。この2時間はなんだったのか・・・その絶望感たるや、パソコンの前で突っ伏して1分くらい動けませんでした。途中で機材トラブルとか、雲が出てきて失敗とかならまだ諦めもつきますが、全てが順調だっただけにがっかり感も半端じゃありません。かなりショック。2時でしたが、諦めがつかず、薄明開始まで撮ることにしました。

201905111

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、LPR-N、GAIN400、SharpCapで 360秒×14枚コンポジット、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

 やや西に傾きつつあり、電線通過のコマもあり画像はよくありません。ムラも多くあんまり美しくない。フォトコンで見る写真は鮮明で美しいですが、あれが簡単に写せるわけじゃない。思うよりもずっと淡く難物です。やっぱり光害地では難しいのかもしれませんね。それにしてもあの失敗は惜しかった。あれが成功していたらもうちょっとはマシになっていたかもしれません。

今日は午後から急速に透明度が上がってきました。非常にいい空です。ただし月がある。ここしばらく晴れ過ぎて疲れました。しばらく休みます。

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2019年5月 7日 (火)

ブラックホールからのジェット

GW中の晴れ間にいろいろなものを撮りました。でもみんな中途半端です。これぞというものは撮れませんでしたが、こんなものも撮っていました。

M87銀河

20190502

HD800(約2000mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、LPR-N、GAIN400、SharpCapで180秒×7枚、総露出21分、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6、画像処理、トリミング

2日に撮りました。最近世間を賑わせている、ブラックホールの可視化に成功した天体です。普通なら渦巻きのない楕円銀河で面白味もないのですが、時流に乗ってみたかったのと、ジェットが写るかなと思ってカメラを向けてみました。さすがの2000mmです。そこそこ写りました。あのジェットの長さは6~7000光年あって、今でも光速で伸びているのだとか。これまた壮大ですね。

しかし今日も晴れています。あんまり晴れすぎてちょっと風が強いという理由をつけて、機材設置を途中で止めて家に入ってしまいました。去年と比べると贅沢なことです。

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2019年5月 6日 (月)

宇宙の深淵

この連休はよく晴れました。4日の日も快晴。遠征したかったですが前日に家族ドライブで買ってきた山菜で宴会。とはいえ、せっかくの新月ですので自宅から撮影。終電の過ぎた0時過ぎから始めました。長焦点買ったら撮りたいとずっと思ってきたものです。

ヘルクレス座銀河団

201905041

HD800(約2000mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、GAIN350、SharpCapで600秒×5枚、総露出50分、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6、FlatAide Proで画像処理、若干トリミング

5億光年先の銀河団です。こういう宇宙の深淵を覗くような対象を撮るのが夢でした。導入はステラナビゲータを使い、冷却カメラのライブ映像見ながらやれば案外楽です。デジタル一眼とハンドコントローラでの導入だとどれだけ時間がかかることでしょう。PC様様です。しかし画像処理は難しいです。カブリがひどい。カメラのアンプノイズだと思うのですが、フラットで消えないカブリに悩まされました。ダーク引いたら少しは減りましたが光害ムラもあるのか、強調するとひどくなります。フォトショップで少しずつ消しましたがこの程度です。私にはこれが限界。このシリーズはこれからも撮り続けていこうと思います。

ところで、今日の地方紙に出ていたのですが、4日の夜、あの棚田で有名な十日町市(旧松代町)の星峠で、星景写真を撮りに来られたと思われる方が、車ごと崖から落ちて亡くなられたそうです。私の知る限りでは星の撮影での事故は初めて聞きました。ニュースにならないだけで結構あるのかもしれませんが、私も割と夜危ないところに撮影にいくこともあります。事故なんて起こりっこないと最近油断していました。肝に銘じないといけませんね。

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2019年5月 4日 (土)

今年のGW

今年は10連休です。こんなに長い休みは社会人になって以来初めてかもしれません。もう飽きました。かといって仕事したいわけではないのですが。しかし今回のGWはよく晴れています。新月期と重なり毎日撮影ができます。とはいえ、家族イベントもあるのでいつでも遠征できるわけではありません。自宅撮影中心になります。

3日に撮りました。M63ひまわり銀河です。

201905031

HD800(約2000mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、GAIN400、SharpCapで450秒×10枚、総露出75分、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

20枚ほど撮ったのですが、電車が通った時のコマは星が肥大するので使えません。肥大するならまだしも、編成が多い車両だと振動が大きくてガイド星が飛び、そこでガイドしなくなります。最終電車が通った0時過ぎからが本格撮影になります。その頃には光害も少なくなっているのでちょうどいいです。フラットがうまくいかないのでやっていません。トリミングでごまかしました。ガイドはうまく行きました。この間の失敗はなんだったのか。

今日もよく晴れています。透明度も高いし、できれば遠征したかった。しかし今日は昨日家族ドライブで買ってきた山菜料理パーティーです。物星台で撮影しています。明日はさしたるイベントもないので晴れれば遠征したいです。しかし天気は怪しい。なかなかうまくいかないものです。

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