2018年2月 2日 (金)

レグルス食は見た

皆既月食は新潟ではとうとう見ることができませんでした。月の光の1片すらも見ることのできない、完璧な曇り空でした。長年見てきて、失敗したと思った年でも月の光くらいは見えたものですが。それすら見えず。大敗北でした。

翌日は打って変わって快晴。新潟の冬に1回あるかないかというくらい晴れ渡った空でした。言ってもしょうがないことですが、1日違っていればなー

月食1日後の月です。

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HD800+0.7倍レデューサー(1400mm)。APS-Cサイズでぎりぎり。少し余裕が欲しいです。でもスーパームーンでこれなので、この光学系ではどんな月でも視野から欠けることはないとわかりました。

2日明け方はレグルス食でした。月食が見られなかったことを天が哀れんでか、この現象だけは見せてもらえました。

思えば星食って単に月と星が近づいている写真にしかならないので、絵的にはつまらないですね。やっぱり消える瞬間を見たいと思いませんか?そんなわけで今回は動画にしてみました。

準備に手間取っていたらみるみるうちに近づいていきます。とても速い。撮り始めたのは潜入30秒前でした。ぎりぎりセーフ。

恒星追尾モードにしました。追尾がうまくいっていれば出現も視野に入っているはず。と思っていましたが甘かった。結構ズレているようです。時間になっても現れません。目印になるメジャーなクレータもないので、運を天に任せて出てくるのを祈っていたのですが、諦めて視野を動かして探したら見つかりました。

もうかなり離れていました。ほんの1~2分なんですけど。それにしてもHD800直焦点でQHY5LⅡは狭すぎます。どこ撮ってるか全然わからない。やっぱり事前にテストしておくべきでした。次回チャンスがあるとしたらきっちりやります。惑星食撮ってみたいですね。

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2018年1月22日 (月)

M82

M82も撮りました。

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Celestron Edge HD800 20cm(2000mm)、Astro 60D(約-24℃)、LPS-P2/FF、ISO1600、8分×13枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RAP2、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

かに星雲を撮った後、20枚にセットして寝ました。薄明が始まる頃ちょうど終わるように。このあたりは屋根の上に登ったあとは電線にかかることがありません。一晩中でも撮影できます。目覚ましかけておきましたが、鳴る少し前に自分で目が覚めました。PCのモニター画面見たらガイドしていません。星が線を引いています。しかし失敗したのは最後の2枚で、15枚くらいは撮れていました。何が原因で止まったのでしょう。歩留まりは途中雲が通ったような2枚を除いて13枚でした。まあ、よしとします。

ガイドミスはほぼないですが、やっぱり光害地なのでしょう、画像処理するとカブリが汚いです。こればかりはどうしようもないです。それとLPS-P2を付けるとカラーバランスがおかしくなり、調整してもなんか色が変です。やっぱり暗いところで撮るのが王道ですね。

背景を黒くしすぎました。わかっていますが、これ以上明るくすると背景のムラが出ます。赤いバーストをもっとはっきり出したいですが、デジ一だと難しいかもしれません。割りと好きな対象なのでまた狙ってみます。

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2018年1月20日 (土)

かに星雲

こういう拡大撮影の対象はつい、そのものズバリのタイトルを付けてしまいます。

M1、かに星雲です。

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Celestron Edge HD800 20cm(2000mm)、Astro 60D(約-24℃)、LPS-P2/FF、ISO1600、8分×5枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RAP2、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

19日は21時頃から晴れる予報でした。早めに晴れれば遠征するするつもりだったのですが、夕方の時点で晴れていないと気が失せてしまいます。でも深夜には晴れると確信していたので、休日前ですし物星台からゆっくり撮ろうと機材を持って帰りました。22時になっても晴れません。だめかなあ、と半分諦めていたのですが、23時にようやく快晴。そこからやっと機材設営です。久しぶりなのでまごつき、始めたのが0時半でした。もう傾き始めていましたが、ずっと撮ろうと思っていた、かに星雲に望遠鏡を向けました。光害地でもありますし、赤いフィラメント構造も出したいのでLPS-P2フィルターを付けました。オフアキでなかなか星が見つからないと思ったらバーティノフマスクが付いていました。とんでもない時間のロス、気をつけねば。準備ができれば後は楽です。家に入ってPCから遠隔操作できます。構図の微調整も簡単。開始後はコタツでぬくぬくしてました。しかし、十数枚撮ったうち、半分くらいは失敗。恐れていた電線横断がありました。しかしそこで全く見えなくなるわけではなく、白いカブリが横断していきます。ガイドも中断するわけではないので、一応最後まで継続できます。しかし使えそうなコマは5枚だけでした。まるで足りません。でも結構このスタイルで行けそうなのがわかりましたから、次は電線横断がない時間にたっぷり撮影しようと思います。

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2017年12月 4日 (月)

やっぱりでかい

6月9日の最遠の月も撮っていたので比較してみました。

Supermoon

2つ横に並べるのが一般的ですが、金環日食風にしてみました。このほうが大きさの違いがよくわかると思います。

確かにでかい。ですがやっぱり比較して見ればわかることで、絶対視力?でもなければ気がつかないですね。

来月、1月31日の満月はブルームーンです。青く見えるのかと思いきや、ひと月に2回満月があることをいうのだそうです。結構珍しいらしく、前回は3年前の2015年7月31日でした。しかし、今回のはオレンジムーンというべきでしょうね。

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2017年12月 3日 (日)

でも満月は好き

昨日はちょっと過激なタイトルを付けてしまいました。でも満月は好きです。丸は美しい。クレーターが見えないから満月はつまらないという人もいますが、たとえそうであってもこの潔いまん丸は好きです。

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今日は北を上にしてみました。光学系は昨日と同じ。4日の0時47分が真の満月だそうです。これ撮ったのは3日の23時20分です。ほぼ満月でしょう。加えて4日の17時47分は最接近。いわゆるスーパームーン。まあ、これも今年のスーパームーンということでいいでしょう。出来れば真のスーパームーンの時間に撮ってみたい。ちょうど山から登ったばかりの時間なので風景的と一緒に撮れば絵になると思います。しかし天候的には怪しい。たぶんだめでしょう。

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2017年12月 2日 (土)

最もつまらない月

週末ですが満月に近い月があります。快晴ならまだ満月の星景も撮れるのですが雲間から月が顔を覗かせるくらい。しかし満月ちょっと前の月ってなんの面白みもないですね。まん丸でもなく、細くもなく、クレーターが見えるわけでもなく、薄明の中にあるわけでもなく、最も残念な月ですね。♪14番目の~月が~一番好き~♪という歌もありますが、写真的にはつまらないですね。

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mini Borg 45ED+1.4倍テレコンバータ+2倍テレプラス+EOS 60D(約840mm)、ノートリミング

4日はスーパームーンだそうです。17時47分が再接近。ちょうど登って20分後くらい。薄明の風景と一緒に撮れるかもしれませんがお天気は悪そうです。そういえば来月は満月が2回あるんですね。31日の満月は皆既月食です。こちらは最高に面白い月。新潟は天気が悪い時期ですが、絶対晴れて欲しいです。

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2017年11月13日 (月)

ほぼ初めての月

長い天文人生、下弦より細い月は写真に撮った記憶がありません。夜中にトイレに立った時以外、見たことも滅多にありません。なにせ朝が弱いので明け方に起きて写真撮ろうとか、よほどのイベントものでない限りありません。しかし、せっかく物星台ができたことですし、望遠鏡は寝る前にセットしておけば起きてすぐ撮影できます。13日明け方は晴れそうな予報。赤道儀をセットして寝ました。23時はまだ雲に覆われていましたが4時に起きると快晴。

見た感じはこんな風です。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、EOS 60D

東の空にこんな形の月ってすごく新鮮に見えます。

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レデューサーを外して2000mmでも撮ってみました。

この前日はレグルスの食だったんですね。撮ろうと思って家の窓からボーグで構えていたんですが、1時になっても晴れなかったので寝てしまいました。ちょっとだけでも記念に撮りたかったです。

なお、ちなみに物星台から見る西側はこんな感じ。

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もう電線のジャングルみたいです。こっち方面の撮影は厳しい。しかし視野角の狭い直焦点撮影なら電線に引っ掛かったコマだけ除外すればなんとかなるような気もします。一度試してみたいですが、なかなかチャンスがありません。

今日は夕方18時頃まで一面の雲でしたが、20時にはほぼ快晴になっていました。わかっていれば1時間でもいいのでちょっとテスト撮影したいことがあったのですが、こういうゲリラ的な晴れ間には心の準備ができません。

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2017年10月27日 (金)

失敗作でしたが

昨日の中途半端に終わった遠征の結果をちょっといじってみました。2枚モザイクのはずが1枚目の途中で雲に襲われ断念してしまいましたが、なんとか鑑賞に堪えるものができないかと、いろいろ試行錯誤してみました。こんなものができあがりました。

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R200SS+コマコレPH(760mm)、Astro 60D(約-17℃)、ISO1600、8分×3枚+2分×4枚+20秒×4枚、EQ6PROオートガイド ガイド鏡ペンシルボーグ ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RAP2にてフラット、Photoshop CS6、SI7で画像処理、トリミング

左右と2枚撮って横構図のM31にしようと思ったのですが、右の最後の1枚を撮っているときに雲に覆われてしまいました。久しぶりの遠征だったし無駄にするのも勿体ないのでこんな構図にしてしまいました。1部拡大だけでも大型銀河なら結構見栄えしますね。お決まり構図だけだとつまらないのでこういうのもいいかな、と思いました。

もうひとつ、ポタ赤で放置プレイで撮っていたものはダメ。ノーマル60DでISO3200はノイズまみれでとても見せられません。こちらは永久ボツです。

今日は期待を持たせながらもとうとう晴れませんでした。最近、予報のお日様マークは当てにならないです。

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2017年10月14日 (土)

昼の月

今日の午後1時頃でしょうか。西の空低く下弦をちょっと過ぎた月が見えました。昼の月って午前中に見ることが多いですが、午後に沈みかけたのを見ることは滅多にありません。太陽は高くて、月は低く、なかなか見えにくいというものあるのでしょうか、仕事で空を見ている余裕がない、というのもあるかもしれません。

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夜は明るく輝いて撮影の邪魔をしてくれますが、昼はぼんやりとしてちょっと寂しそうです。

昨日こいつが出る前にちょっと撮影しました。

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miniBorg 45ED+0.85倍レデューサー(255mm)、3分×7枚、Astro 60D(約-15℃)、ISO3200、CG-4オートガイド

レンズの露付きに見えますが付いていませんでした。雲で滲んだようです。30枚くらいの予定でしたが、雲に出たり入ったり、最後はほぼ雲に覆われたので中止しました。ガイドはわずかにミスがありますが、概ね点像です。しかしこれの前に撮った対象は半分以上が大きく流れていました。ガイドはあまり暴れていませんでしたから、どこかが緩かったのだと思います。どうもボーグパーツの締め方が緩かったようです。他もちょっと触ると動くような柔な架台ですから、慎重に扱わなければならないようです。このクラスにEQ6PROを持ち出すつもりはないのでもう少し工夫してみます。

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2017年10月 9日 (月)

あと1個

8日はほぼ快晴。久々の天文晴れです。しかし満月過ぎの月とあってはどうにもなりません。おまけに休日。なぜ満月期の休日に定めて晴れてくれるんでしょうか。まあでもこんな日でも撮れる対象はあります。かねてから撮りたかった海王星を撮影してみました。ちょうど衝を過ぎたばかり、いい位置にいます。あらかじめステラナビゲータで星図をプリントアウトして、ファインダーの視野円も書き込んで探しやすいように準備しました。結構簡単に見つかりました。確かに恒星とは違うと一目でわかります。人生初めての眼視と撮影をすることができました。

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今まで撮った惑星と並べました。同じ光学系です。天王星もこの日撮ったものと入れ替えました。

残るは水星。今年の春にチャンスがあったのですが、とうとう逃してしまいました。確か一度撮影した覚えがありますが、あまりに低空で写真にならなかったのでボツにした気がします。次に西空に顔を出すのを待ちます。しかし明日からはまたしばらく晴れマークがありません。満月を過ぎると天気が悪くなるという法則は保たれています。

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