2020年10月20日 (火)

光軸の重要性

今日はよく晴れました。この秋最高の快晴かもしれません。まだ新月期ではありますので、惑星撮影なんかほっぽらかしてDeep Sky撮影に集中したいところですが、火星の大シルチスがこっちを向いている時期なのでやっぱり撮っておこうと望遠鏡を向けました。シーイングはあまりよくはありませんが最悪でもなさそう。像を見たらなんだかボケている。こんなものかなあ、と思いながらもいろいろいじっていて、たまたまピントが外れた像をみたら光軸がかなりずれているではないですか。土曜日の撮影の時、入念に合わせたつもりだったのですが、全く合っていません。どうりで星像も変だった訳です。あらたに合わせ直して撮りました。

202010201

結構いいではないですか。私の中ではベストの部類です。

ちなみに合わせ直す前に撮ったものがこちら。

202010202

まるっきり違いますね。光軸が合っていないと全然解像度が落ちる、とはいいますが、いままであまり実感したことがありませんでした。大きな反省です。もしかしてこの数年間シュミカセの性能まったく生かしていなかったのかもしれません。合わせ方のコツも少しわかってきました。これからは毎回面倒がらず、必ず合わせて撮影に入ろうと思います。

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2020年10月19日 (月)

ボウズは免れました

やっとのことで晴れた新月期。なんとか2枚だけ撮影することができました。

小あれい星雲、M76

202010172

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、SharpCap、(GAIN200 300秒×10枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Starnet++、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

NGC6946

202010173

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、SharpCap、(GAIN200 360秒×10枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Starnet++、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

光軸ずれか、ピンぼけか、シーイングなのか、星像がいまいちです。隅のほうでは流れているのでスケアリングとやらも合っていないのでしょうか。そういう繊細な調整からは逃げているのでいつまでたっても上達しません。時間もなかったのでカラーカメラにしましたが、やっぱりモノクロにすべきでした。月に1回くらいは成果がないとなにかやり残した感がするのですが、なんとか満足です。明日はさらによく慣れそうな予報ですね。余裕もってじっくりプランを練って臨みたいと思います。

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2020年10月 2日 (金)

満月の日に

今日は満月。そこそこ晴れそうだし、風もないのでシーイングもいいかもしれないと思い、あらかじめ朝から望遠鏡を外に出しっ放しにしてきました。夕方早めに帰り、まもなくシーズンが終わりそうな木星、土星に向けてみました。しかし最悪。揺らぎがすごい。昨日もよくありませんでしたが、それよりもさらに悪いです。木星、土星は問題にならないので火星を撮ってみました。

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これもあんまり褒められた写りではありませんが、模様がちょっと変化に富んでいるので載せてみます。シレーンの海と太陽湖です。オリンポス山はわずかに存在がわかる程度。28日はよく写りましたが、惑星大家のWさんによると28日は今期最高のシーイングだったとか。それにあやかれなかった私は修行がまだまだ足りません。

中秋の名月は撮れませんでしたが、代わりに一日遅れで満月を撮ってみました。

202010021

望遠鏡はSE-AT100nです。カメラはASI290MC。入りきれないので上下2枚のモザイクです。ニュートンはシャープな像ですね。もっと活用しようと思います。

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2020年9月28日 (月)

今日の惑星

久しぶりに晴れましたので惑星に望遠鏡を向けてみました。

火星

202009281

比較的シーイングは良かったようです。模様の名前はよくわかりませんが、左下の白斑はオリンポス山のようです。

これを撮る前に土星も撮ってみました。

202009282

こちらはモノクロ。低空なのでシーイングは悪かったです。カシニの空隙が全周写っていません。ちなみに木星も撮りましたが、さらに低空でシーイングが悪かったので全くだめ。ボツにしました。

しばらく晴れが続きそうです。でも満月期。確か先月もそうでした。どうしてこう巡り合わせが悪いんでしょうね。

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2020年9月13日 (日)

必ず晴れる

12日は全国的に天気が悪く、新潟も昼は雲が多くて晴れそうな天候ではありませんでした。しかし必ず晴れると確信していました。素人の私でも当たる気圧配置です。温暖前線と寒冷前線の間は必ず晴れます。予想は的中。日没過ぎくらいまでは雲が多めでしたが、その後は快晴。ただ、風が強いです。まず木星と土星を撮ってみました。問題になりません。模様もカシニの空隙もボケボケ。ボツです。23時頃には火星も見える位置にきました、

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高度が高いだけあって、悪シーイングでもまあまあです。やっぱり高度は正義ですね。大シルチスとアリンの爪がいい位置で、最も火星らしい模様になりました。2年前の大接近の時は砂嵐で模様がほとんど見えませんでしたが、今年はくっきりしています。これからもっと近づくので楽しみです。

この日は透明度も結構良かったです。カシオペア付近の天の川も心なしか見えていたようです。火星を撮ったあと他になにか撮ろうかと随分悩みましたが、機材を替えるのが面倒で結局やめてしまいました。満月期はよく晴れる日が多かったですが、それを過ぎたらとたんに台風襲来とか、天気が悪くなった気がします。まもなく新月なのに焦ります。なかなかうまく行かないですね。

 

 

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2020年9月 8日 (火)

ADCの効果

台風による強風及びフェーン現象でシーイングが悪そうだったので、晴れていても久しく望遠鏡を向けることがありませんでした。しかし明日からしばらく雨の日が続きそうなので、予報に反してちょっと星sが見えていた今日、久しぶりに望遠鏡を向けてみました。目的はこの間買ったADCを試すこと。見る限りでは星は激しく瞬いているし、実際にカメラ向けてみてもさざ波が立っています。こんなんじゃテストになるのかなあ、と半信半疑でしたが、一応やってみました。まずはカラーCMOSカメラで合わせてみます。適当に動かすと確かに色が無くなったよう。モノクロの方が解像度がいいと思うので、そっちに付け替えてみました。

まず木星を撮ってみました。

21_21_45_g7_ap22

あれだけ酷いシーイングでしたがいつもよりも模様が鮮明です。ADCの効果はあるようです。

今度は土星

21_40_57_g7_ap13

あの酷いシーイングとは思えません。土星を撮っているときは若干シーイングは落ち着いているように見えましたが、それでも今までいくら頑張っても写らなかった、カシニの空隙の全周が写っています。シーイングが悪くてこれだけなので、いい時はもっとよく写るのではないかと思うとちょっと楽しいです。やっぱりADC買って良かったです。

もう少し待つと火星が見える位置に上がってくるのですが、ここで雲に覆われてしまいました。まあ、火星はこれからが本番です。焦らないでやっていきます。

 

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2020年8月26日 (水)

夏の惑星状星雲二体

1週間前の18日に撮りましたが、処理が面倒でずっと放置していました。夏の惑星状星雲です。

まずM57、環状星雲です。

202008181

HD800(約2000mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、L(GAIN120 180秒×13枚)、R(GAIN200 180秒×5枚)G(GAIN200 180秒×5枚)B(GAIN200 180秒×5枚)、 EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

M57は数え切れないほど撮りましたが、まるひ史上最もよく撮れたと思います。簡単に写りますが、きれいに撮るのは難しい対象です。中心を何色にしたらいいか悩みましたが、ブルー系にしました。グリーンもよく見ますが、こっちの方が涼しげで好きです。

同じ夜に撮ったM27、あれい星雲です。

202008182

HD800(約2000mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、L(GAIN120 180秒×10枚)、R(GAIN200 180秒×4枚)G(GAIN200 180秒×4枚)B(GAIN200 180秒×4枚)、 EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、ノートリミング

こちらも何度となく撮りましたが、一度大写ししたかった対象です。もう少し露出をかけたかったですが、星雲系は淡い部分を無理に持ち上げる処理は好きでないのでこれくらいでもいいのかもしれません。ちょっと色のバランスが変。ニュートンでないのに謎のスパイダーみたいな光条が出ています。電線かもしれません。なにかと問題も多いですが、惑星状星雲は光害地でもよく写るので楽しいです。

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2020年8月18日 (火)

とりあえず写してみたので

こんなものを撮ってみました。

M16_ge

天文ファンなら誰でもあこがれる創造の柱です。

とりあえず写ったというだけでとても作品とは言えないのでデータはなし。簡単に機材だけ言えば、HD800(2000mm)、ASI183MM Pro(モノクロのみ)、トリミング

本当はきちんとLRBG撮ってカラー化する予定でしたが、季節は遅く、低空だし、時間もないので中止しました。星がいびつなのはガイドミスでも光軸不良でもなく、電線越しだからです。輝星だと直線の光条が出てしまいます。まあそれでも光害地でこの程度まで写るとは思いませんでした。機会を見て再挑戦してみたいと思います。でも来年かな。

 

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2020年8月15日 (土)

今シーズン初の火星

ようやく火星を撮ることができました。我が家の物星台からだと東が隣の家に遮られているので、今は1時を過ぎないと見える位置に現れてくれません。

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15日の1時過ぎです。データはHD800+Powermate2.5x+ASI290MC、SharpCap、AutoStakkert、ステライメージ、Photoshop。いつもの惑星撮影と同じです。トリミングも同じ条件ですので大きさの比較になります。

シーイングは比較的良かったようです。というか、このとき見ていた木星、土星はそんなによくありませんでしたので、やはり高度が高いというのはとても大事なことなのだと改めて感じました。2年前の大接近のときは砂嵐でこんなに模様が写りませんでした。大シルチスがよく見えています。あと2ヶ月もするとこの1.5倍くらいになるのですね。衝が待ち遠しいです。

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2020年8月11日 (火)

ASI290MMファーストライト

昨日はよく晴れたのでこの間買ったASI290MMのファーストライトを行いました。ただ,シーイングは悪い。思うような結果にはなりませんでした。

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HD800+Powermate2.5x+ASI290MM、SharpCap、AutoStakkert、ステライメージ、Photoshop

さすがに感度が高いので70fps出ます。

せっかくなので290MCで撮ったカラー画像でLRGB合成してみました。

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色がちょっと気に入りません。

木星も撮ってみました。

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やっぱりモノクロはさみしいです。

大赤斑が出てきたので撮ってみたのですが、シーイングがさらに悪くなりめちゃくちゃでお見せができません。これはカラーのみで撮ったものです。

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今年は大赤斑がはっきり見えるようです。縞模様もはっきりしているようで、シーイングがいい時に撮ったらもっとよくなるかもしれません。ASI290MMの感想ですが、感度が高く撮りやすいけどやっぱりモノクロは物足りない。フィルターで色を付けるか、290MCと一緒にLRGB合成するか、ということになりそうです。でもよく見ると品質的には290MCのみでも大きな違いがないので、290MM買わずにADC買ったほうが幸せになれたのかな、とちょっと後悔も・・・

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