2009年11月13日 (金)

対日照かなあ?

ここ数日晴れる日がなく、この先も雨マークばかりのなか、今日は午後からやや晴れ。夕方にはほぼ快晴。今日は行けるかな、と思いわくわくして午後7時頃出かけようと思ったらなんと曇天。あきらめようかと思ったのですが、目的地の方角はなんとなく雲が切れている様子。どうせこの先は絶望的なのだからだめもととばかり無謀にも遠征地に出かけました。
まずは手前側の村松の撮影地に行ってみましたが、ほぼ曇天。オリオンあたりがわずかに雲が切れています。もしかしたら東に行けば晴れているのかと、さらに早出のほうに向かいました。予想はあたり、だいたい晴れています。うまいことに今日の目的、対日照のあたりだけ雲がありません。

で、撮ったのがこれです。

Img_1384

EOS Kiss X2 ISO1600 Zenitar 16mm F2.8(F4)で10分1枚です。M45の右側がそれっぽいです。透明度はいいのですが、なにせ雲間です。雲が飛んできたのかなあ、との疑いも消えません。ちなみに下のは雲です。

で、検証のためにもう一枚

Img_1385

こちらは6分2枚のコンポジットです。雲は少ないです。でも同じ光がありますね。

位置的には正しいのか。ステラナビゲータで調べた太陽の位置と正反対の位置はここです。

Photo

ここまで証拠がそろえば対日照だろうと思っていいのでしょうね。でもあれだけ難物と思いこんでいた対象がこんなにも簡単に写ってしまうというのが信じられません。ホントなんですかね。ほっぺをつねりたくなりました。

雲も多く風も強く、こんな日に撮影に出かけたのなんて新潟県内で私だけではないでしょうか。で、写したものがなんだかわからないただの光のシミだなんて、こんな趣味、とうてい一般人には理解できないでしょうね。

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2009年10月29日 (木)

どっちがいい?

先日の遠征時のM31です。

M310910241

60ED+0.85レデューサーです。EOS KissD改ノーフィルター、10分2枚をコンポジットしました。実は4枚の予定だったのですが、またもや謎のCFカードに保存されないというトラブルに見舞われ2枚のみです。
しかし、空がいいと2枚でも十分な感じです。私的には過去のどの光学系より一番よく撮れたと思っています。やっぱり天体写真は空ですね。

しかし、一日眺めていたら気に入らず、画像処理し直してみました。

M310910242

さて、どちらがいいでしょう。前者は中心部をダイナミックに表現していると思います。後者は銀河のトーンが自然なグラデーションになっている感じです。恒星も後者のほうがシャープできれいですね。私はやっぱり後者が好きです。見ていて飽きないM31はこれが初めてです。最近周辺を青く表現するのが流行で、それをならってみようとしたのですがうまいきません。フィルターなんでしょうかね。色には乏しい対象ですが、もう少しカラフルに表現したかったです。

何度もいいますが、やっぱり空がいいと違いますね。今まではいかに空が悪いところで撮った露光不足の画像を持ち上げて喜んでいたかがよくわかります。お気楽とはいえどもたまにはこういう試練?を経ないといい作品はできないですね。

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2009年10月27日 (火)

こんなところに流星

流星って意外と写真に写らないものですね。昔の雑誌を見ていてもよく流星の写真がありましたが、当時の低感度フィルムに写ったものは相当に明るいもの限定だったようですね。
先日の遠征時も大変たくさんの流星が見られましたが、写真にはなにも写っていませんでした。
しかし、思いもかけずこんなところに写っていました。

Crw_0344

101EDでバラ星雲の直焦点撮影をしたものですが、右側に写り込んでいます。人工衛星や飛行機ではないでしょう。明るさが変化していますから。広角レンズでもなかなか写らないのに、望遠鏡に入り込むとは、ちょっとラッキーな出来事なのかもしれません。

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2009年10月21日 (水)

これがスタイル

先日の遠征時に撮りましたM45プレヤデス星団です。

M45

101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改、ノーフィルター、15分×4枚+5分×2枚のコンポジットです。ちなみに×は加算平均、+は加算です。意識して星雲を白っぽくしてみました。最初青を強めてみたのですが、ハデハデになってしまい気に入らなかったので押さえてみました。今後こういう色を抑えた処理が流行る・・・と勝手に予言します。

私は天体写真のみならず、一般写真も昔からとり続けています。たいしたポリシーも持ち合わせていないのですが、一貫して意識にあるのが「見て楽しい写真」です。被写体からして一部の報道写真や芸術写真のような、あんまり見たくないなあ、と思うものにはカメラを向けません。
それから、そのときの機材、状況を考え、無理をしない撮り方をします。たとえば、SLを撮りにいって広角レンズしかなければ風景の点景にSLを添えるとか、雨の日だったら暗い感じにして力強さを出すとかです。
最近思うのは天体写真にもこの一貫したポリシーのようなものが無意識に出ているのかなあ、ということです。無理にトリミングして拡大しません。淡いものを無理矢理持ち上げるのは止めました。色彩強調もやりすぎません。
結果、ハイアマチュアのかたのような迫力ある作品にはほど遠くなりましたが、自分なりの「見て美しい」作品になっていると思います。
なーんて偉そうなこといいましたが、高級機材を持てず、画像処理の腕もあがらな言い訳にも聞こえそうですけどね。

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2009年10月19日 (月)

流星か?

15日は非常にたくさんの流星を見ました。オリオン座流星群には早いみたいですが、それだったのかもしれません。生まれて一度も流れ星を見たことがない、という人を聞きます。一般の人は流星は珍しい現象だと思っているみたいですが、見たけりゃ暗い空の下で1時間見上げていろ、といいたい。どんな日でも必ず一個は見られますよ。

N6946

NGC6946です。銀河と星団の間に光の線が見えます。飛行機か、人工衛星か、流星か、どれでしょうね。いつもはじゃまですが、こういうところに入り込むとなかなか乙なものですね。まるで仲のいい二人の間に割り込むような・・・しかし星が多い。多いと思ったらほぼ天の川の縁なんですね。
この日は眼視でM33を覗いている最中に流星らしきものが視野に入りました。さすがにこんなことは長年星を見てきましたが初めてです。願い事でも叶いますかね。

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2009年10月16日 (金)

今年一番の空

15日は雲ひとつなく、透明度も最高、さらに月もなくて今年一番の撮影日よりだったでしょうか。惜しむらくは休日前でなかったことです。
平日ですが、無理をして早出のほうまで遠征しました。M33です。

M33091015_2

101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改、ノーフィルターです。15分×4枚のコンポジットです。ガイドもばっちり、露対策も万全、ピントも実際に試し撮りして決めました。こちらも今年一番のできではないかと自負しています。
とりあえずさくっと画像処理しました。HⅡ領域が出ていません。あとでもう少し強調してみます。でもノーフィルターですからこれ以上はむりでしょうか。今は昨日の寝不足がたたりこれ以上丁寧にできません。またあとでゆっくりやります。

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2009年10月12日 (月)

こんな日もある

天気予報が急に晴れになり、明日も休みなので雲が多いながらも期待をして遠征しました。
着いたときには雲も消え、撮影日和です。月が22時40分には昇るので短時間勝負です。時間がないと思うと機材設営もてきぱき進みます。この日のねらいはM33ですが、まだ低いので前座としてNGC6946というケフェウス座の小さな銀河をまず写しました。
1枚目は撮れたことを確認したのですが、2枚目のシャッター音が聞こえません。気のせいかな、と思ったのですが、終わってみるとやっぱり撮れていません。どうも1枚目を撮ったところで電池が切れてしまったようです。一応EOSは賢くて、電池が無くなっても今撮影しているコマはがんばって最後まで撮り、あとはもうくじけてやめちゃうみたいです。電池を交換して2枚目を撮り始めたところで雲が出てきました。あっという間に全天に広がりもうだめです。月の出まであと一時間、雲は取れる気配はありません。あきらめました。撤収です。こんな日もあります。

N6946

ということでこれは10分1枚撮りです。NGC6939という散開星団を伴ってなかなか楽しい対象です。しかし、ガイドミスです。重力の方向に流れていますので、たぶん機材の強度不足なのだと思います。バランスをうまく取らなかったのが原因かもしれません。オートガイドは決まっていたのですが、あらゆることに気を配らないと成功しませんね。
まだ21時半です。遠征でこんなに早く帰るのは初めてです。せっかくなので多少雲があっても撮れる星景写真を撮ろうと思っていいロケーションを求めてさまよいました。しかし、どこまで行っても雲はなくなりません。星景写真もあきらめました。家に着いたら雲は無くなっていました。こんな日もあります。

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2009年9月29日 (火)

挑戦状

毎年必ず撮る対象があります。M31とM45とM42です。大物だけに総合的な技術がものをいいます。シーズン初めて撮るとき、まるで「今年は腕が上がったか?」と対象に問いかけられているような気がします。

M31090920

光学系はいつもと同じ、101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改、ノーフィルターです。10分×4枚+5分4枚+2分4枚のコンポジットです。tantanさん直伝の青ハロ軽減処理をしています。効いているでしょうか?自分なりの評価は去年よりわずかにいいかな、といったところです。あまり向上しているように思えません。見方によっては去年のほうがいいような・・・ 構図が若干ずれているのが気に入りません。星像もいろいろ処理をして小さくしてありますが、まだ大きい感じです。腕の構造もしっかり出したいですし、周囲の赤い星雲も目立たせたいところです。ガイドも拡大すると若干ミスしているんですよね。

ちょっと見には素直に喜びたいところですが、これだけは別です。毎年挑戦状を突きつけられているようで、これでいい、というところがありません。だから天体写真は止められないんでしょうね。

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2009年9月27日 (日)

守備範囲外

もう、惑星は守備範囲外と居直ってしまいたいですね。

Imgp5371

大赤斑が右端に見えるって言えば見える、といったところです。20cmならもう少しよく写っても良さそうなものですが、こんなものです。シンチレーションはそれほど悪くありませんでした。光学系はR200SS(800mm)+Or7mm+2.2倍エクステンダーでコリメートです。ISO400で1/10秒、コンポジット枚数2枚!

玄関先で北極星が見えないためずれまくりです。中心から動かなければ色収差もそれほど出ないのでしょうが、この2枚以外は虹色になっているのですべて失敗です。重ねても何にも見えてきません。きちんと中心から動かないようにして動画で撮影してRegistaxで処理すればそれなりになるのでしょう。惑星はあんまり熱意が湧きません。ちゃんと北極星の見えるところで写したいですが、惑星くらいでそこまで・・・という気分です。最近は本当に惑星を撮る人が少なくなりましたね。天体写真のブログを見ても惑星専門の方にはお目にかかったことがありません。天体観測の入門といえば月、惑星からですが、いつのまにか卒業すると目もくれなくなるんですね。惑星ってかわいそうなのかも。

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2009年9月23日 (水)

自分に拍手

20日の遠征で撮影したNGC253です。

Ngc253090920

光学系は他のものと同じです。10分2枚のコンポジットです。実は4枚撮ったのですが、1枚がガイドミスしてしまい、3枚は加算平均でコンポジットできないので2枚のみです。でもそんなに悪くないですね。実はこの2枚も若干流れています。ですので拡大画像はなしです。なぜかこちらはそれほど青滲みがありません。NGC891より前に撮ったのですが、何らかの原因で少しピントがずれたのでしょうか。

毎年この銀河は撮っていて、最も好きな対象の一つです。最高のできではありませんが、今までで一番きれいに仕上がったと思います。これはぜひ自分で自分に拍手を送りたいところです。

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2009年9月21日 (月)

小物ねらい

19日の土曜日はだめでした。20日の日曜日は天気予報では夜曇りだったのですが、まあ何とかなるだろうと楽観的な気分で遠征をしました。時折雲に覆われたりもしましたが、比較的いい天気でいくつかの成果をあげることができました。

Ngc8911

Ngc8912

アンドロメダ座のエッジオン銀河NGC891です。101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改、ノーフィルターです。10分×4枚コンポジットしました。ピントは合わせたつもりです。でも少しずれているでしょうか。青滲みも目立ちます。春物を同じ光学系で撮ったときはほとんどにじまなかったのですが、なぜなのでしょう。不思議です。

NGC891は今でこそよく写真で見ますが、昔はまず見ることがありませんでした。撮ってみれば結構よく写ります。エッジオン銀河はNGC4565が有名ですが、これももっとメジャーになっていいと思います。

今後はこういう小さな銀河を撮りたいですね。釣りで言えば小物ですが、釣りと違うのは小物の方が機材が大がかりになるというところですかね。よく見ると数え切れないほどの小さな銀河があふれています。こういう写真を見て宇宙空間の広さに思いをはせるのが好きです。

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2009年9月19日 (土)

本当はボツにしたい

本当はボツにしたいのですが、星ネタが少ないのであえて載せます。

M271

M272

青ニジミと赤ニジミ(というんでしょうか)がひどいです。やっぱりピントでしょうか。あれい星雲の青ももっとさわやかな色になるんですが、くすんでいます。画像処理がうまく行かないだけかもしれませんが。昔ならこれだけ撮れれば大喜びでしたが、欲が出てきたのか、素直に感激できなくなりました。というか、去年より落ちたというのがゆるせません。まあ、去年はR200SSでしたから比較するのが間違っているのかもしれませんが、でもEDレンズならそれなりにシャープに写って欲しいところです。

少しの手抜きが正直に画像に出ますね。肝に銘じます。

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2009年9月18日 (金)

今年は失敗

例年一度は撮ること座のリング星雲、M57です。

M571

これは例によって101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改でノートリミングです。光害地でしたのでLPS-P2フィルターをつけています。ISO800、2分4枚+1分8枚のコンポジットです。

実質焦点距離500mmでは小さすぎます。去年撮ったR200SSものが私の中では最もいいものですね。今年は失敗です。一応ピクセル等倍のものもアップしておきます。

M572

光害カットフィルターのせいか、恒星が赤くにじんでいます。やっぱりあんまりつけるものではないですね。実はあまり光害カットフィルターの必要性を感じたことがないのですが、もしかしたら私の行く撮影地はいらないのかもしれません。つける基準がわからないのですが、市街地から近いといいながら案外いい空なのかもしれません。

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2009年9月 3日 (木)

空を横切る天の川

天の川の写真3枚をつなげてみました。

1

PhotoshopのPhotomergeを使っただけです。まったく手を加えていませんが、結構正確につないでくれます。どういうアルゴリズムを使っているのか、優秀ですね。

それにつけてもこの日は南の地平線付近に雲がかかっていたのがよくわかります。天頂付近は結構いいんですけどね。

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2009年9月 2日 (水)

夏から秋へ

すっかり忘れていた8月14日の一枚です。

Crw_0133

Zenitar16mmF2.8(F4)、EOS Kiss D改、ノーフィルター、10分1枚です。

アンドロメダ大星雲が昇ってくると秋を感じます。もうちょっと待てばM33も写ったのですが。ケフェウス座の大型星雲も見えています。この辺は秋の天の川の寂しさと反対に賑やかですね。

ここ数年は9月も夏に入れていいくらい暑かったですが、今年は涼しいを通り越して肌寒いくらいです。昨日は600mの弥彦山の頂上では半袖で鳥肌が立つくらいでした。

来週くらいからまた撮影期に入ります。まだ忘れ物の夏物がありましたので、まずそっちを取りにいってから秋物ねらいです。

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2009年8月27日 (木)

大失敗

NGC7293らせん星雲です。

Ngc7293

101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改ノーフィルター、ISO800で10分4枚のコンポジットです。ノートリミングにしました。中心部は青なのか、緑なのかよくわかりませんが、今回は緑っぽく仕上げました。

これはまあまあ失敗ではありません。強いて言えばややガイドミスがあるところです。そのせいか少しシャープさに欠けるようです。失敗だったのはこの次に撮ったペリカン星雲です。失敗どころか撮れたはずの写真が全くメモリに記録されていません。確かに露光終了時にはファインダーに表示され、結構よく撮れていたのでしめしめと思ったのですが、4枚撮った後に確認してみると一枚も撮れていません。なぜなのでしょう。以前にも一度こんなことがありましたが、勘違いか操作ミスかと思いあまり気にしませんでした。しかし、またこんなことがあるとちょっと怖いですね。カメラの故障だとするとちょっといやです。これからは本番前に試し撮りする必要があるでしょうか。

今となっては旧式のKissDです。新しいものが欲しいですが、先立つものが…

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2009年8月24日 (月)

シーズンに一度くらい

最近はあまり撮らなくなりました、惑星の写真です。

090822jupiter

Borg 101ED(640mm)+1.4倍テレコンバータ+or9mmにPENTAX *istDSでコリメート撮影です。8枚をコンポジットしました。

衛星も写っていますね。イオのようです。しかし、衛星の動きは速いです。ちょっと目を離している間にはっきりわかるほど移動しています。木星も自転が速いです。本当ならば2~3分くらいの間に撮影したものでないとブレてしまいそうです。

大赤斑はなかなかこっちを向いてくれないですね。いつもタイミングが悪いです。またチャンスを狙いたいですが、どうも惑星は熱が入りません。だいたい一シーズンに一回は撮るのですが、それ以上はどうも撮ることはありません。正直、何回撮ってもあまり進歩がないからだと思います。シーイングがすべての対象ですので、それだけが条件よければあとは機材次第だからでしょうか。まあ、それをいっちゃあ星雲も同じことですが、星雲は失敗する要素も多いのでうまく写ったときの達成感が大きい、というのがありそうな気がします。

同じ天体写真というジャンルですが、撮り方は全く違います。両方好きという人はあまりいないようですね。

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2009年8月20日 (木)

星多すぎ

夏の大三角形付近の天の川です。

Crw_0131

Zenitar16mmF2.8(F4)、EOS Kiss D改、ノーフィルター、露光は約10分1枚です。残念なことに2枚目の撮影時にレンズが曇ってしまいました。夏とはいえ、結露対策は必要ですね。

天頂あたりは低空のもやの影響もなく、すばらしい空でした。こと座を境に星の数が違います。あまり多すぎて逆に天の川が目立たなくなったので画像処理で少し微恒星を減らしました。星像もシャープで等級差による違いもよくわからないですね。星座は昔ながらのフィルムの方がいいみたいです。

網状星雲も写っています。アルビレオももちろん写っていますが、わかりづらいですね。新潟のサッカーファンならぜひ探してください。

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2009年7月23日 (木)

新潟はラッキー?

結局皆既がまともに観られたところは硫黄島周辺だけだったみたいですね。トカラに行かれたかたは本当に残念だったと思います。

さて、新潟は意外にも全国で比較的よく見られたようです。全過程を通せばやはり雲を通して観る方が多かったのですが、ごくまれに雲が切れて鮮明な太陽が見られたときもありました。よく撮れたものをまとめてみました。

090722

45ED+PENTAX *istDSにND400+ND8フィルターを対物側につけました。ND400が34mmなので実質この大きさに絞ったことになります。トリミングしてあります。

かけ始めは雲が多くカットしました。11:00過ぎはテレビに釘付けとなり撮影には身が入りませんでした。人類初めての皆既日食のハイビジョン生中継を食い入るように見つめていました。

食の終わりは太陽が屋根に隠れてしまいました。望遠鏡を移動するのも面倒なので撮影を断念しました。その頃はほぼ晴れ状態になったのに残念です。お弁当を食べながら日食グラスで眺めていました。

雲が多いながらも楽しめましたね。実際の太陽、パソコンのシミュレーション、テレビといろんなメディアで同時刻に体験できる、いい世の中になったものです。さて、3年後、26年後も楽しみです。

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2009年7月22日 (水)

雲フィルター

今日は日食の日です。会社を半日ズル休みし日食観望をしています。あいにく新潟は曇り空ですが、それでも雲間から観ることができます。曇りだとこんな見方もあります。

Pict0107

コンパクトデジカメでノーフィルターでの撮影です。雲が適度にフィルターの役目をしてくれますので、裸眼でも観ることができます。

もうすぐ最大食分です。とりあえず速報でした。

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2009年6月18日 (木)

天の川銀河

射手座方向の天の川です。

Crw_0076

Zenitar 16mm F2.8(F4)+EOS Kiss D改 ISO800+LPS-P2で15分2枚をコンポジットしました。天の川など星野写真はコンポジットは少なくても、長時間露光したほうがいい結果が得られるようです。しかし、広角になると画像処理はカブリ補正との戦いです。これも西側と東側はずいぶん光害でカブッていました。いくらか目立たなくなりましたが、難しいです。画像処理も星雲の方法を使わなければなりません、マスクを作り部分的にトーンを調整するということが必要になります。巨大な銀河といったところでしょうか。

銀河といえば今は天の川のことは銀河とは言わないんですよね。銀河とは今はいわゆるGalaxyのことをいうようです。私の子供の頃は天の川を銀河とも言ってたし、今の銀河と言われるものは小宇宙とか系外星雲とかいっていたと思います。

最近、我々の住む銀河を天の川銀河と呼ぶことを知りました。今までは銀河系でしたが、外側から客観的に観測した場合、おかしな呼び方だと思ったからでしょうか。でも私はこの呼び方好きです。きれいな名前ですよね。

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2009年6月16日 (火)

横たわる夏の大三角形

昨日は久々に晴れました。昼から抜けるような青空。予想していなかったので、途中で家に機材を取りに帰りました。撮影地は村松方面です。山の方はちょっと薄雲気味で低空はもやがかかっているようでしたが、10時半頃には取れてきました。

Crw_0069

Zenitar 16mm F2.8(F4)+EOS Kiss D改 ISO800+LPS-P2です。5分4枚をコンポジットしました。夏の大三角形です。Zenitarは中央はかなりシャープです。周辺が少しボケます。もうちょっと絞ると改善するでしょうか。

この地も東側は光害があり結構明るいのが見て取れます。南も子午線を超えるとかなり明るいです。やっぱり本格的にはいつもの早出のほうに行かなければならないのかもしれません。

この日はこちらは快晴でしたが、南のほうはなにやらピカピカ光っています。群馬のともだちによるとあっちは雷がゴロゴロとすごかったそうです。200kmも離れたここまで稲光が届くとは驚きです。

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2009年5月21日 (木)

やっぱり銀河が好き

M81、M82銀河です。

Crw_0043

101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改+LPS-P2で撮影しました。ISO800で10分4枚のコンポジットです。遠征はせず少し郊外からです。家から20分足らずのところにこんないい場所があります。さすがに市街地方面の東や南は最悪ですが、天頂から北と西は結構いい空です。ただ、この季節はそろそろイカ釣り船が出ているのか、何もないはずの北がやや明るいです。

77mmと101mmの差は大きいですね。去年までとは格段に違います。オートガイドも安定してきたので、点像にならないということはまずなくなりました。画像処理も総じて上達(?)したということでしょうか。ノイズはだいぶごまかしていますが、こうなると低ノイズデジカメが欲しくなります。M82の赤いガスの噴出を強調しましたが、わかるでしょうか。露光時間が短いのでこんなものですが、雰囲気は出ていると思います。

101EDでの銀河は基本、掲載時はノートリミングで画像の解像度も一定にすることにします。銀河の大きさが比較できると思います。拡大してディテールを出すのもいいですが、所詮101mmで短焦点ですので限度があります。それならば宇宙空間にぽっかり浮かんだ様子を表現するという見せ方もいいでしょう。結構主対象以外に小さな銀河も見つかるので楽しいですね。

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2009年5月19日 (火)

夏のはじまり

先日から狙っていた、新発田市で二王子岳をバックにした天の川です。

Crw_0036

EOS Kiss D改+Zenitar 16mmです。F4に絞りました。ISO400で5分4枚コンポジットです。このレンズは安い割に非常にシャープですね。ピント位置は昼間に事前に無限位置を調べておいたため、今回はバッチリ合いました。透明度は大変悪く、薄雲も出ており肉眼ではごくうっすらとしか天の川は見えませんでしたが、なんとか写っています。透明度のよい日でしたらさぞすばらしい写りになっていたと思います。しかし、せっかくの好ロケーションでしたが、二王子だけからやや外れてしまい、全景も余計な林が入ってしまいました。もう少し場所を選べばベストな構図になったことと思います。まあでもガイド撮影では地上風景が流れてしまいますね。本当は前景などどうでもいいのかもしれません。

ここは高原を思わせるような開けた場所なのですが、どこにでも機材を設置できるというわけではありません。また、新発田市に近いこともありやや明るいです。星景以外の撮影にはあまり向かないかもしれません。でも寝転がって天の川を見るには気持ちのいいところです。この夏にもう一度くらいきてみましょうか。

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2009年5月14日 (木)

なごりの冬物

この新月期は昇る天の川を狙ってみたいと思っています。で、予行演習として近間でとりあえずガイド撮影をしてみました。

Crw_0036

Zenitar 16mm+EOS Kiss D改です。F5.6まで絞ってみました。ややピンぼけです。広角になるとファインダーではピントがつかめません。∞位置はあてにならないようです。昼間に何枚か撮影してテストしてみたいと思います。この日はとても寒く、5月とは思えません。うっかり防寒着を忘れてしまいました。そそくさと機材をセットして露光中はずっと車の中に入っていました。それにしても超広角レンズの時のセッティングは簡単です。適当に極軸を北に向け、適当にキャリブレーションしたフリをして、オートガイドもいらないのでとてもお気楽です。5分もあれば完了です。それで星は十分点像に写ります。

冬の名残の双子座、ぎょしゃ座あたりです。若干まだ薄明が残っていた感じです。5分×4枚コンポジットです。途中雲が出てしまいましたが、テスト撮影なので強行しました。雲もまた演出効果です。ピントをきちんと合わせれば結構シャープに写るのではないかと思います。かなり楽しいレンズです。

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2009年5月 9日 (土)

マルカリアンの鎖を再処理

先日のマルカリアンの鎖を再処理しました。

Markarian0904281_2 

マスク処理も行い、ノイズ軽減もしましたので少しは見られるようになったと思います。露光不足は否めませんので荒さは残ってしまいました。マルカリアンの鎖の作品をネットで探してもあまりこれといってすばらしいものが見つからないのはなぜなのでしょう。やはりそれぞれの対象が小さいのと、渦巻きの腕が見えるわけでもないからでしょうか。私は大型銀河を撮った背景に小さく見えている名もない(NGCとかの記号はあるのでしょうが)銀河が好きです。宇宙の広大さを感じさせてくれます。

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2009年5月 6日 (水)

次に期待

先日の遠征時に撮ったアンタレス周辺です。

Crw_9985

60ED+×0.85レデューサー+EOS Kiss D改で約15分と約10分の2枚をコンポジットしました。雲が出てきて中断でした。全然写らないですね。それにアンタレスの周りは黄色のはずですが、なぜか赤っぽいです。こういう赤、青、黄色が混じっている淡い対象はどう画像処理したらいいのでしょう。難しいですね。次のチャンスにまた再挑戦したいと思います。

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2009年5月 4日 (月)

せり上がる天の川

先日の遠征は新潟県の村松の奥、早出ダムの近くです。ここは南の空がとても暗いところです。夜半頃南から北にかけてなにやら白いものが立ち上ってきて、雲の襲来かと思いましたがそれは天の川でした。

Imgp4886

多少山が迫ってきている場所ですが、稜線から昇る天の川をリアルタイムで見るというのは始めてでした。まるで舞台のどん帳が上がるようで迫力あります。Zenitar 16mm+Pentax *istDSです。約50秒を2枚コンポジットしました。今更ですが、PENTAXはノイズが多く天体写真には向かないです。それでもお気楽に星野写真を撮るのは楽しいものです。

このあと実際の雲が押し寄せてくるのですが、光害のない場所では雲は黒いのですね。雲は白いものだとばかり思っていました。星が暗くなって初めて気がつくくらいです。今日山へ山菜採りに行って横たう天の川を撮るのにいい場所を見つけました。ぜひ次の新月期に行ってみたいものです。

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2009年4月 9日 (木)

101EDファーストライト

101EDのファーストライトは土星です。

20090406

101ED+LV15mm+2.2倍エクステンダー+Logicool Qcam S7500での拡大撮影です。Qcam S7500はレンズを取り外してあります。ToUcamなきあとのWebカメラとして話題になっていたので購入したものです。結構画質はいいと思います。感度はまだよくわかりませんが、オートガイド用にも使えそうです。調整が微妙で、スライダーを少し変えただけで大幅に感度が変わるので使いこなしは大変そうです。

レジスタックスで約1000枚をコンポジットしました。ピントはパソコン画面を見ながら合わせましたが難しいです。輪のない土星は寂しいですね。模様がはっきりと見えるわけでもなく、串団子のようです。

晴天続きで結構なのですが、霞がひどく満月に近い月もじゃまして土星すらはっきり見えません。月末の新月期はさわやかな晴れ間になって欲しいものです。

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2009年2月28日 (土)

速っ!ルーリン彗星

今日の天気予報は夜は晴れ。でも夕方頃の雲行きはとても晴れる雰囲気でなし。さすがに今日ははずれだろうと酒をたらふく飲んでさて寝ようと思ったのですが、星見の性でやっぱり外をのぞいてしまいます。なんと!快晴ではありませんか。酒を飲んでしまったことを後悔しました。車で出かけるわけにはゆきません。でもちょっと庭先に出てみましたら、隣の家の屋根に挟まれたごく狭い空間にレグルスが見えます。どうせ光害地の真ん中ですし、露光は2分くらいが限度だろうと、半自動ガイドで写すことにしました。パソコン出す手間もいりませんし、極軸あわせもいい加減でもなんとかなります。で、撮ったのがこれです。

C2007n30227_2

77ED×.78レデューサ、EOS Kiss D改+LPS-P2で2分4枚コンポジットです。カメラの液晶でも彗星が星の間をどんどん移動しているのがわかります。この短時間の撮影でも彗星の移動を考えなければならないとは思いもしませんでした。恒星でコンポジットの位置あわせをしたら彗星がずれてしまいます。彗星で合わせました。せめて恒星が等間隔ならよかったですね。

明日の土曜日は晴れるかどうか微妙な天気予報です。晴れたら今度こそ酒を飲まないで遠征して会心の一枚を撮りたいです。

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2009年2月22日 (日)

玄関先からルーリン彗星

夕べは前日の嵐の名残がまだ残るような天気でしたが、夕方頃からちらほらと晴れ間ものぞくようになってきました。天気予報では夜は晴れるとの予報。期待でわくわくしながら0時頃まで時折窓から空を眺めていましたが、雲は取れません。ほぼあきらめ明日は休みだからと2時くらいまでネットで諸先輩方のブログを眺めたりしていました。さて、寝ようかと布団まで行きましたが、星屋の性で寝る前に必ず空を見上げる習慣がついており、一応窓を開けて見てみましたら、雲が多いながらも星は見えています。もしやと思い玄関から出てみると西の方はほぼ雲はなくだんだん取れてきているではありませんか。さすがにこの時間では遠征は厳しいです。0時前ならたぶん出かけたことでしょう。イベントものは外さないというのを信念にしていますので、是非とも撮らねばと思いますが、なにせこの時間、さすがにめんどくさい。カメラレンズで固定とも考えましたが、やっぱり直焦点で撮りたくなりました。でもガイド機材を準備するのも大変なので電源を取れる玄関先からノータッチで撮ることにしました。玄関先からは北極星は見えません。短時間ガイドならなんとかなるだろうと適当に極軸を北に向けて撮ったのがこれです。

C2007n3

60ED+0.85レデューサー、30秒×4枚です。2月22日だいたい2時40分頃です。30秒でも尾は見えるものですね。

60秒露光では星が伸びきってお話になりません。30秒でも相当流れています。さすがに300mmくらいだとノータッチは少なくとも極軸だけは正確に合わせないと写真になりません。まあ、特殊なイベントものゆえ、大目に見てください。

双眼鏡ではすぐに確認できました。今回の撮影では以前作った対象確認アダプタが威力を発揮しました。これがなければ導入にどんなに苦労したかわかりません。数少ない私の自作機材の中で最大のヒット作です。

これからだんだん彗星は遠ざかってゆきますが、こちらはなかなか晴れる兆しがありません。例年2月は悪いですね。月も大きくなるので今週一日くらいはチャンスがないでしょうか。

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2009年2月 6日 (金)

これが好き

自分の好きなように処理してみました。

M420901284_2

やっぱり日本人はこういうのが好きですよね。綿菓子みたいなふわりとした感じが好きです。あちらの人が処理するような何もかも引っぺがしてさらし出すような写真は好きではありません。色もわざと彩度を落として地味にしてあります。よくわからないような疑似カラーみてもすごいと思えどきれいとは思えません。そんなことを去年の今頃もかいたのですが、この間のぞいたよっちゃんさんのブログにほとんど同じことが書いてありました。やっぱり日本人のDNAは共通しているのだなとなんかちょっとうなずいてしまいました。

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2009年2月 2日 (月)

冬の天の川

先日のおまけです。

Photo

おまけといいながら、ある意味メインの撮影よりもこの写真を見るのが楽しみでした。星野写真は長年撮っていません。昔はほとんど星野写真でした。たった3分の露光ですが、冬の淡い天の川がよく写っています。悲願だったバーナードループもかすかですが見えています。当時バーナードループは103aEでの独壇場でした。カラーは比較的写りやすいといえどASA100のフィルムでは何十分も露光しなければ写せません。私はとうとう成功することはありませんでした。数十年を経た今、赤道儀にカメラを載せてタイマーセットして放っておけば数分で写るのですからあのときの苦労はなんだったのでしょう。でも素直にうれしいです。直焦点で星雲ねらうだけでなく、こういうのもささやかな天体写真の楽しみとして大事にしたいです。

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2009年2月 1日 (日)

M42本格処理

先日のM42を本格的に処理してみました。

M420901282

どんなもんでしょう。ちなみに露光は前回のデータは間違えており、77ED×.78レデューサ、EOS Kiss D改+LPS-P2で15分4枚+5分4枚+30秒4枚+6秒1枚です。6秒1枚というのは隠し味でして、これを加えたおかげでトラペジウムがはっきりと見えます。昔はこれほど光度差の大きい対象でトラペジウムと周辺の淡い部分が一緒に写ることなど絶対に不可能だったのですが、デジタル技術の勝利ですね。今回はガイドがかつてないくらい決まりました。ガイド星は微動だにせずほんとにガイドしているのか疑ったくらいです。できた画像もコンポジットしたとき、普通ずれを修正するのですが、差の絶対値で重ねると完全に真っ暗になり同じ画像を重ねたのではないかと思ったほどです。まあ、ハイアマチュアのかたにとってはあたりまえのことでしょうが、私にとってはすごいことでした。シンチレーションがよかったことと、PHD Guidingのバージョンをあげたせいで精度が上がったせいかもしれません。星像が点になるというのは気持ちがいいものです。

さて、仕上げについてですが、今回は私的には斬新な色にしてみたつもりです。極力彩度を下げ、地味目にしてみました。ただ、あまり下げすぎて寂しくなったのでLab色彩調整で青を強調しました。自分で仕上げておいてなんですが、実験的にはおもしろいと思いましたが、鑑賞するにはちょっと好きではありません。やっぱりきれいだと思うのはこれです。あとで自分の心のままにもう一度処理してみたいと思います。

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2009年1月31日 (土)

初めての勾玉

初めての勾玉星雲です。

Ic405090128

77ED×.78レデューサ、EOS Kiss D改+LPS-P2で10分4枚コンポジットです。露光が足りないようです。諸先輩がたの作品はもっとくっきり赤が浮かび上がっていますが無理矢理持ち上げても露光が少なければ荒れるだけなのでこれくらいが限界でしょう。きちんとマスクを作って処理すればもう少しきれいに出るのでしょうが、それは次の課題です。しかし、でかいんですね。今まであまり興味のない対象でしたので気にとめなかったのですが、77EDでは一杯です。それにしても構図だけはうまく収まりました。周りに明るい星が多いのでガイドブックを見ながらファインダー見ながら入れたのですが最初にしてはまぐれです。

フラット画像作成用にいいものを見つけました。インクジェットプリンタ用のバックライトフィルムです。以前「なんちゃってティアスター」を作るときに買ったのですが、これを窓に貼って曇り空をバックに撮るとほぼ完全なフラットが得られます。まあ、印刷用ですからわずかのムラもあってはなりませんのでかなりいい半透明素材です。これからのフラット撮影はこれで行こうと思います。

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2009年1月30日 (金)

New撮影地のファーストライト

新しい撮影地での初めての作品です。

M42090128

77ED×.78レデューサ、EOS Kiss D改+LPS-P2で10分4枚+5分4枚+30秒4枚です。誤解なきよう申し上げておきますが、画像処理は殆どしていません。ちょっとトーンいじっただけです。従いましてこれが最終作品ではありません。後ほどじっくり仕上げます。普通最低半日とか、3日とか画像処理にかけるといいますよね。それを思えばこれは単にRAW画像かもしれません。数日後をお楽しみに。

これは一足早くここの撮影地の状態を見てもらいたかっただけです。結構馬鹿に出来ないいい空だと思います。ただ、飛行場に近いせいか、飛行機の軌跡がかなり入ります。これは想定外でした。この日はガイドもうまく行きましたし、ちゃんとした作品に仕上げるのが楽しみです。

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2009年1月 1日 (木)

年の初めはバラ星雲

あけましておめでとうございます。皆さんお正月はいかがお過ごしでしょう。現在は新月期でかつ、休みという絶好の撮影時期(家族の同意があれば)ですが、ここ新潟はとうとう冬型の気圧配置が定着してしまったようで連日悪天候が続いております。

あまりできがよくなかったので未公開にしていましたが、12月に撮ったバラ星雲です。

Bara

R200SSですが、大型対象なので向かないですね。はみ出ます。次はもっと短焦点で撮ります。どうも私はバラ星雲とは相性が合わないみたいで、きれいに撮れたためしがありません。明るい割には難しい対象だと思います。暗ければ、写った、だけでいいですが、明るければそれを美しく仕上げなければならないところに困難さがあるのでしょう。私にとっては同様にカリフォルニアと北アメリカも苦手です。今年はこれらをぜひ美しい作品に仕上げてみたいと思います。

というところが今年の抱負でしょうか。今年もまたよろしくお願いします。

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2008年12月 7日 (日)

初めての蟹

生涯で初めて撮影したM1かに星雲です。

M1081201

R200SSで3分×16枚をコンポジットしました。

眼視では子供のときも見ましたし、数年前にも見たと思います。割となじみはあるのですがなぜか一度も写真に撮ったことはありませんでした。これが初めてです。さすがに小物なのでディテールを出すのは難しいです。しかしなんとかフィラメント構造は写りました。惑星状星雲なんて多少空が悪くても写るので、あんないい空の日に撮るのはもったいなかったですがR200SSを持ち出す機会はあまりないのでしかたがありません。まあ、この冬の目標のひとつではありましたのでいいのですが。レジスタックスするつもりで16枚撮ったのですがうまくゆきません。これは普通のコンポジットです。そもそもレジスタックスをあまり理解していないので使いこなせばいいのかもしれません。少し勉強してみます。

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2008年12月 5日 (金)

白いM42

1日のすばらしい晴天の夜のM42です。

M42081201

R200SSで5分×6枚+1分×6枚です。8枚ずつ撮ったのですが、ガイド星がかなり暴れ使えないコマがありました。星が肥大しているのもそのせいだと思います。

色はほとんどいじっていません。ステライメージ6のホワイトバランス調整はかなりいいみたいで、ベイヤー配列変換でなにもせずとも背景がほぼノーマルグレイになってくれます。昔は赤を持ち上げたりして全体ピンクに仕上げていました。また、遙か昔からもリバーサル撮影ではそういう色が当たり前と思っていました。しかし、これが本来の色なのだと思います。中央にピンクがかっていて周辺はほぼ白いという状態です。数年前はこういう写真よく見ました。私の技術は数年後れています。このところのハイアマチュアのかたの作品を見ると実に色とりどりです。どれが本当の色かというのはないですね。作者の表現意図ひとつでどのような形にも変わります。それがM42のおもしろさなのだと思います。

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2008年11月27日 (木)

天気予報あなどれず

昨日11月26日は数日前の予報通り晴れてくれました。5日くらい前からこの日は曇りのち晴れの予報でしたがまさにその通りです。おまけに当日の予報通り、21時頃は曇りという予報までどんぴしゃ、この時間帯は薄雲が広がっていましたが、22時頃からは快晴です。最近の天気予報は侮れませんね。結構あてにできます。

朝から機材を積み込み職場に出勤、平日なのであまり無理せず、6cmでM42ねらいというピンポイントで望みました。

M42

60ED+0.85レデューサーで5分×4枚+1分×4枚です。M42は多段階露光必須です。実は15分×4枚も撮ったのですが、鏡筒の取り付けが甘く、流れてしまいました。ちょっとこれは加える気になりません。もったいないですが反省材料とします。この画像処理はステライメージでごく簡単にやっただけなので、Photoshopでマスクなど駆使し丁寧にやればもう少しよくなるかもしれません。しかし夜中の眠い目ではやる自信がありません。休日の昼間にでも落ち着いてやります。

M42は作者の意図でどのようにでも変化するのでおもしろいです。最近は赤を強調しないで地味に仕上げるのが流行のようです。確かにそっちの方がきれいですね。来週も天気予報では少し晴れの日があるようですが、大口径で再度チャレンジしたいと思っています。

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2008年11月 9日 (日)

やっと完成M45

先日の遠征時のM45の処理がようやく満足のゆくものになりました。

M45081101

60ED+0.85レデューサーで10分2枚+5分2枚+3分2枚をそれぞれ加算平均したものを加算しました。いわゆる多段階露光です。画像処理は主にステライメージを使いました。この一週間、Photoshopでいろいろ試行錯誤したのですが結局マスターできません。自分なりのワザを身につけるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

ちょっと、露光不足ですね。もっと周辺も写したかったです。この対象は写すほどに美しさが増してきます。上級者でもなかなか極められない難しさがありますが、初心者でもそれなりに写るという気軽さも持った対象です。私も40年前天体写真を初めて撮ったのがこのM45だったと思います。標準レンズの固定撮影で星が7つ写ったのに感動しました。当時は青い星雲を写すのは至難の業でしたが、今はこんなに簡単に写ってしまいます。簡単に写るだけに美しさを追求するときりがありません。たぶんこれからも毎年撮り続けることでしょう。

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2008年11月 5日 (水)

秋の空

○○と秋の空は変わりやすいといいます。週間天気予報は曇りか雨だったのに今夜も晴れてしまいました。週初めから星見にゆくわけにはいきません。勤め人のつらいところです。

仕方がないので家でこの間の画像処理です。

M33081101

M33です。これはR200SSで5枚コンポジットです。変則ですが斜鏡に露がついてほんとは没なのですが、貧乏性なので全部使ってしまいました。そのため前回の77EDよりも周辺が出ていません。しかし、大口径の解像感を出したくて無理矢理シャープをかけて強調しました。おかげでノイズはひどいですが、構造は現れたと思います。まあ、でも失敗作ですね。ガイドも流れています。処理も試行錯誤で何やったかわかりません。もっとスマートにさらっと仕上げたいです。

R200SSは使うにつれ難しいことがわかってきました。大口径は魅力ですが、やはりメインは屈折になりそうですね。春物までお休みしてもらいます。

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2008年11月 3日 (月)

初めての魔女横

魔女の横顔を初めて撮りました。

Crw_9669

60ED+0.85レデューサーで15分×4枚をコンポジットしました。ちょっと中心を外れましたのでトリミングしてあります。しかし淡いですね。画像処理でマスクを活用しないとここまで出なかったと思います。今年になってマスク処理を使えるようになったたまものです。淡いといえども写ったことに驚きです。結構難物といわれていますが、空の状態が相当よかったのだと思います。

私が天文を始めた頃はこの存在すら知られていなかったと思います。写真など見たこともありません。デジタル時代に発見されたものの一つなのでしょうか。

魔女の横顔というネーミングも変わっていますね。しかし私にはリーゼントの突っ張り兄ちゃんに見えます。星も見方も人それぞれです。月の模様と同じですね。いろいろな星雲の呼び方を募ったらおもしいかもしれません。

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2008年11月 2日 (日)

ミラクルナイト

昨日11月1日は本当に奇跡のように晴れました。一週間以上ずっと曇り、雨の日が続き、さらにこの先も全く晴れの予報のない日々でしたが、この日ちょうど土曜日にあわせるかのようにすばらしい晴天に恵まれました。きっと天の神様が晴れなくて悶々としている新潟県の星マニアのために、今年最後のボーナスをくれたのではないかと・・・思っています。

久々の晴天、ほぼ新月、土曜日とあっては遠征しないわけにはゆきません。最近のお気に入りの撮影地、早出ダム方面に出かけました。空の暗さは申し分ありません。秋の銀河が夏の銀河並みに見えます。ただ、地形上霧が発生しやすく、出たり消えたりです。それでも夜半頃には霧も少なくなりすばらしい星空です。

Horsehead

生涯初めてまともに撮った馬頭星雲です。子供の頃にモノクロで撮った記憶もありますが、ここまでちゃんととれたのは初めてです。素直にうれしいです。昔の天体写真集の定番対象でしたね。宇宙の神秘に感動したものですが、よもや自分でその写真が撮れる時代がくるとは思ってもいませんでした。

60ED+0.85レデューサーです。15分×2枚です。4枚撮る予定でしたが雲が出てきました。これの2枚目も雲がかかってしまったので輝星がにじんでいます。神様のボーナスもここまででした。ちょっと露光不足です。処理もあまりうまくないので輝星のにじみも赤くなっています。うまくマスクする方法を考えます。下側がかぶっているように見え、フラットの失敗かな、と思ったのですが、この辺も星雲が広がっているんですね。周辺をモザイクしてみたいものです。

また今日から曇り、雨の毎日ですがこれで少しはネタができました。小出しにゆっくり画像処理して公開します。

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2008年10月20日 (月)

M31とりあえずこれでおしまい

M31の画像処理はとりあえずこれでおしまいにします。しかし、これで最良とも思っていません。どの仕上げもその時点では満足していますので、いくらやってもきりがありません。きりがないのでどこかで折り合いをつけなければなりません。

M310810021

マスクをいろいろ駆使してこのような画像になりました。しかし、腕の部分は無理矢理持ち上げた感が否めません。やっぱり露光がたりないのでしょうね。また、透明度もでしょうか。やはり天体写真に王道なしで、暗いところで撮るしかないというのを今回でつくづく感じました。いくら光害地でこれだけ写ったぞ、と自慢しても所詮画像処理のなせるワザです。逆に空がよく、たっぷり露光をかけた写真は最小限の処理ですみますので当然画像も荒れません。暗いところに出かけたくなりました。そろそろ撮影期です。今度はもう少し遠くまで足を伸ばしてみようと思います。

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2008年10月 5日 (日)

素材準備ができました

さて、2日の主菜であるM31の下ごしらえができました。77ED+×0.78レデューサで10分4枚+5分4枚のコンポジットです。同じ露光時間のものはトーナメントで加算平均、それを加算しました。その後デジタル現像です。なお、ベイヤー時にフラット補正をしてあります。今回のフラット画像は鏡筒の先にティッシュをつけ、曇り空を撮りました。ほぼうまくいったようです。液晶画面を撮る方法はムラがでます。私のモニタが安物だからでしょうか。ここまでも処理はステライメージ6を使いました。

Crw_9591

さて、これをどう料理しましょうか。自分ながらいい素材だと思います。ちょっと時間をかけるつもりなのであえて先に処理前画像をアップします。結果は1~2日後!

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2008年10月 4日 (土)

NGC253を強拡大

秋物の定番、NGC253です。

Ngc253081002

小さくまとまっていて、あまり光度差もないので画像処理はそれほど複雑にしません。これはステライメージだけで行いました。結構微細構造があるのでそれを何とか出したいと思いましたので、マスクをかけアンシャープマスクを効かせました。ピクセル等倍ですが、口径の限界でしょうか。今度は20cmで写してみたいと思います。シンチレーションがすごかったですね。去年のほうがいいみたいです。昇るオリオン座がまるでクリスマスのイルミネーションのように点滅していました。

前日作った対象確認アダプタを使いました。劇的にフレーミングが楽ですね。前はM51を撮ったとき1時間かけても入れられないことがありましたが、これだとものの1分かかりません。500円で作ったものがこんなに役立つとは思いませんでした。ただ、ドンピシャで真ん中には入れられませんでしたが、今度は十字線入りのアイピース使ってみます。

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2008年10月 3日 (金)

15分露光に挑戦

2日は本当に久しぶりの晴天でした。月がない夜ではまる2ヶ月ぶりでしょうか。今日逃したら明日晴れる保証もありません。平日でしたが半分徹夜の覚悟で遠征しました。

この秋の目標であるM33です。

M33081002

いまだ最長露光は10分でした。M33は淡く広がる銀河ですので、長時間露光したいと思い15分に挑戦です。

77ED+×.78レデューサ+KISS D改ノーフィルターで15分×4枚です。最も初期型のEOSですが、15分は可能のようです。あまりかぶりはありません。ただ、ガイドはやや流れています。すべてのコマで同じ方向に流れていますので、どこか強度不足なのでしょうか。15分露光だといろいろな障害も目に付いてきます。

処理前の画像はこちらです。

M33

コンポジットしてフラットまでしたところです。フラットはまだインチキですが、気持ち、効果が出ていると思います。これだけでも十分見れますね。やっぱり天体写真はたっぷり露光をかけるのが王道であることは変わりありません。画像処理次第でまだまだよくなると思います。また進歩したら公開します。

この日は村松まで遠征しました。やっぱり暗いところだと俄然撮る気になれます。去年から今まで撮影していた駐車場はやめました。時々車が入ってくるし、先客がいることもあるし、ストレスがかかります。細い道からさらにダートで奥に入った橋の上で撮影しています。ここならまず車は入ってきません。近くを通る車のヘッドライトを浴びることもありません。山までは少し距離があるので熊もここまではこないでしょう。きても近づく前に気がつくので車に避難できると思います。ということでとても落ち着く撮影場所です。北と西は結構明るいですが、旬の東と南は暗いので問題ありません。付いてから飲み物を買うのを忘れたのに気づき、自販を探しに戻ったのですが、ありません。5分も戻ってようやく見つけました。今の日本で車で5分圏内に自販がないところがあろうとは思ってもいませんでした。文明に慣れ過ぎちゃっていますね。

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2008年9月26日 (金)

封印解く

あまりに淡くて処理すらしなかったホームズ彗星とカリフォルニア星雲の接近です。

Homes1499

5分3枚です。オリジナルは周辺減光と間違えるくらい淡くてとてもきれいに出す自信がなかったのでいままで放っておきました。しかし、Photoshopが少しずつ使えるようになってきたので練習がてらやってみました。

フラット補正に恒星をマスクしてのレベル調整、右側がかぶっていたのでグラデーションマスクで補正しました。イベントものなので条件が悪くてもしょうがありません。これ以上露光をかけられませんでしたのでこんなものです。でもきっとうまい人の手にかかればもっとよくなるのでしょう。今のところ私にはこれが限界です。

過去の画像を引っ張り出しての処理も楽しいですが、撮ったばかりの画像をディスプレイに映し出すわくわく感には負けますね。もうすぐ新月です。晴れる気配はありません・・・

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2008年9月25日 (木)

なおもしつこくM31再処理

今夜こそ晴れると思ったのですが、またしても裏切られました。このまま一度もチャンスがないまま新月を迎えてしまうのでしょうか。どうもそんな雰囲気も漂っています。

素材がないのでまたしても去年の「あっためなおし」です。ちなみに新潟弁で再○○という意味です。

Photoshopの使い方がわからなかったのですが、tantanさん直伝のワザでなんとか使えるようになりつつあります。

M31

すばらしい星雲消去法を教えていただきました。これで恒星に影響を与えることなく星雲を処理でき、逆に青ハロ除去、星像縮小もできるようになりました。tantanさん、ありがとうございました。あまり色はいじりませんでしたが、私はこれくらいが好きです。同じ素材でもいろいろ楽しめます。晴れていなくてもできるいい趣味ですね。

しかし、素材もだんだんなくなってきました。車に機材を積みっぱなしでいつでもスタンバイ状態ですが、天気予報に裏切られる毎日です・・・

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2008年9月23日 (火)

振り回されました

今日の天気予報は午後から晴れ。明日は休みだし、それを信じて会社帰りに撮影に出かけようかと機材を積み込んで出勤しまいした。しかしなかなか雲は取れません。でも夕方頃には上空は快晴になりました。遠征方面は入道雲だったのでそっちはあきらめ郊外で撮ることにしました。

最近は遠征が多いので、やっぱり新潟市内は明るさが目立ちます。風も不快なくらい湿っていて露付き必須のようです。そんなことで着いたのはいいけれど機材を設営する気が起きません。気分を奮い立たせ、なんとか設営したのですが、雲がどんどんわいてきました。こっちの動きを読んでいるかのごとく、カメラを向けた方に雲が流れてきます。なんとか1枚だけ撮ったM31です。

Crw_9589

この間買ったコンパクトフラッシュのテストと、77EDと[7885] ×0.85レデューサーのチェックと割り切り構図もいい加減、2分1枚だけで打ち切りました。

7885と77EDはあまり相性よくないようです。周辺の星像は改善されません。まあ、これがわかっただけでもよしとします。

これを撮って機材を撤収し、帰途に付く途中、雨が降り出してきました。降水確率は確か10%だったはずです。星見帰りに雨に降られることは初めてです。やっぱり高気圧が日本の真上にいるようは気圧配置でないと何が降るかわからないですね。天気予報は当てになりません。肝に銘じておきます。

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2008年9月22日 (月)

シーズンに先駆けて

もう秋物のシーズンですね。去年、おととしはM31をもう何枚も撮っていたと思います。今年は9月に入ってからまだ一度も撮影していません。

機材もちょっと小物をそろえ、パソコン、画像処理ソフトも新しくしたのに出番がありません。そんなわけで去年の画像を引っ張り出して再処理してみました。

M31

去年のこれを改めて処理してみました。

ちょっと怪しいですが、フラット補正をしてみました。パソコンの液晶画面を撮ったものをフラット画像にしました。処理はすべてステライメージ6です。Photoshop CS3ではじめやろうとしたのですが、全然やり方がわかりません。みなさん複雑なマスク処理をしていますが、やり方の検討がつきません。Photoshopは少しは知っているつもりだったのですがちょっとショックです。猛勉強せねばなりません。

ステライメージは天体写真に特化しているだけあって、Photoshopにはない機能もありやはり重宝します。マスク処理もわかりやすいです。これは手順としてはコンポジット、フラットしたあとに星雲のアンシャープマスク、恒星のシャープ化、トーンカーブ、色補正などを行いました。その都度マスク画像を作っています。調整レイヤー的なものがないので後戻りできないのが難点ですが、その分複雑でないので私レベルにはちょうどいいかもしれません。青ハロ除去ができません。Astronomy Toolsでできるようですが、まだ買う勇気がでないのでもうちょっとおあずけにします。

しかし、ハイアマチュアの方のようにPhotoshop一本で自由に処理できるようになりたいですね。先は長そうです。

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追記

ここからは追記です。昼改めて見るとあんまりよくないですね。まず、色あいが私好みではありません。できるだけニュートラルにしたのですが、モノクロみたいでつまらないですね。また、ずいぶん暗く見えます。モニターを液晶に替えたせいかもしれません。時間をかけた割には失敗です。ただ、フラット補正の効果は出ているようです。

今晩あたり晴れそうなので新たな素材撮影してみたいと思います。

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2008年9月 8日 (月)

天体写真という趣味

8月8日の網状星雲を再処理してみました。

Ncg6992

マスク処理というものを覚え、ちょっとやってみました。また、フラット補正もしてみました。これとどっちがいいでしょう。背景の色やコントラストはこちらのほうがいいですが、星雲のディテールは前のほうがいいみたいです。難しいですね。

天体写真は普通の人から見たらわからないようなほんのわずかな違いにこだわってお金と時間を費やします。たぶんばかげて見えるのでしょうね。オーディオの世界も99点の音は誰でも出せるけど、そこから100点に限りなく近づけてゆくのに膨大なお金を費やすといいます。なんか似てますね。それが趣味の趣味たるゆえんなのでしょうが、わかっていてもやめられないですね。

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2008年8月22日 (金)

M57をレジスタックス

tantanさんのHPに書いてあった「M57をレジスタックスしたらどうなるんでしょう」という言葉に触発されて実際にやってみました。

M570808092

1分を16枚です。200%にリサイズしました。さすがに100枚は無理ですが、M57は短時間露光でも十分写るのでできる技です。ディテールがそれっぽく浮き上がってきていますが本当に構造なのでしょうかね。

でもなかなかおもしろいです。M1でやったらどうなるのでしょうか。私はまだM1を一度も撮ったことがありませんが、この秋の楽しみにしてみます。

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2008年8月18日 (月)

今年の木星

惑星状星雲つながりでもありませんが、今年の木星です。

Photo

R200SSでビデオカメラで約1000枚をレジスタックスしました。撮ったのは12日だったと思います。割とシーイングはいい日でした。大赤斑を撮りたいのですが、なかなかこっちを向いてくれません。惑星は口径がものをいいますので、やっぱり去年よりも迫力あります。しかし、なかなか満足のゆくものは撮れません。自分的には60点です。まあ、惑星はメインではないのでいいや・・・とか自分を無理矢理納得させています。

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2008年8月16日 (土)

やはりでかい!らせん星雲

せっかくなので、らせん星雲も大きさの比較のため、ピクセル等倍にしてみました。

Ngc72930808082

昔はリング星雲もらせん星雲も同じくらいの大きさだと思っていました。比べものにならないですね。光学系とコンポジット枚数は同じなのにノイズがずいぶん違います。5分露光と10分露光の違いなのだと思います。一度気温の低いときに撮ってみたいと思います。

ちょっと処理を遊んでみました。ハッブル風に見えるでしょうか。私は赤があまり強くなく、中心部は緑がかった感じが好きです。今シーズンもう一度チャンスがあればいいのですが。

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2008年8月14日 (木)

環状星雲

M57環状星雲です。リング星雲ともいいます。らせん星雲と形は似ているようですが、なんであっちがらせんでこっちがリングなのでしょう。どっちにしてもホラー映画を連想させますが。

M57080809

撮影条件はあれい星雲と同じです。こちらは2分×4枚加算平均です。単位面積あたりの光度が非常に明るいので、2分でも露光オーバーくらいかもしれません。写すのは簡単ですが、画像処理は難しいです。なにせ小さすぎます。加えてただ丸いだけで特徴ある形をしているわけではないし、色も複雑といったわけではありません。有名な割には写真的にはつまらないです。昨日のあれい星雲と同じ縮小率ですので比べてみてください。とにかく惑星状星雲は大望遠鏡でないとおもしろくないですね。あれい星雲にしても77EDで撮ったときはこれほどきれいに撮れませんでした。いわんやリング星雲ならなおさらです。

とはいえ、毎年必ず一回は撮影してしまいます。なんといっても夏を代表する対象の一つですから。いつも「今年こそは」とリベンジ気分で撮っています。

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2008年8月13日 (水)

あれい星雲

M27あれい星雲です。

M27080809

こちらは新潟市郊外からです。8月9日に撮りました。遠征にいった翌日ですが、さすがに2連続で徹夜のパワーはなく、これとM57の2対象だけしかとりませんでした。

R200SS+コマコレクタ+LPS-P2+EOS Kiss D改です。5分×4枚を加算平均しました。惑星状星雲は多少光害があってもなんとかなります。露光も短くてすみます。ガイド星にほぼ画面1ピクセルくらいのものを選んだら微動だにせず正確にガイドしてくれます。ガイド星にちょうどいいものを選ぶのも大切なのですね。オートガイドはうまくいったはずなのですが、やや流れてしまいました。たぶんどこか強度不足なのだと思います。

画像処理は赤のみにマスクをかけアンシャープマスクとレベルを調整しました。青い部分は実際には何色なのでしょうか。青の作例もありますが、緑っぽいのもあります。M42と同じで作者の感性しだいといったところでしょうか。解像度はいじらず、ピクセル等倍でトリミングしました。スムーズ処理はしていませんがノイズも目立ちません。あまり色を強調しないときれいに仕上がります。

長らく続いた晴天もようやく終わりのようです。満月期なのでちょうどいいです。たまには雨も欲しいところです。

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2008年8月12日 (火)

網状星雲

8月8日遠征時のものです。

Ngc6960080808

miniBORG 45ED+[7885] ×0.85レデューサー + EOS Kiss D改+LPS-P2です。10分3枚を加算コンポジットしました。4枚撮ったのですが、4枚目はなぜか星が肥大化してしまいました。いつもなら加える程度なのですが、解像度が落ちるのがいやで外しました。

この対象は画像処理が非常に難しいです。淡いのはもちろんですが、背景に星がありすぎて星雲を強調すると星に埋もれてしまいます。マスク画像を作ろうにもこれだけ細いとうまく作れません。バックの星はスターシャープを効かせて減らしました。色はあまり強調しませんでしたので、落ち着いた仕上がりになったと思います。

決していいできではありませんが、子供の頃から網状星雲はあこがれでした。パロマ山天文台写真集で見て、その美しさに魅了されました。当時カラースライドでわずかに存在が写っただけでも感激したものです。

今晩はペルセウス座流星群極大です。極大の日はお盆前日ということもあり、かつて見たことがありません。これを撮った日も結構飛んでいました。突然カメラのフラッシュを炊かれたように周りが一瞬明るくなり非常にドキリとしましたが、振り返ると一筋の流星痕。たぶん満月クラスの火球だったのでしょう。ほかに人がいるはずもないのにこんなことがあるととてもびっくりします。

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2008年8月10日 (日)

らせん星雲

ようやく天気が安定してきました。とはいっても新潟付近だけのようで、西日本や関東では不安定のようですね。8日に休みが取れたので、ちょっと遠征してみました。いつもの村松よりもさらに奥の早出ダムというところの近くです。ここは本当に空が暗いところです。透明度は決していい日ではなかったのですが、空の暗さがそれを補い淡い星雲まで見事に写ってくれました。

まずらせん星雲です。

Ngc7293080808_2

R200SSにコマコレクタ、LPS-P2にEOS Kiss D改です10分×4枚です。画像処理としてはあまり赤を強調せずにスムーズ系の処理をかけてノイズをなくすようにしてみました。中心から外れていたので少しトリミングしてあります。

この星雲はきれいですね。もっとも好きな対象の一つです。昔は存在が写れば大成功といったくらいの難物だったようですが、デジタル時代の今はこんなに簡単に撮れるようになりました。これを撮るのは3度目ですが、だんだんよくなっているとはいえ、まだまだです。もっと露光が必要です。これを撮るのは季節的に夏なので、冷却すると有利なのでしょうね。しかしそれは高嶺の花です。

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2008年8月 7日 (木)

光害地の北アメリカ

いつまでたっても終わらない梅雨のような天気が続いていましたが、ようやく終わり兆しが見えてきたようです。しかし、透明度はよくありません。新潟市の郊外からですので、天の川も見えないほどの光の海です。でも今回はLPS-P2光害カットフィルターという強い味方があるのでちょっと安心です。

Crw_9504

miniBORG 45ED+[7885] ×0.85レデューサー + EOS Kiss D改+LPS-P2の組み合わせです。10分×4枚をコンポジットしました。

少し露光不足だと思います。赤を強調しすぎて荒れています。まあしかし、あの真っ白な空でこれだけ撮れればいい方かもしれません。画像処理も短時間で簡単にすませましたので、もう少し丁寧になればちょっとよくなると思います。

今回はペンシルボーグをガイド鏡にしてみました。さすがに焦点距離が短いのでPHD Guidingのキャリブレーションで「星はほとんど動かないよ」というエラーが出ます。露光をのばしてあげたらやっとキャリブレーションできました。撮影鏡自身が短いのでガイドもうまくゆきました。機材の軽量化を図るつもりだったのですが、パソコンなどほかの機材も多く、結局荷物の量はあまり変わりません。普通に77EDをガイド鏡にしてもよさそうです。

今日はいろいろとトラブルもあったので、成果はこの対象だけです。週末が今回の最後のチャンスです。次は月末までお預け。やっぱり一度くらい徹夜しないと夏の楽しみがありません。

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2008年7月 6日 (日)

アンタレス付近を再処理

アンタレス付近を再処理してみました。

A

先日の写真は10分4枚コンポジットでしたが、こちらは8枚です。レンズに露が降りた画像も見れば何とかコンポジットに加えられそうでしたので加えてみました。

ちょっとスターシャープをきつめにかけ、星像を小さくしてみました。さらに階調圧縮をしたので濃淡が前より出ていると思います。色調はPhotoshopで彩度を各色毎にあげてみました。ちょっと邪道かもしれませんが、全体のレベルを変えるより他の色に影響を与えないのでいい結果になったと思います。

私の技術ではここまででしょうか。まだフラット補正というもののやり方がわかりません。今度はこれを勉強してみたいと思います。

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2008年7月 4日 (金)

干潟と三裂

M8とM20です。通称干潟星雲と三裂星雲です。いまだになぜこれが干潟なのかわかりません。

M8m20

45ED+[7885]です。10分×2枚+5分×2枚+3分×2枚のコンポジットです。大きいので画像処理は簡単かと思いきや、結構難しいです。干潟の赤を出そうとすると、周りの天の川まで赤くなってしまい不自然になってしまいます。しかし「猫の手」も出したいし、その辺のかねあいが非常に難しいです。RAWデータを眺めるだけでも猫の手は結構見えていたのでうまく行くかな、と思ったのですが、なかなか難物です。結局露光が足りないものを無理矢理強調しても汚くなるだけなので、比較的地味なところで折り合いをつけました。でも結構きれいに仕上がったと思います。去年の露光不足を強調しまくった写真とは段違いです。去年はこれでもよく撮れたと思ったのですが・・・恥ずかしいです。しかし、45EDに×85レデューサーだと広いですね。M8とM20でぎりぎりかと思ったのですが、まだまだ余裕があります。今度はちゃんと視野角も事前に調べて構図を取ります。

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2008年7月 3日 (木)

カラフルなエリア

7月1日は新月と重なり、非常にいい天気に恵まれました。こんないい日は滅多にありません。しかし・・・平日です。徹夜するわけにはゆきませんが、1枚でもとやや遠征して村松まで出かけました。蛍が飛び交っています。いつもは追いかける蛍ですが、こんな時はじゃまです。でも蛍は早寝です。9時には光らなくなりました。

珍しく、というか初めてすべての機材が正常に動作しました。放っておいても勝手に撮影してくれるというお気楽撮影を始めて味わいました。

Photo

アンタレス周辺です。非常にカラフルなエリアで、赤青黄のすべての星雲が入り乱れています。まるで画像処理の練習台にしてくれといわんばかりです。

miniBORG 45ED+[7885] ×0.85レデューサー + EOS Kiss D改です。ガイド鏡は77ED、赤道儀はSE2です。PHD Guidingによるオートガイドで10分4枚をコンポジットしました。この前にも一度撮ったのですが、終わってからレンズの結露に気づき、急遽ホッカイロを鏡筒に貼り付け再撮影です。貴重な時間を無駄にしてしまいました。

淡い対象でなかなか難しいです。露光も不足ですし、画像処理でももっと強調すべきでしょうか。技術が問われる対象です。次は77EDでモザイクでしょうか。

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2008年6月13日 (金)

モザイク大失敗

満月期に近づいてきたと思ったら晴天が続きます。新月期には曇りばかりだったのに皮肉なものです。何も撮らないのももったいないので月でも撮ってみました。20cmでモザイクすればどんなにか高解像度の月面写真になるかと期待しましたが・・・結果はこんなものです。

Moon

戒めの意味を込めてそのままアップします。まず、うまく計算しないときれいに合成できません。かなりいい加減にずらしたのですが、甘かったですね。ちゃんと重なりません。

接眼レンズが良くなかったので、収差が出てしまっています。反射だと青にじみは皆無なのに接眼レンズがだめではなんにもなりません。ちゃんとしたのが欲しいところです。

低空だとシャープに撮れません。思えば月がなぜ難しいのだと考えてみましたら、天頂にくる季節は冬で、ここ新潟では冬型でシンチレーションのいい日がありません。気流の落ち着く夏は低空の上、空気も澄んでいないので眠い写真になってしまいます。さらに夕ご飯を食べて、さて撮影でも、思った頃はすでに地平近くです。夕刻の早めに撮ればいいのですが、生活の中ではなかなかそうはいきません。明け方の下弦の月だといいのでしょうが、月のために早起きというのはなかなかできないものです。

かくして月は身近でありながら意外な難物としてこれからもありつづけるのでしょう。

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2008年6月 1日 (日)

忘れていた土星

だいぶ前だったかに写した土星がビデオに残っていました。家族の記録を撮るために買ったビデオカメラですが、ここ数年は天体撮影専用になっています。珍しく子供の運動会があるので出してみました。数ヶ月前に撮った土星があったのを忘れていました。

Dosei

20cm反射で拡大撮影です。接眼レンズは何使ったか忘れました。ビデオのデジタルズームを最大に使っての強拡大です。REGISTAXで約1000枚をコンポジットしました。

比較的気流が良かったようで、まあまあですが、ベテランの方々の写真にはほど遠いです。カシニの空隙がやっと見える程度です。それでも私的にはここまで拡大できたのは初めてです。もうすぐシーズンの木星撮影も楽しみですが、高度が低いのであまりいい条件ではないのが残念です。

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2008年5月29日 (木)

夜空のふくろう

M97ふくろう星雲です。

M97080527

5分×4枚コンポジットです。R200SS+1.9倍エクステンダーをつけて1520mmです。よく写ると言われているようですが、露光が全然足りずノイズっぽくなってしまいました。惑星状星雲とはいえ、暗い方に入り、十分露光しなければならないようです。

長焦点ですがこれはなぜかガイドがうまく行きました。ほぼ点像です。いつもこんなにうまくゆくといいのですが。

SE2の導入精度はあまりよくありません。アライメントがうまく取れなかったのかもしれませんが、全然外れていました。近くの既知の恒星を導入して、ずれ具合を見て目測で導入し何とか入ってくれました。こういうところで無駄に時間を取ってしまいます。

USBのインターバルタイマーが動作しませんでした。時々こういうトラブルがあります。仕方がないので手動でシャッターを切りました。普通なら放っておいて車の中でワンセグテレビでも見ていればいいのですが、タイマーとにらめっこです。便利さになれてしまうと横着になりますね。

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2008年5月28日 (水)

球状星団

満月後にようやく晴れました。しかし平日ですのであまり遅くまで撮影できません。今日は近間にしました。光害地なので暗い星雲は撮れません。あまり光害の影響を受けないM13にしてみました。

M13080527

R200SSで5分×2枚+3分×2枚+1分×2枚です。明るい対象とはいえ、もう少し露光をかけた方がいいみたいです。ブレています。エクステンダーをつけたので、焦点距離は1000mmを超えていると思います。やはり架台が持たないような気がします。これだけ大きい筒だとEQ6クラスでないとだめなのでしょうか。

球状星団はピントぴったり、完全点像でないとまったく見栄えがしません。画像処理でどうなるものでもないですし、ガイド精度が如実にでる対象です。

夏物は短焦点ねらいのものが多いので、R200SSはしばらくお休みしましょうか。また45EDの出番かもしれません。

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2008年5月25日 (日)

いまさらバラを再処理

いまさらですが、バラ星雲を再処理してみました。

Bara2

はじめに画像処理したときの写真はこれです

今回、ステライメージ6を初めて使ってみました。まだ特にこのバージョンでの目新しい機能は使っていないのですが、一緒に買った公式ガイドブックに載っていたデジカメでのLRGB合成というものをやってみました。「なんちゃってLRGB合成」というべきかもしれませんが、効果は絶大です。赤い散光星雲は処理は強調するとどうしても赤がどぎつくなってしまいノイズっぽくなりますが、この方法ですと赤を強調しすぎることなく星雲を階調豊かに出すことができます。

赤物は色が不満であまり好きな対象ではなかったのですが、これならおもしろそうです。過去の画像ももう一度処理してみます。

しかし、今までいい天気が続いていたのですが、満月を過ぎたら急に雨がちになってしまいました。どうにも意地悪な天気です。このまま梅雨に突入でしょうか。

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2008年5月 8日 (木)

北斗星ツアーその3

遅ればせながら4月28日撮影です。M81とM82です。

Crw_9408

あえて赤っぽくしたことでM82から噴出するガスを表現しようとしました。まあ、普通の色にしたよりは何となく出ているように見えます。空の状態は最悪で、光害地でしたがよく写ったと思います。さすが、大型星雲です。

北斗星ツアーはこれで終わりです。このあたりは対象が多いですね。ふくろう星雲はまだ撮ったことがありませんが、これは来年以降です。まだ小型の対象を撮るまでの余裕がありません。

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2008年5月 3日 (土)

お気楽に回帰

今日は昨日までの霞んだ空とは打って変わって澄み切った青空になりました。風が霞を飛ばしてくれたようです。連休中ですし新月期です、さて遠征でも・・・と思いきや家族サービスもおろそかにはできません。明日は早起きしてスキーにゆくことになっています。でもせっかくの好条件ですし、もったいないと思い近くの郊外に0時前までに帰ってくるつもりで出かけました。

オートガイドの機材を積むのは大変ですし、短時間でセッティングもできないので45EDでノータッチというお気楽路線に回帰することにしました。機材の量は激減です。パソコン、バッテリー、ガイド鏡、バランスウェイトがいりませんので身軽です。

しかし、やや霞んできたのか天頂付近も結構明るいです。まず5分露光してみましたが、流れます。調整する時間もないので3分に減らすことにしました。それで撮ったのがこれです。

Crw_9447

マルカリアンの鎖付近です。45EDにAC3クローズアップレンズをつけました。広角気味なのであてづっぽうでもほぼ入ってくれました。 しかし流れています。やっぱり250mm程度でもガイドは必須ですね。ノータッチガイドというのはギャンブルです。うまくゆかなくてあたりまえ、うまくいってラッキー、という感じです。4枚をコンポジットしたのですが、ごまかしています。ちょっと邪道なやりかたです。なんとなくチェーンになっているのがわかる程度です。やっぱりまじめにやらないとだめですね。それにしても最近いつもゆく郊外が前より明るくなったような気がします。もやのせいなのかもしれませんが、やっぱり暗いところに行かないとちゃんとした写真は撮れませんね。

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2008年5月 2日 (金)

北斗星ツアーその2

M101です。

M101080428

一ヶ月前にも撮りました。空の状態が悪く、明るかったのですがそれでも20cmと77mmではその差歴然ですね。ディテールの写りが違います。5分×4枚ですがガイドは今まででもっともうまく行きました。一ヶ月の進歩は大きいです。

しかし淡いですね。同じ日に撮ったM51と比べると違いがよくわかります。また、M51が男性的なのと比較してこちらは女性的な美しさがあります。何度撮ってもあきません。難しい分だけ次はもっとよく撮ろうという気にさせられます。

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2008年4月29日 (火)

北斗星ツアーその1

このGWは連日晴天が続きそうです。加えて新月期であるので絶好のチャンスです。

手始めに昭和の日の前日、さっそく出かけました。しかし、会社がある日なので遠征はできません。近くの郊外です。空の状態はあまりよくないので、夜半になってもあまり暗くなりません。そんなわけで天頂付近の北斗星付近に絞っての撮影です。

まずはM51です。

M51080428

R200SSで5分4枚加算平均コンポジットです。空が明るいので5分が限度です。PHD Guidingでオートガイドしました。ガイド鏡は77EDです。

空の状態はかなりよくなかったのですが、画像処理でなんとか見られる写真になりました。20cmの性能が発揮できていると思います。ガイドはやや流れたコマがありましたが、枚数が少ないので使いました。ちょっと縮小したのでそれほど目立たないと思います。

M51の渦巻き構造はM101と比べるとあまりきれいだと思いませんが、それでもなかなか見ごたえがあります。やっぱり大型銀河ですね。

その1ということはもう少しありますので、明日以降アップします。

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2008年4月16日 (水)

今年のしし座三星雲

遅ればせながら先日の遠征のときの数少ない成果のしし座三星雲です。

Crw_9378

R200SS直焦点です。オートガイドで5分4枚ですがガイドは失敗でした。全部が同じ方向に流れています。極軸があっていないのか、剛性が足りないのか、長焦点になると今まで気にとめなかったことが問題になってでてきます。ピントもちゃんと合わせなければなりません。それでもさすが、20cmですね。微細構造が出ています。去年のものとは段違いです。

オートガイドで簡単に写せるようになりましたが、すべてに気を配らないといい写真は撮れませんね。もう一度くらい春物を撮るチャンスはあるかもしれません。一つくらい納得できる写真を撮りたいものです。

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2008年4月 8日 (火)

20cmの威力

5日は待ちに待った新月前の土曜日。天気も晴れ、と思いきやなかなか雲が取れてくれません。

この日はちょっと奥まで行ってみようと、いつもの村松よりさらに奥の早出ダム近くにゆきました。しかし、地形的に雲が出やすいのか、新潟市内は快晴だったのにきてみるとほとんど星は見えません。それでも切れ間から時折覗くので眼視でNGC4565を見てみました。写真と同じ、ちゃんと横からの銀河のようすがはっきりわかります。さすが!20cmです。

しばし感動していましたが、また雲。なかなかセッティングをしようという気になれません。22時も回った頃、これ以上時間がもったいないと思い、雲がないように見える西側のいつもの村松の撮影地に移動することにしました。

着いてみると、こちらもやっぱり曇り。付いていません。あきらめようかな、と思った0時を回った頃から南の方からだんだん晴れ間が広がってきます。こんなこともあるんですね。しばらくすると一面快晴です。で、まず撮影したのがこれです。

Ngc4565080405

R200SSにコマコレクターを付けての直焦点です。5分2枚と2分2枚のコンポジットです。実は5分4枚だったのですが、ガイドがうまくゆきません。オートガイドとはいえ、800mmにもなるといい加減な設定ではだめです。ピントも目で合わせただけでちょっとピンぼけかもしれません。しかし、さすがに20cmの威力ですね。念願の小銀河撮影に一歩近づいたようです。

ただ、ニュートンでの直焦点は初めてなので、なかなか対象を真ん中に持ってくるコツがつかめません。M101も狙ったのですが、いくらやっても真ん中にきません。どっちにどれだけ移動すればいいのかが真っ暗なカメラのファインダーでは見当がつきません。星が一個でも見えていれば何とかなるのですが、M101あたりは全く見えません。こういうために正立ファインダーを作ったのですが、夜露で見えません。大ボケですね。

そうこうしているうちに薄明が近づいてきましたのであきらめました。20cmはまだ早いのかもしれません。もう少し77EDで腕を磨くことにします。

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2008年3月25日 (火)

眼視の楽しみ

前回の記事で大口径が欲しい、と書いたところ、tantanさんがお持ちのR200SSを貸していただけるとのことで、厚かましいと思いながらお借りすることにしました。どうもありがとうございました。

さて、全然テストのしていないうちに早速晴れてしまいました。月はまだ明るいので土星でも眺めてみました。ニュートンは昔も使っていたので、やっぱり使いやすいです。それにしてもかつて星祭りくらいでした眺めたことのない大口径、すごい迫力です。シーイングも結構よかったので今まで見たことのない鮮明な土星を見ることができました。

さて、見るだけではもったいない、写真でも撮ろうかと思ったのですが、BORGのアダプタが合いません。あきらめるのももったいないので、三脚に付けてコリメートで撮ってみました。

080324

約250枚のビデオ撮影でREGISTAXで処理しました。三脚の高さが合いません。最大に延ばして半手持ち状態で撮影しました。もっと拡大できるのですが、固定されていないのでこの辺が限界です。撮影の間息を止めていました。

星雲用にお借りしたのですが、惑星撮影も楽しめそうです。しかし、アダプタがないとつらいですね。ニュートンは覗くときの姿勢も楽なので、眼視にも活躍しそうです。屈折は姿勢がつらかったのでほとんど眼視で見たことはなかったのですが、これだと楽ですし、大口径の迫力もありますし、初心に返って星雲観望でもしたくなりました。また星見の楽しみが増えました。

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2008年3月20日 (木)

やっと暖かくなってきました

このところ晴天が続いています。しかし、黄砂のため透明度はよくありません。でも月がある時期なのでいいのですけど。

黄砂の霞と普段の霞とでは明らかに違いますね。普段はいわばすりガラスを通した感じで、向こうの風景はぼけています。しかし、黄砂の霞はレンズフィルターでもかけた感じで、薄いながらも風景は鮮明に見えます。こんな日の日没はまるでNDフィルターを通したみたいなはっきりとした太陽が見えることがあります。

年度末はさすがに忙しく、まだ8日の成果をぜんぶ処理していませんでした。M104です。いわゆるソンブレロ星雲です。

M104

明るいのですが小さいです。少しトリミングしてあります。帽子にあたる部分は本当は向こうが透けるくらい透明感があるらしいですね。多段階露光でうまく写せないでしょうか。それにしても小さいのでもっと拡大できる光学系が欲しいです。

来週くらいからまた月がなくなります。天気でいらいらすることは少しは減りそうです。

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2008年3月16日 (日)

念願の直線壁

長い間写真に撮ることが念願だった直線壁をついに撮ることができました。

Photo

どのくらい念願だったかというと中学生の頃からです。どういう理由かわかりませんが、なぜか長い間撮るのを逸してきました。いつでも撮れるのだという気安さから今まで撮らずにいただけかもしれません。しかし考えると半月というのは意外と難しいのかもしれません。一番高度が高いときは夕方の忙しいときですし、休みの日でも薄明が終わった頃は夕食で、休みの時くらい家族と食卓を囲まなければならないし、そうこうしているうちに意外と早く沈んでいってしまいます。

今の時期は黄道が垂直に立っていますので、22時頃でもまだ十分高度が高いです。それで今日は撮れたのかもしれません。

実はもうひとつ撮りたい物があります。ポシドニウスです。天文を始めたばかりの頃、雑誌で知った最初のクレーターで、ずっと印象に残っています。これは満月を過ぎた後ですし、この時の月が高く上がるのは夜中なので、なかなか月を撮るだけに夜更かしはする気になれません。一生写せないかもしれません。

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2008年3月14日 (金)

美しいM101

先日の続きです。M101です。

M101

8分×4枚です。液晶モニタで見たとき、思わず「美しい」と叫んでしまいました。腕がこんなにきれいな銀河もあまりないですね。よく撮影対象にされるはずです。

正直、魅了されました。今回はあまり拡大率が高くありませんが、今度は少しクローズアップしてみたいです。しかし、同じ真上から見た銀河なのにM51がそれほど美しく感じないのはなぜなのでしょう。撮影甲斐がある対象には違いないのですが。

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2008年3月12日 (水)

初めてのバラ星雲

2年目にしてようやく撮影できました。おなじみバラ星雲です。

Ngc2237

こちらは5分×4枚です。半自動ですがさすがに長時間露光は気力を使うので、明るい対象はやや手を抜きました。もう少し露光を延ばしたいところです。画像処理をかけ過ぎると赤い星(ノイズ)が盛大に現れるので押さえてあります。ステライメージでスターシャープを強力にかけてうるさすぎる星をだいぶ減らしています。大きな対象ではこのほうがきれいに見えるようです。

暗黒部などもっと微細構造がでるといいのですが、多段階露光の必要があるかもしれません。冬の赤ものはこれでたぶん終わりです。とうとう馬頭星雲は撮れませんでした。

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2008年3月10日 (月)

深宇宙探訪

土曜日は久々に晴れました。それも快晴で、新月で、休みの前日という年に何度もない絶好の撮影日和です。

めったにない条件の日なので、いつもの遠征地に出かけました。

マカリアンの鎖です。

Markarian_2

77ED×.78レデューサKISS D改で10分4枚コンポジットです。パソコントラブルのため半自動ガイドです。

深宇宙を覗くようなこういう写真が好きです。見るごとに宇宙の広さに思いをめぐらせています。

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2008年2月24日 (日)

ビデオで土星

この間と同じ日に撮った土星です。こちらはビデオカメラで撮りました。デジタルズームも使い最大限に拡大しました。

0802212

約1000枚をREGISTAX処理しました。未だに使い方がわかりません。たぶんもう少しうまくやればさらによくなるのだと思いますが、なにせ英語マニュアルが読めません。かなりシンチレーションがひどいときと、そうでないときがあるのですが、いいやつだけを拾い出して枚数を重ねればきっとよくなるのだと思います。

カシニの空隙がこの細さでもわずかに見えています。いい加減な処理ですが威力は大きいですね。ビデオは色が貧弱になるのが難点です。最も開いた輪を写したいですが2017年までお預けです。私は還暦です・・・

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2008年2月22日 (金)

今年の土星

昨日は貴重な晴れ間でした。しかし、満月ではどうしようもありません。でもせっかくなので土星を撮ってみました。

080221

77ED+1.4倍テレコンバータ+2.2倍エクステンダー+K9mmにPEXTAX *istDS間接撮影です。8枚コンポジットです。去年のほうがいいみたいですね。惑星撮影もそれなりに楽しいですが、本音をいえば星雲の撮影のほうが数倍楽しいです。同じ天体写真とはいえ、星雲の撮影とは全く手法が異なりますし、別物だと思っています。まあ、望遠鏡を操作して撮るという楽しみでは一緒なのですが。例年惑星は1シーズンに1~2回しか撮りません。大口径望遠鏡があればまた違うのでしょうが。

来年は輪のない土星です。それはそれで珍しい写真が撮れるのでしょう。しかし物足りないですね。

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2008年2月11日 (月)

予感

昨日も相変わらず昼間は冬特有の曇り空でしたが、なんとなく、今夜は晴れるのでは、という予感がしていました。特に根拠があったわけではないのですが単純に明日は休みだから晴れてくれればいいな、という希望的観測だけです。それでも天気予報を見ると日本全国が晴れ傾向なのに、新潟だけが仲間はずれということもないだろういう、いい加減ですが自己流予報です。

願いもむなしく午後7時頃に外に出たときは全く星は見えず、小雨まで降っている始末です。少しでも期待ができればお酒も飲まないで待機しているつもりだったのですが、さすがにだめだろうと夕飯に一杯やってしまいました。さて、夜ちょっと立ったときに窓の外を眺める習慣ができてしまったのでその晩も覗いてみたのですが、晴れています!それもほぼ快晴で、透明度も申し分ありません。一杯飲んでしまったことを後悔しましたが、星見で人生を台無しにしてもしかたがありません。庭で写せるものでも写そうかと設置を始めました。狭い視界ですが獅子座の三星雲やM51が写せそうです。M65を導入して5分露光を4枚自動で撮ってみましたが、視野に入っていません。北極星が見えないのでアライメントがいい加減だったせいか自動導入がうまくゆかないようです。M65は屋根に隠れてしまったので、M51に照準を合わせました。こちらも導入がうまく行かないのですが、ステラナビゲータで視野角を表示してずれを確認、手動でなんとか中央に導入できました。こちらも5分4枚撮ったところで画像を見てみると5分の割には写りがよくありません。見るとカメラのISOが100になっていました。800に設定し直して再度取り直しです。ちなみにここ数回の撮影はみんなISO100だったようで、どうも写りが悪いと思っていました。しかし、M42は100でもあれだけの写りです。大物は別格ですね。それと、どうも最近横縞ノイズが気になっていたのですが、ISO100で出る現象のようです。800に戻したら目立たなくなりました。初期のEOSの不具合のようです。で、やっと撮れたものがこれです。

M51080211

77ED+1.4倍テレコンバータ EOS Kiss D改です。5分×4枚のコンポジットです。少しトリミングしました。少し流れています。オートガイドはうまくいっていたようですが、極軸が合っていなくてガイド星をやや離れたところにしたので視野が回転しているようです。オートガイドとはいえ、極軸はちゃんと合わせないといけないことを痛感しました。ちなみにこれが昨シーズンのM51です。ちょっとはよくなっているでしょうか。

今回の撮影でいくつか教訓が得られましたので上げておきます。

1.自動導入を信用しすぎないで、テスト撮影をして視野内に入っているかを確認すること

2.オートガイドとはいえできるだけ極軸は合わせること

3.カメラの設定は確認すること

4.晴れる可能性のある日は酒を飲まないこと

まあ、あたりまえのことですが、今まで甘く見ていたところがあります。でもオートガイドにもだんだん慣れてきました。自宅撮影は撮影を始めればあとはこたつに入って待っているだけなので本当にお気楽ですね。

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2008年1月 7日 (月)

日本人の美意識とは

お遊びでM42を処理してみました。

Crw_92724

重ねていいますが、あくまでもお遊びです。海外サイトにゆくとこういった極端な処理した写真をよく見ますが、私自身は美しいとは思いません。まあ、それなりに高級機材で十分な露光をかけた上での処理なので画像としてはきれいなのですが、作品としては好きではありません。

今まで、なぜ海外ではこういう写真が撮られ、日本では撮られないのか謎でした。アメリカの広大な平原の真ん中で光害のない真っ暗な空だから撮れるのかなとずっと思ってきました。しかし最近になって何となく日本人と外国人の美意識の問題ではないかと思うようになってきました。以前某掲示板でもこういう写真を「キモい」と表現していたのを見たことがあります。

今回一つのテストパターンとして作ってみましたが、今後はやりません。見てきれいな写真を目指したいと思います。

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2008年1月 6日 (日)

M42を再処理

もう一度M42を再処理してみました。

M42080104

M42はいろいろな色を含んでいるので、どれが正解、というのはありません。すべてが作者の意図のままです。私は周辺の青を出そうと思ったのでそれを強調してみました。強調しすぎるとノイズが目立つので、どこまで出すかが難しいところです。今回初めてステライメージのマルチバンドシャープというものを使ってみました。星雲にシャープフィルターを使ってもどんなものかな、と思っていたのですが効果絶大です。よく外国の写真で見るようなディテールが気味悪いほどに浮き上がってきました。日本であまり極端なシャープ系フィルターかけた写真を見ないのは感性のちがいなのでしょうか。

まあ、とにかく画像処理だけでこうも違う写真になるものです。大物はいくら処理してもきりがありません。これも3時間くらいかけたでしょうか。銀塩だとここまでいじれないですね。デジタルならではの楽しみです。

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2008年1月 5日 (土)

はじめてのオートガイド

初めてオートガイドで作品らしいものを撮ることができました。M42です。

080104m42

77ED×.78レデューサKISS D改です。2分~8分くらいを6枚コンポジットしました。変則的ですが、しょっちゅう雲が飛んできてそのたびに中断していたので露光をそろえることができませんでした。ダーク引きもいい加減だったので、そのせいか変なノイズが入っています。暇があったらまじめに処理してみます。

冬型の気圧配置の隙を突くように、ごく短い時間の晴れ間でした。朝まで撮影する意気込みで行ったのですが、結局撮れたのはこれだけです。0時を回るまでに帰宅しました。

M42の画像処理はとても難しいです。いろいろな色があるので、どれを強調したらいいのか悩みます。光度差も大きいので、すべての階調をきれいに出すのも難しいです。M31もかなり時間をかけますが、これはさらにかかります。結果がひとつだけでないぶん、奥が深いですね。飽きません。ちなみに去年は45EDでこんなもんでした。

しかし、オートガイドは快適です。機材は多くなりますが、セッティングはそれほど時間がかかるわけではありません。ガイド中は何にもすることがないのでゆっくり星を眺めることができます。これもまたお気楽ですね。

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2007年12月27日 (木)

なんとか模様が

12月26日は晴れの特異日でしょうか。確か去年もクリスマスの翌日に撮影に出かけたような気がします。ここ数日は晴れそで晴れない日が続いていましたが、今日は正真正銘の晴れです。

しかし、月があります。仕方がないというわけではありませんが、火星を撮りました。前日にビデオカメラをくんでおいたので設置はすぐにできました。

0712261

結構シンチレーションはありません。この間と比べればずっといいです。これは77ED+1.4倍テレコンバータ+K9mm+デジタルビデオカメラです。デジタルビデオカメラのズームの光学ズーム最大まで拡大しています。

RegiStaxで約400枚を重ねました。いまだに使い方がわからないので適当ですが、なんとか模様が出るものです。しかし、どこの模様かもわかりません。あまり火星の地形は頭に入っていません。極冠も見えないので、北がどっちかもわかりません。大シルチスがこっちを向いてくれればいいのですが、しばらくは昼間にしか向かないのでだめみたいです。

明日も晴れそうなのですが、年末年始は大荒れだそうです。満月期にだけ晴れても仕方がないのですが・・・

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2007年12月23日 (日)

ぜんぜん写りません

夕べは久しぶりに晴れたので、接近中の火星を写してみました。

071221

16枚コンポジットしました。ぜんぜん模様が写っていません。どんなに画像処理しても出てきません。77mmで火星は難しいのでしょうか。

シンチレーションも悪かったですし、やや薄雲もかかっていたので、そんなことも要因なのかもしれません。

こっちは先月撮ったものですが、こちらは極冠もなんとなく写っているようです。

071125mars

また条件のいい日に撮ってみます。しかし、火星は難物ですね。BORGでも作例もあまりありませんし、小口径向きではないのでしょうか。

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2007年11月26日 (月)

月より大きい

久しぶりの晴れです。これから新潟はどんどん晴天率が悪くなりますので貴重な晴れ間です。

07112517p

近くに満月があるので露光を伸ばせず1分×2枚です。77ED直焦点で縮小率も一連のものと同じなのでいかに大きくなったかがわかります。

肉眼では全く見えません。双眼鏡ではここにあると見当を付けてみると何とか見えます。月がなければ肉眼でも見えるかもしれません。

ほぼ同時刻に撮った月と重ねてみました。予報通り月よりも大きくなっています。すごいですね。

07112517p2_2

夜空に漂うミズクラゲという表現がぴったりきます。長時間露光の対象となってきました。月がなくなってからまた撮るのが楽しみですね。

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2007年11月19日 (月)

暗いけど大きい

とうとう肉眼では確認できなくなってしまいました。しかし、写真にはよく写ります。

07111917p

上弦も過ぎた月がいるので、カメラレンズでの撮影です。PENTAX *istDSで50mm F5.6での撮影です。2分×4枚のコンポジットです。ペンシルボーグをガイド鏡にして、BORGの片持ち赤道儀で手動ガイドです。

月明かりと光害でかなり明るいですが、ちょうどペルセウス座α星と重なった姿が写りました。肉眼では見えませんが、双眼鏡では巨大な光芒がすぐにわかります。写真でも視野の中で一番大きい物体として写っています。

写真にはまだ当分写りそうですが、新潟にもとうとう冬がやってきました。昨日は大嵐でした。これからもしばらく雨や雪のようですし、月もあるので、次にちゃんと見られるのはいつでしょう。

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2007年11月10日 (土)

手動に回帰

9日23時30分頃の撮影です。

07110917p1

だいぶ大きくなってきました。この縮尺ですとそのうち画面からはみ出るかもしれません。しかし、暗くなってきましたね。肉眼では見えにくくなってきました。露光も思い切って30秒です。4枚をコンポジットしました。

庭先ガイドですと極軸をあわせられないので、30秒露光だとかなりずれます。かといってオートガイドはまだ確立していないので、しかたなく半自動ガイドで追尾しました。極軸があっていないので休む暇なくボタンを押し続けないとあっという間に動いていってしまいます。まあ、2分程度なので苦はありませんが、オートガイドの便利さを痛感しました。

しかし、だんだんと後ろのほうがぼやけてきて、どこかで見た形だなと思っていたらエチゼンクラゲそっくりです。特に改造デジカメでまだ画像処理していない赤っぽい姿はまさにそれです。

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2007年11月 9日 (金)

初めてのオートガイド

ホームズ彗星を長時間(でもない)露光で撮ってみました。

07110717p2

77ED×0.78レデューサーです。5分×2枚コンポジットです。尾が見えているという情報を得て、チャレンジしてみましたが、非常に淡いらしく写りません。しかし、周辺に広がる青い光はちょっと写り、M45を囲む星雲を彷彿させるものがあります。まるで火の玉ボールですね。

一連のシリーズと拡大率をそろえると、青い部分がはみ出てしまいますので、これだけはほかより広く取ってあります。よくぞここまで育った、という感じです。

ところで、これは初めてオートガイドで撮った写真です。PHDGuidingを使い、カメラは前に買ったELECOMのWebカメラです。当然ながら初めてでうまくゆくはずもなく、原因不明のガイドミスに悩まされましたが、これはその中でうまくいった2枚です。放っておいても完全な点像ができあがるのに感動しました。オートガイド確立までには時間がかかるでしょうが、その経緯もこれから紹介してゆきたいと思います。

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2007年11月 8日 (木)

形に変化が

7日23時頃の撮影です。

07110717p

天気予報に期待して遠征したのですが、結局雲に振り回され、新潟市郊外まで戻ってきてしまいました。尾を写したかったのですが。

縮小率を間違えたかと思いましたが、一連の写真と同じです。かなり大きくなりました。ちょっと流れている感じが双眼鏡でもわかります。楕円っぽく見えます。眼視では明るさはあまり変わっていないようですが、単位面積あたりの明るさは暗くなっているようです。8秒では露光不足です。これは13秒ですが、それでも不足しています。もう少しのばさないといけません。

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2007年11月 6日 (火)

日に日に大きく

一日遅れてしまいましたが、(ほぼ)定点観測です。

07110417p2

11月4日だいたい23時頃です。これは77ED直焦点で写しました。

一連の写真の光学系、拡大率は同じですので、大きさの比較ができると思います。しかし色は毎回違います。空の状態も違いますが、画像処理で同じ色を再現するのは難しいですね。

尾も実はあるようです。

http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap071105.html

しかし、長時間露光すると中心部は飛んでしまうのに、どうやってこの写真を撮ったのでしょう。合成っぽいですね。

12月に入ると地球のほうが彗星を追い越すので尾が西に見えてきそうですが、そのころまで明るさを保ってくれるでしょうか。

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2007年11月 5日 (月)

ペンシルボーグでも写ります

結構明るい彗星ですので、超お気楽に撮ってみました。

07110217p

ちょっと日付が戻ってしまいますが、11月2日22時頃の撮影です。

ペンシルボーグにEOS Kiss D改でISO1600、2秒×8枚コンポジットです。

あくまでもお気楽にこだわり赤道儀に載せず、2秒の短時間露光で写してみました。4秒ですとやや流れます。

トリミングなしです。さすがに露光不足ですので、画像処理で持ち上げています。初代Kiss DはISO1600だとノイズが多いですね。実用になるのは800までのようです。しかし、2.5cmといえども結構写るものですね。いろんな用途に使い回せて楽しい望遠鏡です。

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2007年11月 3日 (土)

まだまだ成長

ほとんど定点観察みたいになってしまいました。

07110217p1

31日よりもやや大きくなっています。双眼鏡でははっきりと形がわかりますし、肉眼でも恒星と違うのがあきらかです。

軌道があんまり長円でないのでそんなに急に遠ざからないようです。ちょうど今、だいたい衝の位置にあるので尾が出ていてもわかりませんね。東側が少しもやっとしているのが尾かもしれません。これから尾が見えるとすれば西側に出てくるようです。

いったいどこまで育つのでしょうか。子の成長を見守る親の気分です。

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2007年11月 1日 (木)

さらにでかっ!

本日(31日)のホームズ彗星です。

07103117p1

今日は郊外に出かけ、カメラも天体用のEOS Kiss D改にして撮ってみました。10秒×2枚+8秒×2枚のコンポジットです。3日前と比べるとさらに大きくなっているようです。28日の写真とだいたい同じ縮尺です。広がっている分だけ淡くなっているのでしょうか。

しかし、この彗星、どこまで光り続けるのでしょう。尾のない彗星というのも不思議な気がします。なにか未知の新しい天体が発見されたような感じです。

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2007年10月29日 (月)

さらに明るくなっています

3日ぶりの晴れ間です。薄雲がかかってコンディションは悪いのですが、これだけ明るい彗星です。あんまり問題になりません。

双眼鏡で見たとき、「でかっ!」とまず声を発してしまいました。3日前よりさらに大きくなっています。

07102817p1

28日23時頃の撮影です。77ED直焦点です。PENTAX *istDSで撮影しました。ISO800で8秒×4枚+4秒×4枚+2秒×4枚のコンポジットです。多段階露光しました。

PENTAXは2秒遅延タイマーが付いているのでこういう撮影には向いています。しかし、ノイズは多いですね。JPEGで撮ったのでノイズ処理がうまくできませんでした。ちなみにEOSの裏ファームウェアに入れ替えると遅延タイマーが付くそうですが、怖くてできません。

しかし、なんとも不思議な彗星です。遠ざかりつつも明るくなっています。歴史に残る現象ですね。

お遊びで疑似カラー化してみました。

07102817p2

きれいな丸の中にも微妙な濃淡があるのがわかります。しばらく目が離せません。幸いいつまでたってもペルセウス座から離れないので、うちの庭先から見られるため好都合です。

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2007年10月26日 (金)

ホームズ彗星速報

夕方定期巡回でBorgの裏トピを見ていたら、なにやら彗星が大ブレイクしているとのこと。ステラナビゲータで見てみるとペルセウス座で結構見やすい位置にあるようです。外へ出てみたら、ほぼ満月にもかかわらず肉眼でも見慣れない星があることがわかります。双眼鏡で見ると明らかに恒星と違い面積を持っています。

長年天文やっていますが、ニュース見てその場で外に出てすぐ見られたというのも初めてです。早速miniBORG45EDで写真撮ってみました。

Crw_9105

だいたい25日23時30分頃です。45ED直焦点です。トリミングしてあります。庭先の北極星が見えないところで極軸も全くあわせないで撮ったのでノータッチ1分露光ですら流れています。せめてアライメントくらいちゃんとあわせないとだめですね。

非常に明るく1分でも飛んでいます。満月でも関係ないです。この後2日くらいは天気悪いみたいですが、晴れたらまじめに撮影してみようと思います。イベントものは血が騒ぎます。

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2007年10月18日 (木)

ペンシルでも星雲を

さて、前回の公約通りペンシルボーグで星雲を撮ってみました。

Ngc7000071017

意外に写るものです。正直、2.5cmでこんなに写るとは思っていませんでした。

組み合わせは、P25(レンズのみ)+7366+7315+7316+7362+7602+No3 ACクローズアップレンズ+7522+誠報社強化Tリング+Canon EOS KissD(改)です。5分×4枚をコンポジットしました。ガイドはスカイエクスプローラー(SE2)ノータッチガイドです。

クローズアップレンズ効果がどのくらいあるのか、試そうと思ったのですが延長のためのパーツを忘れたのでできませんでした。次回のお楽しみです。たぶんf125mm、F5くらいになっていると思います。周辺の流れは、クローズアップレンズ効果があまりないのか、むしろ逆効果なのか今度確認します。

それにしても色収差はほとんど見られません。かなり優秀なレンズだと思います。とにかく小さくて焦点距離が短いので、持ち出す機材が圧倒的に少なくてすみます。ガイド鏡もいらないし、パソコンもいらないし、バッテリーも小さいのでいいし、バランスウエイトも一番小さいか、なくてもいいくらいです。面倒くさいことをしたくないときのお気楽撮影用にぴったりです。

赤道儀に載せるとこんな感じです。

Imgp3936

バランスウエイトはついてきたものは重くてバランスが取れないので、ビクセンの1.9kgのを買って付けています。

大口径望遠鏡で撮ればよく撮れるのはあたりまえですが、これでどこまで撮れるかというのに挑戦するのも結構楽しいものです。

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2007年10月13日 (土)

なぜパックマン?

NGC281散光星雲です。

Ngc281071006

77ED×.78レデューサKISS D改、5分4枚コンポジットです。初めて撮ってみました。淡いんでしょうか。あまりよく写りません。無理矢理持ち上げてもノイズっぽくなるだけです。赤い散光星雲は難物ですね。

パックマン星雲と呼ばれているそうですが、私にはどうもそう見えません。ハート型という人もいるみたいですが、それも無理がありそうです。提灯お化けといってる人もいましたが、それはなんとなくわかります。私は初めてこの写真を見たときはおじいさんの横顔に見えました。月の模様みたいに何に見えるかを集めたらおもしろいかもしれないですね。

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2007年10月12日 (金)

結構好きですNGC253

ちょうこくしつ座の不規則渦巻き銀河NGC253です。(訂正しました)

Ngc253071006

前回撮ったときは光害地でした。やはり空は暗いと違うものです。5分3枚と8分1枚の変則コンポジットです。5分4枚の予定でしたが、1枚わずかに流れました。普通ならよしとするのですが、微細構造があるので流れたコマは思い切って捨てました。淡い部分がないので画像処理はあまり手をかけずにすんだのですが、逆に構造を出すためにシャープフィルターなどいろいろ駆使しました。

長らくこれは渦巻き銀河を横から見たものと思いこんでいました。(改めて調べましたら渦巻き銀河でよかったのですね)結構好きな星雲です。子供の時、望遠鏡で夜な夜な全天恒星図を頼りに星雲星団めぐりをしたのですが、これは結構よく見えたのを覚えています。M33とかよりも銀河らしくて感動したものです。

ガイドの合間に双眼鏡で探してみたのですが、見つけられません。昔はすぐにわかったのですが、勘がどんどん鈍ってきているようです。著名な星雲星団は星図を見ればすぐ導入できる自信があったのですが、だいぶ揺らいでいます。自動導入赤道儀を買った大きな動機です。

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2007年10月10日 (水)

M45もまた

先日の遠征時の写真です。

M45071006

77ED×.78レデューサKISS D改で10分2枚+5分2枚の4枚コンポジットです。ちょっと構図が外れていたので少しトリミングしてあります。この繊細なベールはもっとコンポジットしてなめらかに出すべきでしょう。M45は単色のクールな色合いだけにいかに美しく仕上げるのがポイントだと思います。去年はこの程度でした。格段の進歩です。M45もまたこれでいいということはありません。

昔、最初に撮った天体写真もこの「すばる」でした。モノクロ固定で20秒露光で7つの星が写ったのに感激しました。当時は青い星雲がわずかでも写れば雑誌のコンテストに入賞間違いなしでしたが、遙かにすごい写真を簡単に撮れる今がつくづくすごいと思います。

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2007年10月 8日 (月)

M31で始まりM31で終わる

今回の遠征で最も気合いを入れて撮ってみました。

M31071006

先月のも割と気に入っていたのですが、今回は自分ながらそれをしのいでいると思います。

77ED×.78レデューサKISS D改で10分2枚+5分2枚+3分2枚をコンポジットしました。いわゆる多段階露光です。空の暗さも相まって周辺までよく写っていると思います。ガイドもうまくやらないとだめですね。1枚だけ少し伸びていましたが、まあまあです。手動で完全に点像は難しいです。こういう光度差のある対象では露光が同時間のものは加算平均にして、それらを加算しています。それをデジタル現像で階調をなめらかにします。

M31の画像処理はいくらやってもきりがありません。これで最良だと思ったことがありません。星雲写真はM31で始まりM31で終わる、といってもいいと思います。

しかし、どうも画像処理をやり過ぎると腕が痛くなります。マウスのボタンを押したまま微妙にパラメータをいじったりすると腕の筋肉に負担がかかるようです。画像処理を仕事にしている人からもよく聞きますがいい対処方法はないでしょうか。

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2007年10月 7日 (日)

再びらせん星雲

夕べは久しぶりの遠征です。場所は胎内です。夏にもいったところですが、今回はかなり寒く、うっかり防寒具を忘れ参りました。なんとかしのぎましたが。

らせん星雲です。

Ngc7293071006_2 

夏にも撮りましたが、前回と比べ格段によく写っています。10分×2枚です。光学系は前回と同じ77ED×.78レデューサKISS D改です。前回は処理も暗すぎましたが、やはりなにより気温が高いのと、空がよくなかったためだと思います。4枚コンポジットしたいところですが、手動はつらいですね。

今回、あわよくばオートガイド、と思ってきたのですが、赤緯方向のカーソルキーを押すとガイド星が飛ぶのであきらめました。

帰って調べてみるとどうもバックラッシュの値が変だったようです。しかし、しばらくこれでやっていて問題なかったので急になったのも不思議です。あと、ガイド星がほとんど動かずノータッチ状態でできることもあれば、頻繁に修正しなければならないこともあります。ピリオディックモーションのせいかもしれません。ガイドも精密になると思いもよらぬ現象が現れ、奥の深さを感じます。

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2007年10月 3日 (水)

コンデジで月

秋らしい澄んだいい夜空ですが、今日はあんまり望遠鏡を出す気分になれず、なにもせず寝ようかと思いましたが、部屋の窓から見るといい具合に下弦ちょっと前の月があがってきました。

満月過ぎの月はあまり見ることがありません。望遠鏡で見るのは生涯でも数えるほどでしょうか。せっかくなので、miniBORG45EDを雲台に付けてお気楽に覗いてみました。この季節の夜半に昇る月はちょうど部屋の中からいい具合に見えます。

畳にあぐらをかいて眺める月もなかなか乙なものです。これこそ究極のお気楽な月見です。満月過ぎの写真もあまりないので撮ろうと思いましたが、かといってカメラを出すのも面倒なので手元にあったコンパクトデジカメを覗かせて撮ってみました。

Pict0091

minolta DiMAGE Xtで撮りました。手持ちで露光、ピントはカメラまかせです。露出補正は-1.7です。マニュアル露光ができないので、補正で調整するしかありません。手ぶれ防止のため、セルフタイマーを使っています。

お世辞にもいいできとはいえませんが、こんなに簡単に写るんだ、という見本にでもなればいいですね。

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2007年9月22日 (土)

NGC253

引き続き、M33と同日撮影のNGC253です。

Ngc253070919

数少ないNGC番号を覚えている星雲の一つです。子供の時は結構覚えられたのですが、今は全く覚えられません。老化は着実に近づいています。

77ED×.78レデューサKISS D改です。3分6枚です。この方向には住宅地があり、今の時代に上方に光を発散する街頭があるもので、元画像は真っ白でした。せいぜいが3分露光です。それでもよく写ってくれたものです。

こんな感じの場所です。

Crw_9030

この日はまだ空気が澄んでいたので影響は少なかったのですが、これだけの明るさです。今、街灯を付けるとなるとほとんどは上部に覆いがありますが、できた頃はそんな時代ではなかったのでしょうか。新潟市の管理のようですので、一度メールでも入れてみようかな、と思っています。

11時過ぎた頃からだいぶ市内方面も暗くなります。でもこの光だけは一晩中なので困ります。どこか別の撮影地を探しましょうか。

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2007年9月21日 (金)

M33

2日前に新潟市郊外で撮影したものです。

M33

かなりの光害地ですが、透明度が良かったせいかよく写ってくれました。気温が高いこともあり、元画像は真っ白なのですが、画像処理でなんとか様になりました。

77ED×0.78レデューサ、5分4枚、KISS D改です。去年のものと比べると格段によく写っています。カメラを代えたのと、画像処理がちょっとはましになったのと、レデューサを付けたのと、ガイド精度がちょっと良くなったことが要因だと思います。周辺減光がかなりあるので、トリミングしましたが、トリミング前の画像は非常に透明感のあるクリアな画像です。BORGのレンズの良さを物語っているようです。

CMOSにゴミが付いているようで、気になります。クリーニングしたいのですが自分でやるのはちょっと怖いですね。キットも出ているようですが、とりあえずブロワで飛ばしてみます。

SE2はなかなか快調です。電圧が低くなると動作不安定になるのでちょっと気を付けたいところです。極軸あわせは他の方も指摘していますが、月日目盛と時刻目盛が離れすぎていて正確にあわせられないので、北斗七星かカシオペアの位置で簡易的にあわせています。なぜかはわかりませんが、低い方の星座は少しずれています。高い方にいる星座であわせないといけません。SE2のことは気づき次第また報告します。

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2007年9月17日 (月)

北アメリカ・ペリカン・デネブ

先日の遠征での一枚です。

Crw_8997

5分4枚、EOS KissD改です。45EDにNo.3クローズアップレンズをつけました。これくらいだと北アメリカ、ペリカンにデネブまで入ってまだ余裕があります。モザイクの必要はないですね。周辺像はあまり改善されません。ちゃんとしたレデューサが欲しいところです。

今まで画像処理が間違っていたので、背景ノイズが汚かったのですが、やっときれいにすることができました。赤を強調しすぎたかもしれませんが、この対象ではこのくらいでもいいのでしょうか。

今まで天体写真を撮るには抜けるような晴天でないとだめだと思い込んでいましたが、結構透明度が悪い日でも割と写るものだと思いようになってきました。この日も最高が10だとすれば4~5くらいだったと思います。画像処理技術が進んでるのもあるのでしょう。前ほど空の透明度を気にせず、とにかく雲がなければ撮影に出かけるようになりました。それにつけても新潟は晴天率が低いですね。

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2007年9月14日 (金)

SE2で初めての遠征

スカイエクスプローラレポートその2です。

前日とは正反対に日没とともにかかっていた薄雲があっという間に消え、これはいけるかな、と思い車で一時間ほどのところまで遠征をしました。

久々の雲のない晴天です。早速SE2をセットします。極軸はどうせ半自動ガイドだと思い簡易的にあわせました。3点アライメントとりましたがまずまずの導入精度です。

Crw_9004

これは77EDに×0.78レデューサをつけ、3分2枚+5分1枚です。5分もう1枚はガイド失敗しました。いきなりモータが回らなくなりました。電源を入れ直すと動くのですが、アライメント取り直すのも面倒なのでやめました。どうもバッテリーの電圧が低くなるといきなり止まるようです。故障なのかどうか、ちょっと様子を見てみたいと思います。

ちなみに今回は画像処理にダークを引かないでみました。その方がノイズっぽくありません。引き方が悪いのかもしれませんが、ダーク引かないで、ホットピクセル除去したほうがなめらかできれいに見えます。画像処理も少し研究しなければなりません。

半自動ガイドも枚数が多くなるとつらくなってきます。オートガイドが魅力的に見えてきました。こちらも研究です。

9/14 追加

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画像処理の方法を間違えていたようです。ベイヤー→RGB変換の時、色とレベルの自動調整のオプションを外したらなめらかになりました。青ハロも軽減されました。すると今までのは全部間違えていたことになります。

これは昨日のM31を再処理したものです。さらにtantanさんのコメントを参考にフラット補正してみました。確かにコントラストがあがります。

M31

過去の画像も全部再処理したくなりました。

9/19 緑っぽかったので差し替えました。どの色がいいかよくわかりません。もっと青っぽくする人もいるようですが、私は若干緑がかったほうが好きです。

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2007年8月23日 (木)

でかい!らせん星雲

みずがめ座のらせん星雲です。

Ngc7293

始めに画像処理したものが気に入らなくて何度かやり直したものです。なるべく荒れを目立たせないよう小ぶりの仕上げにしました。

写真には良く写り、でかい!ですが淡いんですね。肉眼で見るのは困難なようです。昔の星雲星団の本を見てもリングには写っていません。デジタルの時代ならではの対象です。

今回は珍しくコンポジット5分×4枚のガイドがうまくゆきました・・・なんて低レベルな自己評価でしょう。

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2007年8月18日 (土)

画像処理は控えめに

画像処理をちょっと控えめにした天の川です。

0708152

貧乏性なもので、薄いところもできるだけ濃く出したいと思いつい、過剰な画像処理をかけてしまいがちですが、しょせん見えないものが見えてくるわけではないので、画像が荒れてしまいます。

どんなに画像処理技術が進歩しようとも、暗い空でたっぷり露光したものにはかないません。無理せず適正な処理できれいに見せるのも大事ですね。

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2007年8月17日 (金)

なんちゃって減速追尾

減速追尾というのが星景写真で流行っているようで、そのためのポータブル赤道儀まであるようです。

星も風景もずれが目立たない程度に恒星追尾をやや遅らせてガイドするのですが、手動ガイドでもどこまでできるか試してみました。それぞれ露光時間は1分です。

これはガイドなしです。明らかに星は流れています。

Crw_8983

これは通常のガイドです。星は止まっていますが、風景は拡大するとわかりますが流れています。

Crw_8984

これは減速追尾したものです。一見星も風景も止まっているように見えます。しかし、拡大するとどちらもやや流れています。

Crw_8986

それぞれをピクセル等倍で比較したものです。違いは明らかです。

Sample

星も風景も止めて写したいという欲張りな撮影には効果があるものと思います。この程度のブレなら許容範囲でしょう。

手動でやるときは、あらかじめガイドなしで露光時間内にどれだけ移動するかを見当を付けておきます。実際にガイドするときは移動分を完全に戻さないで、ガイド星がだんだんずれてゆくようにしますが、露光時間であらかじめ調べておいた移動量の半分くらいに収まるように調整します。この辺は勘がたよりです。かなりいいかげんなやり方なので「なんちゃって減速追尾」というのがふさわしいでしょう。

今回が初めてですが、今後も練習がてらやってみようと思います。お気楽イコール金欠という意味もありますので、なんでも挑戦です。

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2007年8月16日 (木)

手動ガイド回帰

長らく続いた晴天もそろそろ終わりのようです。今日が最後と思い、プチ遠征で天の川を撮ってきました。

Crw_8979

EOS KissD改で2分×4枚です。レンズは18~55mmズームの広角側18mmです。傾いたので少しトリミングしてあります。

実はこれ、手動ガイドです。BORGの微動雲台にペンシルボーグのガイド鏡を載せ、手動でガイドしました。これがそのガイドシステム?です。

Pict0004

ペンシルボーグには直進ヘリコイド7315を付けています。そのままだと合焦しないので、鏡筒を短くしました。これにビクセンの暗視野ガイド鏡を取り付けています。昔のK25mmですが、広角レンズのガイドには十分です。

BORGのバランスプレートに取り付けていますが、そのままだと直進ヘリコイドと干渉するので、カメラ屋さんに売っていたカメラの止めネジで浮かせています。台座代わりにもなり都合がいいです。本当ならちゃんとした台座が欲しいところです。BORGさんで作ってくれないでしょうか。

なかなかメカっぽくてかっこいいと思います。こういう遊びができるのもBORGのいいところです。ペンシルボーグの使い道がいまいちなかったのですが、これは十分使えます。本当はモーター駆動のポータブル赤道儀が欲しかったのですが、考えてみると、広角レンズで1~2分の露光なら手動で十分じゃないか、と思い直し作ってみました。

小型軽量お気楽ガイドシステムとして是非BORGユーザーにお勧めしたいです。

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2007年8月14日 (火)

網状星雲東側

昨日に続き網状星雲の東側です。

Ngc6992

こちらは良く写っています。西側よりかなり明るいです。西側は青が多いようで画像処理で赤を持ちあげてもあまり出てきません。こちらは赤が多く改造デジカメでよく写ります。

うまく構図をとればモザイクできそうですが、今回はうまく重なりませんでした。

昔、標準レンズでカラースライドを使い、存在が写っただけでもうれしかったものですがこれだけのものが簡単に撮れるようになった時代に驚きです。

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2007年8月13日 (月)

初めての網状星雲

一週間ほど更新を怠っていました。夏は結構イベントが多いので、ゆっくりパソコンに向かっている時間が取れません。

東北の山上の温泉は残念ながら撮影できるほどの天候には恵まれませんでした。しかし、露天風呂から見上げた雲間からの夏の天の川は第一級です。暗さといい、透明度といい、申し分ありません。しばしの至福の時を過ごせました。

さて、このところ晴天が続いています。新月も重なり毎日でも撮影に出かけたいところですが、お盆、家族サービスとなかなかそうもゆきません。そんな中で、一日だけ遠征に行ってきました。

Ngc6960

網状星雲の西側です。77EDに×0.78のレデューサを付けています。EOS KissD改で5分3枚です。

さすがに淡いのでこの程度の露光ではぼんやりとしか写りませんね。総露光1時間くらい必要でしょうか。オードガイドが欲しくなりますが、お気楽路線から外れそうでなかなか踏み切れません。レデューサでは初撮影ですが、さすがに周辺までシャープです。フラット補正なども考える時期にきているのかもしれません。

昔の天体写真集で良く見かけた星雲です。当時は自分での撮影は夢物語でしたが、一歩近づけてちょっとうれしいです。

今回の遠征でネタが少しできましたので、小出しにご紹介したいと思います。

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2007年8月 1日 (水)

やっと大赤班

やっと大赤班を撮ることができました。今年の大赤班は小さくて目立たないですね。眼視では右下の模様をそれと間違えてしまいました。

070731

しかし、前回と光学系が違いかなり小さく撮れてしまったので、ノイズが目立ってしまいました。シンチレーションもやや悪かったようです。画像処理をかければかけるほど汚くなるのでどこで押さえるかがポイントです。木星もだいぶ低くなり、月がなくなれば惑星どころでないので、たぶんこれで今シーズンの木星はおしまいです。

話は変わりますが、今回のアストロアーツでの中川さんの連載は興味深いですね。私も天文雑誌の高級機材を駆使したすばらしい写真を目するにつけ、私ごときの撮った写真をブログに貼っても意味あるのかな・・・という思いがいつも脳裏をかすめていました。

しかし、こんな「お気楽機材」でも楽しめるんだということで、多少なりとも天文入門の敷居を下げているのであれば私のブログも続ける価値があるのかな、とちょっと元気づけられます。

元々は自分の日記代わりでアクセス数も期待はしていませんが、やっぱり見てくれる人が増えればうれしいですね。がんばろっと。

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2007年7月28日 (土)

惑星にはまっています

昨日金星を撮った後での木星です。

Jupiter

こちらもビデオカメラで400枚くらいを重ねました。

Registaxであまりウェーブレットかけすぎると波模様が目立ってくるので、適当に押さえてステライメージの方でシャープ処理などやりました。

ビデオカメラは結構使えます。デジタルズームもフル活用して最大倍率に拡大しています。重ねればなめらかになるので、大きくした分最後に縮小すればアラも目立たなくなります。それでも粒状が目立つので、ややぼかしを入れてあります。シャープさは犠牲にしてもこの方がきれいに見えます。

しかし、大赤班のない木星は寂しいですね。今度は大赤班がこちらを向いている時をねらって写してみたいものです。

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2007年7月27日 (金)

念願の金星

やっと念願だった金星を撮ることができました。

070727vinus

77ED+LV15mm+デジタルビデオカメラでの拡大撮影です。Registaxで800枚のコンポジットです。低空であり、形がひしゃげるほどのシンチレーションでしたが、Registaxの効果は絶大です。色収差が出ていたので、ステライメージでRGB分解したものをずらして再合成しました。

金星は初めてでもありませんが、内合間近のこれだけ細いものは初めてです。特に今年は黄道が寝ているので条件が悪く、ここ数日を逃したら2年後までだめだと思うと焦りました。しかし、今日は奇跡的に夕方から雲一つ無い快晴になり絶好のチャンスに恵まれました。

二階の窓からです。室内からの撮影は非常に快適です。スカイセンサーのおかげで極軸は合わせなくても惑星くらいなら全然問題ありません。暗い星雲の導入を楽にするためのスカイセンサーだったのですが、最近こっちの方面での用途が増えています。

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ちなみに一眼デジカメ一発撮りです。ピクセル等倍で未処理です。

Registaxの威力が思い知らされます。

Imgp3791

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2007年7月26日 (木)

懲りずに木星

おとといの木星を昨日の月面と同じやり方で処理してみました。

Jupiter070723

枚数は200枚です。処理一つでずいぶん違うものですね。これなら慎重に撮影すれば口径なりの作品になるのでは、と思ってしまいます。ウェーブレットの波模様が出てしまっていますが、うまく消す方法を試行錯誤せねばなりません。

まあ、でもWebカメラよりビデオカメラの方が簡単で画質も良さそうですし、わざわざWebカメラを使う意味はないような・・・

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2007年7月25日 (水)

恐るべし、Registax

夕べはまあまあの天気でしたが、雲も多く月もあるので、星雲撮影はできません。

暇つぶしに二階の窓からお気楽にビデオカメラつないで月面でも撮ってみました。シンチレーションがかなりひどかったのですが、どのくらい写るかなー、と軽い気持ちでRegistaxで処理してみました。

なんと!生画像ではぼやけて何も見えないのにウェーブレットかけてみると微細な地形がどんどん浮き出てくるではありませんか。

こんなに出るならと、あまりのシンチレーションのひどさに処理する気にすらならなかった数ヶ月前の動画を引っ張り出してやってみました。

Photo

すごいです!自分が撮ったものとは思えません。あの水底を覗くようなゆらゆらした画像からなぜこんなに鮮明な写真ができるのか、まるでマジックです。 どんなアルゴリズムで処理しているのでしょうか?

今まで月の撮影はつまらないと敬遠していましたが、これなら少し撮る気が出てきます。月があるときは撮影はお休みでしたが、また望遠鏡を向けることになりそうです。

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2007年7月10日 (火)

当てにならない天気

天気予報は当てになりません。今日はあきらめていたのですが、なんと、雲ひとつない快晴になってしまいました。

とはいえ、星雲撮るには透明度が悪いので、木星です。今シーズン初めてのまともな木星です。

070709

77ED+2.5倍エクステンダー+K9mmにPENTAX *istDS間接撮影です。16枚をコンポジットしました。PENTAXは2秒の遅延タイマーが付いているので惑星向けです。なぜEOSにはないのでしょう?

眼視ではわかりませんでしたが、大赤班が見えています。ステライメージで画像処理しましたが、よくわからないままウェーブレットとか使ってみました。

木星の模様は薄いですね。結構処理をきつくかけないと模様が見えてきません。しかし、本当に存在する模様なのか、なんか怪しい気もします。

一応Webカメラでも撮ったのですが、やはりあまりうまく撮れないようです。デジカメの方がずっときれいに感じますが、画像処理次第かもしれません。これは後日のお楽しみです。

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2007年7月 4日 (水)

流行りの猫の手

BORGのホームページを見ているとこの通称「猫の手」といわれる星雲の写真が多いですね。実は私はこの存在も名前も知りませんでした。

先日のM8 M20のモザイクのM8部分だけを再処理して猫の手を浮き出させてみました。

Photo_7

やっぱり露光が足りないんでしょうね。無理矢理画像処理で浮き出させた、という感じです。全体の処理もどうやったら正解なのかわかりません。実際目に見えないものを見えるようにするんですから難しいですね。

構図をもう少し上に取ればM20も入ったのでしょう。まあ、意識しなかったので今度は構図もちゃんと考えてみます。

梅雨空がしばらく続きそうです。雨の日は画像処理やるくらいしかありません。でもそれも楽しみの一つなのですが。

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2007年6月29日 (金)

NGC4565これで打ち止め

先日の遠征の成果がこれで出そろいました。

NGC4565です。

Ngc4565_2

元画像を見る限り、載せようか載せまいかと思ったのですが、結局載せることにしました。

77ED+1.4倍テレコンバータで4枚コンポジットですが、ガイドが悪く星が雪だるま状になっていました。しかし、重ねて縮小することでアラを隠せたようです。なんとか目立たなくなりました。

しかし、NGC4565は天文少年の時からあこがれでした。当時は135mmでネガに付いた傷と見まごう程度でしか写せませんでしたが、ようやく暗黒帯まで写せるようになりました。30数年の時を隔てています。決して満足がゆくできではありませんが、でもうれしいものです。

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2007年6月26日 (火)

北アメリカ構図失敗

先日の遠征時に撮ったものですが、北アメリカ星雲と77EDの視野角の感覚がつかめず、失敗したものです。

Ngc7000

こんなに大きいとは思いませんでした。ステラナビゲータで調べたら45EDにレデューサ付けないと全部入りません。

5分1枚、コンポジットなしです。撮り直そうかと思いましたが、北アメリカ星雲は冬近くまで撮れるのであきらめました。次に期待です。

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2007年6月24日 (日)

先週の天の川

先週の遠征の時の天の川です。

070616

PENTAX *istDSノーマルで3分×2枚です。ペンタはどうしてもダークが引きにくいですね。KissDは熱ノイズもでなく、ダークもきれいに引けるのに。

これはややまともな方ですが、背景のノイズは目立ちますね。

山の上の光は何なのでしょう。あの方向に街はないはずなのですが。下半分くらいカブっているので遠くの雲に遠くの光が反射しているのでしょうか。

まあ、あの光がなければ一級品の空の暗さだと思います。また今度いってみたいです。

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2007年6月21日 (木)

初めてのモザイク

先日の遠征の成果です。

M8 M20付近です。

M8m20

初めてモザイク合成に挑戦してみました。しかし撮影の時はモザイクにするつもりはなく、帰って画像を見ていたら、そういえばダブっているな、と思いモザイクしてみようという気になりました。

77EDにAC3クローズアップレンズ、EOS Kiss D改です。5分×2+3分×2+1分×2です。

正直ガイドはめちゃくちゃでしたが、縮小できるのであまり目立ちません。モザイク合成のいいところですね。

モザイク合成の方法がわからなかったのですが、アストロアーツのHPに出ていたやり方でようやくわかりました。でも半分は我流です。

こういった広がった散光星雲はいくら画像処理をやっても終わりがありません。奥が深いですね。

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2007年6月18日 (月)

今シーズン最後のM51

先日の成果のひとつです。

比較的明るい春の系外星雲M51です。天頂付近で撮りやすいのもあってねらってみました。

M51_2

小型の系外星雲は難物です。機材の限界を感じます。77EDに×1.4倍のエクステンダーですが、これ以上の拡大は望めません。ピントを正確に合わせ、ガイドも正確にして枚数を多くコンポジットするしか手はないような気がします。

お気楽撮影ではこの手の対象は難しいですね。今年の春の対象はこれが最後だと思います。来年はまた腕を磨いて挑戦します。

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2007年6月17日 (日)

細い月

昨日は快晴と新月(に近い)と土曜日が重なり久しぶりに絶好の観望日和でした。かねてよりねらっていたちょっと山に入った観測地に出かけました。

ちょっと早めに着いて設営しようとしましたら、西に新月を過ぎたばかりの月齢1の月が出ていました。

Imgp3634

月齢1の月は普段でもあまり見る機会はありませんし、まして写真に写せる機会はそうあるものでもありません。急遽ガイド鏡の45EDにカメラを取り付け、カメラ三脚で撮ったものです。ちょうどうまい具合に谷間に沈む極細の月はなんとも幻想的です。

思わぬ副産物を写せてラッキーです。この日の成果は順次アップしてゆきたいと思います。

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2007年6月12日 (火)

最悪

今日は久々に晴れの予報。雲の具合からしても今晩こそ晴れそう、と予感して機材を車に詰め込み仕事に出かけました。夕方になり、やや雲があるものの、まあ日が沈めば消えるだろうと思い、遠征しました。

少し明るいうちに着いてセッティングなどやってそろそろ薄明も終わるかな、と思っていた頃・・・、だんだんと星は薄くなって行き金星、木星すら見えなくなりとうとう何にも見えなくなってしまいました。せっかく遠征までしたのに、それはないだろうと・・・(涙)。

今まで遠征では不調に終わったことはなかったのですが、今年の天気は本当に変です。天気予報が当てになりません。晴れの予報でも夕方から必ず薄雲が出ます。カラッと快晴になることがまずありません。これも地球温暖化のせいかと疑ってしまいたくなります。

1枚だけ撮れたM51です。

M51_1

薄雲越しとはいえ、空が暗いのでまあまあ写っています。しかし、このあとで本曇りになってしまったのでこれだけです。コンポジットもできませんでしたし、画面中央にもってくることもできませんでした。

天気予報はあと2日持つ予定ですが、当てにできません。毎日夜遅くなるわけにもゆかないので、明日晴れたとしても近間でしょうか。

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2007年6月 5日 (火)

水木金土

6月4日の4惑星をまとめてみました。

Photo_6

ほぼ同一時刻です。光学系は同じですので、大きさの比較ができると思います。木星はかなり低空でしたので、模様はほとんど写せませんでしたが、まあ、こんなチャンスもそうないと思うのでご勘弁ください。

しかし、こうしてみると改めて木星は大きいですね。なかなか教育的な写真になったと思います。

火星が入れば完璧でしたが天の摂理に文句をいってもしょうがありません。

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2007年6月 4日 (月)

さらに水星

今日も少し晴れていたので、水星を探してみました。

さすがにもう限界です。だんだん暗く、低くなってきましたので、明日以降はさらに困難になるでしょう。

Imgp3531

おとといと比較のために光学系と拡大率は同じにしました。画像処理をややきつめにかけて収差を目立たなくしてみました。処理しないとまるで虹のようです。おとといよりやや細く、大きくなっているのがわかります。しかし、暗く肉眼では見えるか見えないかでした。

考えてみたら水星は久しぶりでもないですね。去年の11月の日面経過で見ていました。

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2007年6月 2日 (土)

とても久しぶりの水星

水星を見ました。今日が東方最大離角の日で、天候も快晴、低空まで澄み渡ってこれ以上ない絶好の観望日和です。

家の前は向かいの家がじゃまになるので二階の窓から望遠鏡を向けました。肉眼では見つけられなかったのですが、双眼鏡でなんとか探し出しました。

Imgp3427

77ED+K9mm+エクステンダーです。しかし、あまりにも小さすぎ、ピクセル等倍でも形がよくわからないので、150%拡大してあります。4枚コンポジットしました。低空で気流が悪く、十数枚撮ったのですが数枚くらいしか使えません。なんとか半月状であることがわかります。

思えば過去において一度か二度くらいしか見た記憶がありません。そのときはただ望遠鏡を覗いて存在だけを確認しただけだった気がします。

当時は水星の拡大写真など夢のまた夢でしたが、今はデジカメを付けてシャッターを押すだけでとりあえず位相は写すことができます。いい時代です。

あのガリレオでさえ生涯見ることが出来なかったといわれる水星ですが、今でも難物であることには変わりがありません。今度もそう何度も見る機会はないと思います。

今日は久々に快晴で土曜日でもあって、これで月がなければ遠征にでも行くのですが、ほぼ満月の月があってダメです。しかし、こんな珍しいものが見れて満足な日でした。

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2007年5月23日 (水)

半自動ガイド初挑戦

スカイセンサーで初めて半自動ガイドに挑戦してみました。いままですべてノータッチでしたが、さすがに歩留まりが悪く、どうにかしなければと思っていました。ガイド鏡として購入した45EDでしたが、1年目にして初めてそのお役につけました。

こと座M57です。

M57070522

77ED+1.4倍エクステンダ、EOS KissD改です。3分3枚コンポジットです。4枚写したのですが、1枚はちょっと流れてしまいました。これもカメラの液晶では気づかなかったのですが、少しだるま状になっています。じぶんではうまくいったつもりなのですが、ちょっと失敗でした。同じ方向にだるまになっています。微動スイッチのひとつの方向だけ戻りすぎたのでそのせいだと思います。今度調整してみます。

新潟市の真ん中の光害地ですが、惑星状星雲はよく写りますね。改造デジカメの効果で周辺の赤いガスもよく写っています。中心星も写っているような・・・

今を去ること数十年前にも手動ガイドをやりましたが、あのときの135mmより楽ですね。完全手動は一時も目を離せませんが、半自動ガイドはちょっとくらいは空を見あげる余裕があります。自動ガイドにはいつ到達できるかはわかりませんが、撮影対象が広がりうれしいですね。

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2007年5月21日 (月)

意地悪な天気

まったく意地の悪い天気です。

このところせっかく月がなかったのにずーっと晴れ間がありませんでした。月も回ってきてもう撮影ができなくなる頃になってようやく晴れ間を見せ始めました。これから数日は晴れそうです。いまさら晴れてももう遅い!という感じです。

明日は仕事なので出かけることもできません。しかし!スカイセンサーになったおかげで北極星の見えないうちの庭からでも撮影できるのではないかとさっそく試してみました。

対象は光害には強いM13にしました。とはいってもうちの庭は三方家に囲まれて、それしか見えないという理由もあります。で、写ったのがこれです。

070520m13

77EDに1.4倍エクステンダーを付けました。35mm換算では1000mm近いでしょう。さすがにノータッチは無謀です。3分露光は話になりません。仕方がないので1分6枚撮影し、比較的流れていない4枚をコンポジットしました。カメラの設定をRAWにするのを忘れてJPEGで撮ってしまいました。

画像処理でガイドの悪さをごまかしています。なかなか半自動ガイドで写すのがおっくうなのですが、そろそろ練習します。

しかし、庭での撮影というのは快適ですね。究極のお気楽といった感じです。機材を運ぶ必要もないし、寒ければ露光中は家に入っていればいいし、これで暗くて視界が広ければ文句はないのですが。

でもこの味を占めてしまったので、出るのがおっくうなときは家で撮るようになるかもしれません。光害カットフィルターが欲しくなりますね。

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2007年5月12日 (土)

自動導入導入

変なタイトルですが、スカイセンサー2000をGP赤道儀につけました。

先日の撮影での導入の苦労を書いたところ、ここによくコメントをいただくtantanさんより貸していただけるとのお誘いをいただきましたので、甘えさせてもらいました。

tantanさんにはこの場を借りて改めてお礼を申し上げます。

夕べは雲が時折飛びながらも先日の新潟県史上初の光化学スモッグも晴れ、雲間からクリアな星々が見えていました。

M101

M101です。

夕べは初めてのスカイセンサーであり、お試しのつもりでしたので、短時間露光、使い慣れた無改造の*istDS、miniBORG 45EDという組み合わせです。

最初アライメントがうまくゆきませんでしたが、M101を指定して写してみるとバッチリ中央に入っています。かなり暗い対象で、液晶でも写っているかどうかわからないくらいでしたが帰ってパソコンで見るとドンピシャです。眼視ではとうてい無理でしょう。フリップミラーで切り替えて見ても見えませんでしたから。

自動導入がこんなに楽だとは思いませんでした。続くM51も瞬時に導入でき、自動導入の偉大さを再認識しました。もう戻れないですね。

M51

作品としては露光不足、ピンぼけとかなりひどいですが、まあ、お試しということでご容赦ください(といいわけをする)。

次回はきちんとした写真を撮ります。ご期待を!しかし天気は思わしくなく、次はいつになることやら・・・

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2007年4月30日 (月)

久々の黒点

いい天気が続きますが、月が大きくなっているので夜はだめです。シーイングもよくないので、月、土星も写せません。

仕方がないので太陽でも写してみました。

Imgp3299

久々にやや大きい黒点が出ています。近頃寂しい太陽面だったので新鮮ですね。

45EDに1.4×エクステンダを付け直焦点です。30mmのND400にND8を重ねて減光しています。太陽撮影は簡単ですね。赤道儀を使うまでもなく、導入も鏡筒の影を見て簡単に入れられますし、高速シャッターを切れますので、ブレもありません。玄関先で写していると道行く人が物珍しそうに見てゆくのがちょっといやですが。

太陽といえば昔はミニコピーなど使って超高調の写真が多かったですが、デジタルになって自由自在に出来るようになりました。あえて軟調に仕上げてみました。粒状斑は見えませんが、観賞用のきれいな太陽になったと思います。改めてみると太陽とは本当に美しく完璧な球体なのですね。

今度はビデオを使って黒点の拡大をやってみるつもりです。

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2007年4月27日 (金)

お気楽に月を撮ってみました

久しぶりに月でも撮ってみました。

070426

77ED+K9mm拡大撮影です。今回初めてコリメートでなく、拡大撮影にしてみました。

風も強く、シンチレーションも悪そうなので、赤道儀には載せず、BORGの微動雲台に載せ、玄関先からお気楽にねらってみました。

ピントも適当、露光もオートで何も考えずに超いい加減です。8枚くらい連続して写したものを赤成分だけ抜き出して4枚コンポジットしました。モノクロ写真です。

揺らいでいるのでしょう。コンポジットするたびに鮮明さが失われてゆきます。画像処理で見た目シャープにしてみましたが、細かなところが見えているわけではありません。月は今まで一枚も満足のゆく写真が撮れたことがありません。

でも、拡大撮影はコリメートより明るく鮮明に撮れますね。やっとカメラの接続のコツがわかりました。次は条件のいい日をねらって赤道儀に載せてまじめに撮ってみます。

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2007年4月23日 (月)

獅子座三星雲も再処理

4月11日撮影の獅子座三星雲も再画像処理してみました。

Crw_8801

やっぱりこの間のはだいぶおかしいでした。今回はだいぶまともです。やっと勘が戻ってきたようです。3ヶ月以上もブランクがありました。新潟の冬は星見には向きません。

EOS Kiss DはPENTAX *istDSと比べると、確かに長時間露光に強くなっています。クールピクセル、ホットピクセルも格段に少ないですね。バックグラウンドノイズはどちらもあまり変わりないように思えます。大きな違いはPENTAXが撮影を続けてゆくとだんだん赤カブリがひどくなっていったのが、ほとんど変わらないことですね。おかげでダークを引きやすくなりました。

また月が戻ってきてしまいましたので、撮影はしばらくお預けです。夏の対象を写せるのが楽しみです。

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2007年4月22日 (日)

M82再処理

この間のM82のRAW画像を眺めていたら、結構M82の構造が見えているのに気がつきました。それで気合いを入れて再処理してみました。

Crw_8822

あの空の悪さと短時間露光でも結構写るものです。赤いガスも見えています。改造デジカメの効果をようやく実感できました。

デジタルになって、写しているときと画像処理しているときと2回楽しめます。一粒で二度おいしい、というやつですね(古)。

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2007年4月20日 (金)

初めてのM81 M82

一週間ぶりに晴れました。天気予報は当てになりません。

しかし、ややもやがかかっておりそれほどいい条件ではありませんでしたので、近くの郊外に出かけました。

M81とM82です。私にとっては初めてです。

Crw_8823

今回はBORG 77EDです。クローズアップレンズAC3を入れています。3分2枚コンポジットです。枚数はかなり撮ったのですが、使い物になったのは2枚だけでした。ペンシルボーグをファインダー代わりに同架しました。

例によって導入には非常に苦労しました。一時間くらい悪戦苦闘したでしょうか。星図を見ながら双眼鏡では確認できるのにファインダーではどこだかわかりません。倒立なのと、視野角が違うのでイメージがつかめません。だいたいこの辺と見当をつけて写しても全然入りません。何とか隅にM82が入ったので微動で真ん中に持ってきました。まったく時間の無駄です。

やはり500mm直焦点となると、望遠レンズのつもりでだいたいの位置でいいだろうとはいかないですね。ますます自動導入の必要性を痛感します。

これを写して次の対象を探しているときにだんだん薄雲が広がってきて、レンズにも露がつき始めたので、ここで撤収です。今日はあまり実りがありませんでした。

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4月22日

あまりにも画像処理がひどかったので写真を差し替えました。まあ、似たようなものかもしれませんが。

しかし、M81とM82は同じ画像処理ではだめなのですね。M81に合わせるとM82はオーバーしてしまいます。

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2007年4月19日 (木)

寒い日です

一週間前に晴れたきり、また曇りの毎日です。

春は異常気象があまり話題になりませんが、例年と比べると明らかにおかしいですね。GWがもうすぐなのに全然そんな気がしません。ともかく寒気が抜けないと仮に晴れていても空は真っ白です。

とうとう新月も過ぎてしまいました。せめて先週撮ったM104の拡大を載せます。

M104

この間の写真を切り取って拡大しただけです。45mmでも結構暗黒帯が写るものですね。周辺が広がっているわけでもないので、これ以上露光しても意味がない対象の気がします。お気楽撮影にはちょうどいいようです。

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2007年4月13日 (金)

初めてのソンブレロ

先日の準遠征での成果はしし座三星雲とこのソンブレロ星雲の2枚だけです。

M1041

miniBORG 45ED直焦点、5分×2枚です。4枚撮ったのですが、残り2枚はガイドがうまくゆきませんでした。ノートリミングにしてみました。さすがに小さいですね。でも、こういうぽっかり浮かんだ系外星雲の雰囲気がすきです。

思えば過去においてもM104を撮ったのはこれが初めてです。眼視では見た記憶がありますが、写真に撮ったのは標準レンズのガイドでもなかったかもしれません。私にとっては記念すべき1枚です。

導入にはずいぶん苦労しました。双眼鏡ではすぐ見つけられるのですが、今回はスポットファインダーの電池切れというボケをかましてしまったので、フリップミラーで切り替えて直接45EDの視野内にいれようとしました。しかし視野角の勘がつかめず見つけられません。たぶん視野に入るのでしょうが、このくらいの明るさの星雲になると、ここにあるんだ、という先入観を持って見ないと見えてきません。

結局事前に印刷してきたファインディングチャートを頼りにカメラのファインダーを見ながら入れました。それでも最初の一枚ははずしました。

導入には自信があったのですが、300mm超のレンズになるとちゃんとした導入システムを考えないとだめですね。赤道儀の自動導入なんかいらないと思っていましたが、真剣に欲しくなってきました。なんてたって今回はバラ星雲さえ入れられませんでしたから。

自動導入付き赤道儀のための貯金を始めましたがいつになることやら。

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2007年4月12日 (木)

やっと晴れました

丸一ヶ月ぶりの晴れです。この一月はほんとうに晴れませんでした。この日はまれに見る好条件です。

しかし、久しぶりだったせいか思わぬトラブルにも遭遇し、せっかくの夜なのにあまりいいできではありませんでした。

なんとか撮れたのがこれです。獅子座の三星雲です。

Crw_8804

miniBORG45ED直焦点です。EOS KISS D改で撮影しました。GPでノータッチ5分を2枚コンポジットです。トリミングしてあります。

45EDは周辺の像が悪いので、レデューサは付けた方がいいようです。今のところ純正を買うお金がないので、クローズアップレンズで代用しています。しかし、この日は忘れてしまいました。

久しぶりに画像処理をしましたが、勘が戻りません。EOS Kiss DとPENTAXでは勝手も違います。しばらく慣れる必要があります。

それにしてもまたもや1週間先まで晴れマークなしです。また月が帰ってきてしまいます。今年の春はどうなっているのでしょうか。

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2007年3月16日 (金)

ファーストKiss改

IRカットフィルタ除去の改造に出していたEOS Kiss Digitalが返ってきました。今回は瀬尾様に依頼しました。送ってからなんと!3日で戻ってきました。とても迅速な対応に感謝感謝です。

天気予報はしばらくだめそうであきらめていたのですが、戻ってきた翌日に奇跡的に晴れました。あまり条件はよくなさそうなのですが、いてもたってもいられず、早速撮影に出かけました。

Photo_5

45ED直焦点です。とりあえず試し撮りということであまり気合いをいれず、3分2枚コンポジットです。少しトリミングしています。ISO1600ですが、さすがに荒いですね。800までが実用範囲のようです。

まったく露光不足ですがそれでもいままで写らなかったのでちょっと感激です。撮影対象が大幅に増えたのでこれから楽しみです。でも、春は赤い星雲が少ないので夏まではあまり威力発揮出来ないのが残念。

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2007年3月11日 (日)

2.5cmで土星

ペンシルボーグで土星を撮ってみました。

Imgp3012

2.5cmではさすがに厳しいですね。k9mmに2.2倍エクステンダを付け、延長筒を2段に重ねてだいたい80倍だと思います。コリメートです。8枚合成しています。

しかし、眼視ではもう少し見えていましたので、写真もまだ工夫次第でこれよりよく写ると思います。

今、EOS Kiss Digitalを赤い星雲がよく写せるようになるために短期出張に行かせており不在なので、*istDSで撮影しました。ISO1600で撮ったのですが、EOSよりノイズが多いです。また、ファインダーが暗いと言われているEOSですが、なぜか*istDSよりピントがあわせやすい気がしました。

この間のうまく撮れた土星の写真は、カメラによるところも大きかったようです。

また2.5cmでの限界に挑戦してみます。

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2007年3月 5日 (月)

月の出

昨日4日は満月でした。ヨーロッパでは皆既月食が見られたようですが、日本ではその時間は昼間でした。

代わりに月食のような赤い満月の出を見ることができました。

Img_8671

miniBORG45ED+1.4倍テレコンバータ、直焦点です。テレコンバータは付けずに風景を入れた方がよかったですね。待ちかまえていたのですが、昇るのが見えたらどんどん上がって地平から離れてゆきました。自転速度って速いものですね。

意外と撮れそうで撮れないのが満月の出です。条件が

・満月の日

・休みの日

・天気がいい日

・どこにも出かけていない日

と、これらすべてがそろわなければならないので結構少ないものです。

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2007年3月 4日 (日)

去年の土星

去年の土星を再処理してみました。

060324_2 

2月27日の記事の下の写真と同じ日のものです。

画像処理だけでこんなに変わるものですね。16枚をコンポジットしましたが、前はステライメージの自動コンポジットに任せましたが、これは手作業で丁寧に重ねました。色収差があるのでRGB分解したものをずらして合成し、軽減しています。

見違えるようです。いかに天体写真が画像処理が大事かと言うことがわかります。ただ、もともとがピンぼけ、シーイングも悪かったのでしょう、もう少し写るはずですが、カシニの空隙はほとんど見えません。

やっぱり撮影もきちんとやらないとだめですね。あたりまえですが。

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2007年3月 3日 (土)

miniBORGで土星

miniBORG45EDで土星を撮ってみました。

070303

空の状態は薄雲がかかっていてあまりよくありません。シーイングも前回よりはややよくないかな、という感じです。

光学系は77EDと同じで1.4×テレコンバータにK9mm、2.2×エクステンダでコリメートしました。

色は77EDよりもこちらのほうがきれいです。77EDは黄みが強いですね。

16枚コンポジットですが、全部一度に重ねないで、8枚ずつ重ねたもの2枚をアンシャープマスク処理し、それをあとで重ねました。この方がアンシャープマスクで強調されるノイズを軽減してくれます。

結構写るものですね。さすが!BORGは優秀なレンズです。

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2007年2月27日 (火)

今までで一番いい土星・・・かな?

このところ晴天続きでしたが、月が明るく、風も強くて撮影向きでなかったのですが、昨日は久々にシーイングもよく、風もなかったので久しぶりに土星を撮ってみました。

070227

自画自賛ではありますが、今までで一番いい出来ではないかと思っています。この間のはカシニの空隙が写っているかな・・・でしたが、これは明らかに写っています。

BORG 77EDに1.4倍テレコンバータ、K9mm+2.2倍エクステンダ、EOS Kiss Dでコリメートです。どうも拡大撮影は苦手です。

16枚をコンポジットしました。コンポジットなしの1枚画像でもカシニの空隙がわかりましたから、昨日のシーイングは特によかったのだと思います。

ピントは眼視で合わせました。EOSはファインダーが暗くて合わせづらいのですが、適当に合わせても結構合うものです。

本体の縞も写っています。下は去年始めた頃のものです。雲泥ですね。画像処理の腕が少しは上がったと見るべきなのでしょうか?

060324

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2007年2月21日 (水)

はじめてのKiss

ちょっと自分で恥ずかしくなるようなタイトルですが、新しく買ったデジカメのファーストライトの写真タイトルはいつも「はじめての・・・」という風につける慣例なので。

先日格安でいとこから譲ってもらったEOS Kiss Digitalのファーストライトです。ようやく撮影気分にさせてくれる天気になったので、しかし諸事情により遠くへもゆけないので、近くで簡単にすませました。

Crw_8547

BORG 77EDです。No.3のクローズアップレンズをレデューサ代わりにつけました。5分×3枚です。4枚撮ったのですが1枚失敗しました。ノートリミングです。周辺は流れていないですし、No.3は割と相性いいのかもしれません。

ピント合わせ舐めていました。ピンぼけです。次はちょっとまじめにやろうと思います。

薄雲かレンズの露でしょうか。ぼやけています。まあ、不成功の部類ですね。

しかし、*istDと比べると確かに輝点ノイズはほとんどないですし、比較的長時間露光にも堪えるようです。

もう少ししたら念願のIRカットフィルタ除去の改造にだそうと思っています。これがノーマルでの最初で最後の写真かもしれません。

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2007年1月21日 (日)

今年初めての撮影

やっと晴れました。ほぼ一ヶ月くらいでしょうか。ちょうど月もなく、久々のチャンスなのですが快晴というほどではなく、雲がときどき飛んできます。

まあ、それ以外の遠くへ出かけられない諸事情もあり、家の前で土星撮影です。夜半を過ぎると車も通らないので落ち着いて撮影できます。

070120

BORG77EDでの撮影です。[7214]1.4倍テレコンバータ+[4603]2.2倍エクステンダー+K9mmにPEXTAX *istDSコリメートです。間接撮影だとミラーショックでブレそうなのでコリメートにしました。ISO800で2秒露光8枚をコンポジットしました。ステライメージで処理しましたが、8枚くらいだと自動で重ねるより手動のほうがうまくゆくようです。

ピントはファインダーを覗いて適当に合わせたのですが、合っています!暗いうえ、天頂付近で非常に合わせづらかったのですが、結構合うものです。念のため前後に少しずらしたもので撮影して確認したのですが、目で合わせたものがベストフォーカスでした。

カシニの空隙が写っています。77mmでは難しいと言われていますが、さすがBORGです。シーイングもこの季節にしては最良だったのが幸いしたのでしょう。

これは前日にビデオカメラで撮影したものをREGISTAXで処理したものです。

200701195_2

使いこなせてないのと、光学系の選択が間違っていたのでしょうか。かなりショボいです。色もデジカメと比べるときれいにでません。ビデオカメラでの撮影は相当の研究が必要です。

輪がだんだん細くなってゆくので来年以降は寂しい土星になりそうです。

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2007年1月 2日 (火)

無謀と知りつつ馬頭星雲

無改造デジカメで写るわけないと思いつつ、馬頭星雲を撮ってみました。

Imgp2796

案の定こんなものです。

45EDで5分×2枚です。存在がわかる、という程度ですね。とても写っているとはいえません。まあ、実験的なものです。

今日、天体用に一眼デジカメを中古で手に入れました。そのうち天体用に改造するつもりですので、いつかすばらしい?馬頭星雲をお見せできるかもしれません。

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2006年12月28日 (木)

さらにM42

今日は北風が吹きまくり、いよいよ冬本番です。太平洋側がうらやましいですね。老後は群馬県の山よりのところなどに引っ越して星見三昧したいものです・・・夢ですが。

さて、先日のM42のクローズアップレンズを入れないバージョンです。

Imgp2790

昨日のものより、やや大きめといった感じでしょうか。周辺は流れています。比較するとどちらがいいかは難しいところですね。

miniBORG45ED/PENTAX *istDSノーマル/VIXEN GP ノータッチ/5分×2+3分×2+1分×2/ステライメージ

です。

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2006年12月27日 (水)

今年最後の星空

25日は一ヶ月ぶりによく晴れました。空気も乾きいい星空でした。ただ、月がありましたので、9時過ぎまではちょっと明るめでしたが。

朝から機材を車に積んで、会社帰りに直接遠征しました。やっぱり、暗いところだと違いますね。M42も薄いところまでよく出ています。画像処理はあまり「どピンク」にせず、押さえてみました。

Imgp2780

45EDにクローズアップレンズを入れています。入れる場所を工夫してカメラにより近いところに入れてみました。ピントもよく合い、周辺像も良くなっています。高価なレデューサでなくても結構使えるようです。

月も明るくなってきましたし、もう、天候も望めないので、これが今年最後の星空のようです。

来年もいい星空が見られますように・・・

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2006年12月22日 (金)

初めてのM42

毎日毎日雨続きで、このまま年が明けるのではないかと思っていたところに、ようやく晴れ間が訪れました。

それもほんの数時間で、霧まで出ていたのですが、なんとか念願のM42を撮ることができました。

Imgp2779_1

あまり遠くへはゆけず、近くの郊外です。南に住宅地があるので、カブリも目立ちますが、それでもこんなに写ってくれました。

miniBORD45EDです。5分×2枚+3分×2枚+1分×2枚のコンポジットです。最後のコマに人工衛星が入ってしまいました。

無改造デジカメでもM42は良く写ってくれます。画像処理でピンクを強調すれば結構見栄えがします。ちょっと昔なら45mmとはとても思えません。

さらに、暗いところで撮りたいと欲が出ますが、もうまもなく山は雪です。

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2006年12月10日 (日)

M31再処理

M31を再処理してみました。

M31_3

12月3日と同じ画像を使っていますが、3種類の露光をコンポジットしてHDR(High Dynamic Range)風に仕上げてみました。

Photoshop CS2が32ビットHDRサポートということで話題を呼んでいるようですが、ステライメージは元々がビットの深さに制限がないので、いくら加算しても情報が飽和しません。重ねた後でうまく調整すればHDRと同じ効果が得られるわけです。

M31は中央を白くとばした方がダイナミック感がでるのですが、あえて押さえた処理にしてみました。本来の処理では見えないはずの中央付近の星が透けて(?)見えるようです。

M31ではあまり恩恵はないようですが、M42では威力を発揮してくれるものと思います。

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2006年12月 8日 (金)

春先取り

毎日雨続きで、やるせません。太平洋側がうらやましいです。

先日の遠征でのひとこまです。明け方に本来、春の対象であるかみのけ座の系外星雲がいい位置に来ましたのでダメ元で撮ってみました。

Ngc4565_1 

結構写るものです。最低3つ写っています。あまり考えていなかったので45EDにクローズアップレンズを入れてあります。トリミングしてあります。

NGC4565は好きな星雲のひとつです。昔135mm望遠で撮ったときはわずかにフィルムの埃くらいにしか写らなかったのですが、お気楽撮影でここまで写るのに感激です。次は拡大してみたいですね。でも春までおあずけです。

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2006年12月 3日 (日)

雪の日は画像処理

ここ新潟では冬はほとんど星見になりません。今日、初雪が降りました。正直、関東地方がうらやましいです。

こんな日はじっくりと画像処理でもやるに限ります。新たに覚えたテクニックで見違える写真に生まれ変わることがあるので飽きないですね。ある意味、撮影よりおもしろいかもしれません。

昨日に引き続き、先週の遠征での成果です。空が暗いとこんなにも違うのかと思うほどです。

M31_1

miniBORG45ED直焦点です。5分×2枚+3分×2枚+1分×2枚のコンポジットです。かなり画像処理したことはしたのですが、それに耐えうる情報を含んでいます。新潟市郊外でもかなりいけると思っていたのですが、これを見るとやっぱり空の暗さが大事なことがつくづくわかります。

次の新月が待ち遠しいですね(晴れればですけど)。

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2006年12月 2日 (土)

45EDファーストライト

この週末は先週とうってかわり雨、雷の一日です。あの星空が嘘だったようです。

遅ればせながら、先週の星見での成果です。

M45を撮ってみました。45EDファーストライトです。あまり強拡大せずに空に、浮かんでる感じの星雲星団が好きです。

一枚目は45ED直焦点5分×3枚コンポジットです。

M45061125_2

先日ステライメージの公式ガイドブックを手に入れて、それを見ながらセオリーどおりにやってみました。今までのは間違っていたんですね。見違えるようです。やっぱり空も暗くないとだめなのですね。これからはおっくうがらずに暗いところへ出かけようと思います。

こちらはNo3のクローズアップレンズをレデューサ代わりに入れたものです。5分×2枚コンポジットです。

M45061125r_2

画角が広くなっているのがわかります。周辺像は流れなくなっていますが、ピンぼけになっています。入れる位置によって変わるかもしれませんのでいろいろ試してみたいと思います。

しかし、このくらいの焦点距離だとノータッチでいけるので、「お気楽な星見」にはぴったりです。それでいてこれだけの出来。いい時代になったものです。

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2006年11月26日 (日)

黄道光見えました。

昨日は待ちに待った星見行にでかけました。

朝から目の覚めるような快晴。この時期、それも週末にこんな天気に恵まれるのはよほどついているのでしょう。

天気は夜まで持ってくれました。行き先は新潟県内の某観測地です。いい星空に恵まれていることで有名です。

予想に違わずすばらしい星空です。天の川で一番うすいおおいぬ座のあたりがちょっとした郊外での射手座の天の川くらいに見えます。

さっそく先日届いたminiBORG45EDのファーストライトです。結果はというと・・・まあ、失敗に近いでしょう。ピントも甘すぎました。ペンタのデジ一眼は撮り続けるとどんどん赤みがましてゆきます。画像処理をきちんとやってうまくいったら載せたいと思います。

しかし、滅多にない透明度、秋の明け方といえば黄道光を見る絶好のチャンスです。夜中過ぎ頃から獅子座のあたりがおぼろげに明るく見えます。それと思えばそうかな、という感じですが、同行のここによくコメントをくださるtantanさんが魚眼レンズで撮ったところ、見事に天頂に延びる光芒が写っているではないですか。

時間がたつにつれ、どんどん明るくなってゆき、紛れもなく黄道光であることがわかります。黄道光を見るのは高校生の時以来です。

さすがに私の持っている広角レンズごときでは歯が立ちません。撮影はtantanさんにお任せしました。あとで見せていただくのがとても楽しみです。

私はというと・・・せめて冬の天の川でもお見せします。

Photo_2

※せっかくの黄道光でしたので、是非お見せしたく、同行して撮影されたtantanさんより画像データをお借りし、処理したものを許可をいただいた上でアップします。tantanさん、どうもありがとうございました。12/24

Photo_3

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2006年11月21日 (火)

晴れてるけど画像処理

今日も晴れています。天気予報はあてにならないですね。

貴重な晴れ間ではありますが、あまり星ばかり見ていると家庭不和の原因にもなるので今日はあきらめて家で画像処理しています。

M31はどうしてもうまくゆきません。3分程度の露光ではだめなのでしょうか。

代わりにM33をやってみましたが、3分×2枚でも結構いけます。暗い方がよく写るなんて、意外です。ダーク画像がちょうどマッチしたのかもしれません。

M33

45EDII直焦点です。実はこれが45EDIIの最後の写真になるかもしれません。非エコガラスの旧45EDを注文してしまったので、それが届いたら45EDIIの方はお嫁に出します。どの程度の違いなのかわかりませんが、「伝説の・・・」というフレーズに惹かれてどうしても欲しくなりました。我慢できない性分です。

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2006年11月20日 (月)

神様がくれた晴れ間

ずーっと雨続きで、天気予報も晴れマークがまったくなかったのに、先週末18日夜になって大逆転の快晴になりました。これからどんより曇り空が続くことを考えると、神様がくれた晴れ間としかいいようがありません。

このチャンスを逃すはずもなく、さっそくminiBorgを持って出かけました。

新潟市からちょっとだけ郊外の田んぼの真ん中です。市内方面やさすがにだめですが、天頂付近は結構いけます。

Imgp2612

nimiBORG45EDIIで3分×4枚です。気温が低いとペンタのデジカメでもノイズはあまりでません。夜露がすごかったですが、ホッカイロ一個だけでも効くものです。対物レンズにはまったく露はつきませんでした。

今回はカメラ側でノイズリダクションせず、ダークを何枚か写して画像処理で引いたのですが、うまくゆきません。ダークの枚数が足りないのか、画像処理が悪いのか、一緒に撮ったM31は全くだめです。真剣に画像処理の勉強をしなければならないようです。

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2006年11月11日 (土)

水星日面通過

遅ればせながら、水星の日面通過の写真です。

撮った後、風邪で寝込んでしまい、2日遅れでようやくUPできました。

Photo

使用機材はminiBORG 45EDII ×1.4エクステンダー 13.5mmを使った拡大撮影です。カメラはPENTAX *istDsです。減光にはND400とND8を対物側に重ねました。

隣の家の屋根越しだったせいか、シーイングがひどくなかなか水星が点像に写りません。これは比較的うまく写った中の一枚です。収差をごまかすために青と緑を捨てて赤のみのモノクロで処理しました。

水星日面通過をまともに見たのは中学生の時以来です。こんなに小さかったかな、と思ってしまいました。あまりニュースでも取り上げられていなかったですね。それでも次は26年後ですから生きているうちにもう一度見られるかどうかはわかりません。そう思うと感慨深いものがあります。

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2006年11月 5日 (日)

太陽を撮ってみました

太陽を撮ってみました。来るべき11月9日の水星日面経過のリハーサルです。

Imgp2460

BORG 45EDⅡの間接撮影です。対物側にND400とND8を重ねて取り付けました。

合成F値が大きいので、ND400の2枚重ねでなくてもいいようです。シャッター速度は1/3000秒、ISO200です。これで明る過ぎるようなら偏光フィルターでもつけて減光させようかと思っています(他にはNDは持ち合わせていない)。

太陽はかなりフラットに写りますので、アンシャープマスクをきつくかけました。それでやっと粒状斑が見えてきます。ピンぼけかもしれませんが、あまり長時間直視したくないので、丁寧にあわせませんでした。当日はもっとしっかりあわせます。

最近は黒点が少なく寂しい太陽面です。

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2006年11月 2日 (木)

されど月

月を撮ってみた。

061031

何度写しても難しい。ごまかしが効かない分、星雲、惑星などよりも難しいかもしれない。今まで満足のゆく写真は撮れたことがない。

この日は比較的シーイングもよかったので、今までの中ではいい部類に入る。

お気楽に玄関先より、簡易赤道儀に載せてコリメートである。画像処理の段階で青と緑は捨てて、赤のみで4枚コンポジットをした。あとはトーンカーブやアンシャープマスクをかけ、モノクロなので擬似的に若干色を付けて完成である。

元画像とは似ても似つかない。画像処理の恩恵をつくづく感じる。

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2006年10月29日 (日)

昔の写真っぽく

昔、X-rayフィルムというものがありました。もともとはレントゲン撮影用の特殊フィルムですが、感度が高いのと、ハレーション処理がしていないので、輝星が大きく写り、星座がわかりやすく写ると言うことで、人気がありました。

これの効果を今の画像処理でできないかとやってみたのがこれです。

Imgp06632

Photoshopで元画像と同じレイヤーを作り、コントラスト調整で暗い星を消します。

これにガウスのぼかしをかけ、さらに明るさを調整し、ダスト&スクラッチを適当にかけると中に穴が開きます。

これを元画像と合成します。透明度を適当に調節するとできあがりです。

さらに似せるにはもっと研究が必要ですが、デジカメで撮った星座写真は星が大きく写らず物足りないので、ちょっと見栄えがするようになります。

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