2020年8月11日 (火)

ASI290MMファーストライト

昨日はよく晴れたのでこの間買ったASI290MMのファーストライトを行いました。ただ,シーイングは悪い。思うような結果にはなりませんでした。

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HD800+Powermate2.5x+ASI290MM、SharpCap、AutoStakkert、ステライメージ、Photoshop

さすがに感度が高いので70fps出ます。

せっかくなので290MCで撮ったカラー画像でLRGB合成してみました。

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色がちょっと気に入りません。

木星も撮ってみました。

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やっぱりモノクロはさみしいです。

大赤斑が出てきたので撮ってみたのですが、シーイングがさらに悪くなりめちゃくちゃでお見せができません。これはカラーのみで撮ったものです。

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今年は大赤斑がはっきり見えるようです。縞模様もはっきりしているようで、シーイングがいい時に撮ったらもっとよくなるかもしれません。ASI290MMの感想ですが、感度が高く撮りやすいけどやっぱりモノクロは物足りない。フィルターで色を付けるか、290MCと一緒にLRGB合成するか、ということになりそうです。でもよく見ると品質的には290MCのみでも大きな違いがないので、290MM買わずにADC買ったほうが幸せになれたのかな、とちょっと後悔も・・・

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2020年8月 2日 (日)

2週間ぶりのネオワイズ

ずーっと雨続きで全く星が見えませんでした。新月過ぎたのに、月すら見ていませんでした。ようやく北陸も今日梅雨明け。昨日は久しぶりに星空に出会うことができました。

2週間ぶりのネオワイズ彗星ですが、どうなっているのでしょうか。だいぶ見やすい位置に来ましたが、かなり暗くなってきたようです。双眼鏡で探したらそれでもかみのけ座の上に簡単に見つけることができました。我が家の物星台からも望遠鏡を向けることができます。簡単ですが撮ってみました。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(-15℃)、GAIN 200、30秒x21枚、ステライメージ、Photoshop、核基準コンポジット、ややトリミング

今回は北を上に構図と撮ってみました。尾が若干見えます。まだまだ尾は長いようで、月がなく、暗いところならもっと写りそうです。

ガイドしなかったので露出は30秒と短めにしました。10分ですが、かなり移動しています。メトカーフコンポジットしようと思ったのですが、カメラのピクセルサイズとかは設定できたのですが、コンポジットしてくれません。コンポジットするとき、EXIFから撮影時刻を読み出すようですが、ZWOのカメラは画像にEXIFを書き出してくれません。SharpCapの仕様なのかもしれません。なんとか埋め込む方法はないかとネットで調べてみましたが見つかりません。今のところは手がありません。いい方法が見つかるまで、核基準コンポジットで行こうかと思います。

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2020年7月20日 (月)

メトカーフでネオワイズ

16日撮影で未処理のものがありました。望遠鏡撮影のものです。

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miniBorg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、Astro 60D(約-9℃)、ISO1600、60秒×9枚、AZ-GTi経緯台モード、RStackerでフラット、ステライメージでメトカーフコンポジット、Photoshop CS6、FlatAide Proで画像処理、若干トリミング

メトカーフコンポジットのやり方がわからず、処理が遅くなってしまいました。なんとか成功。やり方をネットで調べたら、私のブログ記事が3番目に。これって以前、メトカーフコンポジットのやり方がわからない、と書いた記事だったのになんでこんなものが上位にくるのか。全く役に立たないのに。今回は尾の微細構造も出したかったので正確にコンポジットしたいと思い、真面目にやってみました。まずステライメージ8の自動モードでやってみました。そうしたらステラナビゲータ10がインストールされていなければいけないとのこと、そっちから星図や彗星データをもらうようです。なんで11じゃだめなんですかね。ともかくそれでやってみたら失敗。原因はわかりません。次は手動でやってみました。まず全ての画像に基準点を打ちます。経緯台なので回転してます。正確に打たないと。彗星の移動量などを打ち込みます。これはステラナビゲータの天体情報から簡単にわかりました。これがわかればステラナビゲータ10はいらなかったです。問題は画像の上側が天の北極の方角に対して何度傾いているか。これは実際に測ってみないとわかりません。ステラナビゲータに画像マッピングを使って貼り付け、経緯線を表示させて分度器で測りました。原始的な方法ですがほかに思いつきません。それで実行したら一発で成功。今回はCanonのカメラでしたので機種に出てきましたが、ZWOのカメラはリストにありません。それも調べたら追加できる方法が見つかったので、次に別の彗星写す機会がありましたらやってみます。今回はいろいろ勉強になりました。

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2020年7月19日 (日)

おうちでネオワイズ

今日も晴れました。ほぼ快晴。夜はネオワイズ彗星がさぞよく見えることでしょう。おそらく海岸はおまつり状態。ちょっと行ってみたいです。しかし日曜日は週一の家族みんなで夕食を共にする日。出かけることは禁止されています。いさぎよくあきらめます。とはいえ、自宅観望なら可能です。でも我が家の物星台から彗星が見えるかどうかは微妙。ほとんどだめだと思っていました。しかし夕ご飯も終わり、20時頃双眼鏡で眺めてみたら向かいの家の屋根越しに見えるではありませんか。結構高い。これなら大丈夫と傍にあったピラーに乗った赤道儀をごろごろ転がし見えるところまで移動。HD800を載せます。長時間露光はしないので極軸合わせも適当。アライメントもワンスターで適当。それでも10秒くらいの露出なら十分です。カメラもあまり時間がないのでパソコンのいらない60Dにします。元より光害地ですので淡い尾は狙わずに核の拡大狙いにしました。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、Astro 60D(常温)、ISO1600、15秒x5枚+10秒x4枚x5秒x4枚、RStacker(ダークのみ)、ステライメージ、Photoshop、FlatAide Pro、核基準コンポジット、ややトリミング

多段階露光しました。なるべく核が飛ばないように画像処理したらきれいな緑のコマが現れました。大彗星はつい尾を強調してコマは真っ白になってしまいますが、やっぱりグリーンなんですね。新たな発見をした思いです。

遠征せずともおうちで彗星撮影ができることがわかりちょっとうれしいです。もう1ヶ月くらいは見られそうです。梅雨が明けたら望遠鏡を常駐していつでもスタンバイ状態にしておこうと思います。

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2020年7月17日 (金)

今日のネオワイズ

今日は雲も多く、まるっきり期待はしていませんでしたが、夕方頃から西の空に晴れ間が広がってきました。この梅雨時期に2日連続して晴れるなんて、まさかね、と思っていたのですが、日没の頃は快晴に近くなりました。今日もいけるかも、と機材を積んで近くの郊外へ。西が開けていれば海に行く必要はないので、落ち着けるいつもの畑へ行きました。しかし、暗くなるにつれ、だんだんと雲が増えてきました。ベガすら見えない。北極星も見えないので極軸も合わせられない。でも双眼鏡で探してみたらなんとか雲間から彗星を発見することができました。

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TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8(75mm F4)、EOS 60D(ノーマル)、15秒×1枚、ISO1600、Photoshop CS6

薄雲越しですが、茜雲がきれいなのでこれはこれで記念としてはいいかなと。実はガチで核の拡大写真を撮ろうと本格機材を持ってきたのですが。これ以上は好転する気配がないのでこの1枚で撤収しました。

帰り道、海岸沿いの道を走っていたら、道路脇の海に突き出した駐車スペースにちゃんとした機材を構えたマニアが二人。さらに行ったところの10台くらい停められる海の見える駐車場は満車。よくは見えませんでしたが、ネオワイズ目的には間違いありません。じゃあたぶん、ということでもっと広い青山海岸駐車場に行ってみたらたくさんの人人人・・・ちょっとしたネオワイズまつりですね。写真撮っている人もいますが、カップルでただ海のほう見てるだけ人も多い。あまり本格的撮影の人はいませんでした。やっぱり比較的市街に近いからなんですかね。でもこんな感じで一般の人が天体ショーを楽しんでいるのを見るのはちょっとうれしいです。でも肉眼派の人たちはたぶん見られなかったでしょう。帰り間際に双眼鏡で見たら薄雲越しに見えました。写真派の人たちはそれなりに成功したことと思います。

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2020年7月16日 (木)

漁火とネオワイズ彗星

今日は待望の晴れでした。ずっと梅雨空続きでもうチャンスはないかと思っていましたが、奇跡的な晴れです。最初は近くの海岸に出るつもりでしがた、だんだん雲が出てきました。しかし北のほうは晴れています。そっちに行くことにしました。いつもの聖籠町の次第浜。日没直後につきました。すっきりした快晴です。北斗七星が見えるくらいにようやく双眼鏡で発見できました。航海薄明が終わる頃には肉眼でも見えるようになりました。肉眼で彗星を見るのは何十年ぶりでしょうか。

202007161

TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8(28mm F4)、EOS 60D(ノーマル)、15秒×13枚、ISO800、Sequator、Photoshop CS6

沖合にはいか釣り船の漁火です。邪魔ではありますが、こうしてみると風情があります。昔と比べると上方にあまり光を放たなくなったようです。

望遠でも撮ってみました。

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SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC(F2.8)、EOS 60D(ノーマル)、ISO800、15秒×4枚、CD-1にてノータッチガイド、ステライメージ、FlatAide Pro、Photoshop CS6

ちょっと露出がたりません。イオンテイルはごくわずかしか写っていません。

隣に同業者らしき人が。その人は日没前から待機していたようです。機材の準備をしていたら話しかけてきました。彗星はどこにあるの、だそうです。双眼鏡を三脚に固定して見せてあげてようやく発見。確かに慣れていなければ肉眼でみるのはなかなか難しいです。星屋さんというより星景屋さんだったのかもしれません。

もう数枚撮りましたが、それは後日。なかなか美しい出来にはなりませんでしたが、記念です。やっとネオワイズまつりに参加できてうれしいです。

 

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2020年7月 4日 (土)

もう一枚

もう1枚未処理がありました。M101です。

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こっちはちょっとましなのでデータ書いておきます。

miniBorg 60ED+1.4倍エクステンダー(約490mm)、ASI1600MC-COOL(約-15℃)、GAIN259、300秒×13枚、EQ6PRO、ガイド鏡ペンシルボーグ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、SharpCap、ステライメージ、Photoshop、FlatAide Pro

カラーバランスを自分で調整するとどうしても対象が赤っぽくなってしまいます。ステライメージのオートストレッチを使ったらきちんとニュートラルになりました。単にRGBの山を揃える以外になにかコツがあるのかもしれません。過去の画像みんなそうなので、もう一度やりなおしてみます。

梅雨末期っぽい天気が続いています。もうすぐ夏が来るこの雰囲気、嫌いではないのですが、豪雨は困ります。夏空はいつになるのでしょうか。

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2020年6月21日 (日)

ピーカンの日食

今日21日は夏至、父の日、そして部分日食の日でした。部分日食はそれほど興味ある現象ではないですが、快晴、日曜日、自宅物星台から全経過が見られるという好条件とくれば見ないわけには行きません。前日から入念に準備しました。

5分毎の連続撮影です。

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風景は食が始まる少し前に撮ったものを合成しています。残念なことにインターバルタイマーの設定を間違えて、食の最初の方が失敗してしまいました。最初のコマはすでにもう欠けています。レンズの焦点距離や構図はステライメージで十分にシミュレーションし、予想通りに完璧に決まりました。トリミングもしていません。ただ、太陽用のNDフィルターを職場に忘れてきて、取りにいくのも面倒なので、家にあった日食メガネをレンズの前に貼り付けなんとか間に合わせました。今までは時計見ながら5分おきにシャッター切っていましたが、今回初めてインターバルタイマーを使いました。ずっと放置でもちゃんと撮ってくれましたので非常に楽でした。

メインのほうは前日の夜、入念に極軸を合わせておきました。機材のほうはmini Borg 60ED+1.4倍テレコンバータ+2倍(980mm)、ASI1600MC-COOL(冷却なし)です。あまりに天気がいいので家族の布団を全干しの中で行いました。

午前中にリハーサル撮影です。

Img_1190

当然家の中からリモート撮影。ステラナビゲータのリアルタイムシミュレーションを並べて見ていました。同じですね。

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炎天下の中にいなくていいので熱中症対策にもなります。さらに今回初めてSharpCapで自動インターバル撮影。こちらは1分おきです。食の間中、全く操作することなしに勝手に120枚の撮影をしてくれました。追尾も少し動いたくらいで修正の必要もなく、ただ見ているだけ。合間にコンビニにも行ったりと非常に楽な撮影でした。まあ、これならネット中継見ているのとあまり変わりなく、ありがたみがないといえばそうかもしれないですけどね。

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とりあえず食の最大あたりです。

カラーで撮っていたはずですが、ホワイトバランスを自動にしたら色が完全に抜けてしまった感じです。画像フォーマットもモノクロになっていたし、SharpCapはわからないことがまだまだたくさんあります。途中電線に阻まれながらも全経過中一片の雲もなく、どピーカンの中での撮影でした。120枚をどう処理するかはこれから考えます。過去にも日食で1分おきを切れ目なく撮れたことはなかったので、動画にでもしてみたいと思っています。でも手間もかかりそうだし、約束するものではありません。だいぶ経ってから公開するかもしれませんし、永久にしないかもしれません。

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2020年6月17日 (水)

C/2017 T2

C/2017 T2 パンスターズ彗星がなにやら賑やかなところを通過中ということで撮ってみました。

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miniBorg 60ED+1.4倍エクステンダー(約490mm)、ASI1600MC-COOL(約-15℃)、GAIN259、120秒×9枚、EQ6PRO、ガイド鏡ペンシルボーグ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、SharpCap、ステライメージ、Photoshop、FlatAide Pro

明るい星は北斗七星のひしゃくの一つ、その左の銀河はM109。他にもいくつか明るい銀河があります。光害地なんでこんなものですかね。彗星のグリーンがなかなか出ません。ちょっとごまかして色を付けちゃいました。フラットもせずいい加減な処理です。まあ、記念撮影ということで。

今日は透明度が良くて絶賛撮影中・・・と思ったら雲が出てきました。晴れは長くは続きません。もう止めて寝ます。

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2020年6月16日 (火)

月も面白い

だいぶ経ってしまいましたが、5月31日に撮った月の写真を載せておきます。

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202005315

HD800+ASI290MC、SharpCap、AutoStakkert、Registax、Photoshop。シーイングは普通程度。カラーですが、変な収差が出ていてシャープさに欠けるのでモノクロ化しました。

月面の撮り方がちょっとわかってきた気がします。ゲインはなるべく下げる、露出は控えめで昼の部分を飛ばさないように。画像処理ではコントラストをできるだけ下げる。そういえばフィルム時代、天体写真用に星野には月光V5を使って、月は月光V2を使っていた気がします。月は苦手でしたが、これくらいに写るならちょっと楽しくなりそうです。290MMも欲しくなってきました。でも最近金欠です。給付金は冷蔵庫とクーラーに消えてしまったし。なんとかして頑張って貯めねば。

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