2018年4月17日 (火)

まさにお気楽

昨日16日は晴れるかどうか疑問でした。予報では曇りだし、GPVも怪しい。しかし現に晴れているし、最近GPVは当てにならんなーと思っているので自分の勘を信じ撮影することにしました。とはいえ、遠征なしの自宅撮影です。新月ですので一晩中撮れます。自宅撮影のいいところはなんと言っても帰る時間を気にしなくてもいいこと。徹夜に弱い私は休日前であっても0時を回るともう変える準備をしてしまいます。自宅なら無制限。なんなら露光して寝てしまってもいいわけです。悪いところはもちろん光害地であること、障害物が多いこと。まあしかし、それでもDeep Skyは対象を選べばそこそこ楽しめます。帰宅後すぐに設置。終わったらお風呂入ってご飯を食べて、22時頃になると光害もいくらか弱くなりますから撮影開始です。といっても家の中からリモート撮影です。ピント合わせ以外は外に出る必要がないです。撮りやすいM81にしました。

20170416

Celestron Edge HD800 20cm 2000mm、Astro 60D(温度不明)、ISO1600、8分×12枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、簡易フラット、ステライメージ、Flat Aide Pro、Photoshop CS6で画像処理、若干トリミング

いろいろ残念な出来ですが、光害地ということを考えればそこそこかな、と思います。あんまり透明度はよくありませんでした。シーイングも悪い。しかし、ガイドだけはバッチリ決まりました。ほぼミスなし。前回は極軸合わせをいい加減にしたことと、オフアキのプリズム固定ネジが緩んでいたことが原因だったかなと思います。16枚撮るつもりでしたが、数枚は雪だるまでした。これはたぶん電車が通過した時だと思います。最後の1枚撮影中に物星台に上がったのですが、見事にブレました。抜き足差し足で歩いたつもりでしたがだめです。物星台での撮影はリモート必須です。このあとひまわり銀河を2時間位で仕掛けて寝たのですが、なぜかすべて失敗。どうも見ていないとサボるようです。

週の後半、再び晴れそうです。月も大きくなっていくし、遠征せずにやっぱりここで撮ろうと思います。月が沈むのが遅いときでも準備だけして家の中で待っていられるので楽です。ぃろいろ難点はありますが、このスタイルから抜け出せそうにありません。まさにお気楽撮影です。

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2018年3月23日 (金)

満願成就

去年から撮り続けていた惑星コレクションがようやくすべて揃いました。

Planets0317

水金火木土天海

水星は17日のよく晴れた日、物星台から撮りました。チャンスはごく僅かなので、日没前に金星を見つけ、そこから水星を導入しました。極軸は適当に北に向け、まずハンドコントローラで金星を導入、当然合いませんがその状態で高度水平を調整して視野の真ん中に入れます。その状態でハンドコントローラで水星を導入してほぼファインダー内に見つけることができました。まだ空は明るいですが、なんとか1動画だけ撮影。直後に向かいの家の屋根に隠れて終了です。なんとか半月状で写りました。

20日にちょっと晴れるかもと期待しましたがだめでした。この日が成功すれば三日月型で載せられたのですが残念です。また次の西空に現れた時を狙って差し替えたいと思います。

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2018年3月20日 (火)

春の銀河祭り

日本三大春祭り(ヤマザキ春のパン祭り、東映まんが祭り、花王ヘアケア祭り)に次ぐ、春の銀河祭りのシーズンです。今年は参加してみました。

ただし、いずれも作品的には失敗なのでデータは載せません。光学系はHD800直焦点(20cm 2000mm)、EOS 60Dです。あまりじっくり見ないで雰囲気だけ味わってください。

M65 M66(しし座トリオの2つ)

201803172

M67(黒目銀河)

201803173

M51(子持ち星雲)

201803174

いずれも大変なガイドミスしています。すべてのコマでめちゃくちゃ乱れていました。比較的マシなものを数枚コンポジットしています。それでも星が伸びているので星流れ修正したうえ、縮小してなんとか拡大しなければ見られるかな、程度になりました。それでもM66とか大変よく解像していますので、この日はシーイングがとても良かったのだと思います。正直自分の望遠鏡とこんな光害地でここまでディテールが写るとは思っていませんでした。ガイドが決まって光害のない空だったらどんなにかすごい作品になったかと思うとちょっとわくわくします。物星台も結構楽しめます。

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2018年3月18日 (日)

ふくろう星雲

17日はよく晴れました。しかしその日の昼に法事があって、その足で遠征に行くわけにも行かないので物星台から自宅撮影をしました。新月ですし、翌日は日曜日、思い切って撮影に専念できます。しかしうまく行きません。導入はうまく行くのですが、ガイドがことごとく失敗します。いままではここまでひどくなかったのですが、なんででしょう。思い当たるのは極軸合わせに手を抜いたこと、PHD2の露出時間を長めにしたことでしょうか。極軸が合っていないためにどんどんズレていき、修正信号もこまめに出さないのでガイド星を外してしまった、というところでしょうか。やっぱり長焦点は少しでも手を抜けないですね。

比較的うまくいった、ふくろう星雲です。

201803171

Celestron Edge HD800 20cm(2000mm)、Astro 60D(約-20℃)、ISO1600、8分×5枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

よく写ると言われていますが、なかなか淡いです。なんでも眼視はかなり難しいらしいですね。メシエカタログではM97ですが、一つ違ってM96だったらよかったのに。ついでにNGC296だったら最高なんですけどね。

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2018年3月15日 (木)

ばら星雲

12日のプチ遠征で撮ったものはこれでした。ばら星雲

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mini Borg 60ED×0.85レデューサー(298mm)、Astro 60D、ISO 1600、8分×10枚、EQ6PROオートガイド、ガイド鏡ペンシルボーグ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ、Photoshop CS6で画像処理、若干トリミング

12枚撮りましたが、ガイドミスと飛行機が入ったのを外しました。新潟市内にしては西が暗いのでよく撮れたと思います。もう少し解像感欲しかったですが、60mmなので仕方がないでしょう。

かなり苦労しました。EQ6PROが追尾しないので困りました。どうもステラナビゲータで自動導入し、構図微調整で手動で動かしたあとに止まる感じ。 RS232Cケーブル引っこ抜いたら動き出しました。ケーブルが悪いのか、コントローラーがおかしいのか、よくわかりません。60EDはともかく、長焦点ガイドでステラナビ使えないと困ります。調べる必要があります。それから途中でEQ6PROの電源が切れました。冷却デジカメの電源コードと入れ替えたら動きました。代わりに冷却デジカメの方はしばらくしたら止まってしまいました。コードの断線かプラグの規格が違うのかも。ローテク製品なのにこんなこともあるものです。

M42かかもめ星雲かと悩みましたが、このメジャー星雲にしました。意外にばら星雲まともに撮ったことがなかったです。色をどうするかとか、画像処理はM42並に難しいですね。最近遠征が億劫になったのでここで撮ることが多くなりました。そうすると必然的に半年遅れの対象になります。でも家から近いし、携帯は通じるし、熊は出ないし、歳取った身にはいい撮影地なのかも。

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2018年2月 2日 (金)

レグルス食は見た

皆既月食は新潟ではとうとう見ることができませんでした。月の光の1片すらも見ることのできない、完璧な曇り空でした。長年見てきて、失敗したと思った年でも月の光くらいは見えたものですが。それすら見えず。大敗北でした。

翌日は打って変わって快晴。新潟の冬に1回あるかないかというくらい晴れ渡った空でした。言ってもしょうがないことですが、1日違っていればなー

月食1日後の月です。

Img_8821

HD800+0.7倍レデューサー(1400mm)。APS-Cサイズでぎりぎり。少し余裕が欲しいです。でもスーパームーンでこれなので、この光学系ではどんな月でも視野から欠けることはないとわかりました。

2日明け方はレグルス食でした。月食が見られなかったことを天が哀れんでか、この現象だけは見せてもらえました。

思えば星食って単に月と星が近づいている写真にしかならないので、絵的にはつまらないですね。やっぱり消える瞬間を見たいと思いませんか?そんなわけで今回は動画にしてみました。

準備に手間取っていたらみるみるうちに近づいていきます。とても速い。撮り始めたのは潜入30秒前でした。ぎりぎりセーフ。

恒星追尾モードにしました。追尾がうまくいっていれば出現も視野に入っているはず。と思っていましたが甘かった。結構ズレているようです。時間になっても現れません。目印になるメジャーなクレータもないので、運を天に任せて出てくるのを祈っていたのですが、諦めて視野を動かして探したら見つかりました。

もうかなり離れていました。ほんの1~2分なんですけど。それにしてもHD800直焦点でQHY5LⅡは狭すぎます。どこ撮ってるか全然わからない。やっぱり事前にテストしておくべきでした。次回チャンスがあるとしたらきっちりやります。惑星食撮ってみたいですね。

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2018年1月22日 (月)

M82

M82も撮りました。

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Celestron Edge HD800 20cm(2000mm)、Astro 60D(約-24℃)、LPS-P2/FF、ISO1600、8分×13枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RAP2、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

かに星雲を撮った後、20枚にセットして寝ました。薄明が始まる頃ちょうど終わるように。このあたりは屋根の上に登ったあとは電線にかかることがありません。一晩中でも撮影できます。目覚ましかけておきましたが、鳴る少し前に自分で目が覚めました。PCのモニター画面見たらガイドしていません。星が線を引いています。しかし失敗したのは最後の2枚で、15枚くらいは撮れていました。何が原因で止まったのでしょう。歩留まりは途中雲が通ったような2枚を除いて13枚でした。まあ、よしとします。

ガイドミスはほぼないですが、やっぱり光害地なのでしょう、画像処理するとカブリが汚いです。こればかりはどうしようもないです。それとLPS-P2を付けるとカラーバランスがおかしくなり、調整してもなんか色が変です。やっぱり暗いところで撮るのが王道ですね。

背景を黒くしすぎました。わかっていますが、これ以上明るくすると背景のムラが出ます。赤いバーストをもっとはっきり出したいですが、デジ一だと難しいかもしれません。割りと好きな対象なのでまた狙ってみます。

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2018年1月20日 (土)

かに星雲

こういう拡大撮影の対象はつい、そのものズバリのタイトルを付けてしまいます。

M1、かに星雲です。

201801201_ge_fc

Celestron Edge HD800 20cm(2000mm)、Astro 60D(約-24℃)、LPS-P2/FF、ISO1600、8分×5枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RAP2、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

19日は21時頃から晴れる予報でした。早めに晴れれば遠征するするつもりだったのですが、夕方の時点で晴れていないと気が失せてしまいます。でも深夜には晴れると確信していたので、休日前ですし物星台からゆっくり撮ろうと機材を持って帰りました。22時になっても晴れません。だめかなあ、と半分諦めていたのですが、23時にようやく快晴。そこからやっと機材設営です。久しぶりなのでまごつき、始めたのが0時半でした。もう傾き始めていましたが、ずっと撮ろうと思っていた、かに星雲に望遠鏡を向けました。光害地でもありますし、赤いフィラメント構造も出したいのでLPS-P2フィルターを付けました。オフアキでなかなか星が見つからないと思ったらバーティノフマスクが付いていました。とんでもない時間のロス、気をつけねば。準備ができれば後は楽です。家に入ってPCから遠隔操作できます。構図の微調整も簡単。開始後はコタツでぬくぬくしてました。しかし、十数枚撮ったうち、半分くらいは失敗。恐れていた電線横断がありました。しかしそこで全く見えなくなるわけではなく、白いカブリが横断していきます。ガイドも中断するわけではないので、一応最後まで継続できます。しかし使えそうなコマは5枚だけでした。まるで足りません。でも結構このスタイルで行けそうなのがわかりましたから、次は電線横断がない時間にたっぷり撮影しようと思います。

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2017年12月 4日 (月)

やっぱりでかい

6月9日の最遠の月も撮っていたので比較してみました。

Supermoon

2つ横に並べるのが一般的ですが、金環日食風にしてみました。このほうが大きさの違いがよくわかると思います。

確かにでかい。ですがやっぱり比較して見ればわかることで、絶対視力?でもなければ気がつかないですね。

来月、1月31日の満月はブルームーンです。青く見えるのかと思いきや、ひと月に2回満月があることをいうのだそうです。結構珍しいらしく、前回は3年前の2015年7月31日でした。しかし、今回のはオレンジムーンというべきでしょうね。

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2017年12月 3日 (日)

でも満月は好き

昨日はちょっと過激なタイトルを付けてしまいました。でも満月は好きです。丸は美しい。クレーターが見えないから満月はつまらないという人もいますが、たとえそうであってもこの潔いまん丸は好きです。

Img_8687_2

今日は北を上にしてみました。光学系は昨日と同じ。4日の0時47分が真の満月だそうです。これ撮ったのは3日の23時20分です。ほぼ満月でしょう。加えて4日の17時47分は最接近。いわゆるスーパームーン。まあ、これも今年のスーパームーンということでいいでしょう。出来れば真のスーパームーンの時間に撮ってみたい。ちょうど山から登ったばかりの時間なので風景的と一緒に撮れば絵になると思います。しかし天候的には怪しい。たぶんだめでしょう。

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