2021年1月23日 (土)

色を付けました

そういえば昔撮ったバラ星雲があったな、と思い出し、今回撮ったHαをLにしてLRGB合成してみました。

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おお、結構見れるではないですか。カラー画像がちょっと貧弱なので色は乏しくて背景は荒れていますが、構造がはっきり見えて立体感があります。自分でもこんなのが作れるんだ、と思うとちょっとうれしいです。

馬頭星雲はないかな、と思って探してみたらありません。まともな馬頭星雲って撮ったことなかったんですね。これも憧れの対象だったのですが、撮らずじまいに天文人生終わるのでしょうか。春になって近間の畑の撮影地にいけるようになったらカラーだけでも撮っておきたいです。

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2021年1月21日 (木)

はじめてのHα

昨日はよく晴れました。しかし月は0時まで沈みません。でも月があっても大丈夫。なんてったってナローバンドですから。このあいだ届いたHαフィルターを試したかったのですが、ずっと雪続きでなかなかチャンスがありませんでした。ようやくの快晴。しかし物星台の雪のけをしていません。しかたがないので雪上での撮影です。

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赤道儀は常設なのでいいです。パソコン置く台とか電源アダプタは雪の上です。まあ、0度以下なので濡れることはないのですが。今回は短焦点屈折ですので設営も楽。すぐに用意できました。

まずは馬頭星雲

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miniBorg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、Hαのみ(GAIN200 300秒×10枚 ビニング2)、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ9、、Photoshop CS6で画像処理

これはすごい!自分史上かつてこれほど鮮明な馬頭星雲は撮ったことがありません。今回はテストなのでモノクロですが、これに色がついたらさぞ素晴らしい出来になることでしょう。

バラ星雲

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データは上に同じ。星雲の構造がよく見えます。モノクロだけでも十分楽しめます。外はマイナス3度でしたが、家でぬくぬく撮影。それでこんな画像が得られるんですからやめられません。

今度はRGBを加えてカラー化してみたいです。Hαは赤と置き換えるのか、Lと置き換えるのか、いろんなやり方があるようですが試してみたいと思います。来週は結構天気予報に晴れマークがあります。冬の新潟では珍しいことです。しかし満月期。ナローバンドとはいえ、月はないに越したことはありません。まあ、テスト撮影くらいはするかもしれません。

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2020年12月29日 (火)

日食動画ようやく間に合いました

6月21日の部分日食、新潟県は全国でも数少ない快晴に恵まれ完璧な全経過を見ることができました。関東などから遠征に来られた方も多かったようです。私も自宅でほぼ計画通りの撮影をすることができました。メイン機材では1分毎に自動撮影していて、雲に阻まれることもなかったので動画に仕立てようと思っていましたが、枚数が多くなかなかはかどりませんでした。ただめんどくさいだけだったのですが、さすがに年を越してはまずいだろうと、やっとしゃかりきになって取りかかり、ようやくできました。

 

全経過を15秒に縮めました。途中暗くなる箇所がありますが、電線通過です。なにが大変だったかというと、114コマあったのですが位置が全部ずれているので、それを1枚ずつPhotoshopに取り込んで基準画像に対してすべて手動で位置合わせしました。こういう機械的作業が嫌いです。自動化する方法があればいいのですが、ないんですかね。実は動画はあまり興味がなく、タイムラプスもほとんど撮りません。再生時間中じっと見続けるというのが苦手なんですよね。ですのでこれも短時間に納めました。動画作成ソフトも高機能のものは持っていません。Windows 7のおまけについてきたWindows Essentials 2012の中のムービーメーカーを使っています。シンプルですが、カットやつなぎ、再生速度の変更くらいができればいいのでこれで十分です。Windows 10でも動作します。ただ、サポート終了しているので正規サイトで新しくダウンロードするのができなくなっています。私は野良サイトに上がっていたファイルをダウンロードして保存してあります。今もいくつかのサイトからダウンロードできるようですが、マルウェアが組み込まれていたりするところもあるようなので気をつけないといけません。

ようやく懸案事項だった作業も終わり快く年を越せそうです。今年もあと2日。明日のコールドムーンを撮って撮り収めにしたかったですが。難しそうです。

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2020年11月23日 (月)

免震構造にしました

1週間以上も間を置いて、ようやく14日撮影の対象の処理が終わりました。

ペルセウス座銀河団(Abell426)2億3000万光年彼方の銀河団です。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、L(GAIN120 360秒×10枚 ビニングなし)、RGB各(GAIN200 180秒×5枚 ビニング2)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理

この日は透明度もよく、ガイドもばっちり決まり、自分では成功のつもりだったのですが、BG画像がピンぼけしていました。ちょっとずれたなんてものでなく、副鏡の影が映るほど。どこか緩んでいたのでしょう。今のところ原因不明です。Lはうまく撮れたのでRGBはごまかしごまかしなんとか仕上げました。もう一つの反省点はやっぱりRGB画像の露出が足りないこと。枚数を増やすか、露出を伸ばすかといえば、露出のほうを選びます。せめて2夜連続で晴れてくれればいいのですが、なかなかそんな機会はありません。

12日の撮影時、電車通過でガイド星が飛んでしまう現象に悩まされました。三脚の時はゴム板を敷いてから収まったと思ったのですが、ピラーにしたら再び発生し始めました。振動を吸収しきれていないのでしょう。ぶれは少ないのですが多編成電車が通過するとぴょんと飛んでしまいます。ビルの柔構造をまねて柔らかいゴムを敷いてみることにしました。ホームセンターから洗濯機の下に敷く、ブチルゴム製の防振ゴムを買ってきました。効果絶大!電車が通過すると振動による細かいぶれで一瞬ガイド星を見失いますが、十字から外れることなく、通過後は何事もなかったようにガイドを継続します。この日は1回もガイドを失敗することがありませんでした。しかしガイドを成功したといってもまた新たな失敗。なかなかうまくいかないですね。

11月24日


コメントより防振ゴムの問い合わせがありましたので写真を載せます。

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裏面はこちらをクリック

ダウンロード

 

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2020年11月16日 (月)

NGC891〜2020

12日に撮影したNGC891です。

※画像を入れ替えました。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、L(GAIN120 360秒×10枚 ビニングなし)、RGB各(GAIN200 180秒×2〜4枚 ビニング2)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、若干トリミング

どうもうまくいきませんでした。ガイド星が見えているのにうまく捕捉できません。ダークノイズのせいかもしれません。電車が通過するとガイド星が飛んでミスしてしまいます。そのコマは失敗。歩留まりが悪いです。後半雲も出て来てRGBを予定枚数撮れませんでした。ノイズっぽいです。Lも足りない。RGBももっと品質上げないときれいになりませんね。まあそれでも毎年NGB891撮っていますが、一番ましかもしれません。

モノクロ天体カメラは処理の手数が多いですが、やってみると案外カラーよりずっと楽かもしれません。カブリはそれぞれ合成前に済ませてしまえば変な色に悩まされなくてすみます。カラーバランスもとりあえず撮影時は考えなくていいです。撮影途中で雲られると完成できないというのはちょっと難点ですが、時間の制約のないときはできるだけモノクロで撮ろうと思います。

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2020年11月15日 (日)

アトラス彗星(C/2020M3)

よく晴れた14日、正確には0時を回った15日、アトラス彗星を撮ってみました。そんなに明るくないですが、撮りやすい位置にいるという理由だけでカメラを向けてみました。

1枚撮りです。

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miniBorg 60ED+1.4倍テレコンバータ(約490mm)、ASI1600MC COOL(約-20℃)、SharpCap(GAIN139 300秒)、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ8、、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理

10枚を彗星基準でコンポジットしてみました。

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メトカーフコンポジットしてみようと思いがんばりましたが、できませんでした。カメラのデータはファイルを書き換えてなんとかなりました。しかし各画像ファイルに撮影日時データが必要なのですが、ステライメージのメトカーフコンポジットはExifより撮影日時を得るらしく、天体専用カメラにはそれが記録されません。なんとかして埋め込むことができないかとやってみましたが、どうにもやり方がわかりません。手動でもいいので入力できるようにしてくれないでしょうか。

今日も22時頃までは晴れていました。火星でも撮ろうかと思いましたが疲れていてやめました。12日から連続4日晴れています。快晴ではない日もありましたが、何かしらの天体を撮れるくらいの晴れです。明日もあさっても晴れる予報。新月期にこれほど連続して晴れるなんて非常に珍しいです。まあ、そのあとは長い冬空になるのですが。

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2020年10月27日 (火)

安物バローの効果

今日は意外にもよく晴れました。惜しむらくは満月期であること。でもせっかくなので何か撮ろうと物星台に上がりました。月か火星くらいしか撮るものないんですけどね。

今日の火星

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昨日とあまり変わりませんね。

ちょっと思い立って、まだ使ったことがないバローレンズを使ってみました。

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3倍のバローレンズです。なかなかいいではありませんか。実はこれ、去年の胎内星まつりでジャンク品を5,000円で買ったものです。今まで使う機会がありませんでした。こうやって比較してみると3万円のパワーメイトとそんなに変わらない。今まで散々バローレンズを買ったり売ったりしたのはなんだったのか。結局光軸をちゃんと合わせなかったとか、そんなところだったんですかね。でも5,000円でこれだけの像が得られれば儲けものです。3倍というのは2000mmの鏡筒にはちょうどいいかもしれません。来シーズンの惑星に活用してみます。

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2020年10月26日 (月)

遠ざかる火星

雲が飛び交う天気でしたが、そろそろ大シルチスが夜に入ってしまうので雲の合間に撮ってみました。

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Registaxでの処理を変えてみました。こっちの方が軟調で細かな部分もよく出ていると思います。ついでに20日の大シルチス正面の画像も入れ替えました。一連の惑星画像はスケールを同一にしてあります。大きさの違いがわかると思います。もう1ヶ月くらいは撮れますかね。

明日も晴れそうです。今日は月を捕り損ねたので、明日は撮ってみたいです。撮影が終わると赤道儀はカバーを掛けてそのままですが、電源コード類は地べたに置いておくと、万が一雨が降った時ダメになってしまいますからそのたびに片付けます。でも考えれば地べたに置かなければ濡れないので、コードも赤道儀に引っかけて一緒にカバー掛けることにしました。これなら雨でも安心。結構コード出すのも面倒なのでこれで行こうかと思います。だんだん横着になっていきます。

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2020年10月24日 (土)

映える、M31

20日に撮った対象をようやく処理できました。

202010203

miniBorg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、L(GAIN120 360秒×10枚 ビニングなし)、RGB各(GAIN120 360秒×2枚 ビニング2)、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ8、、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理

派手過ぎを承知でこんな処理にしてみました。結構これ好きです。たまにはいいでしょう。カラーカメラだとなかなかここまで派手にするのは難しいですが、モノクロだと比較的自由にいじれます。ただ光害地ですのでカブリ処理が大変でした。まだ完全に取り切れていません。しかし普段2000mmの直焦点撮影やっていると300mmはとても楽です。導入は一発で決まるし、ガイド星にも困らないし、ガイドミスしないし。また大物対象撮ってみたいです。ただ宅撮りだと数は限られますが。

10月25日


やっぱ派手過ぎるので普通に処理してみました。

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やっぱこっちの方がいいかな。ちなみにM31はいつも南北反対にします。こっちのほうが上から見下ろす感があって立体的に見えるからです。

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2020年10月20日 (火)

光軸の重要性

今日はよく晴れました。この秋最高の快晴かもしれません。まだ新月期ではありますので、惑星撮影なんかほっぽらかしてDeep Sky撮影に集中したいところですが、火星の大シルチスがこっちを向いている時期なのでやっぱり撮っておこうと望遠鏡を向けました。シーイングはあまりよくはありませんが最悪でもなさそう。像を見たらなんだかボケている。こんなものかなあ、と思いながらもいろいろいじっていて、たまたまピントが外れた像をみたら光軸がかなりずれているではないですか。土曜日の撮影の時、入念に合わせたつもりだったのですが、全く合っていません。どうりで星像も変だった訳です。あらたに合わせ直して撮りました。

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結構いいではないですか。私の中ではベストの部類です。

ちなみに合わせ直す前に撮ったものがこちら。

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まるっきり違いますね。光軸が合っていないと全然解像度が落ちる、とはいいますが、いままであまり実感したことがありませんでした。大きな反省です。もしかしてこの数年間シュミカセの性能まったく生かしていなかったのかもしれません。合わせ方のコツも少しわかってきました。これからは毎回面倒がらず、必ず合わせて撮影に入ろうと思います。

10月26日


1枚目の写真を画像処理し直して入れ替えました。

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