2024年4月18日 (木)

ようやく改善

ステラナビゲータ12が12.0eにアップデートされました。今回のアップデートの内容は「望遠鏡コントロールで星図中の望遠鏡位置を示すマークが表示されないことがある問題を修正」です。

やっと改善されました。これ、もうずーっと前から困っていました。もうステラナビゲータ10くらいからだと思うのですが、望遠鏡コントロールでどこを向いているかを示すマークが出なくなることがありました。ある日立ち上げたときに出なくなったかと思うと、日を置いて立ち上げたら直っていたり、でもまた消えて後はずっと出ないままとか、出なくなる条件がまったくわかりません。アストロアーツにも何度か問い合わせたのですが、一向に改善される様子もなく今まで来ました。望遠鏡コントロールならStellariumとかいろいろあるだろうに、と言われるかもしれませんが、あの操作性はどうしてもなじめません。何度も挫折して結局ステラナビゲータに戻って来てしまいました。マークが表示されなくなると一度ステラナビゲータをアンインストールして、もう一度インストールし直していたのですが、それでもまたいつか出なくなってしまいます。最近はNINAのプレートソルブで必要性は少なくなってきたのですが、やっぱり望遠鏡がどこを向いているか、どう動いているかを知るためにはないと困るんです。しかしようやく改善されたということでこれは私にとっては朗報です。早速アップデートしました。まだしたばかりでホントに改善されたかどうかはわかりませんが、もう消えることのないよう祈っています。

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2023年11月 6日 (月)

反転導入ができるようになりました

自宅撮影ではだいたい夜中に撮影を仕掛けて寝てしまいます。そんなとき困るのが子午線のちょっと東側にある対象。そのまま導入して撮影を開始して寝てしまうとイナバウアー状態になってしまいます。終了すればパークに戻るし、子午線越え3時間くらいは余裕があるとはいえ、何らかのトラブルでぶつからないとは限らない。ですので子午線を超えるまで待ってから導入して撮影を開始することもあるのですが、夜も更けてくると起きているのがつらくなってきます。そんなわけで、子午線より少し東の対象を西側から導入できないものかとずっと考えていました。そもそもそういう動作をなんと呼ぶのかもわからない。「子午線の東側の対象を西側から導入する方法」とか、そんな検索ワードで探してみましたがなかなか見つかりません。対象の座標を指定して、どっち周りで導入するかを決めるのは赤道儀なのか、導入ソフトなのか、もしくはその間にあるASCOMなどのコントローラーなのもわかりません。それでも調べていたら赤道儀は単にモーターを駆動する機能だけしかないこと、導入ソフトはただ対象の座標をコントローラーに送るだけ、ということがわかりました。検索に引っかかったのはSUPER STARというプラネタリウムソフト。これにはその機能があるらしい。反転導入というのだそうです。それで今度はそれをキーワードに探してみました。あるとすればASCOMでしょう。EQASCOMのマニュアルをダウンロードし、翻訳して探していたらそれらしい機能が見つかりました。Forced Flip GoTo's、強制反転導入です。ちょうど晴れた2日、さっそく試してみました。おお、ちゃんと期待通り東の対象を西から導入します。やり方は簡単。EQASCOMのパネルでDisplayボタンを押し、Forced Flip GoTo'sのチェックがある画面を出し、それにチェックを入れて導入するだけです。

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EQASCOMの説明には、本当に反転導入して大丈夫かとか、必ず見ながらやれとか、念を押してきます。安全のためにチェックは一回導入毎にリセットされます。主にNINAのフレーミングとプレートソルブで使うことになるのでそれで試してみたら、見事に西側から導入してくれました。しかし注意すべき点もあります。最初おおまかな位置に導入したあと、プレートソルブ動作に入りますが、このときForced Flip GoTo'sにチェックが入っていないとせっかく反転導入したのにまた東側から導入されてしまいます。どうも一回目のプレートソルブは対象の絶対座標を指定するようです。ですのでチェックがリセットされたら、次のソルブのために露光している間に再度チェックしなければなりません。二回目以降のプレートソルブは微調整で相対的に動かすのでチェックする必要はありません。

反転導入して撮影したソウル星雲IC1848です。

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コ・ボーグ 36ED+1.1倍フラットナー(約220mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、S(GAIN100 450秒×8枚 ビニング1)、 A(GAIN100 450秒×8枚 ビニング1)、O(GAIN100 450秒×8枚 ビニング1)、ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理、ダーク・フラットあり

本当は子午線反転を使うのでしょうが、いろいろ面倒なことも多そうで、私には無理とあきらめていました。今までは子午線越えするような撮影の時は、心配で夜中に起きて確認していましたが、これで安心して眠れます。

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2023年5月27日 (土)

保護ガラス交換

こんなものが海外から届きました。

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中身は

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CMOSカメラの保護ガラスでした。

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ちっちゃ。こんなものが海を渡ってきたんですね。本体$16ですが、送料が$30。日本で手に入らないので仕方ありません。

なんでこんなもの買ったかというと、CMOSカメラASI290MCをショートノーズピースに交換したのですが、その時にセンサーと保護ガラスの間に埃が入り込んでしまい、クリーニングしようと何度も悪銭苦闘しました。しかし素人の悲しさでますます悪化して、ついには保護ガラスに傷が付いてしまいました。もうガラスを交換するか買い換えるしかないのですが、ガラスだけが購入できることを知り取り寄せたという次第です。失敗は許されないので、まずなるべく埃が立たない環境で分解。センサーはクリーニング棒(ペンタ棒)で慎重にゴミを取り除きます。望遠鏡に付けてゴミの様子を見ながら、何度目かにほぼセンサー側に付いていないことを確認し、埃が落ちないよう逆さまに置いて、届いた保護ガラスを慎重にかつ迅速にセンサーにかぶせます。すかさずノーズピースを取り付け望遠鏡に付けて確認。おお、ほぼゴミはなくなりました、これでようやく実用になります。

交換したASI290MC。

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ってか外観はなんにも変わりませんけどね。交換前後のゴミの様子を記録すればよかったですが、あまりに緊張して取る余裕がありませんでした。

電子観望とか、惑星撮影に使いますが、ゴミのせいで前回の木星、土星、火星シーズンはまったく撮りませんでした。そろそろ金星が好機になるのでやっと出番がありそうです。

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2022年12月 7日 (水)

機材ネタも尽きて

ついに冬に突入。まったく晴れなくなりました。しばらくは天文ネタは書けそうにないので機材ネタ、といってもお金もなし買うものもなし。しかたがないのでこんなんでも買ってみました。

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中身はステップダウンリングです。

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62mmレンズに52mmフィルターをつけるもの。miniBORG 60EDに太陽撮影用フィルターをつけるのに買いました。475円。機材の中でもNo.3に入るくらい安いものだと思います。太陽撮影用フィルターにはbaader 太陽黒点観測フィルムを使っていますが、これで撮影するとどうも太陽が白っぽくなってしまいます。私の中では太陽は黄色のイメージなのであまり好きではありません。写真用のNDフィルターだと黄色っぽくなるのでその色合いが好きなんです。そこで前は45ED用に使っていた52mmのNDフィルターを60EDに使おうと思ったのです。どういう訳か、色合いだけでも撮影のモチベーションが下がるので、これのおかげで少しは今までより太陽撮影してみようという気分になるかもしれません。割と太陽撮影は好きなんです。大黒点が現れるとテンション上がります。撮影機会が少ないこれからの冬ですが、わずかな晴れ間にそんなものでも撮ってみたいと思います。

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2022年11月22日 (火)

効果のほどは

私のフィルターホイールにはまだ若干の余裕があります。そんなわけでこんなものを買ってしまいました。

IRパスフィルター

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IR720です。

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銀河のような連続光の対象を撮るときは、これをつけると光害カットになったりとか、シンチレーションの影響を受けにくくなるとか言われています。極小銀河集めを始めようと思っていたことろなので、これは強力なアイテムになると期待してのことです。

月、惑星用に買ったIR685は持っています。でもこちらは透過範囲が広いのでどうかな、と思いました。IR800はさすがに暗いだろうと、中間のIR720にしました。それでも感度は半分以下に落ちます。目で覗いてみると真っ暗です。蛍光灯がわずかに見えるだけ。こんなので本当に暗い銀河が写るのかとやや心配になりますが、効果のほどはいかがなものか、早く試してみたいものです。

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2022年10月17日 (月)

センサーを掃除する

昨日、16日は昼は晴れたのですが、夕方から曇り。天気予報でも晴れる気配はありません。それでも若干の晴れ間があるので機材を出してみました。普通ならとても撮影できる状況ではないのですが、試してみたかったことがあります。前日CMOSカメラのセンサーをクリーニングしたのでその結果を見てみたかったのです。

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だいぶよくなりました。実はこのASI290MCはショートノーズピースに交換したのですが、そのときにカバーガラスを外してしまい、そこに埃が入り込んでしまいました。今までなんどもクリーニングしたのですが、実際にチェックしながらやっていなかったので全然取れていませんでした。先日望遠鏡につけて確認しながらやったつもりでしたが、それでも小さなゴミは取れていませんでした。レンズをうんと絞るとゴミが見やすくなることを知り、対物レンズを1cmに絞ってみたら小さなゴミでも見えます。粘着棒(ペンタ棒)を使い、埃が落ちないようにドライヤーの風を送りながらクリーニング。ほぼほぼきれいになったようです。しかしよく見るとやっぱりいくつかは取れていません。これ以上は無理かも。元画像では見えなくてもレジスタックス処理すると浮き出るんですね。ゴミの少ないところに対象を持ってきて写せばなんとかなりそうですが、あんまり気持ちのいいものではありません。しかしゴミがついているのはカバーガラス。センサーにはついていません。いじくり回してガラスに傷までついています。このガラスは買えそうなのでどこかで探して替えた方が早いかもしれません。

天気予報では夜中曇りでしたが、一時は快晴に近くなりました。昇ってきた月とか火星も撮れたかもしれませんが、0時を回っていたので撤収しました。雨は降らない予報でしたが、明け方に豪雨があったようです。最近予報が当てになりません。少しでも怪しいときは予報を信じないで機材はしまった方がいいですね。

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2022年7月30日 (土)

新しいカメラが来ました

こんなものが電気羊さんから届きました。今回は諸事情により猫の登場はなし。

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中身は

冷却カメラ、ZWO ASI533MM Proでした。

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似たようなASI183MM Proを持っていましたが、それを売却しての購入です。

なんでわざわざ買い換えたかというと、この撮像素子の正方形が気に入ったからです。

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考えてみれば天体って丸いものが多いですよね。そうでなくても正方形構図でしっくりくるものが多いと思います。いちいち対象によって縦横を回転するのも面倒なので思い切って買ってしまいました。

ちょうど届いた日が新月で、久しぶりの快晴。早速ファーストライトができました。

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Askar FMA135(口径30mm、焦点距離135mm、F4.5)です。Hα1枚のみでノートリミング、ダークフラットなしです。ゼロアンプグローなのでダーク引かなくてもそこそこ見れるのもうれしいです。しかし明らかに高感度です。SharpCapのライブビューで1秒以下の露出でも星がいっぱい見えますし、時折視野を横切る人工衛星がうざいほどです。

トータル4時間30分露出できました。フラット取ってゆっくり処理したいと思います。

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2022年7月 2日 (土)

シュミカセもAF化

ZWO EAFをもう1つ注文してしまいました。それが届いたので早速付けてみました。

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こちらはEdge HD800用です。これだけ出っ張るとフィルターホイールへの干渉が心配です。レデューサーを付けると干渉しないのは確認済みです。レデューサーを付けないと角度によっては干渉します。縦位置では大丈夫なのですが、横位置だとぶつかってしまいます。少し延長すればいいのですが、バックフォーカス位置が決まっているので、それがずれた場合どれくらい像に影響があるのかが未定です。何かを犠牲にしなければならないのがちょっと悩ましいところです。いっそ縦横関係ないASI533MM買い換えてしまえば解決するのですが、そこまで出費するのもどうかと考え中です。

今夜は晴れそうなのでテスト撮影できそうです。ちなみにヘリコイドバージョンは昨日テストしました。おおむね良好でした。しかしパラメーターの設定など、わからないことが山積みです。少しずつ使いこなしていこうと思います。


で、その夜撮影したわけです。快晴でしたが、予報では夜半過ぎから雲が出るらしい。GPVはきれいに海の部分だけに濃い雲があるように見えます。衛星画像にはないのですが。空気も夏にしてはなんだか湿っぽい感じ。普通夏は結露ヒーター付けないのですが、念のため付けてみました。狙いは三裂星雲。うちからは22時半くらいまで見えてこないのでそれまで待って撮影開始しました。とりあえずAとOをセットしました。Aはまずまず撮れました。Aだけ見るとすごい写りでちょっと感動。しかしOの撮影になったらガイド星を外してしまいました。ガイド鏡に星が写っていません。外に出てみるとなんと霧が出ています。空は真っ白。機材もびしょびしょです。これじゃあね。仕方がありませんのでここで中止。Aのみの画像ですが、いちおうアップします。

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初めての三裂星雲大写しだったのですが、残念。うちからはなかなか条件が厳しいので撮れるチャンスは少ないです。次はいつになることやら。

オートフォーカスはやっているようですが、設定項目などよくわかりません。皆さん試行錯誤のようなのでまだまだ情報が少ないです。それでもいちおうやってくれているので、それだけでも十分役立っていると思います。

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2022年6月26日 (日)

完成品

ZWO EAFを利用した、電動フォーカサーシステムが完成しました。

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長めのアリガタプレートの真ん中に撮影鏡用のアリミゾ、左右にアルカスイスクランプがついています。ベルトとプーリーはどれを選んだらいいかわからなかったのですが、オークションにRedCat用と称して出ていたのでポチってみました。ちょうどぴったりです。

右側にEAFを、左側にはガイド鏡が載ります。アルカスイスプレートとクランプを組み合わせ、XY方向に自由に動くようにしました。これでさまざまな鏡筒に対応します。

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フィルターホイールとぶつかる可能性があるので、初めはEAFを逆向きに付けたのですが、ぶつからないことがわかったのでこの向きにしました。こっちのほうがバランスが取れます。

なんちゃってテンショナーを付けてみました。

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ホームセンターに売っている部材で作りました。ここはそれほど堅牢でなくてもいいので適当です。蝶ねじでベルトを挟むように調整しますが、結構効果があります。これがないとヘリコイドがスリップしますが、あるとスリップせずスムーズに回ります。

これで完成としたいと思います。晴れないのでまだ実戦投入していませんが、NINAのほうでどのように設定するのか、全然見当がつきません。できれば夏物撮影に使いたいですが、間に合うでしょうか。

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2022年6月22日 (水)

プロトタイプ

ZWO EAF(電動フォーカサー)をヘリコイドで使えるようにするため、いろいろ工夫しています。複数の鏡筒で使えるようにすること、簡単に取り付け取り外しができることが条件で考えてみていますが、とりあえずこんな形になりました。

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短焦点撮影用に機材を載っけるアリガタ金具ですが、中心にアリミゾが付いていて、両脇に2つアルカスイスクランプが付いています。ひとつはガイド鏡載せるのに使いますが、もうひとつは空いているので、アルカスイスプレートとクランプを組み合わせてXYで動くようにしてみました。こうすることでサイズの違う鏡筒に対応します。取り付け取り外しもクランプ緩めるだけですので簡単。写真はAskar FMA135です。ヘリコイドとやや噛み合わせは悪いですが、とりあえずスリップせずに回転します。

こちらはmini BORG 60EDに載せ替えたもの

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ヘリコイドのギザギザとベルトのギザギザがちょうど噛み合うのでうまく回ります。もうひとつコ・ボーグ36EDもありますが、こちらのヘリコイドとはちょっと噛み合わせが悪いのでスリップします。輪ゴムを蒔く程度でも改善するので、なんとかなるでしょう。とりあえず手持ちの部材で組んでみたので、もう少しちゃんとしたいと思います。機械工作は苦手なのですが、穴を開けることもなく、案外簡単にできてしまいました。ベルトにテンションかけたほうがいいみたいですが、なにか工夫してみたいと思います。できなくてもなんとか実用にはなりそうです。

ヘリコイドで使えることがわかりましたので、もう1個買ってそっちはHD800に取り付けます。しかしピント合わせのためにこれだけつぎ込むのって、年金暮らしの身には贅沢ですかね。

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