2024年2月17日 (土)

真紅のリング~Abell 13~

13日にちょっと晴れたので、これを撮ってみました。オリオン座のAbell 13

202402131

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、A(GAIN100 450秒×8枚 ビニング1) O(GAIN100 450秒×8枚 ビニング1) ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理、ややトリミング

真っ赤なのではじめからAOO合成と決めました。Aはよく写りましたがOはなんにも写っていません。画像処理も色合いを気にせずただただ赤くなるようにやりました。

あんまりメジャーじゃないのか、作例が少ないです。大変淡いようで、これもやっぱりプレートソルブなしでは導入無理ですね。こういうマイナーだけど美しい対象を探してみようと思います。

| | コメント (0)

2024年2月13日 (火)

トールの兜星雲~NGC2359~

ちょうどいい位置にあったので撮ってみました。トールの兜星雲です。

202402121

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、S(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1) A(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、O(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、 ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理、ややトリミング

比較的低空で、うちからは電柱や電線に引っかかるのでなかなか撮りにくい対象なのですが、なんとかなりました。OⅢの成分が多くSAO合成にしては珍しく青くなりました。色調整もほとんどしていません。逆にSの成分が少ないのでRGBだと赤く出る部分がほとんど写っていません。ちょっとさみしいですが鮮やかな青は気に入っています。特異な形で一度撮ってみたかったです。ちょっと露出が足りないかもしれませんが、光害地の自宅では贅沢は言えません。細かいことにはこだわらずいろいろな対象を撮って楽しもうと思います。

| | コメント (0)

2024年2月11日 (日)

わりと夢だった馬頭星雲

初めて馬頭星雲を大写ししてみました。

202402092

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、S(GAIN100 300秒×7枚 ビニング1) A(GAIN100 300秒×8枚 ビニング1)、O(GAIN100 300秒×8枚 ビニング1)、 ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理

SAO合成です。ほぼAが占めているので何色にしていいかわかりません。できるだけ赤っぽくなるようにしてみました。AOO合成でもいいのかもしれませんが、やっぱり色に深みがないし、ディテールが失われるのであまり好きではありません。

馬頭星雲は天文少年ならたぶん憧れの対象だったと思います。50年前でも大望遠鏡で撮った写真がこんな感じで、子供心にも面白い形だなあと思ったものです。そんな写真をいつかは撮りたいと思って50数年、ようやく実現することができました。今では宇宙望遠鏡がもっと鮮明な画像を出していますが、アマチュアでもこんな写真が簡単に撮れるようになった世の中を素直に喜びたいと思います。

ようやく春の兆しは見えてきたようで、今週から少しずつ晴れマークが出てくるようになりました。

| | コメント (0)

2024年2月10日 (土)

ヘッドホン星雲~PK164+31.1~

9日は天気予報では夜半から晴れそうな予感。少し期待をしていましたが、予想に反し、21時頃から快晴になりました。1か月ぶりくらいです。前半にメジャー対象を撮った後、明け方まで時間があるのでこれを撮ってみました。やまねこ座のヘッドホン星雲です。

2024020912

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、A(GAIN100 450秒×14枚 ビニング1)、O(GAIN100 450秒×12枚 ビニング1)、 ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理

SAOを撮ったのですが、オートフォーカスがうまく行かず、Sはピンボケでした。明るい星が視野内になかったようです。PIで全部はじかれてしまいました。でもAとOは生きていたのでAOO合成にしてみました。2年前にも撮ってみましたが、それよりはずっといいと思います。しかし本来なら導入だけでも難しい存在。目立つ星もないし、淡すぎて試写しながら構図を合わせるのも至難です。フィールドならまず無理。しかしテクノロジーというのは素晴らしいもので、カタログナンバーで検索し、パソコンに表示された写真星図に視野角を合わせて構図を取ればあっと言う間に中央に。この間1~2分です。何度も言うようですが、本当にすごい機能です。

BXTを使った割にはちょっとディテールが出ていない気がします。周辺には銀河もいくつかあるようですが、あんまりよく写っていないです。まあ、難物の一つですからこんなものでしょうか。次はもう少し露出をかけてしっかり撮ってみたいです。まあ、次があるかはわかりませんが。

| | コメント (2)

2024年1月12日 (金)

撮り初めのM42

11日は久しぶりに晴れる予報。しかし新月なのにごくわずかしか晴れてる時間がないようです。なにを撮ろうかと悩みましたが、ここ数年撮っていないオリオン大星雲M42を撮ることにしました。早めに準備したのですが、隣の屋根から出てくるのは20時過ぎになります。雲が出てくるのは22時頃の予報。2時間くらいしかありません。でも結構予報より長く晴れていることが多いので楽観的に考えていたらなんと、21時頃から雲が押し寄せてきました。22時にはほぼ全天曇り。明け方には雨の予報なので早々に撤収しました。

なんとか処理した画像です。

202401111

miniBORG 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、R(GAIN100 180秒×7枚 ビニング1)、G(GAIN100 180秒×4枚 ビニング1)、B(GAIN100 180秒×2枚 ビニング1) ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg 、ガイドカメラQHY5LⅡ 、PHD2 Guiding、PixInsght 、Photoshop CS6 で画像処理、ダーク・フラットあり、トリミング

RGBを10枚ずつ撮る予定でしたが、Rの後半から雲が出始め、電柱にも引っかかったりしてGとBにはまともなものがありません。雲とか電柱部分をトリミングした結果、なんか中途半端な構図になりました。普通なら失敗。しかし画像処理ソフトの進歩でなんとかごまかしが効きます。派手目に仕上げず、昔ながらの地味な色合いにしてみました。分子雲も全然出ていません。まあ、あれだけの元画像からここまでできたことでよしとしたいと思います。

M42はM31と並ぶメジャー対象ですが、10年くらいまともに撮ったことがありません。冬は天気が悪いのでチャンスがありません。秋口はほかに撮りたい対象があるのでこっちに目がいきません。そんな感じでこれを撮ったのは本当に久しぶりです。でも満足いきません。納得のいくものが撮れることはもうないのではないかとも思っています。

| | コメント (4)

2024年1月 4日 (木)

処理初め~Sh2-185~

今日の夕方、雲はほどんどなく、もしかしたら今日撮り初めができるかなと期待したのですが、機材を出そうとしたら雲が出てきてしまいました。予報も芳しくないので撮り初めはあきらめました。代わりと言ってはなんですが、実は撮り納めをしたつもりが、30日は夜半過ぎまで快晴だったので速攻で1対象撮ってありました。それを画像処理初めとしたいと思います。

カシオペア座のSh2-185です。

202312301

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、S(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、A(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、O(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、 ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理

天気も機材も良好で、ミスなくすべて成功しました。ただ、月も大きいし、予報では明け方雨になる予報なので23時には撤収しました。翌朝早起きして鮮魚センターに大晦日のごちそうの買い出しに行くので早く寝なければ、というのも理由です。

青の成分が少なそうなのでAOO合成にもしていみました。

202312302

望遠鏡の選択がよくなかったみたいです。もう少し短い方がよかったかもしれません。しかし、月が明るいのでナローでなくてはならないし、短焦点だとカブリも大きそうなので消去法でこの対象に向けた次第です。天頂より北の対象って、上を北の構図にすると下方通過している図になりますね。天頂より北は南が上のほうが落ち着く感じがします。

罰当たりなことを言わせてもらえば、今地震の影響で近くを走る電車が止まっています。そのために0時前でも振動に悩まされずに撮影ができます。しかし復旧までには晴れそうにありません。やっぱり不謹慎なことを考えるな、ということなのでしょうね。

| | コメント (4)

2023年12月 9日 (土)

狐の毛皮星雲

8日は久しぶりの良い天気。こちらではこの先極端に晴れる日が少なくなります。今年最後の晴れかもしれません。

前から撮りたかったこれを撮ってみました。狐の毛皮星雲。

202312081

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、S(GAIN100 450秒×12枚 ビニング1)、A(GAIN100 450秒×11枚 ビニング1)、O(GAIN100 450秒×12枚 ビニング1)、 ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理

普通はこのあたり、クリスマスツリー星団とコーン星雲を狙いますが、狐の毛皮星雲というのが潜んでいることを知り、是非とも撮りたいと思っていました。実は狐の毛皮星雲というのはクリスマスツリー星団あたりの刷毛で掃いたような構造をいうのだと思いましたが、違うというのをつい最近知りました。ここなんですね。確かに狐の顔に見えます。もふもふ感を出したいとかなり強調しました。どんなものでしょう。もう少し枚数を増やしたかったですが、一晩の撮影だとうちではこれくらいが精一杯です。

久しぶりに長焦点を出してみましたが、あまたの失敗をして貴重な時間を無駄にしてしまいました。プレートソルブがうまくいきません。それにオートフォーカスも。NINAでガイダーを接続していませんでした。PHDではちゃんとガイドしているのに、NINAに接続するかしないかでそんなに違うとは思いませんでした。接続したらすべてうまく行きました。

実は後半は電線のジャングルに入り込んでしまったのですが、長焦点だとあんまり影響がないです。変な光条は入ってしまいましたが、それも全部含めてスタックしました。BXTを掛けると目立たないように処理してくれるのでありがたいです。長焦点だといつも撮っている対象の中に新しい発見があるので楽しいです。撮り飽きることがありません。

| | コメント (4)

2023年11月24日 (金)

AOO合成のSh2-240

昨日のSh2-240をAOO合成にしてみました。

202311212

こっちのほうが自然です。しかし淡すぎて処理が難しい。強調しすぎでノイズもすごいのですが、ノイズ処理しすぎても繊細な部分がつぶれてしまうし、さじ加減が難しいです。こんなところで妥協。自分的には満足です。この対象はもうたぶん生涯撮らないでしょう。

| | コメント (2)

2023年11月23日 (木)

やっぱり淡いSh2-240

おそらく新潟では秋最後の晴天であろうという、21日と22日、2日間かけて撮りました。去年は火星に邪魔をされてしまった、ぎょしゃ座の超新星残骸Sh2-240

202311211

Askar FMA135(口径30mm、焦点距離135mm、F4.5)、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA2.0、SAO各(GAIN100 450秒×24枚 ビニング1)、ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラASI290MM、PHD2 Guiding、PixInsight、Photoshop CS6で画像処理、ダーク・フラットあり

1日4.5時間を2日撮りました。総露出9時間。今回は雲も出ず、電線にも引っかからなくて奇跡的に全コマ使うことができました。しかし9時間でも淡いですね。Aはなんとか見えてもOはほぼ見えず。それでも強調処理してここまで出すことができました。背景のムラは星雲なのか、カブリなのかわかりません。色は何色にしようかと思いましたが、結局PIのSCNRを使って緑成分を抜いてこんな色にしてしまいました。案外いいかもしれません。まあ、これは赤い方がそれっぽい気もしますので、あとでAOO合成でもやってみます。

| | コメント (2)

2023年11月15日 (水)

AOO合成のカリフォルニア星雲

先日のカリフォルニア星雲をAOO合成してみました。

202311082

色彩的には赤一色で華やかさに欠けますが、細かな構造がよく出ていると思います。私はカリフォルニア星雲が苦手で過去にまともに撮れたことがないのですが、CMOSカメラになってやっと満足なのが撮れるようになりました。比べるのもなんですが、今手元に1972年発行の星雲星団写真集があります。それの巻頭カラーがこのカリフォルニア星雲です。わずかになんとなく赤くて、写っているか写っていないかという感じです。今でこそこんなに明るく撮れますが、昔は赤いものが難物だったことが忍ばれます。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧