2021年3月 8日 (月)

淡いけどなんとかなる

昔からずっと撮ってみたかった、これをようやく撮ることができました。

ぎょしゃ座超新星残骸、Sh2-240

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SAMYANG 135mm F2(F2.8)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、Hα画像のみ(GAIN200  300秒×12枚 ビニング2)、CG-4、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ9、Starnet++、Photoshop CS6で画像処理、若干トリミング

途中何回か雲がかかりました。しかしガイド星は見失わず、ガイドだけは全コマ正確にしてくれました。めんどくさいので雲がかかった画像も全部コンポジットしました。生半可なカラーでは写らないだろうと、今回はカラーは諦めました。

元画像には数個の星以外なにも見えませんでしたが、レベルをどんどん切り詰めていくと徐々にレムナントが現れました。存在を知ったのは天文再燃した頃の12〜3年前です。相当淡いということだけは言われていましたので、自分じゃ無理だなーと思っていましたが、ナローバンドという手段を手に入れてようやく撮ることができました。今回は1時間だけの露出でしたが、カラーで仕上げるとなるともっと何時間もかかるでしょうね。私にとっては苦行なので、カラーはたぶんこの先ないでしょう。宿題を一つ終えた気分です。

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2021年3月 1日 (月)

ガイド不調

28日はよく晴れました。しかし満月一日過ぎの大きな月があります。でもせっかくの晴れなので、次の新月期にそなえ、ガイドテストをしてみました。前日の満月の夜にもちょっと撮影してみたのですが、どうもガイドがうまくいきません。ダークを撮ってみたり、不良ピクセルマップを作ってみたりしたのですが、不調です。いきなり外したり、星を見失ったりと安定しません。

だましだまし撮ったエスキモー星雲です。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI183MM Pro(約4.5℃ 冷やすのをわすれました)、SharpCap、L(GAIN200 30秒×11枚 ビニング2)、R(GAIN250 40秒×7枚 ビニング2) G(GAIN250 40秒×4枚 ビニング2) B(GAIN250 40秒×4枚 ビニング2)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ9、Photoshop CS6で画像処理、ダークあり、フラットなし

それぞれぶれていないコマは半分くらいです。伸びているどころではなく、団子状態になっています。ガイドをモニターしていても飛んでいるのがわかります。原因はなんでしょう。赤道儀が機械的におかしいというより、やっぱりガイドソフトが調子悪い気がします。去年の秋に撮ったときは絶好調だったのに、こんなことでは春の銀河まつりに支障をきたしそうです。

前日に撮った馬頭星雲です。

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2000mmで2枚、Hαのみです。詳しいデータ略。こんな昔の天体写真集で見たような馬頭星雲撮るのが夢で、一歩近づいた感じでうれしいっちゃうれしいのですが、いかんせんたった2枚じゃ。これも予定では10枚くらい撮るつもりだったのですが、2枚撮ったら後はガイドがはちゃめちゃで止めてしまいました。別の日に撮影すると調子がいいこともあるし、再現性がないというのが一番困ります。なんとかしたい・・・

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2021年2月15日 (月)

かもめ星雲

もう1対象撮っていました。かもめ星雲です。

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HαがSAMYANG 135mm F2(F2.8)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、(GAIN200  300秒×8枚 ビニング2) カラーがCo-Borg 36ED+1.1倍フラットナー(210mm)、Astro 60D(約-18℃)、ISO3200、5分×8枚 CG-4、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RStacker、ステライメージ9、、Photoshop CS6で画像処理

今までちゃんと撮ったことがありませんでした。赤いものを炙り出すのが苦手なんです。これなら無理に炙り出さなくてもそこそこの絵が出るので楽です。案外ナローバンドって楽するためにあるのかもしれません。わずか2時間の撮影でこの程度の画像が2枚撮れるのですから、私にしては上出来です。もっと時間をかけられればさらに品質も上がるのでしょうけど、1枚をじっくり仕上げるより、そこそこ画像をたくさん撮る方が性に合っています。フォトコンレベルには到底届かないとわかっていますから。

この日は結構シーイングもよかったようです。自宅でディープスカイ撮ればよかったかな、とも思いましたが、フィールド撮影の機会もそうそうないのでいいことにします。

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2021年2月14日 (日)

なんちゃって TWIN SYSTEM

こんなシステムを作ってみました。

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TWIN SYSTEMのようなもの。HαにSAMYANG 135mm、RGBにコ・ボーグ36ED。それぞれ1インチとAPS-Cなので大体画角が同じです。これで時間の節約ができます。

土曜日はよく晴れました。特別に家族から許可をもらい、久しぶりのフィールド撮影。2日前にやろうとして失敗した撮影のリベンジです。今回は入念に・・・と思ったら撮影用PCを忘れてきました。気づいたのが職場ですが、取りに帰るのも面倒。そういえば撮影用PCは同じものを2台用意してあり、一つの方はUSBのコネクタが壊れてしまったので直そうと思って職場に持ってきていました。でもUSBが壊れているんじゃ使えません。SSDは同じ内容が入っているので、これを別のPCに入れれば使えるんじゃないかと、メーカーは違うけど、だいたい同じ世代のPCに入れて起動したら動きました。ちゃんと全ての機能が働きます。なんとかなりそうです。行き先はこのあいだと同じ近所の畑。若干徐砂は進んでいましたが、やっぱり強行するのは怖そうなので手前で撮影することにしました。

撮ったのはこちら。バーナードループの一部。

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HαがSAMYANG 135mm F2(F2.8)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、(GAIN200  300秒×8枚 ビニング2) カラーがCo-Borg 36ED+1.1倍フラットナー(210mm)、Astro 60D(約-18℃)、ISO3200、5分×10枚 CG-4、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RStacker、ステライメージ9、、Photoshop CS6で画像処理

HαRGB合成しました。カラーはあまりに酷くてそれだけならまずお見せできない出来ですが、HαをLの代わりに合成することで見られる画像になりました。カラーはまさに色がついている程度ですが、Lがまあまあならなんとかなるものです。しかしさすがに色が単調ですね。M78はほとんど写っていません。このあたりはやはりまともにRGBもモノクロで撮って合成しなければだめなんでしょうね。次回のチャレンジがあるかどうか・・・。

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