2017年1月27日 (金)

やっぱり見えず

昨日の夕方、帰るときはこんなにきれいな夕焼けでした。弥彦山のほうは透明度が高そう。神様が呼ぶような声がして弥彦行きを決定しました。とはいえ、やっぱりメインは国上寺の展望台からカノープスが見えるかを検証したかったことです。そうでなければあんな凍った急坂を登るわけもありません。

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ひと冬の間に県境付近に雲がまったくなく見渡せるような日はそうそうないです。もしかしたら数年に一回くらいの好条件だったかもしれません。

カノープス南中は21時40分頃。しかしこのあたりでは10分遅れくらいに最も開けた谷間近くを通ります。余裕を持って21時半頃から露出開始。

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EOS 60D、SIGMA 70mm、21時50分から22時00分まで15秒露出を35枚比較明合成しました。写ってないですね。残念です。雲のせいなのか、やっぱり山から出てこれないのか検証してみました。

ステラナビゲータで同じ場所で地形データを表示させ、同じ時間で光跡残しをして写真と同じにシミュレーションしてみました。やっぱり谷間から顔を出しません。そのシミュレーション画像と写真を合成してみました。

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やっぱり見えませんね。ほんの0.2度くらいなのですが、これをクリアするにはもうちょっと高度を稼がなければなりません。やっぱり弥彦山頂上以外からは難しそうです。

残念な結果に終わりましたが、見えないことがわかったというのも立派な検証です。でもこれを撮影している間ってただ待っているだけなのですが、なんとなく気分が高揚してわくわくしていました。こんな気分になれただけでも来て良かったです。

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2016年2月11日 (木)

見えるわけないんですが

今日は2月にはまれな好天に恵まれました。しかし、タイミングが悪すぎます。休日の夜は基本的に星見は禁止です。休日前ならいいので昨日でも明日でもあさってでもいいことになります。今日だけがだめなんです。明け方に夏物を凍み渡りしながら撮りたかったですがもうこんなチャンスは今後何年もないと思います。

晴れればどこにいても星を撮りたい性です。屋根の上にG7Xをセットして南側を撮影。

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わずかですが真南が覗けます。もし条件さえ整えばカノープスが見えるかも、と淡い期待を抱いての撮影ですが、見えるわけありませんね。

わずかに地平上に出るのですが、南魚沼の山々に阻まれて見ることができません。でも上空まで登れば見えるんですよね。

Canopus

これは我が家の上空 1000mを想定してのシミュレーション。800mでもだめでしたね。弥彦山の634mは本当に貴重なスポットだと思います。

また明日から悪天続き。本当に今日は惜しかったなあ・・・

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2014年4月 1日 (火)

新潟市中心部でカノープス

この記事はエイプリルフールネタです。信じないでくださいね。まあ、信じた人はいないとは思いますが。しかし、朱鷺メッセ上空1300mで見えると言うのはちゃんとシミュレーションした結果です。

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新潟市中心部からカノープスを見ることはできるのでしょうか。

さすがに県境の山脈に阻まれて見ることは難しいです。しかし、駒ヶ岳と八海山の間にV字の切れ込みがあります。ここから見ることはできるのでしょうか。当然のことながら地面からでは見ることができません。しかし、高度を上げていけば見えるはず。

見えました。高度は1300m。場所は朱鷺メッセ上空。ステラナビゲータ10でシミュレーションしてみました。

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現実に見るには高いタワーでも建てるしかありません。そこで新潟市にカノープス観望タワー建設を陳情することにしました。我と思わん方はぜひご賛同ください。

仮称「新潟カノープスツリー」完成予想図

Tokimesse

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2014年2月14日 (金)

新潟からカノープス…ここからは無理

本当に平野部ではカノープスは見えないのか、見えないにしてもどれくらいのところをかすめているのか。そんなことが知りたくて、見えるとすればここだと思われる、新潟市西区の外れから検証してみました。

場所はこの可視マップの新潟市の西のはずれのピンクのところです。佐潟のやや東の丘陵地帯です。なお、この判定はかなり甘いので、ここのすべてで見えるということではありません。

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去年弥彦山から実写したカノープスの写真と、カシミール3Dでシミュレーションしたここからの山影を合成してみました。カノープスが見えるとすれば万太郎山と仙ノ倉山の間でしょう。しかし、カノープスの軌跡をたどってもそこから顔を覗かせるのはまず無理のようです。約0.5度くらいたりません。これを高度で稼ぐにはどれくらいあればいいのか計算してみました。これがそのグラフです。

Koudo

2~300mは必要ですね。やっぱり弥彦山の高さはかなり有利なのだと思います。

私はまだ旧与板町の丘陵から見えるのではないかという望みをまだ捨てていません。やや南に下がりますし、高度も200mくらいはあります。ただ、一度下見に行ったのですが、南が見渡せる場所がないのです。なんとかそこが見つかれば再チャレンジしたいと思っています。

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2013年11月 7日 (木)

新潟からカノープス…さらに続く

skameさんから情報をいただいていました、月刊天文に載っていたというカノープスの可視地図がどうしても見たくなり、そういえば県立図書館の雑誌コーナーで見たことがあるのを思い出しました。ネットで蔵書検索してみたらあるようです。でも何月号かわかりません。試しに地人書館を覗いてみたらバックナンバーの目次が出ています。ネットって便利ですね。図書館に行き端末で検索してみますが出てこない。確かにあるはずなんですけど。受付で探してもらったらすぐ見つかりました。端末からは雑誌が探せないようです。

さっそく図書カード作って借りてきました。

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すごい、さすが県立図書館。六ヶ月ごとにまとめて製本されています。めったに借りないのでしょう。新本同様です。

これがその可視マップ

P1010100

スキャンしたものをそのまま載せると著作権に引っかかりそうなのでやめました。はっきり見たいかたは県立図書館でご覧ください。月刊天文2000年11月号です。ただし書庫から出してきてもらわなければなりません。

弥彦山では見えないことになっています。記事にもあるように南中時に見えるところのみの地図だそうで、それだと確かに見えません。それ以外は私が以前作成したものと大体同じです。佐渡は多分確実に見えると思います。見てみたいけど海を越えてまではいけないですね。妙高あたりも視界のいいところを探せば見えますね。でも私はもう少し中越地方で探してみたい。まあ、90%以上難しいと思いますが、万が一見れたら大手を振って威張ろうと思います。

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2013年10月14日 (月)

新潟からカノープス!撮影成功

10月14日明け方、この日はカノープス撮影に絶好の日とにらみました。月が無く、全国的に晴れで、休日という日はそうそうあるものではありません。朝に弱い私ですが、早めに寝て準備整えます。2時半出発、弥彦山には3時半に着きました。結構人が多い。夜間通行止めというのは有名無実化しているみたいです。

山頂まで20分の徒歩。カメラ2台を担いでこの歳ではこたえました。4時頃に着き、時間があるのでゆっくり準備。逃さないようにと早めに連続撮影開始しました。南中は4時半ですが、それより少し後に山影から顔を出す予定です。撮影の間ずっと双眼鏡で見ていましたがなかなか見えません。だめかなあ、とちょっとがっかりして帰ったのですが、画像を見たら写っている・・・ようです。

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EOS Kiss X2(SEO-SP2)、TOKINA AT-X116 PRO DX 11-16mm F2.8、16mm(F4)、ISO400、4時42分~49分、20秒×20枚比較明合成

矢印のあたりに写っていそうにみえます。しかしこれじゃあ信憑性に欠けます。同時にもう1台のカメラで撮りました。

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EOS 60D、SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG、70mm(F4)、ISO400、4時45分~49分、20秒×14枚比較明合成

はっきり写っています。だいたいカノープス出現から潜入までを選択して合成しています。間違いないと思います。ただ、こういうの懐疑的に見るかたもいますので、ひっそりとこのブログに載せておくにとどめます。自分だけで満足しています。一番は逃しましたが二番じゃだめでしょうか。

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2011年11月27日 (日)

新潟からカノープス…ならず

26日は思いの外すばらしい晴天。GPVでは南の方ほど雲がない様子です。透明度もいい。土曜日ですし、新月。こんなチャンスは2度とありません。思い切ってカノープス検証にいくことに決めました。でも深夜までは時間がある。いったん家に帰ると出たくなくなるのは見えてるので、先に早出に撮影にいき、気分を高めてから出かけることにしました。早出の空もすばらしく去りがたかったのですが、22時半頃出発しました。間瀬ゲート前には走り屋さんの車が数台止まっていますが、そのまま進入。0時頃到着しました、走り屋さんの止まっているところは避け、舗装されている駐車場に止めると隣にご同業と思われるかたが撮影しています。ご挨拶をすると新潟から来られたHさん。Hさんは今月初めカノープスの撮影に成功されたかたです。この日はカノープスねらいではないとのことです。夜の弥彦は人っ子一人いないと想像してきましたが、結構にぎやかなものです。

カメラ2台と双眼鏡、三脚を持ってのプチ登山はかなりきつい。20分ほどですが、老体にはこたえます。休み休みゆっくり上りました。階段は手すりもあるし、途中街灯もあるので思ったほど危険はありません。さて、奥の院につき、一応お参りをして撮影開始です。あ~でも南は地平近くに雲がある模様。

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南中時間を挟んで40分ほど撮影しましたが写っていません。双眼鏡でも確認できません。

こちらは広角で撮ったもの。

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だめですね。低空は思ったより雲があったようです。この時期は晴れた夜は必ず魚沼地方は霧が発生しますのでそれかもしれません。やっぱりカノープスはそう簡単には姿を見せてくれないようです。

撮影風景。

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しかしここはカノープス撮影には理想的な場所ですね。車ですぐのところならもっといいのですが。

鳥居を入れた星景です。

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来年も来いよ、と勝手な神様の声を聞いた気がします。

低空まで澄み渡る空はなかなかチャンスがないですね。12月になるとゲートも閉まると思いますので、来年に持ち越しです。でも一度きて勝手がわかると次は気軽に来れそうです。しかし、登りは心臓によくない。少し鍛えなければなりません。星見で死んだら本望とはいえもうちょっと先延ばししたいものです。
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2011年11月 6日 (日)

新潟からカノープス?その3

新潟からのカノープス観望期は雪が降る前のこのシーズン。眈々と狙っている人が新潟県にも何人かいるようです(私も含め)。今のところ新潟から撮影されたのは私の知る限りでは妙高市あたりからのもの1枚だけしかありません。難物には違いありません。

さて、問題はどこから見えるかです。ステラナビゲータなどでいろいろ検証されていますが、カシミール3Dを使ってカノープスの可視マップを作ってみました。カシミールではある山の頂上がどこから見えるかを計算して地図上に表す機能を持っています。カシミール(可視見る)の語源ですね。地平ぎりぎりに見えるカノープスを遠方の山の頂上に見立てて計算してみました。遠いほどいいので、始め赤道上に取ってみましたが、山の高さが1600kmほど、計算を始めたら何十分たっても1%も進まないのであきらめました。現実的に500kmほど遠方に取りました。山の高さは簡単な三角関数で計算できます。弥彦山を中心として計算しました。無限遠でないので弥彦山から大きくはずれると確度が下がりますが、まあよしとします。

計算した結果がこれです。

Canopus_kashi

ほぼ予想通り。やっぱり弥彦山以外からは難しそうです。妙高市あたりは緯度が低いこともあり結構見えるところは多そうです。佐渡も意外にあります。あとは高い山の頂上ですね。ここにいくことは現実的には困難です。興味深いのは旧与板町の低い山の上から見えそうなことです。あの「天地人」のお船のふるさと、与板城のある山です。ここからのシミュレーションをステナビゲータでしてみました。

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本当にぎりぎり。確証はありませんが、可能性として0ではないというところでしょうか。

月山からも見えるようです。これは実際に記録があるので、あながちこの地図も割と正しいのかもしれません。

あくまでもこれは簡易的に計算したもので、ここから絶対に見えると確信するものではありません。若干甘めにしてありますので、この地図で見えそうなところからさらに詳しく精査するための参考にしていただければ幸いです。逆にいえばこの地図で見えないと判定されてるところからはまず無理だということはいえると思います。

さて、机上の理論ばかり並べていますが、なかなか実際の行動に移せません。弥彦山は閉鎖までの11月いっぱいがチャンスですが行けるでしょうか。

追加
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念のため、もう約0.1度高いと仮定して計算してみました。若干範囲が広がっています。大気の浮き上がりによっては可能性が出てくるかもしれません。意外にも新潟市の平野部でも見えるという判定がでました。現実的ではありませんが、見えたらすごいことだと思います。

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2011年10月13日 (木)

新潟からカノープス…弥彦山から検証

一度調べたいと思うといてもたってもいられない性分で、早速例の弥彦山の丘から南が見えるか検証に行ってきました。

平日だけあって走り屋さんはあまりいないですね。登るときは車ですれ違ったのは2台ほど。駐車場にもたぶん夜景見物か、1台いるだけでした。早速カメラを持って登ります。2度行っているので慣れましたが、石の階段が滑りやすい。ゴム底の滑りにくい靴でも買います。

快晴ですが透明度は悪いです。早速撮ってみました。

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ステラナビゲータでこの時間と地点を設定してみると南はこちら。厳しいですね。カノープスは南中を少し過ぎたところに顔を出します。素直に奥の院まで行った方がよさそうです。でも何となく夜の藪は恐怖なんですよね。このすこし奥の壊れた方位プレートの場所まで行こうと思ったのですが、怖くて止めました。闇を恐れるのは人間のDNAに組み込まれているのでしょう。開けていれば怖くないんですけどね。

ついでに日本海に傾く夏の大三角形を撮りました。

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こういう高いところで360度見渡せるところに夜居るなんてことは滅多にありませんのでどちらを見ても新鮮です。ずっと写真撮っていたいと思いましたが、これを撮って早々に下山しました。降りるとき、登ってくるアベック(死語)とすれ違いました。私以外にも物好きはいるものです。

さーて、奥の院にはどうやっていこうか?屈強の三男を雇って行こうかとか考えています。でも今年は受験生なので来年までお預けですね。

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2011年10月11日 (火)

新潟からカノープス…弥彦山下見

9日は天気が良かったのでかねてから行こうと思っていた弥彦山に登ってきました。駐車場に車を駐め、奥の院に向かってゆっくり歩きました。今年の初めに手術した膝は少し痛みますが無理をしなければ手術前よりずっと快適です。

弥彦山はスカイツリーと同じ高さだそうです。よくぞこんな高い建造物を造れるものですよね。

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15分くらいで奥の院です。

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さて、南はこちら

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ここからならまったく遮るものなくカノープスが見られそうです。予言通りに見られるかどうか検証してみたいですが、前にも書いたとおり、カノープス南中時にここにいられることは至難です。せめて車が近くに駐められればいいのですが、遊歩道が整備されているとはいえ、真夜中に一人でここにくるのはちょっと怖いです。なにかあっても車に逃げ込めないというのは不安ですね。

トンボがたくさん飛んでいます。

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下界ではまったく見かけなくなってしまいましたが、いるところにはいるものです。トンボは暑いときは高い山にいて、涼しくなると平地に降りてくるといわれていますが、降りてこれないくらい下界は温暖化してしまったのでしょうかね。

駐車場を挟んで反対側に小高い丘があります。

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ここなら車から5分も歩けば登れるところですし、開けているので不安もありません。でもここからだと南はぎりぎり山に隠れてしまいそうです。

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ここにはたぶん方位を示すプレートがあったと思われますが、たぶんこの方角が南です。危ういです。スマホの方位計でも微妙です。一度夜にきて星を撮影して正しく検証してみようと思います。もしここから見えそうであれば遠い奥の院まで行く必要がないのでだいぶ現実味も帯びてくるのですけどね。

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ススキが夕日に光ってきれいでした。逆光に輝くススキは晩秋を思わせて好きな風景です。あ、晩秋はまだ一月以上先ですね。

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