2009年10月18日 (日)

M33再処理

M33を再処理してみました。

M332

少しトリミングしてスケールを出してみました。今回はHⅡ領域を出す努力をしてみましたが、ノーフィルターなので所詮こんなものでしょうか。星雲だけに効果がかかるようにマスクをかけ、lab色彩強調で赤を持ち上げました。ただ、それだけだと中心部も赤くなってしまうので中心部には効果がかからないようにドーナツ状にマスクを作ってやりました。
前回の簡単処理もさわやかで好きなのですが、青滲みを取るために星の色を犠牲にしてしまいましたので、今回はあえて青滲み軽減は押さえ、逆に黄色をやや強調してみました。
しかし思うのは、やっぱりいい空の下で十分露光をかけなければだめだということですね。始めたての頃はノイズを持ち上げて、こんなに写った、と喜んでいましたが今思えば恥ずかしいです。
一応画像処理のカテゴリーですが、人様に伝授するようはワザは何一つ持ち合わせていません。結果オーライの独りよがりです。きっと上級のかたならもっとすばらしい作品に仕上げてくれるんでしょうね。

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2009年10月 2日 (金)

どこからがねつ造?

星ナビ10月号の表紙を最初に見たとき「これ写真?まるで絵じゃん」と思ってしまいました。のちにこの写真がねつ造(盗作)であることがわかったとき、まんざら自分の眼力も捨てたものじゃないな、と悦に入ったものですが、それはさておき、天体写真の画像処理はどこまでが許されてどこからがねつ造なのでしょうか。

基本的に私はフリーハンドツールは使っちゃいけないものだと思っています。つまり人間の意志で無いものを描いたり、あるものを消したりという行為です。マスク作成にもいえると思います。ただ、撮像素子のゴミを取るのは許されると思っています。まあ、レンズの内側のものは撮影対象物ではないから、といったところでしょうか。

ですので、じゃまだからといって電線を消すのもよくないと思います。実際レンズの向こうに存在しているのですから。私は天体写真のねつ造はしたことがない、と自信を持って言える・・・と思っていたのですが、まて、そういえば一度だけやったかも。

Crw_9921

今年の初めに撮ったこの写真の元画像です。飛行機の軌跡が入っていますが、じゃまだといってスタンプツールで消しました。ルールから言えばねつ造ですね。難しいところです。コンテストなどの公には出せないのでしょうか。まあ、ブログに載せるのに一言「消しました」と断ればいいですかね。

科学写真としての天体写真にねつ造、盗作はあってはならないでしょう。10年前の遺跡発掘のねつ造問題を思い出しました。あの事件のせいでほとんどの考古学上の説がご破算になったといいます。天体写真のコンテストの入賞作品の中にも他人のホームページからコピーした画像を処理し直して応募したものもある・・・とかウソかホントか疑わしいような噂もあると聞きます。そうだとしたらコンテストは破綻ですね。まあ、我々のやっているのは所詮趣味です。下手な写真でも自分で撮ったからうれしい。単純です。諸先輩のすばらしい写真は眺めて、感心し、参考にしましょう。

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2009年9月30日 (水)

やっぱり気に入らなかったので

昨日のM31はどう考えてもおかしな画像処理でしたので再度やってみました。
今度はステライメージメインです。

M310909202

どうもPhotoshopは慣れないので使いこなせません。不可逆性ですが、ステライメージのほうが私には使いやすいです。
無理をせずまず均等にレベル調整をし、次に星雲マスクを作って中心部に黄色味をおびさせ、周辺は青っぽくしてみました。青ハロは星マスクを作ってLab色彩調整で消しました。簡単ですが結構効果があると思います。あとはややシャープにしてみたりとか、星の明るさを押さえたりで、スターシャープは極力弱めにしました。
で、できたのがこれです。お気楽画像処理ですが私的には気に入っています。Photoshop使いになるのはまだまだ先のことです。

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2009年8月28日 (金)

らせん再処理

やっぱり昨日の処理は気に入らなかったのでもう一度やり直してみました。

Ngc72932

やっぱり中心部は青い方がさわやかでいいですね。画像処理も今回はPhotoshopを中心にやってみました。使いこなせればPhotoshopのほうが細かく調整できます。でも、ステライメージもPhotoshopにない機能があるのですてがたいいですね。画像サイズも長辺1152ピクセルにしましたので、一連の101EDシリーズで大きさ比較ができます。

さて、今は胎内で星祭りが開催中です。私は明日行ってきます。いい掘り出し物がないでしょうか。

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2009年7月13日 (月)

カブリ補正

光害カットフィルターLPS-P2は光害地では威力を発揮しますが、色かぶりが残るという副作用があります。先日撮った天の川もどうもすっきりしませんでしたが、tantanさんより強力な画像処理ソフトをかけてもらいここまで改善できました。

Crw_0076_1__dbe

ちなみに処理前がこれです。

Crw_0076

変な緑や赤の色が取れすっきりしました。大変美しい仕上げで見違えるようです。使用ソフトはこれです。

http://pixinsight.com/index.html

どのようなソフトかは皆さんググってみてください。少なくとも私は難しすぎてギブアップです。使いこなせばすごいソフトのようです。

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2009年5月24日 (日)

銀河の画像処理とは

NGC4565です。

Ngc4565090520

子供の頃から最も好きな銀河でした。当時の機材では銀河を写してもぼーっとした光芒にしか写らなかった中で、唯一銀河らしい形が簡単に撮れたからかもしれません。しかし、普通に渦巻構造が写せるようになった今、ちょっと物足りなさを感じないわけではありません。

銀河の画像処理をやっていて気づいたことがあります。淡い散光星雲ではレベル調整で飽和レベルを低い方に移動して淡い部分を浮き出させますが、銀河の場合はそれをやっても背景が荒れるだけであまり効果がないことがわかりました。それは控えめにして銀河のマスクを作ってその中だけで処理をするほうがいいみたいです。シャープ処理は大胆にしたほうが構造がくっきり出ていい効果がでるようです。また、カラーバランスは専用コマンドは勘にたよるだけなので使いません。レベル調整でRGBごとに山を一致させるようにするとグラフを見ながらにニュートラルグレイに簡単にできます。ただ、これはステライメージだけでできることかもしれません。

こうして処理した銀河の画像は結構きれいに見えます。割とモノクロに近く、恒星との光度差もあまりないので出来ることかもしれません。まあ、画像処理に熱心なかたにとってはは今更という感じかもしれませんが、画像処理もお気楽な私にとってはちょっとした進歩です。

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2009年4月29日 (水)

101ED銀河でファーストライト

手に入れて1ヶ月目にして月とか惑星以外で初めて101EDのファーストライトができました。

Markarian 

マルカリアンの鎖です。101ED+×0.78レデューサー+EOS Kiss D改です。10分4枚露光です。77EDと、この×0.78レデューサーの組み合わせは結構青にじみが出ましたが、これでは出ていません。101EDとの相性がいいようです。

画像処理は思い切って地味目にしてみました。レベル調整とわずかにトーンカーブ調整、ノイズ除去をしたくらいです。色調もこれまたわざと青を強めにして見た目モノトーンっぽく仕上げてみました。はじめ、マスクを使ったりしていろいろいじってみたのですが、どうにも思うような結果になりません。コンポジット直後の画像は不思議に美しかったのにやればやるほど荒れて醜くなります。ならばいっそ画像処理なんてしなければいいかな、と思いましたがそうも行かないので最小限の処理だけして淡いところはそのままにとにかく見た目きれいに見えるようにだけしてみました。前にも何度か書いていますが、露光不足を画像処理で持ち上げても美しくはなりません。銀河の周辺こそ出ていませんが、結構鑑賞に堪えると思います。

ずーっと眺めていると無数に銀河が見えて楽しくなってきます。あれら一つ一つが巨大な星の集合だと思うとこんな写真からでも宇宙の神秘さが感じられ、不思議な気分にさせられます。

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2009年4月21日 (火)

Registax5を使ってみました

Regixtaxがバージョン5にアップグレードされたとの情報を得てダウンロードしてみました。デザインが洗練されています。また、バージョン4までは1000枚くらいまでしかスタックできなかったのがほぼ制限がなくなったようです。いままで1000枚の制限があったのでいちいちカットしなければならなかったのでずいぶん楽になりました。

これがそれを使って処理した月面です。

2

101ED+LV15m+Qcam S7500での拡大撮影です。シーイングはかなり悪かったでした。しかし、北極星が見えない玄関先にしてはほとんど狂いがなくほぼ停止していました。この極軸あわせがいつも再現できればいいのですが。

101EDは星雲で使いたいのになかなか晴れてくれません。私生活においてやっと余裕が出てきたので、いつ晴れてもいいようにスタンバイしているのですが・・・

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2009年2月 4日 (水)

レベルを変えてみました

先日のM42の処理が暗いのではないかとtantanさんからご指摘をいただきました。確かに自分でも暗いと思います。画像処理に使っているモニターが明るいことは前から感じていましたが、ついそのままできてしまいました。ドライバのキャリブレーション機能を使って調整したらかなり暗めになりました。それでちょっとレベル補正のみしてみました。

M420901283

中央部はちょっと飛んでしまいましたが、だいぶ見やすくなりました。これだけでもだいぶ私好みの画像に近くなりました。結構周辺の淡い部分も写っていたんですね。気がつきませんでした。あと副次効果でPhotoshopでのトーンジャンプが目立たなくなりました。やっぱりモニターの調整って大事ですね。しかし一気に画面が暗くなったので子供からは苦情がでそうです。画像処理用と普段用に切り替えができるようにしておきましょうか。

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2008年10月21日 (火)

これでほんとうに最後

どうものっぺりが気に入らず、なにかいい方法はないかと思い、先日の渦巻きを強調しすぎた写真と合成してみました。

M31

比較(暗)合成です。不透明度を80%にするとやや星が強調されます。原理はよくわかりませんが、ちょうど中間を取ったように階調豊かでかつ、渦巻きも出たと思います。

難しいですね。理論からするといいのか邪道なのかわかりませんが、結果きれいならよしとしたいと思います。たかが趣味です。あまり考えすぎると楽しめなくなりそうです。

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2008年10月10日 (金)

渦巻きを強調

先日のM31を再処理しました。

M3108100212

さすがに先日のは眠すぎました。周辺のレベルを上げ、アンシャープマスクで腕を強調してみました。一連の作業はステライメージで行いました。やっぱり天体写真用に特化されていますのでやりやすいです。tantanさんから教えていただいたツールを試してみましたが、かなりコントラストも上がってしまうので階調豊かな仕上がりにできませんでした。使い方を研究してみます。私の液晶ではやや明るめですが、少し暗めの職場のCRTで見るとたぶんきれいだと思います。万人向けの仕上げは難しいです。

まだマスク処理をマスターしていませんが、また新たな技術を習得したら再々処理してみます。

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2008年9月29日 (月)

マスク処理の謎

新しく画像処理のカテゴリーを作りました。習うことばかりで新しい技法など編み出せそうにありませんが、自分のための備忘録にでもなればと思います。

去年撮った網状星雲を再処理してみました。

Crw_89463

前はこんな処理でした。マスクもかけずに強調しすぎです。今回は星雲にマスクをかけてみました。しかし謎なのはマスクをかけてトーン調整するとシャープさが損なわれてしまうことです。これは前から気になっていました。マスクをあまりぼかさないといいのでしょうか。しかし星雲と同じマスクを作るのは難しいです。まだまだ工夫が必要です。

とうとう新月になってしまいましたが、全然晴れません。でも週末はちょっとは期待できそうな予報です。

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