« 2023年12月 | トップページ | 2024年2月 »

2024年1月30日 (火)

同じ黒姫山でも

諸事情によりしばらく更新が滞っていました。またボチボチ始めようと思います。

今日は久しぶりにいい天気でした。しかし雲は多いので撮影向きではありません。南のほうは結構よく晴れています。案外豪雪地帯の魚沼方面はこっちよりも晴天率がいいように思えます。南の方を見るとこんな山が見えます。

Img_2259

米山かと思いました。形は似ていますが違うようです。ネットで調べてみると黒姫山であることはわかりました。長野県?しかし140kmあります。それにしてはくっきりとして近い。と思ったら、米山の隣に同じ名前で黒姫山というのがあり、そっちみたいです。紛らわしいですね。長野の黒姫山も見えるようなので機会があったら見てみたいです。

しかし晴れませんね。まあ、星のほうもちょっと今やる気出ないモードなのでちょうどいいです。ちょっとお休みしたいと思います。

| | コメント (2)

2024年1月15日 (月)

GraXpertをPixInsightから使う

このところ、GraXpertというカブリ補正ソフトが大人気です。高性能なのに無料ですのでその理由がうかがえます。しかし、スタンドアロンで動作するので画像処理ソフトから一旦吐き出さないと使えません。そのために行ったり来たりするのも不便です。と思っていたところ、PixInsightに組み込んで直接GraXpertを呼び出すことができるという情報を聞きました。やってみようと調べたのですが、本家のサイトには書いてありません。日本のサイトにはほとんど情報がありません。Youtubeに海外の方がアップした動画がいくつかありますが、肝心なところがよくわからない。そもそも動画の解説って冗長な情報が多くて本当に知りたいことにはなかなかたどり着けないのであまり好きではありません。それでもその動画や、いくつかのフォーラムを眺めていたらようやくわかりました。簡単にまとめてみましたのでご紹介します。ただしWindows版です。すでに皆さん知っているであろう知識は割愛しています。

GraXpertの最新版をダウンロードしてインストールします。
PixInsightを起動します。
RESOURCEメニュー → Update → Manage Repositories を開きます。
Addボタンを押し、URL欄に下記URLを入力します。
https://www.ideviceapps.de/PixInsight/Utilities/
OKで戻ったら、RESOURCEメニュー → Update → Check for updates を開きます。
Applyボタンを押し、組み込みます。
完了したらPixInsightを再起動してアップデートします。
SCRIPTメニューのToolBoxにGraXpertが入っていますので呼び出します。
最初の一回だけGraXpert本体へのパスを設定する必要があります。
スパナマークを押すとダイアログが現れますが、ここではNoを押します。
GraXpertの本体を指定します。通常は下記のフォルダにあります。
C:\Users\個人フォルダ名\AppData\Local\Programs\GraXpert
これでPixInsightからGraXpertが利用できるようになりました。

さっそく過去画像で効果を試してみました。

N891

光害カブリとも言えない変なカブリで、DBEとかではなかなか取れず苦労したものですが、クリック一発でここまで改善しました。スタンドアロン版よりはパラメーターも少なく、AIに任せるしかできませんが、面倒くさがりな私には十分な性能です。春の銀河まつりに早く活用したいですね。

| | コメント (6)

2024年1月12日 (金)

撮り初めのM42

11日は久しぶりに晴れる予報。しかし新月なのにごくわずかしか晴れてる時間がないようです。なにを撮ろうかと悩みましたが、ここ数年撮っていないオリオン大星雲M42を撮ることにしました。早めに準備したのですが、隣の屋根から出てくるのは20時過ぎになります。雲が出てくるのは22時頃の予報。2時間くらいしかありません。でも結構予報より長く晴れていることが多いので楽観的に考えていたらなんと、21時頃から雲が押し寄せてきました。22時にはほぼ全天曇り。明け方には雨の予報なので早々に撤収しました。

なんとか処理した画像です。

202401111

miniBORG 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、R(GAIN100 180秒×7枚 ビニング1)、G(GAIN100 180秒×4枚 ビニング1)、B(GAIN100 180秒×2枚 ビニング1) ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg 、ガイドカメラQHY5LⅡ 、PHD2 Guiding、PixInsght 、Photoshop CS6 で画像処理、ダーク・フラットあり、トリミング

RGBを10枚ずつ撮る予定でしたが、Rの後半から雲が出始め、電柱にも引っかかったりしてGとBにはまともなものがありません。雲とか電柱部分をトリミングした結果、なんか中途半端な構図になりました。普通なら失敗。しかし画像処理ソフトの進歩でなんとかごまかしが効きます。派手目に仕上げず、昔ながらの地味な色合いにしてみました。分子雲も全然出ていません。まあ、あれだけの元画像からここまでできたことでよしとしたいと思います。

M42はM31と並ぶメジャー対象ですが、10年くらいまともに撮ったことがありません。冬は天気が悪いのでチャンスがありません。秋口はほかに撮りたい対象があるのでこっちに目がいきません。そんな感じでこれを撮ったのは本当に久しぶりです。でも満足いきません。納得のいくものが撮れることはもうないのではないかとも思っています。

| | コメント (4)

2024年1月 4日 (木)

処理初め~Sh2-185~

今日の夕方、雲はほどんどなく、もしかしたら今日撮り初めができるかなと期待したのですが、機材を出そうとしたら雲が出てきてしまいました。予報も芳しくないので撮り初めはあきらめました。代わりと言ってはなんですが、実は撮り納めをしたつもりが、30日は夜半過ぎまで快晴だったので速攻で1対象撮ってありました。それを画像処理初めとしたいと思います。

カシオペア座のSh2-185です。

202312301

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm) 、ASI533MM Pro(約-10℃)、撮像ソフトNINA、S(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、A(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、O(GAIN100 450秒×10枚 ビニング1)、 ZWO EAFでオートフォーカス、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M 、PHD2 Guiding、PixInsight 、Photoshop CS6 で画像処理

天気も機材も良好で、ミスなくすべて成功しました。ただ、月も大きいし、予報では明け方雨になる予報なので23時には撤収しました。翌朝早起きして鮮魚センターに大晦日のごちそうの買い出しに行くので早く寝なければ、というのも理由です。

青の成分が少なそうなのでAOO合成にもしていみました。

202312302

望遠鏡の選択がよくなかったみたいです。もう少し短い方がよかったかもしれません。しかし、月が明るいのでナローでなくてはならないし、短焦点だとカブリも大きそうなので消去法でこの対象に向けた次第です。天頂より北の対象って、上を北の構図にすると下方通過している図になりますね。天頂より北は南が上のほうが落ち着く感じがします。

罰当たりなことを言わせてもらえば、今地震の影響で近くを走る電車が止まっています。そのために0時前でも振動に悩まされずに撮影ができます。しかし復旧までには晴れそうにありません。やっぱり不謹慎なことを考えるな、ということなのでしょうね。

| | コメント (4)

2024年1月 3日 (水)

見物渋滞

私が普段通る生活道路。散歩コースでもあります。これは昨日の状態です。

Img_2240

今日も通ったのですが、同じよう、いやむしろもっと混んでいた感じ。ここは昔の国道ですが、今は平行してもっと広くて通りやすい道があるので普段はあまり混みません。平行している道路は全然混んでいなくすいすい走れます。地震の影響で道路が通りにくくなっているのかと思いましたが、歩いて見た限りではそんなところはありません。考えられるのは見物渋滞。写真の奥にある郵便局はネットでもテレビでも有名になりましたからそれを見に来た車なのだと思います。現に今日見た感じでは郵便局を過ぎた当たりから流れがよくなっていました。まあ、見たい気持ちもわかりますし、私自身車ではありませんが、たまたま近くに住んでいるというだけで歩いて見に行ったのですから、人を非難することはできません。生活や復旧工事の妨げになっているほどではないようですが、女房が実家のお母さんの介護から帰ってくるのに、すごく混んでいたので回り道して帰ってきた、とか行っていました。こういう時は行政側がなんらかのアナウンスをしたほうがいいのかもしれませんね。

| | コメント (0)

2024年1月 2日 (火)

ドキュメント1.1

令和6年元旦、夕方4時までは例年と同じ普通の正月でした。家族との恒例アニメビデオ上映会が終わり、酔いを覚ますため散歩に出かけようと家を出ました。その時スマホの緊急地震速報が。見ると震度3。これくらいならたいしたこと無いと思いながらもいったん家に戻り、地震があったよ、と一言声を掛けて再び外に出たときです。もう一度緊急地震速報が。今度は震度5。えっやばいじゃん、と思うまもなくいきなり揺れが。い…家が揺れてる。揺れで思うように歩けないながらも、もう一度家に戻った頃、ようやく揺れが収まりました。家に入ると娘が大騒ぎ。地震のことではなく、猫がパニック起こして猛ダッシュでどこかに隠れてしまい見つからないのだと。そっちか、と思いながらそのうち出てくるだろ、と言っても、避難することになったとき、猫が見つからないでおいていく訳にはいかない、とのことです。猫は10分くらい探して見つかりました。普段はあまり入らない部屋の一番奥の隅で震えていました。よっぽど怖かったんでしょうね。幸いにもうちの被害は庭の灯籠が倒れたのと、少し物が落ちたくらいでした。しかし揺れる我が家を外から眺めるのは気が気でありませんでした。ともかくみんな無事でよかった。

収まらない余震(今は余震と言わないんでしたっけ)に不安な一夜を過ごし、翌朝近所の様子を見に出てみました。我が家の周りは特に目立つ被害はありません。うちはちょっと高台なのですが、そこから下に降りるにつれてこんな光景が目に入ってきました。

道路の地割れです。

Img_2227_r

ここは坂の斜面です。アスファルトがはがれてずり落ちた感じ。ネットに上がっていた近くの神社の崩落した階段はすでに重機が入っていました。

交差点の横断歩道前。

Img_2228_r

点字ブロックがめくれ上がり、道路にひびが入っています。

ここは結構ひどい。

Img_2232_r

液状化か水道管の破裂でしょうか。道路の崩壊に加え水浸しです。

こ、これは・・・

Img_2233_r

すごい力でグレーチング蓋がひん曲がっています。地震の威力を感じます。

なにも無ければこの日行くはずだった近所の神社。

Img_2235_r

古くからの灯籠も崩れていました。例年ならお参りの長い列ができていますが、参拝者はポツポツ。うちも落ち着いた頃家族で行こうと思います。

車のタイヤが半分埋まっています。

Img_2236_r

まさに液状化現象というものの具体例を見せつけられた気分です。

ここは最もひどいところのひとつです。

Img_2237_r

駐車場のアスファルトが粉々です。道路と駐車スペースの境目で段差が至るところでできています。20cmくらいのところもあるので、車も出せない状態のところが多いです。個人ではなんともならないでしょうに、どうやって復旧するのか心配です。

畑が水浸し。

Img_2238_r

これはきっと液状化現象で湧き出た水なんでしょうね。

ここはテレビでも繰り返し放映された郵便局の駐車場。私もたまにここに停めて利用していました。地面が激しく陥没しています。

Img_2239_r

ここで知り合いの、以前大学で地盤災害の研究に携わっていた方とお会いしました。すでに退職はされているのですが、やはり元研究者としては現地を見ておきたかったとのことでした。ちょっと立ち話で今回の被害のメカニズムや、60年前の新潟地震の時のことなどお聞きしました。

郵便局の近くではこんな車も。

Img_2241_r

これもテレビで見ました。隆起なのか、沈下なのか、いずれにしてもこうなっては個人の力ではどうにもならないですね。やっぱり業者を呼んで壊してもらうしかないのでしょうか。

一見被害は小さそうですが、ちょっと悲惨。

Img_2242_r

新築の家ですよね。土台にひびが入り少し曲がっています。玄関のほうも見たら壊れています。これはもう住めないですね。地震保険に入っていることを願わずにいられません。

ここは陥没が顕著。

Img_2244_r

家が沈んでいます。このあたり、こんな風に沈んでいたり隆起したりしているところばかりです。感覚的には無傷の家はほぼない、といった感じでした。

今回の地震では新潟市の西区あたりの被害が大きかったようです。しかし西区と行っても高台の上と下とで被害がまったく違います。このあたりは砂丘地で、高いところは20mくらいありますが、低いところはマイナスmです。テレビでも解説していましたが、砂丘に降った雨がしみこんでこのあたりに湧き出てきます。そのために斜面はずり落ちやすくなっており、下のほうでは水混じりの砂で液状化現象が起こりやすいとのことです。しかし上のほうは水がたまらないのでしっかりしているのだとか。それが高台とその下で明暗を分ける理由だそうです。60年前の新潟地震でもこのあたりはひどかったそうです。ただ、当時は家も少なかったし被害も少なかったのでしょう。まさか自分が生きている間にこんな光景を目にするとは思いませんでした。一日も早い復旧と、もう二度と起こらないことを祈っています。

| | コメント (4)

2024年1月 1日 (月)

今年もご指導ご鞭辰をお願いします

あけましておめでとうございます。今年は辰年。龍は架空の生き物ですが、星座にはあります。恒例の息子よる星座絵です。

202401011

相変わらずのヘタウマですが、こぐまが龍のしっぽにかみついている図です。あんまり目立つ星がないのですが、おめでたい雰囲気だけでも味わてください。

実はりゅう座を狙って撮ったことって過去にありませんでした。12月になってから、そういえば来年の干支の星座を撮らなければ、と思いつきました。今だとどんな位置にあるのかと調べてみたら12月の夕方ってちょうど構図的にもいい位置なんですね。でもこちらは12月の天気は怪しい。と思ったらその日の夕方まさかの快晴。念のため機材を持っていてよかった。12月4日の謎の海岸プチ遠征はこれが目的でした。本当にこの日を逃したらもうチャンスはなかったでした。

今年はあまり目立った天文現象はなさそうですが、その中でも楽しみなのは12月8日の土星食でしょうか。新潟でも観られ、夕方で比較的高いのでいい条件です。1967年に天文雑誌で写真を見ました。私は11歳ですから小学校5年だったと思います。実際に観たかどうかは記憶もありません。もしかしたら人生初めての土星食かもしれません。しかしなんといっても注目は紫金山・アトラス彗星でしょう。予想通りに増光すれば数十年ぶりの大彗星になるかもしれません。是非とも生きているうちにもう一度長大な尾を観てみたいものです。前座としてのポン・ブルックス彗星も楽しみですね。彗星の当たり年になるとうれしいです。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

| | コメント (10)

« 2023年12月 | トップページ | 2024年2月 »