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2023年12月24日 (日)

BlurXTerminator AI version 4の威力

BlurXTerminator(BXT)のAIがversion 4になり、その効果で巷が大騒ぎになっています。どんなものかと私もさっそくアップし試してみました。

M12

M1042

Ngc253

かに星雲のフィラメント構造がすごいです。ここまで細かく出るとは思いませんでした。明らかに違います。シーイングはよくなかったのですが、それを見事にキャンセルしているように感じます。version 2との比較はこちら

ソンブレロは結構トリミングしているのですが、暗黒帯の微細な構造がはっきりしていますし、円盤部の模様もなんとなく見えている気がします。

NGC253も低空で条件も悪く、枚数も少なく決して満足いく出来ではなかったのですが、特徴ある複雑な構造をしっかり出してくれました。ガイドミスや、光軸があっていない故のいびつな星像もきちんと丸くしてくれています。

画像処理にここまで任せていいのかと、賛否両論あるようですが、私のような機材調整を突き詰めるのが苦手な人間にとっては恩恵は計り知れません。星見人生そんなに長くないので、せいぜい活用して楽しもうと思います。

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画像処理」カテゴリの記事

コメント

まるひさん、いやもう凄いの一言ですね。

20㎝の限界まで解像度が出ているような気がします。BXTの威力もありますが、やはり撮影したデータにそれなりの意味がなければ、ここまでにはならないと思います。

光学系の性能や、光軸とガイド精度にこだわる方はそれを目指せば良いし、私も含め画像処理で出来る事は大いに利用しようという人はそうやって楽しめば良いと思います。上手く行けばどういうアプローチでも達成感はえられますからね。

投稿: tantan | 2023年12月25日 (月) 08時04分

いよいよBXTの本格始動といったところでしょうか。
確かにM1の微細構造は凄いですね。
これから気流の安定してきた頃の春の銀河祭りの作品を見るのが今から楽しみです。
20Cmでこれなんだから、もう少し大きい口径だったらどうなんだろう?と。
結局、大口径への願望は消えないのでしょうね。

投稿: ecl | 2023年12月25日 (月) 12時49分

Pixinsightの体験版をインストしようと試みましたが、できませんでした(Win7)
サイトや巷の情報ではWin7でもインスト可能とあったのですが残念です。
サブで使っているWin10にはすんなりインストできたのですが、、、。。
これがあれば未熟な腕前をカバーしてもらえると思ったのですが。

投稿: 小太郎 | 2023年12月25日 (月) 19時48分

tantanさん
正直、かに星雲がここまで解像するとは思いませんでした。これ本当に自分が撮ったもの?と疑いたくなります。
目的を達するのにハードで行くか、ソフトで行くか、ということがありますよね。日本人は職人気質のハード重視で、海外は同じ結果が出るならソフトでやっちゃえ、という感じがしています。私は割り切って後者ですね。そもそも前者だとお金かかりますし。私のようなプアーマンにはありがたいです。

投稿: まるひ | 2023年12月25日 (月) 22時32分

eclさん
今まででもBXTはすごいと思っていましたが、さらなる進化でもう驚きを隠せません。ずっと頭に描いていた天体写真のイメージが具現化できる日が近づいた気がします。
やはりこれは銀河で威力を発揮するんでしょうね。春が楽しみです。
こうなってくると大きな望遠鏡も欲しくなってきますが、体力的にもお金的にも難しいかも。

投稿: まるひ | 2023年12月25日 (月) 22時39分

小太郎さん
あのお仕事用のWin7マシンですか。さすがに入りませんでしたか。
Pixinsightは私も一回挫折していますが、あの機能をすべて使おうと思わなければ慣れるのは案外簡単です。ただ、要所要所で見つけるのが難しいコツみたいなものがありますから、そこはちょっと難関かもしれません。
慣れてしまうとステライメージとかよりもずっと楽です。是非導入してみてください。

投稿: まるひ | 2023年12月25日 (月) 22時48分

こんばんは。

凄いことになって来ました。
これを星景に使うと収差のあるオールドレンズでも
開放から満足できる写真になるのでしょうか。
たとえば非球面レンズを使わない50mmF1.4標準レンズなどです。

投稿: skame | 2023年12月26日 (火) 20時30分

skameさん
凄いことになってきましたね。
ここまでのディテールは天体写真集くらいでしか見られなかったのが、曲がりなりにも自分で写せるようになるなんて衝撃です。いや、自分で写したかどうかというのも疑問なんですが。
レンズの収差はどれくらい補正できるのでしょう。tantanさんのレポートを見ると、周辺の星像はかなり補正されていますね。カメラレンズでどれくらい効果があるか試してみたいですが、昔撮った元データを全部消してしまったので試せません。いい作例でも見つかったら試してみます。

投稿: まるひ | 2023年12月27日 (水) 22時45分

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