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2022年3月30日 (水)

淡すぎ、ヘッドホン星雲

29日はよく晴れました。一晩中撮れそうです。何を撮ろうか迷いましたが、最近よくフォトコンで見るやまねこ座のヘッドホン星雲を撮ってみることにしました。ちょっと季節を外れてしまいましたが、来年のためのリハーサルです。

まず、導入が難しい。ステラナビゲータに載っていません。MやNGC番号は付いておらず、PK164+31.1という聴き慣れない番号がついています。場所が皆目見当つきませんが、座標が書いてあるサイトを見つけました。備忘録です。赤経07h 57m 46.6s 赤緯+53°24' 55"  ステラナビゲータで検索してみるとなんにもない場所を示しますが、DSS画像をダウンロードするとど真ん中にはっきりと現れます。導入してみました。構図取りに試写してみましたがなんにも写りません。普通ゲインを最大にして10秒くらい露出するとおぼろげながらもなにか写るのですが、全く写りません。しかたないので、写っている星とネットの画像を照合して人間プレートソルブで中央らしき場所にくるよう合わせました。フィールドでパソコンなしだったら絶対導入できません。なんとか写ってくれたようです。

202203291

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、NINA、AO(各GAIN250 300秒×8枚 ビニング2)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ9、Photoshop CS6で画像処理、ダーク・フラットあり、トリミングなし

前回のふくろうと同じ、AOO合成にしました。ふくろうでへんなムラが出たのはダークがおかしかったからでした。今回ダークを撮り直しました。フラットも。しかしSAOフィルターをかけるとフラットの露出が長くなりフラットダークを無視できません。面倒なのでやっていませんが、考えなければならないようです。

大きいけど淡いことはよくわかりました。ふくろうも淡いと思っていましたが、これと比べるとふくろうなんて超高輝度です。もっと高い位置にあるときに露出をたっぷり、枚数もたくさん撮らなければなりません。もうシーズンは終わりなので来年ですね。2月くらいがちょうどいいみたいですが、なかなか晴れない時期です。

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星雲・星団」カテゴリの記事

コメント

水芭蕉記事の最後に空の写真が載っていたのを拝見し、星空撮影されたことは分かりました(笑)
それにしても、こんな難物を撮っておられたとは!
凄いです!こんな短い露出でも良く写っていますね。
来年に向けて良い収穫だったのではないでしょうか。
自宅?ですか?
やはりナローは桁違いに凄い!

投稿: ecl | 2022年3月31日 (木) 07時54分

この天体、俺も20年11月に15時間くらい撮ったが本当に淡いですね。
星雲が出て来ないので、無理に強調するので汚い画像で星色も飛んで・・・。
下手な画像処理で凹みました。

投稿: njp | 2022年3月31日 (木) 16時20分

eclさん
あの日は昼は怪しかったですが、佐渡のほうからだんだんと晴れ間が広がってきたのを見てわくわくしました。
ユニークな形で是非撮ってみたいと思っていました。こんな短時間露光でまともに写るとは思っていませんでしたが、いい予行演習にはなりました。
ナローだと光害の影響は少ないので私のような自宅撮影にはもってこいです。この対象はうちからでもあまり障害物に引っかからないので適しています。来年は数晩くらいに分けてでもまともな作品にしたいです。

投稿: まるひ | 2022年3月31日 (木) 22時08分

njpさん
撮られたことがあるのですね。15時間ですか!確かにそれくらいかけないとまともに写らないだろうことは実感できました。
フォトコンの作品は素晴らしいのが多いのでわからなかったですが、こんなに淡いとは思いませんでした。この枚数でこれ以上強調するとノイズに埋もれてしまうのでこの程度にとどめました。むしろ難物感が出ていいのではないかと(笑)来シーズン頑張ります。

投稿: まるひ | 2022年3月31日 (木) 22時14分

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