新潟ではツキに見放された私でしたが、最後のチャンスで起死回生すべく、県外遠征に行くことにしました。不要不急の外出は控えるとのことですが、いいですよね。見逃して60年後悔はしたくないです。行き先は昨夜じっくり考えました。出るのは13時半頃になりそうです。順調なら前橋には16時過ぎに着きそう。でも路面状況やなにかのトラブルがあればもっとかかる可能性も。そう考えるともう少し近いところにしようかとグーグルマップを眺めまくっていました。なるべくインターに近くて車を停めやすく、見晴らしのいいところ。そんな都合のいいところあるのかいな、と思ったらありました。昭和インターから10分くらいに川額ビューポイントというところを発見しました。ビューポイントと言うくらいだから見晴らしはいいのだろとストリートビューを見るとまさに絶景。ここに決めました。まあ、しかし三国山脈に近いし、雲が多かったらセカンド候補地として前橋へ、というプランにしました。仕事は早く終わり、13時半少し前に出ることができました。高速は途中土砂降り。かと思えば魚沼あたりは抜けるような快晴。でもこの晴れはあてになりません。西には雲があります。トンネルを越えるとやっぱりそこは快晴でした。心配していた雲はほとんどなし、前橋へも十分行ける時間でしたが、ファースト候補地の川額ビューポイントへ。高速代金を浮かすために一つ手前の沼田で降りました。ビューポイントについたのは日没少し前。すんばらしいです!!抜群のロケーションに西から南は全く雲なし。絶好の観望日和になりそうです。

ここは展望台。向こうは谷川岳です。
夕日が榛名山に沈むところです。右は浅間山。

あそこに機材を設営しようと思ったのですが、先客がいます。天文マニアではなさそう。車種からすると走り屋さんっぽいです。車を並べて写真撮りまくっています。早く行かないかなーと思ったのですが、日が沈んでもなかなか帰らない。しかたなくちょっと眺望の悪い隅っこに設置を始めました。でもさすがに暗くなりかけたころ、爆音を轟かせて帰って行きました。機材の移動です。

こんな風に設置しました。雪は5cmくらい。地面は未舗装でちょっと安定しませんがまあ、ガイド撮影でないし問題ないです。
榛名山の上に現れた木星と土星大接近。

コンデジですが、なかなか無限遠にピントが合わず、拡大するとピンボケなのがちょっと残念。一応別れて見えますね。私は裸眼では分離できませんでした。乱視のメガネをかけるとなんとか分離して見えました。
今月からのシリーズもこれで完結です。

mini Borg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、EOS 60D、CD-1で恒星時ガイド、露出4秒
HD800でも撮りました。シーイングは悪いし、木星と土星の光度差があって縞模様と輪っかは一緒には写りません。なんとか処理してそちらは後日アップします。
18時には撤収しました。まだ木星と土星は高かったですが、十分楽しめました。帰宅は20時45分。普段と同じ時間です。行ったことは家族には黙っています。次は止められそうなので。ちなみに県外ではトイレのために道の駅に数分立ち寄っただけです。現地以外は車から出ていません。ちゃんとディスタンス保ちました。
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