« 内合11日前 | トップページ | 佐渡に沈む金星 »

2020年5月26日 (火)

M63

23日に撮りました。M63、ひまわり銀河です。

202005232

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-10℃)、SharpCap、GAIN139、450秒×12枚、 EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、FlatAide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

撮る対象を悩みましたが、シーイングが良かったので複雑な構造のこの対象にしました。細かな構造まで写ったと思います。ただやっぱり12枚じゃ足りません。この倍以上は欲しいです。

今回思い切ってGAINを下げてユニティゲインの139で撮ってみました。撮って出しではこんな感じ。

New4

今までならこれは全く露出が足りないものだと思い込んでいました。しかしこれでもレベルを切り詰めればかなり淡いところまで出てきます。当然ノイズも増えますが、そこで多数枚コンポジットの必要が出てきます。じゃ、ノイズは増えるのを承知でゲインを上げて,その分露出は下げて多数枚コンポジットすれば同じ結果になるのではと、今まではそういう撮り方をしてきました。でもそれだと銀河の中心部が飛んでしまうし、星も飽和してしまっていました。ゲインを上げるって、センサーが受けた信号をただ何倍かして出力しているだけで、画像処理のほうで強調するのと変わりがないのだと思います。ここでやっとバイアスが必要な理由もなんとなくわかってきた気がします。今までダメ画像ばかり量産してきましたが、もうちょっとましになるかもしれません。それにつけても長時間撮影ができる環境が欲しいです。せめて2日くらい連続して晴れてくれればまともな1枚が出来そうな気がするのですが、新潟は難しいです。

|

« 内合11日前 | トップページ | 佐渡に沈む金星 »

天体写真」カテゴリの記事

コメント

中心部分、素晴らしい解像度ですね。新潟者には連続して何夜も撮影出来る環境で撮影されている方が羨ましいですよね、ほんと。
最近主流になりつつあるCMOSカメラのゲインについては、冷却CCDを使っていた人とCMOSから始めた人で、考え方が違うと書いている人がいました。CCDだと大抵ゲイン調整はついていなくて、データは直線的に16bitの範囲に収まるので撮像した画像は真っ黒です。今回まるひさんが試したゲイン設定がCCDでは普通なのかもしれません。ただノイズの問題とかでCMOSは多数枚で勝負した方が有利ともいわれているので、どっちが良いのか難しいです。

投稿: tantan | 2020年5月27日 (水) 15時56分

今回シーイングがよくて微細構造がよく出ていたのでノイズ処理はほどほどにシャープさ重視で処理してみました。
もう一夜くらい撮れればよかったのでしょうが、二夜連続して同じような条件で晴れるのってまず新潟はあり得ないですね。
フォトコンのデータを見てもゲインが書いていないことが多く、疑問に思っていました。大事なのはイメージセンサーにいかに光をため込むかが重要で、ゲインとかISOは関係ないという意見も見ましたし、中心部を飽和させないという意味でもこのやり方が正しいのかもしれません。まだまだ入り口で試行錯誤から抜けきれません。

投稿: まるひ | 2020年5月27日 (水) 23時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 内合11日前 | トップページ | 佐渡に沈む金星 »