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2020年4月27日 (月)

ステラショット2を使ってみました

ステラショット2がなにやら評判良さそうで、いろんな方が使っている様子です。そんなに便利ならちょっと使ってみようかなとお試し版を入れて見ることにしました。早速25日の夜晴れたのでテストです。ただ、あくまでテストなので主砲は出さず、小口径屈折とカラーカメラで簡単に。

赤道儀はASCOMで簡単に認識してくれました。カメラも今回よりZWOをサポートしたとのことで、メーカーを選ぶだけで機種もちゃんと認識します。ガイドカメラも同様。冷却はサポートしていますが、フィルターホイールはサポートしていないのが残念。極軸合わせが北極星に合わせなくてもできるとのことなのでやってみようと思いましたがどこにあるかわからない。昼間動かしていた時には見つけたのですが、いざ実際にやろうと思ったら見つけられません。まあ、これはマニュアルちゃんと読めばわかるのでしょうが、直感的に見つけられないというのはどうなのでしょう。極軸は適当に目で合わせてとにかく導入。これは簡単です。ステラナビゲータとほぼ同じなので迷いません。ターゲットに置いた視野角に、実際にレンズが向いたカメラの視野角が動いてきてピタリとはまるのは気持ちいいです。ライブビューしてみるとぴったり。ウリの導入補正やってみたかったのですがやるまでもありません。次はガイド鏡のキャリブレーション。これがよくわからない。パラメーターが複雑すぎる。とりあえずデフォルトでやってみましたが、PHDよりもかなり時間がかかる感じ。ガイド星は自動で選んでくれるようですが動きが、よくわからないので成功したのかどうかもちょっと不安。ガイドグラフの見方もちょっとわからない。まあ、これもマニュアル読めばすむことですが。本撮影に入りますが、これも自動がウリなので設定箇所が多い。やってしまえばあとは放って置いてもいいのでしょうが、とりあえず2〜3枚撮影してみました。一応撮像しましたが、ここまで。それ以上はわからなくなってやめました。まあ、導入ソフトと撮影ソフトとガイドソフトが1本にまとまっているというのは便利だと思います。でも使いこなしには相当事前の勉強が必要と感じました。歳とって新しいものが覚えられなくなった身にはちょっと難しいかも。お試し期間はもう25日あります。その間いろいろ試してみて、便利だなーと思ったらお金出して買うかもしれません。年寄りには覚えられないと思ったらお試し期間が終わり次第アンインストールということになるかも。もうちょと頑張ってみます。

せっかくなので、その日に撮ったM81とM82。ただ、これはステラショット2での撮影ではありません。なんのためのテストだったのか・・・

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miniBorg 60ED+1.4倍エクステンダー(約490mm)、ASI1600MC-COOL(約-10℃)、LPR-N、GAIN200、900秒×9枚、EQ6PRO、ガイド鏡ペンシルボーグ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、SharpCap、ステライメージ、Photoshop、FlatAide Pro

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2020年4月25日 (土)

何かいいことが

今日の夕方、反薄明光線を見ました。普通の薄明光線だったようです。でも上に出るのもあまりないのでちょっとは珍しいということで。

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珍しい現象だとは言われています。私も見たのは初めて。まあ、見ていたのかもしれませんが、今まで意識したことはありませんでした。本当の反薄明光線は夕方なら東の空に現れるそうです。やっぱりそれはまだ見たことがないかもです。こういう珍しい気象現象を見ると、なんとなくいいことのある予兆ではないかとつい思う癖がついています。でもそれが当たったことはありません・・・

少し暗くなったら月齢2の月が儚げに見られました。

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月齢1〜3の月は見れれば撮ろうと毎月の習慣になりつつあります。どういうシチュエーションで撮るかはその時の気分次第。今日は自宅で手持ちの機材がBorgと、カメラがEOS Kiss X2につき、直焦点撮影。

ついでなので上に見えていた金星も。

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490mm では欠けた姿なんて見えない。ピクセル等倍にしてちょっと半月型がわかる程度。GW中は晴れそうなのでステイホームして昼間から金星撮影でもしていようと思います。

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2020年4月19日 (日)

M51

16日はM51も撮ってみました。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI183MM Pro(約-10℃)、SharpCap、Lのみ(GAIN300 450秒×10枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6で画像処理

今回三脚の石突きの下に厚さ2cmのゴム板を敷いてみたのですが、効果はかなりあるようです。今までは電車が通るとガイド星が飛んでしまってやりなおしになるのですが、一瞬ガイド星を見失うことはあっても飛んでしまうことはなく再びガイドを続行してくれます。その時の撮影コマは若干ボケた感じになって、いくつかは使えないものも出るかもしれませんが、それでもガイドやり直さなくてもいいのはすごい改善です。

2年前に撮った同じような構図のカラー画像があったので、なんちゃってLRGB合成してみました。

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少しカラフルになりました。でもシーイングが良くなかったせいか、とても満足いく出来ではありません。光軸もしばらく合わせていないのでずれているのかも。最大の失敗はGAINを上げすぎたことです。中心部が飛んでいます。星も飽和しています。いろいろ調べたらASI183MMはGAIN119にするのがベストのようです。ASI1600MCは139。頭に入れておきます。あとOffsetも合わせないといけないらしいですが、どうもOffsetの概念がよくわかりません。なかなか使いこなしが難しいですが、かといってデジカメには戻れないのでなんとか頑張っていきます。


コメント欄より三脚の下に敷いた電車の振動防止のゴム板のご質問がありましたので写真を載せます。

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ホームセンターのゴム素材売り場で見つけました。ちなみに隣は我が家の鍋敷き。

大きめで厚くて堅いものです。いろいろ試したわけではないのですが予測として、薄いと振動を吸収しない、柔らかいと逆に風や歩く振動で揺れる、と素人考えで選びました。エアコンなどの下に敷く防振ゴムも考えましたが、溝が切ってあって平面でないことと、柔らかいので却下しました。今までは電車が通るたびにガイド星がガイドエリアから外れるくらいに飛び跳ねてガイド失敗になってしまったのですが、これを敷いたらガイド星が細かくぶれて一時的に見失うことはあっても、ガイドエリアから外れないので電車通過後はふたたびガイドするようになりました。今回初めて使いましたが3回通ったうち、いちども失敗することはなかったので一定効果があるものと思っています。

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2020年4月17日 (金)

M100

16日はよく晴れました。せっかくなので黄道光撮影に行こうかとも思いましたが最近は出かけるパワーもなく、自宅で銀河撮影することにしました。今日晴れることは予想がついていたので、おとといセットした赤道儀はそのまま物星台に置いたままで、極軸合わせの手間が省けました。撮ったことのないものでも撮ろうといろいろステラナビゲータで探します。フェスオン銀河が好きです。M100にしました。DSS画像見ると南にも大きめの楕円銀河があります。それも入れた構図にします。こういう微妙な位置合わせは室内からパソコン操作でなければやってられません。フィールドでハンドコントローラ使ってやった日には永久に決まらないと思います。

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HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI183MM Pro(約-10℃)、SharpCap、Lのみ(GAIN300 450秒×7枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6で画像処理

GAIN300はやっぱり高いようです。ノイズっぽさが撮れません。まあ7枚程度は全然足りないです。ASI183MM Pro のユニティゲインは120らしいですが、それで撮るとノイズっぽさも消えるんでしょうか。でも露出時間がかかって大変そうです。PHD2のガイドはうまくいきました。前日は全く追ってくれなかったのですが、何が悪かったのでしょうか。今回はダークを引いてみました。もしかしたらノイズを星と勘違いしてそれを追っていたのかもしれません。こういう細かいところも手を抜けないですね。

自宅撮影といえど、平日は1時頃やめてしまいます。カラーを撮る時間はありませんでした。しばらくはモノクロのみの撮影になりそうです。

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2020年4月16日 (木)

終末っぽく

夕日を見るとセンチメンタルな気分になるのは人類のDNAに組み込まれているという話は聞きますが、空気がどんよりしてさらに夕日がオレンジに染まっているとそれ以上に不安な気持ちが増幅するようです。

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特に今だからということではないですが、普段でもこんな夕日を見るとターミネーターの世界を想像してしまうのです。私だけかもしれませんけどね。

 

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2020年4月12日 (日)

無観客桜

この週末は桜真っ盛り。昼は人多いだろうから夜行ってみようか。近くの川沿いの桜並木はぼんぼり点いていたからそこも点いているでしょ、と女房と阿賀野市の瓢湖に行ってみました。真っ暗。ライトアップのライトはセットしてありましたが、点いていません。人なんてうち以外誰も歩いていません。ある意味独り占め状態です。私的には桜星景が撮れるからいいのですがさすがに女房は不満げです。

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真っ暗で桜鑑賞どころではありませんが、風のない水面がウユニ塩湖みたいで、それはそれで女房は感激していたみたいです。

もう一箇所行ってみようと、福島潟へ行ってみました。ここは例年でも全くライトアップしていないことはわかっています。もしかしたら星景マニアの人が1〜2人いるかもしれないくらいでほぼ無人のはず。

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若干明るいのはうちの車のスモールライトです。誰もいないみたいだし、ハイビームで走り抜け、束の間の夜桜見物でした。私だけ桜星景を楽しんで自分は夜桜楽しめなかった女房はただ寒かっただけで膨れ顔していました。ちょっと悪かったです。でもこのご時世、どこ行ってもたぶんライトアップなんてしていないのだと思います。結局家を出てから帰るまで、スーパーに立ち寄った以外では誰一人とも会いませんでした。安全な夜桜見物でしたが、やっぱり人がいっぱいいて賑やかで、屋台でいろいろ買い食いしながら楽しむ桜がいいです。来年はそうありますように。

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2020年4月 9日 (木)

桜に誘われ

天気も良かったし、今年はまだ夜桜観ていなかったな、と思い近くを散歩してみました。

職場を出たところ。月が出るほんの少し前で意外に星が見えています。

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川沿いを歩き始めました。

去年もご紹介しましたが、怪しいオブジェ。いったい誰がなんのために置いたのでしょうね。

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桜はきれいですが、ぼんぼりはなく、ところどころ街灯に照らされています。肉眼で見るとさほどではないのですが、蛍光灯の光は緑すぎます。人間の目のホワイトバランス調整機能ってつくづく優秀だと思います。

亀みたいですがカタツムリ。だいろです。なぜこんなものがあるかは、地元の人しかわからないでしょうか。

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緑の蛍光灯の街灯が終わるとようやくノーマルな色彩になります。

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と思ったら今度はナトリウム灯。オレンジの世界です。このオブジェはなんでしょう。

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だいぶ歩きました。疲れたー。ここらで引き返します。踏切の向こうに金星が。すぐに上りと下りの列車が通過していきました。1時間に2〜3本しか通らないローカル線ですが運がいいのか悪いのか。

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ずっと川沿いを歩いていました。方向が目まぐるしく変化します。仮にも星屋なので空を見れば自分がどっちの方向に向かっているかはすぐにわかります。南に向かっていたと思ったら西になったり、次は北とまるで桜の精にたぶらかされているような気分です。帰って地図を見たら川がU字型に蛇行しています。折り返し地点でほぼ360度回転したことになります。

1時間の散歩でした。初めてのコースで結構楽しかったです。今はあまり人混みに行かないようにしています。スーパーや本屋さんも空いている夜を見計らって行きます。散歩も人に会わない夜です。この1時間ですれ違ったのは3人だけ。さすがにマスクいらないと思って新鮮な空気を吸いながら歩きましたが、すれ違った3人はマスクしていました。私のほうが意識低いのでしょうか。

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2020年4月 8日 (水)

超現実桜

分かっててやっています。派手過ぎですね。でもたまにはいいでしょう。案外桜にはこういうの似合っている気がします。

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可能な限り派手にしてみました。現実感なんて無視。どれだけ超現実的にできるかやってみました。

こちらは菜の花が参加して一層カラフル。空の青と桜の赤と菜の花の黄色のコントラストはもはや星景写真と呼んでいいのか。

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11枚をSequaterで処理しました。その後Photoshopで色調など調整。2枚目は明るさの最大値フィルターをわずかにかけてあります。解像度変更前にフィルターかけて、その後で解像度を落とすと少し星が大きく見えて見栄えがするようになります。ただ色が乏しくなり輪郭も不自然になって若干リアル感は落ちますが。

ここは新潟市西蒲区の上堰潟公園。今年はちょうど菜の花と開花時期が一致して両方楽しめます。桜って案外成長が早い気がします。ここの桜も数年前は小木でした。だんだんここも桜の名所になりつつあります。

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2020年4月 7日 (火)

菜の花や月は東に

日没頃、昇って間もない儚げな月がきれいでした。一茶(間違えました、与謝蕪村でした)の俳句の情景に浮かびます。

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適当な機材を積んでいなかったのでコンデジでの撮影です。月にも菜の花にもピントが合わずなかなかうまくいきません。「日は西に」の方は残念ながら沈んだ後でした。

4日遅れですが金星とプレアデスを撮りに行きました。

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桜もいい頃合いに咲いて、これはまたこれでいい日だったのかも。

200mm縦位置でぎりぎりなんとか収まります。

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コ・ボーグ36EDです。一応ガイドして4枚コンポジットしました。今回の記念写真はこれだけです。次はいつだろ。

 

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2020年4月 3日 (金)

忘れてたー

忘れてました。今日はプレアデスと金星の最接近の日でした。2ヶ月くらいから楽しみにしていて、おとといくらいまでは覚えていたのに、当日すっかり頭から抜けていました。気が付いたのは21時半。せっかく快晴なのに、時すでに遅し、金星は向かいの屋根に隠れてしまいました。

今日はなんだか慌ただしかったです。朝からびっしり予定が詰まっています。なのに午前で終わるはずだったお客様のところに、午後もう一度行かなくてはならなくなったり、納品の品物を忘れて途中で戻るはめになったり、その納品するお客様が行ったら留守でドタキャンでされたし、極め付けは女房がぎっくり腰になってしまって夕方早く帰らなければならなくなったりと、プレアデスと金星の接近のことなんて頭に浮かぶ余裕もありませんでした。

イベントものには目のない私ですが、不覚でした。まあ、それほど興味のある現象でもないのですが、晴れていて絶好のコンディションだったのにそれをすっかり忘れてしまった自分が悔しいです。最近物忘れがひどい。こんなんだと今年最大の天文イベント、12月22日の木星と土星の大接近まで忘れてしまいそうです。これからはグーグルカレンダーに入れておいてスマホに教えてもらおうと思います。

なにか撮らないと悔しさが収まらないので月でも撮ってみました。

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SE-AT100n(10cm 450mm)AZ-GTi経緯台モード、QHY5III178M、AutoStakkert、Registax、トリミング

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2020年4月 2日 (木)

雨の観桜会

4月1日、ようやく年度末も過ぎてちょっと仕事も一段落したので休みを取って家族で上越の高田城趾公園に行ってきました。

幹から咲くけなげな桜

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史上最も早い開花だそうで、かつ、この日から高田公園が高田城趾公園に名前が変わり、さらに新型ウイルスで大幅規模縮小で開催という、ある意味良くも悪くも記念すべき日の一番乗りでのお花見です。

至るところに新型ウイルスの注意喚起の立て札が。

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桜は五部咲きといったところでしょうか。

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雨が降ってちょっと残念ですが、桜ロードです。例年の観桜会ではここはライトアップもされ、ラッシュ並みに混雑でするところです。行き交う人も居なくてゆっくり鑑賞できると言えばできます。

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普通なら車の駐め場所も困るところですが、すぐ公園脇の駐車場もガラガラ。まあ、雨と言うこともあるのでしょうが。

緑の桜が好きです。

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よく見ると萼(がく)が緑なんですね。普通の桜はここも桜色。そんなところもこの緑の桜がより緑っぽく見えることに気づきました。

都会では花見も自粛とか言っているのでちょっと行くのをどうしようかな、とも思ったのですが、さすがに平日で観桜会も大幅縮小なら「密」ではないだろうと思い来てみました。案の定例年とは比較にならないくらい人がいません。市内の居酒屋風のお店で昼食を取りましたが比較的すいていながらも何組かのお客さんがいました。なんでもかんでも自粛というのもどうかと思います。幸い新潟県は落ち着いてきたような気もします。ちょっとはこうやって経済を回していかなければとか、ちょっと複雑な気分です。まあ、十分気を付けはしますけどね。

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2020年4月 1日 (水)

アトラス彗星は増光しない!

いうまでもありませんが、これはエイプリルフールネタです。しかし、この状況を早く終息させたいという気持ちはみんな一つだと思います。


C/2019 Y4アトラス彗星は当初、マイナス等級にまで増光し、大彗星になるとの予報がでていました。しかし、ここにきて世界の天文学者の間で、増光はしない、どんどん暗くなる、長い尾なんてもってのほか、という意見が出されるようになりました。いったいこれはどういうことでしょう。

ある筋によると、古来大彗星は天変地異や疫病などの凶兆とされており、現在世界で起きている状況において大彗星を期待するわけにはいかない、と思っての発言だとのことです。しかし科学者たるもの、そういう迷信や俗説を声高に叫ぶわけにもいかず、せめて予報を過小にして終息を願っているのでしょう。

一天文ファンとしては久しぶりの肉眼彗星を楽しもうと思ったのですが、迷信とはいえ、こういう事態の中では大彗星になることを期待するのは気が引けます。みなさんも晴れた夜は北の空を眺めて、暗くなれー、暗くなれーと願いを込めようではありませんか。大彗星はまたいつかきっと現れます。今度は厄災を持ってこないで・・・

写真はイメージです。

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