« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »

2020年3月29日 (日)

銀河まつりは自粛せず

世の中、まつりとかのイベントがみんな中止になっています。でも我々天文マニアの間で地味に開催される春の銀河まつりは自粛しません。

りょうけん座M106

M106

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、SharpCap、(GAIN300 300秒×13枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6、FlatAide Proで画像処理、トリミング

この銀河は大きくて中心部は明るいですが、周辺がいきなり淡くなるので光害地では難しいです。左下に謎の大きなケラレがあったのですが、オフアキのプリズムがセンサーの短辺側にあったのでそのせいだったようです。ケアレスミスです。

かみのけ座M64黒目銀河

M64

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、SharpCap、(GAIN300 300秒×4枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6、FlatAide Proで画像処理、トリミング

 電車通過で失敗したコマも多く少なめです。ガイドミスもありますが、勿体無いので使えるものは使いました。でもこの日はシーイングもよかったようで微細なところも結構よく写っています。

C/2019Y4アトラス彗星

C2019y4

HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、SharpCap、(GAIN350 350秒×7枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6、FlatAide Proで画像処理、トリミング

核基準コンポジットがうまくいかないので星基準にしました。彗星は伸びてしまいましたが尾がわずかに見えます。北は下でしょうか。荒いし、全てのコマでガイドミスしていて、あまりいい出来でないのでボツにしようと思いましたが記録なので一応載せることにします。

26日に撮りました。この日は彗星を撮るのが目的でしたので、あえてモノクロカメラにせず、カラーにしました。カラーは処理の手数が少なくて楽なのでこれからも使い分けていこうと思います。

外出は控えるようにとのお達しが出ていますが、家の物星台からですので、自宅から出ていないことになります。それでもこれだけ楽しめるんですからいい趣味ですね。

| | コメント (2)

2020年3月26日 (木)

新月ロード

昨日が新月かと思っていたら朔はおとといだったんですね。今日は月齢2でした。月齢1の月を見るのが好きなんですが、1日遅れになってしまいました。空がきれいだったので海へ行ってみました。

佐渡に沈もうとしている月

202003261

海には月の道が。満月ロードは聞きますが、新月ロードって聞かないですね。

202003262

真上には東方最大離角を迎えたばかりの金星が。

202003263

三日月までの月が好きです。それより大きくなると風景的には興味が薄れます。

| | コメント (8)

2020年3月25日 (水)

新月のアトラス彗星

今日は最近まれに見る新月の快晴。普通ならメイン機材で撮影三昧ですが、そっちは諦めちょっと近くの郊外でアトラス彗星を撮ることにしました。久しぶりの望遠鏡でのガイド撮影です。しかし赤道儀が調子悪い。いきなりアライメントの途中で止まったりします。接触が悪かったのか、ケーブルをつなぎ直したらなんとか動くようになりました。EQDIRECTのケーブルを持ってこなかったので手動で彗星を導入します。ステラナビゲータの画面を印刷したものを見ながら四苦八苦。やっぱり自動導入でないと効率悪いです。なんとか構図も決まり、撮り始めたのは20時ちょっとすぎ。普通の時間に帰宅する予定なので1時間くらいしかありません。

202003251

miniBorg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、Astro 60D(約-19℃)、ISO3200、180秒×8枚、CG-4オートガイド、ガイド鏡ペンシルボーグ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RStacker、ステライメージ、Photoshop、FlatAide Pro

周辺減光がひどかったですが、無謀にもフラットなしで仕上げてしまいました。フラット画像の在庫がなかったです。撮るのも面倒でFlatAideのお世話になりました。若干トリミングしています。やっぱりISO3200はノイズっぽくなります。でもグリーンが綺麗に撮れてうれしいです。左下にわずかに尾が見えます。上が北です。天頂よりやや北にいましたので、見た目では下が北になるのですが、天体写真のルールではこれでいいのでしょうかね。

合間に撮ったお別れする冬の星座

202003252

結構広々して気持ちのいいところです。光害地に近いですが。見ての通り、西〜北はそこそこです。収穫シーズンになるとドロボーも出没するとかで、ちょっと物騒なところでもあります。

| | コメント (2)

2020年3月21日 (土)

大化けするか?

ちょうどいい位置にC/2019Y4アトラス彗星がいましたのでカメラを向けてみました。

202003182

動きが早いので短時間ですが移動しています。モノクロカメラだとフィルター替えている間にも移動しますのでモノクロのみです。彗星はカラーカメラですね。この彗星はもしかしたらかなり増光されることが期待されています。どこかの予想ではマイナス12等級とかいっています。本当になったら夜空に満月が2つ輝くことになります。まあ、信ぴょう性は限りなく低いですし、かなり明るくなったとしても太陽に近くて実際は見れないのでは、と思っています。あくまで彗星のことなんて知らない素人の推測ですが。それでも写真に見栄えがするくらいには大きくなってほしいものです。これからしばらく注目していきます。

この日の目的の一つにこの間買ったガイドカメラ、QHY5III178Mの初実践がありました。テストする時間がなくていきなりでしたが、ピントはちょうど合ってくれました。延長筒をつけるとQHY5L-IIと同じになるみたいです。そのまま置き換えでばっちりピントが出ました。やっぱり広いです。だいたいどこ向けてもガイド星が見つかります。これはいいです。ガイド星を探し回るストレスと時間の節約のために安くないお金を出しましたが、正解だったと思うことにします。

| | コメント (4)

2020年3月20日 (金)

今年も水芭蕉

桜を見なければ春が来た気がしない日本人が多い中、私は水芭蕉を見ないと春が来た気がしません。今年は五泉の水芭蕉公園に行って来ました。

Img_3402_r

今年は暖冬で花が咲くのが早いと言われていますので、例年より10日くらい早く来てみました。しかし早すぎたようです。桜とか、里は早いけど、山のほうは案外変わらないのかもしれません。

Img_3400_r

駐車場が広くなっていました。でも人はまばらでした。機会があったら来週くらいもう一度きてみたいです。でも遠いから無理だろうな。

昨日はよく晴れたので上堰潟公園に行ってみたら菜の花が咲き始めでした。

Img_3398_r

花盛りとまで行きませんが5分咲きくらいでしょうか。こっちは例年よりだいぶ早い気がします。いつもここで菜の花オリオンを撮りますが、夕方はまだオリオンが高くて撮れないかもしれません。この近くにも水芭蕉が咲いているところがあります。そっちにも行ってみようかな。

| | コメント (0)

2020年3月18日 (水)

失敗失敗失敗の連続

18日は久々にほぼ一晩中晴れました。予報を見ても雲が出ることはまずなさそうなので、直焦点撮影をすることにしました。実に3ヶ月ぶり。あんまり久しぶりすぎて、手順を忘れてしまいました。ステラナビゲータで望遠鏡コントロールが接続できない。一生懸命RS232Cで繋ごうとしていました。EQDIRECTはASCOMなのをすっかり忘れてしまいました。しかしASCOMにしても繋がらない。しばらく格闘しましたがだめ。諦めてハンドコントローラで導入しようとしました。しかし導入だけで一苦労。構図の微調整までできません。いかにPCコントロールが偉大なことか。頭を冷やしてしばしいじくり直しやっと繋がりました。ポート番号がずれていました。その設定方法すら思い出せません。あらゆることを忘れています。他にも失敗が多数。なんとか撮れたのがこれ。

M108

おおくま座のM108銀河です。ふくろう星雲を撮るとオマケみたいに付いてくるちょっとかわいそうな対象。今回はセンターで撮ってみました。

簡単にデータです。HD800+0.7倍レデューサー(約1400mm)、ASI183MM Pro(約-10℃)、SharpCap、Lのみ(GAIN356 289秒×8枚)、EQ6PRO、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5III178M、PHD2 Guiding、ステライメージ8、Photoshop CS6で画像処理、若干トリミング

この日のトラブルを列挙します。

  • ステラナビゲータでの望遠鏡コントロールの接続法を間違えていた
  • EQDIRECTが接続できない
  • バーティノフマスクが割れていた
  • ある対象を撮影中に電線通過で失敗
  • Synscanのボタンのランプがいくつか点かない
  • EQ6PROが異音を出す
  • EQ6PROを手動で動かすジョイスティックの反応おかしい

ざっとこんなところ。3ヶ月のブランクは大きいです。

| | コメント (2)

2020年3月14日 (土)

電視観望は失敗

12日はポタ赤撮影の脇で電子観望もしてみました。しかしアAZ-GTiのライメントの途中でいきなり停止してしまいました。それ以後いくらやっても動きません。Wi-Fiに接続しない。スマホとパソコンからやってみましたがどちらもだめ。そういえば以前もこんなことがあって、いろいろやったら動いたのですが、やりかたが思い出せません。しかたがないのでAZ-GTiはあきらめ、撮影を終えたCD-1でに載せました。極軸もろくすっぽ合わせませんが、数秒くらいなら問題ないでしょう。miniBorg 60EDにASI-1600MC-COOLを付けました。

ライブでわずかに馬頭星雲が見えます。写真では明るく見えますが、実際はかなり暗いことがわかります。

Img_3391

M42にも向けてみました。こちらは明るさは余裕。

Img_3392

しかし10秒以上露出をかけると適当に北に向けただけのノータッチガイドでは流れてしまいます。やっぱりお気楽電子観望とはいえ、なんらかの形でガイドしなければ楽しめません。

ライブコンポジットして保存した画像を処理してみました。

202003123

GAIN400で10秒を30枚コンポジットしました。元画像は露出アンダー気味でしたが、かなり画像処理であぶり出しました。結構無理があります。きちんとした機材でたっぷり露出をかけて写してみたいです。新月期にかけてもう一回くらいチャンスがあれば写せるかもしれません。ここは新潟市とはいえ、西のほうは海なのでそっちに限れば山の遠征地からよりも暗いです。

ここは砂丘の畑ですので、ちょっと風が吹いたあとは道路が砂漠状態です。翌日車をみるとタイヤ周りは砂だらけ。職場に着いたらすぐに洗車が必須です。それさえなければ近い割りにいい撮影地なんですけど。

あとで試してみたらAZ-GTiのから端末に割り当てるIPアドレスを自動でなく、固定にしたら動きました。この間動かなかった時は逆だったと思いましたが。どうもこいつはよくわかりません。

| | コメント (2)

2020年3月12日 (木)

晴れの日はそわそわ

よく晴れました。雲ひとつない快晴。みなさんのブログを見ていますと結構そういう日もありそうですが、明け方限定のようで、夕方から快晴って本当に何ヶ月ぶりかもしれません。なにを撮ろうかと仕事しながらでも窓際に行って空を眺めたりと落ち着きません。でも月はすぐ出てくるし、1時間半くらいしか時間がありません。まあ平日だし、私的にはちょうどいいです。近間でさくっと冬の星座を撮ることにしました。

202003121

TOKINA AT-X 11-20 PRO DX F2.8(11mm F4)、ソフトフィルター、Astro 60D(約-18℃)、ISO1600、3分×4枚、CD-1でノータッチガイド、Photoshopで画像処理

なかなかいいです。今回はソフトフィルター使ってみました。光害カブリも多いのであまり強調せず地味に仕上げてみました。

202003122

データは上と同じ

そろそろさよならする冬の星座オンパレードです。金星明るすぎです。黄道光も見えて良さそうなのですが、透明度がやや悪かったのと、金星がじゃまではっきり確認できませんでした。

20時半には撤収しました。こういう軽い星見も楽でいいな、とか思い始めています。

| | コメント (2)

2020年3月11日 (水)

天文機材の品薄って

こんなものが届きました。

Img_1134

QHY5III178M、モノクロCMOSカメラでした。

Img_1136

オフアキガイド用に欲しいなーと前の記事に書いていましたが、なかなかポチる勇気がありませんでした。でも欲しいとなると我慢できなくなる性分でとうとう買ってしまいました。いくつか天文ショップを覗いたのですが、在庫なしのところが多く、入荷も未定です。海外ショップも見ましたがやっぱり在庫なし。世界的に品薄なのでしょうか。思えば天文ショップなんて日本では数えるくらいです。そこにないとなると日本には一つも在庫がない、と言ってもいいのかもしれません。巷ではなんとかが品薄とか騒いでいますが、天文機材の品薄って日本に一つあるかないか、とかいうレベルの問題かと思うと、いかに狭い世界かということなんでしょうね。

東京の某ショップでは在庫があるともないとも表記されていません。たぶんないのだろうと思っていましたが、ダメ元で問い合わせてみると、なんと在庫あり。ならばそう書いておけばいいのに。数週間無駄に悩んだ気がします。ポチったよく日にはもう届きました。ちょうどその日は快晴。でも満月近い月があります。月しか撮るものがありませんが、テストということで向けてみました。

21_52_198189

SE-AT100nにつけてみました。余裕でピントが出ます。これはノートリミング。月撮るにはちょうどいい画角ですが、スーパームーンならはみ出るかも。夕方まで快晴でしたが、いざ撮ろうと思ったら薄雲に覆われてしまいました。これは画像処理してありますが、元画像はぼんやりとコントラストが超悪いです。でもモノクロはくっきりシャープですね。ガイドにも使えるし、月惑星にも使えるし、電視観望にも使えるし、三役こなしてくれそうです。ちょっと高かったですが、案外コスパはいいのかも。これで早く春の銀河を撮りたいですが、満月過ぎてもなかなか晴れる気配がありません。

| | コメント (2)

2020年3月 9日 (月)

写真展やってます2019

新潟天文研究会(新天研)の写真展に行ってきました。毎年会員さんのサイトからポスターの画像を拝借し、宣伝させていただいているのですが、今年は忘れてしまいました。結構私のブログで知る方もいらっしゃるようなので(個人の感想です)今気づいたという方がいらっしゃいましたらごめんなさい。

Img_1138

今年からイメージが変わり、美しき新潟の・・・というフレーズがなくなりました。ポスターのレイアウトも変わっています。

行ったのは平日の夕方です。普通でもお客さんは少ない時間帯ですが、まったく無観客でした。

Img_1139

会員さんの説明を聞くのが楽しみなのですが、スタッフの方も一人もいません。やっぱり不特定多数の人と対面で話しをするのはリスクがあるので自粛しているのでしょうか。今年はあまり天体や星野、星景に偏りがなくてバラエティー豊かな展示だったと思います。私なりには結構楽しめた写真が多かったです。ちょっと惹かれたのがKさんの星野写真。流行の映える空の色にするわけでもなく、淡い対象をごりごりあぶり出すのでもなく、漆黒の闇夜にキラキラと輝く星々が美しく表現されていました。星野写真の王道を見た気がします。1周した頃、何組かのお客さんが見に来ました。わーきれい!とかいう声を聞いているとこっちもうれしくなってきます。

写真展はいつもの新潟市中央区のスーパーセンタームサシでやっています。3月17日まで。ご興味のあるかたはぜひ。

| | コメント (4)

2020年3月 4日 (水)

天文趣味で良かった・・・かも

このブログは日記も兼ねているので、結構あとから読み返して当時のことを思い起こすことがあります。11年前にも今と同じような状況の時がありましたよね。その時の記事です。あのときはどういう感じで終息したのか覚えていません。いつのまにか過ぎ去って、あれはいったい何だったのだろう、といった気分だった気がします。ちなみに今うちで使っているマスクはあのとき買ったもの。まだ残っていました。おかげで今回慌てなくてすみました。

思えば天文趣味は基本、人と接しなくてもできますから、禁止や自粛しなければならないこともなさそうで良かったです。ただでさえ気分が落ち込む日々ですから趣味くらい自由にできないとストレスがさらにたまりそうです。とはいえ、晴れなくてはどうしようもありませんけどね。

写真がなにもないのも味気ないので、こんな時は昔撮った作品を。1972年、48年前です。

Img_044

そういえばオイルショックはこの翌年。歴史は繰り返す・・・

| | コメント (4)

« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »