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2019年5月27日 (月)

南北回転花火

25日の遠征ではメインの対象はまだ春の銀河でした。カメラは無難の冷却デジ一、ただ今回初めてSDカード記録にしないでパソコンから直接取り込むEOS Utilityを使ってみました。ピント合わせも楽だし、撮影中に結果がわかるのが便利です。自宅撮影では使ったことがありましたが、遠征では初めて。ちょと不安でしたがなんとかうまくいきました。導入に手こずるかと思いましたが、感度を最大に上げ、数十秒露光で対象が写るので、数回の調整で中央に導入することができました。まずはオフアキで。しかしなかなかガイドがうまく行きません。すぐにガイド星を見失ってしまいます。またボウズもいやなので、ガイド鏡方式に切り替えました。ガイド自身はミスしません。しかし出てきた画像を見ると流れています。やっぱり1400mmでもオフアキでないとダメなのか。再びオフアキに戻しました。そうしたらなぜかガイドがうまくいきます。う~ん、なんだったのか。まあ、これで撮影開始です。はき出される画像は今までにないくらい明るくてばっちり写っています。今回は成功かな・・・と思った終盤、感度をISO6400にしていたことに気がつきました。3200でもノイズっぽくて使わないのに、ましてや6400なんて失敗だー、と絶望的に。どうりで明るいはずです。まあでもコンポジットすればなんとかなるだろうとそのまま継続しました。20枚くらい撮る予定でしたが、月が出る時間になり中止。結局使えたコマは9枚でした。北の回転花火M101です。

201905252

Celestron Edge HD800 20cm 2000mm(レデューサで1400mm)、Astro 60D(約-14℃)、ISO6400、450秒×9枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RStacker、ステライメージ、Flat Aide Pro、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

ISO6400でもあんがい使えます。ただ枚数はもっと多くしたほうがいいでしょうね。元が暗い光学系なので恐れずに高感度で撮るのが正解なのかもしれません。

これを撮る前に南の回転花火と言われるM83を撮ってみました。

201905253

Celestron Edge HD800 20cm 2000mm(レデューサで1400mm)、Astro 60D(約-14℃)、ISO1600、450秒×3枚、EQ6PROオートガイド、TOAGでオフアキ、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、RStacker、ステライメージ、Photoshop CS6で画像処理、トリミング

こちらもせめて8枚は撮ろうと思ったのですが、4枚目からガイドしなくなりました。子午線越えでストップです。まだ余裕があるので少し延ばせるように調整してみようと思います。しかしシーイングは超悪い。星がボテボテです。ガイドの失敗もそのせいかもしれません。まあ、M101はまだまだ研鑽しなければなりませんが、今年はこれで一応満足としたいと思います。やっぱり光害地で撮るのと全然違う。自宅撮影は楽ですが、遠征も怠らないようにしなければなりません。

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コメント

素晴らしいM101ですね。
ISO6400はUSOなのではないでしょうか(笑)
倍の枚数が有ったら凄いことになりそう。
やはり淡い天体は、光量は有るに越したことが無いのでしょうね。

投稿: ecl | 2019年5月28日 (火) 21時00分

まるひさんは相変わらずアクティブでいらっしゃいますね。そのアクティブさが羨ましい限りです。気持ちばかりが空回りしています。

オフアキの不具合は何だったんでしょうね。
長焦点はシーイングが一番ですね、最近も改めて実感しています。でもその際に交換する鏡筒も無いし、あっても”面倒くさい”が優先してしまいます。

投稿: けんちゃ | 2019年5月28日 (火) 21時04分

eclさん
EOS 60DはISO3200ですらノイズが多くて滅多に使うことはないのに、6400なんて使い物にならないだろうとがっかりしました。でも枚数重ねればなんとかなることがわかりました。一つ収穫だったと考えることにします。私は短時間多数枚よりは長時間少数枚派なのですが、やっぱり枚数足りないですね。皆さんみたいに一晩中かけて一対象撮るということができないせっかちな性格です。せめて次はこの倍の枚数は稼ぐように頑張ります。

投稿: まるひ | 2019年5月28日 (火) 22時57分

けんちゃさん
いやいや、けんちゃさんこそ晴れれば魚沼や県外までお出かけになるという行動力はすごいです。それにじっくり時間をかけて行う画像処理。私は最近簡易な画像処理に走っています。いつまでたっても100%満足のいく作品が作れません。
オフアキは思えばシーイングの悪さでガイド星がぼやけたことが原因だったのでは、と思っています。低空のM83はどんなにピントを合わせてもガイド星が点になりませんでした。M101は最初はミスが多かったですが、後半完璧になりました。たぶんシーイングがおちついてきたのだと思います。それにしてもPHDのパラメーターを理解していません。その辺の勉強もしなければなりません。

投稿: まるひ | 2019年5月28日 (火) 23時16分

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