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2019年1月30日 (水)

AZ-GTi導入記~その3~

久々に晴れました。ちょっとプチ遠征でもしたかったですが、そこまで天気が持ちそうにもないし、そんなにクリアな空でもないので辞めました。家でAZ-GTiのテストにします。専用三脚を買いました。Satoさん情報でタカナシカメラに行ってみました。一つだけ結構良さそうなものがありました。しばし悩みましたが、思い切って購入。ほぼジャンクですが仮にもマンフロットです。でかくて重いですが頑丈。持ち運びはたぶんしないので重くて結構。この選択で良かったのかとその後○ードオフにも行ってみましたが、これより程度の悪いものがこれより高い。やっぱりハー○オフの値付けは怪しい。あそこはジャンクを買うところだと思っています。Satoさん、ありがとうございました。

帰って早々に三脚に取り付け、物星台に上げます。スマホで導入。まずはアライメント。しかし、お尻がアライメント星に向いてしまいました。ホームポジションは北に向かって左側に望遠鏡がくるようにセットしなければなりません。基本ですので覚えておかないと。アライメントの仕方がよくわかりません。カーソルキーで微調整して、真ん中に持ってくるとアライメント完了のボタンが押せません。しばし考えてみたところ、どうもモーターが止まった時にカーソルキーの1つか2つが点滅しているのですが、それを押さないと完了ボタンが押せないようなのです。これになんの意味があるのかわかりません。押した方向に星があるとも限らないのですが。その動作を繰り返して真ん中に入れなんとかアライメント成功。短焦点なら結構1点アライメントでも正確です。

あんまり空の状態がよくないので明るい対象を導入してみました。オリオン大星雲です。

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コ・ボーグにASI-1600MC-COOLを付けて40秒23コマをライブコンポジットしました。経緯台のいいところは、カーソルの上下左右が視野の動きと一致するので、導入が直感的にできること。デメリットは必ずしも視野の上が北にならないこと。普通は天頂です。視野回転は結構大きいです。これはほぼ子午線上でしたのであまり回転しませんでしたが、少し外れると30秒でもかなり回転してライブコンポジットしてくれません。星雲星団撮影はやっぱりこれでは難しいとわかりました。眼視か月惑星向きです。それでもこの気軽さは大きなアドバンテージです。観望の敷居が低くなったのは間違いなさそうです。


せっかくなので最後に撮ったプレセペを追加します。

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30秒5枚。10数枚くらい撮りましたが、半分以上はライブコンポジットしてくれませんでした。周辺を見ると頑張ってくれていそうなのですが。45秒露出でも視野回転は如実にわかります。経緯台は隅まで点像にしようと思ったら30秒までが限界のようです。

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2019年1月29日 (火)

AZ-GTi導入記~その2~

AZ-GTiを物星台で使うとなれば、家の中からリモート操作をしたくなるのが人情。そこでSynscan ProのWindows版を撮影用PCにインストールしました。これでPC1台で導入も撮像もできます。しかしWi-FiをAZ-GTiで使ってしまうと、家のPCからリモートで接続できません。そこで考えました。USBの無線LAN子機を撮影用PCに刺し、Wi-Fiを2系統にしました。1つはAZ-GTiに接続し、もうひとつを家のWi-Fiルーターに接続します。

MacBookのWindows側から操作しているところです。

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Windows標準のリモートデスクトップを使っています。ちゃんとウィンウィン動きます。相変わらず生活感がにじみ出ていますが、奥がAZ-GTi、真ん中が撮影用PC、手前がMacBook、こたつの上にくまモンのコーヒーカップ、オフハウスで54円で買いました。

1つのパソコンに複数のネットワークアダプタを付けて、それぞれに違う系統のネットに繋ぐのは、外のインターネットと、社内ネットワークを遮断したいときにたまに使った方法です。自分でこんなことで活用するとか思ってもいませんでした。

冬場はネタがないのでこんなふうに情報を小出しにしないと更新が滞りそうです。まだまだ続く・・・かも。

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2019年1月27日 (日)

AZ-GTi導入記~その1~

今日の日曜日、やっとAZ-GTiを使ってみました。晴れないので室内です。我が家の雑多なリビングには目をつむってください。

 

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とりあえず形だけでもと、36EDにASI1600MC-COOLを付けて載せてみました。これくらいなら天頂に向けても干渉しません。コントローラーにはiPhoneにSynscan Proをインストールしました。私はスマホは使っていないのですが、娘のお下がりのiPhone 4SをもらってWi-Fiのみでたまに使っています。こんなときに役立ちます。ついでにAndroidタブレットにも入れました。大画面なので見やすいです。

 

SynscanとSynscan Proがあります。マニュアルはSynscanのほうを推奨していますが、両方入れてみました。経緯台ですが、ホームポジションがあります。望遠鏡を北に向けて水平にして電源をいれます。ここがホームポジションになります。接続は至って簡単。AZ-GTiが無線LAN親機として見えるので、暗号化キーなしでタップするだけで繋がります。もちろん位置情報と時刻設定はスマホから自動的にセットされます。

 

アライメントは1スターと2スターがあります。Proはさらに3スターまで。1スターの場合はすぐにモーターが動き出し、大体の方角に向かいます。止まったら微調整して完了。2スター以上だとモーターは自動では動かず、手動で導入します。1スターのほうが簡単ですね。精度は落ちるのでしょうけど。たぶんエンコーダーを内蔵しているのでクランプを緩めて導入してもいいのだと思いますが、よくわかりません。星が見えるときに実際にやってみます。やってみたかった太陽アライメントですが、アライメント対象に太陽がありません。探してみるとProにある、アドバンストモードで太陽観察をONにしなければならないことがわかりました。これが手が込んでいて、2桁の足し算の答えを入力しないとONになりません。ビギナープルーフなんでしょうね。

 

アライメント後は目的天体が導入可能です。データベースも充実しています。日本語と英語がごっちゃになっていますが、まあだいたいわかりそうです。導入音はDCモーターにしては意外に静か。高速はそれなりにしますが、中速以下はほぼ無音です。しかし詳しいマニュアルがネットにも存在しませんし、ヘルプも全然詳しくないので使い方のわからない機能がいくつもあります。ポイント&ゴーという機能があるのですが、なんだと思ったら、スマホが向いている方向に自動で望遠鏡を向ける機能です。そういえばアイコンがそれっぽいです。おおざっぱですが、結構便利そうです。

 

なかなかにおもしろいおもちゃです。眼視に威力を発揮しそうです。カメラの三脚の雲台を外してつけていますが、専用の三脚が欲しくなりました。Sky-Watcherのはちょっと弱そうなので中古でもハードオフを探してみます。止めねじが通常のカメラネジより太い3/8インチなので1/4インチからの変換アダプタが必要になるかもしれません。

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2019年1月25日 (金)

浮島現象

今日は冬には珍しく荒海の向こうに粟島が見えました。

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ちょっと浮いているように見えます。浮島現象といいます。冬に空気が冷たく、海が暖かい時に見られます。一種の蜃気楼です・・・と、前述した空の本に解説してありました。この本、結構今まで見逃していた現象を詳しく解説してあります。まあ、あんまり理解はしていないのですが、そういう予備知識があるのとないのとでは空とか風景見る楽しみも変わってきます。星が見られないのでこんなところに楽しみを見いだしています。

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2019年1月23日 (水)

冬の暇つぶしに

こんなものが届きました。箱になにも書いていない、いたってシンプル。

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中身は・・・

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Sky Watcher AZ-GTiでした。

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自動導入経緯台です。スマホ、タブレットから無線でコントロールします。赤道儀は中型、小型、ポタ赤と3台ありますが、ちょっと月でも見たいなー、と思ってもいちいち出すのがめんどくさい。三脚出して、赤道儀乗っけて、極軸合わせて、バランスウェイト付けて、望遠鏡取り付けて、電源つないで、コントローラ(またはPC)つないで、やっと準備完了です。これだったら外に出して、望遠鏡付けて、スマホと接続して、アライメント取って、完了。簡単そうです。まあ、まだやっていないんでわかりませんが、チョイ見のハードルはかなり低くなるのではないかと思います。とはいえ、小口径屈折くらいでしょうね。HD800を付けているかたもいらっしゃるみたいですがどうなんでしょう。実験くらいはしてみたいです。主な目的は電視観望です。手軽に星雲星団巡りを家のパソコンからのんびりやりたい。それに1点アライメントができるので、昼間に太陽でアライメント取って、金星や水星観望も簡単にできるのでは、と思っています。傾けると赤道儀にもなるようですが、それはあまり考えていません。手軽さを優先します。使い方はまだよくわかっていません。ちょっと難しそうなのは覚悟しています。三脚も買っていないのでどうやって載せるかも考えなければいけません。どうせしばらく晴れそうにないですし、冬ごもり中のいい暇つぶしになりそうです。

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2019年1月20日 (日)

Boardwalk

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2019年1月18日 (金)

S先生の思い出

最近空の現象に興味を持ち出して、本を読んだりしていますが、こんな本も持っていました。大気光学現象やグリーンフラッシュ、黄道光など空に現れる美しい現象が解説されています。

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しかも著者サイン本

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22年くらい前にご本人からいただきました。

S先生を知ったのは30年くらい前に天文ガイドでのインタビュー記事を読んだ時です。新潟にもこんな方がいるんだ、できればお会いしてみたい、とかおぼろげに思っていただけですが、ひょんなことからご縁ができ(仕事上ですが)、お互いに星が好き、ということもあって20数年お付き合いさせていただきました。仕事で用事があったときだけですが、年に何回かはご自宅にお邪魔し、新しい著書ができるとサイン入りでいただき、5~6冊になったかもしれません。天文関係の本もありますが、他のは私には難しくて読めません。でも宝物ですので大事に本棚に飾ってあります。この本も痛めないようにずっと本棚の奥にしまってありましたが、最近興味が出てきたので久しぶりに取り出してみました。地球影や大気光とか、ここ何年かで知った現象がみんな書いてあります。もっと早く読んでおけばよかったです。

S先生は一昨年92歳で亡くなりました。難しくて私には理解できませんが、時々先生の著書をめくっては偲んでいます。

※個人名で検索されないようにお名前や著書は伏せさせていただきます。

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2019年1月15日 (火)

46Pはどこへ行った

予報通りというか、思いがけずというか、14日夜は快晴になりました。

これも予報通り、夕方までは曇りでしたが、21時頃から快晴。ほとんど諦めていたのですが、本当に久しぶりなのでそそくさと機材をセットしました。月もあるし、撮る対象もないのですが、まだ撮れるかもしれないウィルタネン彗星46Pにカメラを向けました。しかし写らない。導入は間違っていないはずです。46P以外の対象はバッチリ中央に入るのに、46Pだけが写らない。セッティングが悪いのか、ステラナビの位置情報が違うのか、暗すぎて写らないのか・・・2時間くらいあれこれやってみましたがだめです。たかだか300mmのレンズですので余裕で入るはずです。時間も1時を周り、レンズにも霜が降りてきたので諦めました。成果ゼロです。晴れた証拠としてG7Xで1枚。

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ステラナビが示す位置にはそれらしいものは見えません。どうやら本当に暗くなって簡単には写らなくなったのかもしれません。そういえば他の方のブログにももうあまり載らなくなりました。もう46Pシーズンは終わりなんでしょう。次に撮るときは春の銀河祭りですかね。

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2019年1月10日 (木)

日食と彩雲

しばらくネタもありそうにないので、この間の日食の合間に撮ったスナップを開いてみました。

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10:22頃、PowerShop G7X

かなり強調入っていますが、こんな感じで雲フィルターを通した日食と彩雲のコラボが撮れていました。でも肉眼で見た感じもこんなだったと思います。彩雲は30分くらい前の時がもっとよく見えていたと思います。その時はコンデジ持ってきていなくて、家まで走って取りにいったらもう太陽は雲に隠れていました。手に持っていたのに、靴を履くときにちょっと下駄箱の上に置いたらそのまま忘れてしまいました。こういうこと、よくあります。ボケてきたかな・・・

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2019年1月 6日 (日)

日本海側を見捨てず

今日は3年ぶりの部分日食でした。とはいえ、前回は全く見られませんでしたので、金環日食以来の7年ぶりです。その前は10年前の2009年。部分日食は記憶的には結構見ているような気がします。でも写真はそんなに多くありません。案外全経過見たことなんて数えるほどなのかもしれません。

昨日は一日中曇りで天気予報見ても日本海側はほぼ絶望的でした。しかし夜、空を見上げてみたら快晴とまでは行きませんが、結構晴れています。もしかしたら日食大丈夫かも、という期待が広がってきました。さて、起きてみると期待通り結構いい天気。これはいけそう。機材は昨日のうちに準備しておきました。うちからはお隣の家に遮られて見えません。私が借りている駐車場は高台になっていて、ほぼ全天見渡せます。それに駐車エリアが決まっていないので、好きな場所に停められます。撮影に一番適した場所に移動し、車から機材を出します。だだっ広い上に私とうちの子供の車以外ほとんど契約車がいないみたいなので出入りする車もなく、日食撮影には天国みたいなところです。

肝心の日食はというと、欠け初めの時間は雲に隠れて見られませんでした。ちょっとたってから雲間から見ることができました。

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miniBorg 60ED+1.4倍テレコンバータ(実質490mm)、EOS 60D、Baader アストロソーラーフィルム、CD-1でガイド

朝方は快晴に近かったくらいですが、厚い雲が出てきました。しばらく中断しましたが、その雲も行ってしまい、再び太陽が顔をだしました。

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雲も切れたし、さらに2倍テレプラスを追加して980mmにしました。ノートリミングです。

このあと雲に入ったり出たりしながら日食は進んでいきます。最大時は厚い雲に覆われ見ることができませんでした。しかし彩雲っぽいものが見られたり、雲フィルターで裸眼でも見えたし、結構楽しめました。

最も最大に近かった時間です。雲の合間です。

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最大を過ぎたら比較的雲は少なくなりました。ただ、上空雪が飛んでいるようで空が白んでいます。コントラストは悪かったです。

終わる少し前です。

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終わりの瞬間は厚い雲のなかでした。北から西にかけては雲が少なくクリアな青空でした。もう少しそっちに行けばよく見えたのかもしれません。

雲が多いながらも1月の日本海側でこれだけ見られたというのは非常にラッキーと言わざるを得ません。神様は重要な天文イベントに日本海側を見捨てなかったようです。だったら去年の皆既月食はどうなんだよー、と言いたいところなのですが。

全コマをまとめてみました。面倒なので時間とかの表記はなし。ただ撮ったものをすべてサムネイルにしてキャプチャしただけです。すみません、手抜きで・・・

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2019年1月 2日 (水)

3年ぶりの初日の出

新聞の予報では新潟県は絶望的、とか書いてあった初日の出ですが、案外あてにならないので6時半に目覚ましをかけて寝ました。目覚ましより5分早くトイレに起きてしまい、外を見たら下弦過ぎの月と金星がきれいです。しかし日の出の方角は雲。日の出はだめでも月でも撮るかと、着替えて外に出たら月は雲に覆われていました。

日の出の15分前です。

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そこそこ晴れ間はあるのですが、低空は雲です。せっかくなので雲から出た太陽でも初日の出になるだろうと待つことにしました。

日の出を迎えた頃の時間です。雲に覆われたままです。

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しかし10分もすると日が高くなり、雲もだんだん少なくなって太陽が顔を覗かせました。これを初日の出と認定。ハッピーニューイヤー。

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さらに10分くらいすると低空の雲もなくなり、もう20分早ければあの雲のスリットから初日の出が拝めたのでした。

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私のところからはちょうど阿賀野川で谷状になっている山と山の間に初日の出が登ります。99.99%雲りだったとしてもその方面わずかに隙間があれば初日の出が拝めるのです。さらに10分後、まさに絵に描いたようなそんな空になりました。全天雲に覆われ、雪まで降ってきたのに、あの方角だけ太陽1個分くらいの晴れ間がありました。そんな天気での初日の出、見たかった。もう30分早ければね。なにはともあれ、今年は晴れますように。

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2019年1月 1日 (火)

今年も亥~年になりますように

みなさん、2019年そして平成最後の年、あけましておめでとうございます。

さて、恒例の干支にちなんだ天体ですが、イノシシというのはどうも見当たりません。シシにちなんでしし座というのもちょっと違う気がします。独断ですが、私はこれじゃないかと思うのですよね。俗に言うカリフォルニア星雲。昔から思っていたのですが、そもそもカリフォルニア州の形がわからないのでいまいちピンときませんでした。これはイノシシじゃね?私の中ではこれをイノシシ星雲と読んでいます。

Inosisi

どうですか?そう見れば見えないこともないと思いませんか?今年も息子に頼んで描いてもらいました。走り回る感を出せとかいろいろ注文つけていくつか描いてもらい、これを採用。相変わらずのヘタウマです(褒めています)。

新潟は年末年始と北風が寒い日が続いています。新月期なのになんにも撮れません。6日の新月は部分日食です。松の内の天文現象をものにして景気付けたいものです。

今年もい~年になりますように

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