晴れは続かない
昨日は晴れました。今日も引き続き晴れるかと思いましたが、午後からだんだん雲が多くなっていき、夜は月と火星が薄雲越しに見えるような空でした。予報は悪い方に外れました。なかなか晴れが続きません。
昨日ライブスタックしたM31の画像を保存して処理してみました。
miniBorg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、ASI1600MC-COOL(約-20℃)、GAIN260、20秒×100枚、EQ6PROノータッチ、ステライメージ、Photoshop CS6、FlatAide Prioで画像処理
詳しいデータをアップします。ご興味のある方はこちらから>>
光害地にしてはそこそこかな、と思います。あくまでも「光害地にしては」です。自分的には美しくないし、10年前のレベルの写真だと思います。やっぱり露光不足でした。画面で見るとかなり明るく見えるのですが、保存した画像は暗いです。もっと思い切って露出を長めにしたほうがいいのかもしれません。色もあんまりいい色でありません。調整の自由度が大きい分、思った色を出すのが難しいです。画像処理では限度があります。スカイフラットも撮ってみました。そこそこうまくいったようです。しかしやっぱりホットピクセルが気になります。ダーク引きながらスタックすることもできるそうですし、ホットピクセル除去のパラメータもあるようですが、やり方がよくわかりません。ちゃんと撮ればAstro 60Dよりいい画が出てくるはずですが、まだまだ先は長そうです。気長にやって行こうと思います。
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コメント
中々の出来映えですね、鏡筒を考えると素晴らしいです。ポ菌が芽生えそう。
投稿: けんちゃ | 2018年9月20日 (木) 17時52分
けんちゃさん
この光害地でもこれだけ写れば夢が広がりそうです。まじめに撮ればもっと暗い銀河でもいけそうな気がします。
しかし、このスタイルは楽ですね。ガイドいらないし、コンポジット処理もいらないですし、やっぱり高感度は正義だと思いました。
けんちゃさんも294あたりいかがですか?
投稿: まるひ | 2018年9月20日 (木) 20時48分
西区の明るさを考えるとすごく良く写っていると思います。
ところで、出力形式がTIFFになっているようですが、fitsで出力してステライメージでデジタル現像と言うわけには行きませんか?
投稿: Tantan | 2018年9月21日 (金) 20時12分
tantanさん
10年前に村松で撮ったM31がこんなだった気がします。それを思うとそこよりもずっと明るい環境でこれだけ撮れるというのに機材の進歩を感じます。
これFitsでステライメージで処理したものです。出力フォーマットがTIFFになってますね。何種類かのフォーマットで保存したのでデータファイルを間違えたかもしれません。
この高感度にあやかってM57の周辺を写してみたいです。さすがに無理かなー。光害カットフィルターも欲しくなってきました。
投稿: まるひ | 2018年9月21日 (金) 23時06分
すみません。
スタックされた画像がレベル補正された状態でTiff出力されるのかな?と勘違いしました。冷却なら光害カットでもHαでも使えそうですね。
投稿: tantan | 2018年9月22日 (土) 08時27分
tantanさん
スタック済みの画像はFitsとPngで保存できます。なぜかTIFFでは保存できません。あのデータファイルはどう読むのか、よくわからないです。
ISOの概念もなく、GAINなんですね。GAINは300が基準らしいというのがなんとなくわかりました。光害地でも思い切って露出を上げてもよさそうです。
Hαかー、自分には縁がないと思っていました。自宅なら時間を気にせずじっくり撮れるのでそういうのもありかもしれないですね。
投稿: まるひ | 2018年9月22日 (土) 10時47分