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2017年2月 5日 (日)

FlatAideProの威力

12月にいろんなトラブルで中途半端だった遠征がありましたが、その時大失敗だったM42をちょっと処理してみました。

20161203m42

あくまでもテストです。これを、作品でござい、という気はまったくありません。とてもお見せできるものではなく、永久にお蔵入り予定だったものです。

FlatAideProのベータ版が公開されていました。その性能を試したく、最も酷い画像がどれくらいリカバリーできるかやってみました。旧版のメイン機能のカブリ、周辺減光補正はもちろん、スターシャープ、ガイドエラー補正、白飛び復元(いわゆる多段階露光)その他いくつかのかゆいところに手が届く機能があります。ステライメージにもこれらはありますが、こちらのほうが使いやすく、処理が良く出来ていると感じました。

このM42は赤道儀のバッテリーが低下して正しく追えなくなってかなり酷いガイドミスだったのですが、拡大しなければそこそこ見られるくらいに改善しています。どれだけ修正出来たかをご覧ください。

Error_correct

かなり改善していますね。ステライメージのはやったことないのですが、こちらのはプレビュー見ながらできるのでとてもやりやすいです。画像の劣化もほとんど感じません。ごくわずかに米粒になった程度のガイドミスならほぼ劣化なく真円になるのではないでしょうか。

いろいろ試しています。色むらのあるカブリとかも簡単に補正してくれます。旧版と比べて機能が多くなった分難しくなっていて、使いこなすには研究が必要ですが、有益な画像処理ツールになりそうです。このバージョンからは有料になるようですが私は買うと思います。もしかしたら今月届くステライメージ8よりも使うようになるかもしれません。

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画像処理」カテゴリの記事

コメント

米粒が直りますか、私のタイ米にも有効かな?

ごく初期のマスク処理を使ってみたことがありました。マスクの作成に躓きそれ以来使っていませんでした。進化したんですね。私もSI8を申し込みました。使い勝手や効果を比較して見てください。

投稿: けんちゃ | 2017年2月 6日 (月) 13時52分

このフラットエイドは、インストール済みなのですが、使い方がイマイチ分からずに使用していませんでした。
ガイドエラー修正機能もあるのですね。
実は貴重な海外旅行時に撮ってきた光害入りの画像や、ガイドエラーでお蔵入りした画像が数点あります。
SI7でガイドエラーを修正してみましたが、星の周りに影ができて諦めました。
そんな思い出の写真を救えるのなら、有料でも買いたい気もします。
貴重な情報を有難うございます。

投稿: ecl | 2017年2月 6日 (月) 20時46分

けんちゃさん
けんちゃさんのタイ米はわずかなので十分修正可能だと思います。
画像が劣化すると思ったらさほどでないです。やっぱり現役天文屋さんが作ると妥協のないソフトになるんですね。
SI8は高速化やメモリ効率化に期待が高まっているようですが、どんな具合に出来上がっているのでしょう。こちらも楽しみです。

投稿: まるひ | 2017年2月 6日 (月) 21時58分

eclさん
使い方は難しいですね。でも使っていると概念みたいなのがわかってきてなんとなく使えそうな気がしてきました。旧版のフラットエイドがなぜかWindows 10で使えなくて困っていたのですがこれで助かります。
これだけ有益なツールなら有料でも惜しくないと思います。
ぜひお蔵入りだった作品を復活させてください。

投稿: まるひ | 2017年2月 6日 (月) 22時05分

この記事を拝見して私も早速インストールして使ってみました。凄く進化したんですね。
殆どの機能にプレビューがついていて便利です。直感的な操作で細かく設定出来る所がいかにも日本的なソフトで魅力的です。特にシェーディングの調整が出来るのは良いですね。PIはほぼお任せで思うようにならない時はどうやってもうまくいかないので、それだけでもこのソフトが欲しいです。あと星マスクの生成でプレビューが使えるのは凄く便利です。

投稿: tantan | 2017年2月 7日 (火) 08時56分

このソフト米粒状が、改善するなんて良さそうですね~。
然しソフト音痴の俺には??なんで、扱える自信がありません。

4日夜の同好会撮影会で、やっとHD800の光軸調整が納得(撮影画像確認)できる星像に成りました。次はF7鏡筒の光軸調整です。
F10・F7 両方の光軸調整の予定が、この夜は綺麗な空でしたので撮影に移行してしまった。

まるひさんもHD800の撮影画像をアップして下さい。
楽しみにしています。

投稿: njp | 2017年2月 7日 (火) 23時27分

tantanさん
私のような感性だけで画像処理している人間にとってはプレビューできるということがとてもありがたいです。
シェーディング画像は実にうまく作ってくれますよね。ステライメージのカブリ修正機能が使いこなせないのでこのソフトは頼りになります。私はなかなか新しいソフトに手を出さないのですがこれはちょっとマスターしてみたいです。

投稿: まるひ | 2017年2月 8日 (水) 00時37分

njpさん
まずは米粒にならないようにするのが先でしょうね。そのためにオフアキをポチしました。njpさんオススメのOrionのTOAGにしました。いつもアドバイスありがとうございます。
HD800光軸調整されたんですね。私はニュートンですらできないのにシュミカセはとても無理です。せいぜい大事に扱って狂わせないようにしたいと思います。
星ナビ入選作品は1枚撮りなんですか。この多数枚コンポジットが常識の時代にすごいことだと思います。私もせいぜい一桁の枚数しか撮らないので励みになります。
今年こそHD800をメインに撮りたいと思っています。いい作品ができたら「とりあえずSend to」ですかね。

投稿: まるひ | 2017年2月 8日 (水) 00時57分

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