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2016年1月28日 (木)

やればできるんですが

このところいろいろなブログで見かけるM42とその周辺の写真。たいていは東側のもやもやがはっきりと表現されています。それにくらべて私の去年末の写真はかすかに見える程度でほとんど出ていません。でも出ないのではなく出していないのです。そこで改めて画像処理をし直してみました。

2015121232

こんな感じです。まあ、確かに露光不足と画像処理の未熟さできれいではありませんが、一応出せます。じゃなんで積極的に強調しないのかというと、このへん強調しても美しくない、と思っているからです。このあたりは天体写真に何を目指しているかということになります。天体写真に対する褒め言葉に「すごい」と「きれい」があると思っていますが、私はどちらかというと後者がいいですし、実際自分で鑑賞するのもそっちの方の写真が好きです。このブログでも時々書いていますが、淡いものは淡く表現するようにしています。宇宙の深淵に溶け込むように仕上げるのって結構神経使います。最近は強調処理から手を引いたのでもっぱら画像処理はPhotoshopで行うのがほとんどです。マスクの作り方も忘れてしまいました。マスクは強調よりむしろ飛び過ぎた星雲の中心部を抑えるので使っています。まあ、天体写真の本流から外れているのかもしれませんが、こういうのもあっていいんじゃないでしょうか。

お天気の愚痴で締めますが、今後1週間も晴れマークがありません。去年の1月は割と晴れて撮影にも出かけられましたが、今年はまったくだめです。暖冬だとだらだらと曇り空が続く感じ。寒冬のほうが雪と晴れのメリハリがある気がします。

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画像処理」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
それぞれの考え方とか拘り、技量や機材でいろんな表現があって良いと思いますよ。
淡いのを出そうが出すまいか、赤かろうが青かろうが、表現が画一になるほどつまらない世界になっちゃいますからね。
淡いものは淡く表現ですか。なんかカッコいいです。
まるひさんの世界をどんどん公開して欲しいです。
晴れればの話ですが(泣。

投稿: ふみふみ | 2016年1月29日 (金) 12時38分

記載内容に同意。たしかに最近は光学系がシビアになったせいかもしれませんが「すごい写真」が多いです。しかし、なんか見飽きるんですよね。分子雲の写真も「きたな~」なんてつい思ってしまう。
 今日は一日中雨が降っていました。週末なので雪景色をいくつか撮ろうかと考えましたが日曜夜までしっかりどこも雨マーク。例年ですとこのような天候は2月下旬が多いのですが1ヶ月はやいですね。

投稿: satelight57 | 2016年1月29日 (金) 19時06分

ふみふみさん
ご賛同いただきありがとうございます。
こういう自分なりの考えを書くのってどうも勇気がいるんですよね。10年近く天体写真やってきて、自分の限界も見えてきたと同時にスタイルみたいなものがようやく出来上がってきたような気もします。みんな違っていいんですよね。好きな写真を撮っていきます。
しかし晴れませんね〜

投稿: まるひ | 2016年1月30日 (土) 00時32分

satelight57さん
ご同意いただきありがとうございます。
雑誌のフォトコン見ても「すごい」写真が圧倒的です。そういうの載せないとインパクトがないんでしょうかね。たぶん私流の写真なんか間違いなく載ることはないと思います。
私も同じこと思っていました。分子雲の写真ってあんまり美しさを感じません。脇役としてかすかに存在をアピールするくらいのものと思っていましたが、最近表舞台でスポットライトを浴びているのを見てちょっと違うなーという感じがしています。まあ、テレビや映画でも脇役が主役を食っていることがありますから、それもまた有りなのかもしれません。
せっかく月も欠け始めてきたのに残念な週末ですね。一月以上天気予報でお日さまマークを見ていません。

投稿: まるひ | 2016年1月30日 (土) 00時52分

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