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2012年1月11日 (水)

今年の流行色

今日、天文雑誌を立ち読みしてきました(すみません、買うのは年2~3回です)。天ガ、星ナビ両方にM42が掲載されていますが、どちらも色を抑えた地味な仕上げ。
数年前は周囲のもやもやを極限まであぶり出すというのが流行っていましたが、今年はそういう傾向は影をひそめている感じです。
思えばM42のような作者の意図でいくらでも変化する対象はその年の流行があるような気がします。

ちなみにこれが1年前の私の作品

M42201012011

意図して白っぽくしたものです。今年の傾向と似てるっちゃ似てるといえますが、ぱっと見美しくありません。似てるというのはおこがましいです。もう少し眠い感じを押さえ、丁寧に仕上げれば見れる作品になるのでしょうけど、1年前の素材をいじる気にはなれません。

この冬はM42もM45も馬の首もなんにも撮っていません。バラ星雲に至ってはかつて1枚もまともなものを撮っていません。バラもかなり作者の意図で七変化しそうなので楽しみなのですけど、こうも天気が悪くてはどうしようもありません。秋に撮りためるか、関東に出かけるか…ですね。

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コメント

確かに星雲の仕上げ方には日本独特な物がありますよね。
人間には見えない波長も含まれてますから、どのような色調でも良いと思うのですが、それを「自然な」とか「あるがままの」という言葉で表現するのは変ですよね。まるひさんが仰るように「地味」が最近の流行だと思います。

あまり晴れないので太平洋側への遠征を考えたくなりますね。

投稿: tantan | 2012年1月11日 (水) 12時46分

やっぱりこういうの、日本人好みなんでしょうかね。
同じ素材使ってもこういう風にもなれば、海外サイトのようなカラフルで派手な表現もできるはずです。できるはずなのに見ない、ということは日本人はDNAのなかにこういうふんわかとしたものを美しいと感じるものを持っているのだと思います。
流行は「すごい」から「美しい」に移っているのではないかと感じます。
まあ、しかし晴れません。この機会に機材をちょっと見直ししてみようかと思っています。

投稿: まるひ | 2012年1月11日 (水) 13時36分

M42の現像処理に、流行が有るという事は、初心者には悩み事になりますね。
私も、もやもや感が出た方が好きですが、流行ではない等と言われますと考え込んじゃいます。(笑)

関東地方は、観測史上5番目の異常乾燥注意報の記録更新が報じられております。

投稿: 電球 | 2012年1月11日 (水) 13時48分

電球さん
別に悩まなくていいと思いますよ。写真というものはすべて自分の好きなように撮って仕上げればいいと思います。
私は他人に受けようとする前にまず自分が好きな写真を撮るように心がけています。
冬の関東地方はうらやましいですね。でも乾燥というのも怖いみたいですね。数回経験しましたが、あんなに息苦しいとは思いませんでした。加湿器というものが必要なことが理解できました。
こちらは今日は道がアイスリンク状態です。こういうのは関東の方には理解できない恐怖でしょうね。

投稿: まるひ | 2012年1月11日 (水) 23時32分

まるひさん、きれいなM42ですね。
色合いは他の人の写真を参考に自分が綺麗だと思うようにしたいと思って処理をしています。分子雲を強調して描出するような処理がはやってきてから、背景が賑やかになってきたように思います。

あのうねうねを描出できない自分には無縁ですがね。

投稿: けんちゃ | 2012年1月12日 (木) 22時22分

けんちゃさん
機材が高性能になって空のどこを向けてもなにか写るようになってきたような気がします。
これは結構美しいと思いますが
http://apod.nasa.gov/apod/ap111117.html
これはちょっとやり過ぎという気がします。
http://apod.nasa.gov/apod/ap110921.html
私はせめてオリオン周辺を美しく表現するのが当面の課題です。

投稿: まるひ | 2012年1月13日 (金) 00時44分

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