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2011年1月30日 (日)

星娘は流行るか?

このところ、男の趣味に女子が進出してくるのが流行り…みたいです。

山ガール、鉄子、写ガール、歴女、釣りガール…どうもマスコミに仕掛け人がいて、流行らせることによる経済効果を狙っているというにおいがぷんぷんとするのですが、どうなのでしょう。確かにそういう分野での女性向けアイテムも販売されていますしね。もちろん本当に好きな趣味なら男女を問わず打ち込むのはいいことだと思いますけど。

我々の天文の分野に仕掛けられるとすればさしずめ名前は「星ガール」…語呂が悪いですね。「天女」てんおんな?てんにょ?いまいちです。「星子、星女」あまりよくない。「星娘」私ならこうつけたいです。昔そんな歌もありましたね。分かる人はそうとう年配だと思います。

架空の記事をでっち上げてみました。

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「星娘」と呼ばれる天文ファンが、ここ2、3年で急に増殖し始めた。天体望遠鏡ショップには若い女性の姿も目立つし、ネットのコミュニティで「私、星娘です」と宣言する人が結構いる。それも最近は、熱烈マニアというより「普通の女の子」の初心者が多いらしい。

「オリオン座の赤い散光星雲がたまりません」
「アンタレス付近が好きです」
「かみのけ座の銀河団が特に好き」
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の「mixi」内にある星娘のコミュニティには最近、続々とこんな書き込みがされている。

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こんな感じでしょうかね。ネットから拾った鉄子の記事を元に脚色してみました。

あんまり晴れないとつい変なことを考えてしまいます。まあ、誰かが仕掛ければ本当になりそうな感じもします。男ばかりの撮影スポットに女性もいてくれれば楽しくなりそうではありますが。

週間予報にやっとわずかですがお日様マークが現れました。長かった寒気の襲来もやっと一段落しそうです。

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2011年1月25日 (火)

雪のオブジェ

連日雪が続いています。今日も予報は雪、でも朝方少し降った後で午前中はほぼ晴れでした。太陽を見たのは何日ぶりでしょう。

通勤途中、道路脇の田んぼを見ると雪玉がたくさん転がっています。こんなところになぜ、と思って先に進みますが、至る所に雪玉です。よく見ると雪を転がして大きくなったもの。

Pict0163

自然が作る不思議な風景ですね。おそらくできるメカニズムはこうです。前日の雪が明け方の低温で凍って堅くなった上に新雪が数センチ積もる。重くもなく軽くもなく、適度に水分を含んで雪玉ができやすい雪質になる。そこに風が吹いて雪を転がしこのような雪玉ができる。ですのでいろいろな条件が重なってできるのだと思います。私もこういうのは始めて見ました。雪国ならではの神秘ですね。

今日は午前中はいい天気でした。しかし、周りは雪だったようで、新潟市だけうまいこと雪雲の間に入ってしまったようです。夜まで持てば星景写真でも撮れるかな、と思いましたが甘かったですね。午後からは再び雪。せっかく新月期に向かっているのにこの先も雪だるま以外のマークは見えません。私のこの冬の予報が外れたようです。

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2011年1月23日 (日)

新潟からカノープス?その1

おそらくまだ新潟では誰も見たことがないと思われるカノープス。新潟県内で見られるところはあるのでしょうか。おもしろそうなので机上で検証してみました。

北限は長岡市あたりのようです。しかし大気の浮き上がりを考慮すればもう少し北までいけそうです。そうなると高度が稼げるところが有利になりますので弥彦山が有力候補地になります。ここだとぎりぎり地平の上に顔を出すようです。しかし、南には県境の山々がそびえています。ここをうまくクリアしないことには顔を見せてくれることはないでしょう。もっとも見晴らしがいいところと言えばやっぱり弥彦山頂上でしょう。ここからのシミュレーションをステラナビゲータでやってみました。残念、真南は山に遮られわずかに隠れ見ることができません。でもやや西に山の切れ目があります。ここならどうかと時間を少し進めてみますと、なんと!わずかですが顔を出してくれます。

Canopus

ステラナビゲータの地形データの信憑性にやや不安があったのでカシミールでシミュレーションしてみました。

Yahiko

カノープスの高度はまさに0度。確かにわずかですが顔を見せてくれそうです。カシミールとのステラナビゲータでの検証で弥彦山の頂上から見れることはまず間違いなさそうです。

写真に撮るとこんな感じで撮れそうです。

Canopus2

時間的にはわずか5分です。透明度がいい夜ならば写るかもしれません。

しかし大問題が。カノープスの南中は冬です。冬は弥彦山スカイラインは通行止め。そうでなくても23時から5時までの夜間は通行止めです。星座早見で見るとわかりますが、カノープス南中時でかつ、通行可能時間内に弥彦山の頂上にいることは不可能です。できるとすれば弥彦山頂上で夜を明かす覚悟があるときです。12月から冬期通行止めになりますので、11月の明け方が唯一のチャンスです。遠征で徹夜は珍しくないのですが、頂上は車で行けないので不安ですね。う~ん、これは絵に描いた餅になりそうです。勇気のあるかた誰かチャレンジしませんか?

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2011年1月20日 (木)

入院なう

今入院中です。大したことでないのですが、膝の手術です。半年くらい前にも書いていますが、先日肩と一緒に膝も診てもらったら手術したほうがいいとのこと。星見も体が資本なのでこの際治してもらうことにしました。

手術は昨日終わりました。実は入院も手術も今回が初めて。ちょっと怖かったですが、麻酔をかけるとまったくわかりません。下半身麻酔ですが、麻酔が効いて足の感覚がなくなってから、いつ手術が始まるのだろうと思っていたらいきなり内視鏡の映像をモニターで見せられ、とっくに始まっていたことに気づきました。まったく感覚がないので自分の膝の中の映像を見せられても自分のものとは思えませんでした。近代医学の進歩はすごいですね。現代に生まれてよかった。

もう明日退院です。多少痛みはありますが、来週からは仕事に復帰できるでしょう。これでまた弥彦山にも登れそうです。

入院中はヒマなようで結構忙しい。ネットにつながるのでつい仕事をしてしまいます。そんな合間に本を読んでいます。「宇宙創成」。過去の天文学者の軌跡を書いたもので読み応えがあります。

Pict0159

実はこれを買ったのは女房。別に私に感化されたわけではないのですが、理系の変なところに興味があるみたいです。

なぜ妻が宇宙の謎を知りたがる

俳句でなく川柳ですね。

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2011年1月15日 (土)

住宅地のオリオン

新潟もようやく本格的な雪になりました。今日は一日降り続き、20cmくらいになったでしょうか。しかし寒すぎます。たまに雲間から星景でもと思うのですが、寒さに負けあきらめてしまいます。根性を振り絞り駐車場から撮ったオリオンです。

Img_3870

おととい撮ったものですけどね。本当は近くの白鳥の湖にいってはくちょう座と白鳥とか撮ろうと思ったのですが、あまりに寒すぎて止めました。でも行かなくてよかったのかも。道が怖いですね。昨日は海岸沿いの道を普通に走っていましたらいきなり車が滑り出し、浅田真央なみにスピンしてしまいました。1回転半くらいして路肩につっこんで止まりました。運のいいことに対向車も後続車もいなかったので事なきを得ましたが、悪ければ今こうしてブログなんて書いていられなかったかもしれません。不思議なことにこういう危機の時っていつも運が味方してくれます。平凡な人生を歩んでいる分だけこういうところに神様は運を授けてくれているのだと思うようにしています。

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2011年1月12日 (水)

石灰沈着性肩関節周囲炎

というのにかかってしまいました。

簡単にいうと肩の激痛です。まったく腕が動かせません。コーヒーカップも持てません。寝るときも痛いので、できるだけ痛くない寝相を探すのに一晩中のたうち回るという感じです。
今朝は本当に痛い。何もしなくても痛い。これはたまらないので雪道の中、整形外科に向かいました。

X線にちゃんと石灰の固まり様の物体が写っています。40代~50代の女性に多いそうです。なぜか私は女性がかかりやすい病気にかかります。女性ホルモンが多いのかも。手をよく使う人に多いということなので職業病かもしれません。

治療は注射でまず石灰を吸引し、その後で痛み止めを注入という方法です。しかしこの注射が痛いの痛くないの。痛みには強いつもりですがどうがんばっても顔をしかめてしまいます。それに長い。5分くらい続いたでしょうか。終わった瞬間、あまりの痛みに貧血を起こしてベッドに倒れてしまいました。

まあ、ちょっと休んで回復しましたが、それにしても痛かった。生涯でこんな痛い思いをしたのは初めてです。注射は効きます。だいぶ痛みは取れました。これなら今晩は快適に眠れるかも。よく五十肩と間違われる症状なので、肩の痛みがつらい方は大きな整形外科に行ってみてはいかがでしょう。劇的改善しますよ。

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2011年1月 8日 (土)

3D銀河

去年の流行語大賞にノミネートまでされた3D。昔から立体写真はありました。私もよく撮って自作ビュワーで楽しんだものです。そんなわけで全く出撃のできないこの新月期、ヒマなのでちょっと遊んでみました。

M81m823d

交差法で見てください。それっぽいでしょう。ちなみに科学的考証はまったくありません。ただの飛び出す絵本と思ってください。最初はM31の大物銀河でやってみようと思いました。しかし、難しい。まず、M31を立体に見せるため、Photoshopの遠近法の変形を使ってみようと思ったのですが、そのためにはうまく星と銀河を分離しなければならない。ここでまずつまづきました。がんばれば出来るようなのですが難しいです。星を分離した跡でM31が抜けた部分も補完しなければならない。それから星それぞれに遠近感を出すのですが、この領域は星が多くて大変すぎ。で、M31はあきらめ、星が少なく、大きさも小さいM81M82でやってみました。

まず、左右用の画像を複製し、どちらかの銀河を選択してずらします。銀河は遠方にあるように思い切り離します。銀河にのっかっている星も一緒にずれると不自然なのでこれはうまく画像処理で戻してあげます。これくらい小さいと銀河に立体感を持たせる必要はありません。それから星々に遠近感を出すために左右どちらかの画像でランダムにずらします。これはランダムであればあるほどそれっぽいと思います。ただすべて手作業なので大変です。これだけです。簡単ですが、必要なのは根気だけです。海外サイトなどでM42などをうまく3D化したものを見ますが、どうやるんでしょうね。いいツールなどあるのでしょうか。

冬型が続くこの時期、さすがに新潟県の星マニアの方々は冬眠状態ですね。かといって雪の降らない地方の方の活動が活発かといえば、そうでもないようです。やっぱり遠征地は山の上で、そこはこっちと同じように積雪か凍結しているからなのでしょうか。それでも 月に一度くらいは晴れる夜があって欲しいですね。

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交差法が苦手なかたもいるようですので、平行法の画像も載せます。

M81m823dp

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2011年1月 2日 (日)

初日の出&初虹

日本列島はこの年末年始、すっぽりと寒気に覆われ西日本は観測史上最高の積雪だそうです。ここ新潟は元旦に晴れるということは滅多になく、初日の出を見るという習慣もありません。大晦日も雷が鳴っていましたし、晴れるなどとは想像もできません。

しかし、明け方カーテン越しになにやら日の差している気配。飛び起きてカーテンを開けるとなんと、東のわずかな雲間から太陽が覗いています。なかなか見れるものではありません。飛び起きてパジャマの上にコートを羽織り、カメラを持って近くの高台まで走りました。

Imgp5987

時間的にちょっと遅めでしたが、新潟からの初日の出です。他にも1~2組見ている人がいました。

Imgp5988

上空は雨雲で小雨が降っています。そんなときは虹が出ます。振り向くとやっぱり虹。年の初めに初日の出と希望の象徴である虹が一緒に見れるなんて今年はなんかいいことありそうです。 

冬型の気圧配置といいながら風もなく、雨や雪も降らないおだやかな元旦でした。こんな年は珍しいです。南国鹿児島では積雪15cmだそうですが、ここ新潟は0cm。気候変動に向かっているのでしょうか。新潟に晴天率を増やす気候変動ならいいのですが。

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2011年1月 1日 (土)

年の初めはうさぎ座で

あけましておめでとうございます。

年の初めは今年の干支のうさぎでしょう。昇るうさぎ座です。縁起がいいのではないでしょうか。12月8日に撮りました。晴れ間を見つけて無理して遠征しましたが、2日後に奇跡の快晴があったので、無理しなくてもよかったのですが、まあ、予想の付かない12月の天気ですから仕方がありません。

Leporis

うさぎ座には全天でもっとも赤い星があるそうで、予備知識なしでどれかな、と探してみましたら異常に赤い星がありました。半信半疑で星図と照らし合わせたらまさにそうでした。

R_lep

クリムゾンスターというそうで、ミラ型変光星です。今は極大期でないようですが、写るものですね。等倍で見ると確かに真っ赤です。色彩強調しているわけではありません。今度望遠鏡で写してみたいですね。

私は目を見張るすごい写真が撮れるわけではないのでこんな小ネタが多いですが、どうぞこの1年間もよろしくおつきあいください。

今年もよろしくお願いします。

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