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2010年10月30日 (土)

これが黄道光帯

今日ネットを眺めていたらこんな画像を見つけました。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010102908

あんまり他のページから画像は拝借しないのですが、リンク先が切れるといけないので画像も貼っておきます。

Space117darkskychile_27995_big

対日照ですね。さらに黄道に沿って伸びる光もくっきり。これが黄道光帯というのでしょうか。黄道光帯という言葉を知ったのはここのページです。しかし、ここに書いてあるようなすごい暗闇に出会ってみたいものですね。日本に居る限りは夢物語でしょう。

ここまでとはいいませんが、私もこの秋は1枚くらい対日照を撮らなければという半ば義務感みたいなものに襲われています。しかし月もなくなってきましたが天気は悪いですね。まああと2週間はありますから1日くらいはチャンスがあるでしょう。来月になると天の川に重なってしまいますからこの新月期がチャンスです。このまま冬に突入だけは勘弁です。

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2010年10月28日 (木)

5年目に突入

今日でこのブログもまる4年、明日からは5年目に突入です。いつも訪れていただき、ありがとうございます。

併せて今日は私の誕生日。54歳になりました。もう別に歳隠すこともありません。この間初めて知ったのですが、ビルゲイツも今日が誕生日なんですね。でも彼は私より1歳年上です。同じ誕生日なのにこの貧富の差はなんでしょう。
自慢じゃないのですが(自慢だと思います)、私はビルゲイツに1mの至近距離まで近寄って見たことがあります。ここで言葉をかわしたら本当に自慢になるのですが、残念ながらそれは無しです。ただ見ただけです。25年くらい前、まだパソコン黎明期の頃、新高輪プリンスホテルの飛天の間(よく芸能人の結婚式があるところですね)で製品発表会があり、そこで招待客のお出迎えに立っていました。あの頃はまだ20代でしたから、小柄で学生風といった感じでしたね。我々のような業界の人間はもちろん当時でも知らない人はいませんでしたから、みんな驚いていました。

せっかくの記念すべき日ですが、あんまり星と関係ない話になっちゃいましたね。1年前が7万アクセスでしたからこの1年で6万アクセスいただいたことになります。ここに来て訪れていただくかたもちょっと増えているみたいで励みになります。思いもかけぬかたから「見てますよ」といわれるとうれしくなっちゃいますね。でもちょっと更新の手をゆるめるとたちまち落ちますので常にネタ考えてます。星を見れない冬はなかなか困っちゃいます。

稚拙な写真と文ですが、これからもよろしくお願いします。

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2010年10月24日 (日)

月は東に日は西に

本当の満月は23日でしたね。ステラナビゲータで調べたら日没と月の出がほぼ同じ。魚眼レンズなら一枚の画角に入るかな、と思って挑戦してみました。16時45分、日没。残念ながらわずかに対角線が180度に足りません。せっかくなので、それぞれをBORG 60EDで拡大撮影してみました。

日没。残念ながら雲に隠れて直接は見えませんでしたが、角田山の向こうに消えてゆきました。

Img_3661

時間的に月も出ているはず。探すのですがなかなか見つかりません。やっと幽霊のような満月を見つけたのは、もう直径一個分くらい山から出た姿でした。

Img_3665 

月は見ている間にどんどん鮮明さを増してきます。その様子を動画にしました。速度は3倍に早めてあります。しばし風流をご堪能ください。

満月やそろりそろりと昇りくる

批評お願いします。

Img_3674

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2010年10月22日 (金)

まじめに満月

星屋にとって月、特に満月は風流の対象になりこそすれ、撮影の対象にはほとんどなりません。しかし、今晩は珍しく空が澄み渡り、月も天頂に昇る時期なのでついカメラを向けたくなりました。満月は地形が写らないので月屋さんでさえあんまり撮りませんが、私は結構好きです。

解像度は普段よりやや大きめにしました。細部もご覧ください。

Img_3658_3

BORG 101ED+1.4倍テレコンバータで直焦点です。ISO100で速いシャッターを切っていますので鮮明だと思います。満月ならではでしょう。たぶん半月とか三日月はこんなにシャープにならないと思います。意外と月は難しいです。

今後も満月をまじめに撮ることなんてほとんどないでしょう。これは記念にしておきます。

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2010年10月21日 (木)

ハートレー彗星最接近の日に

今日はハートレー彗星が地球最接近の日です。でも月があるので撮影は難しいでしょうね。そんな日にちなみ、ハレー彗星の写真を引っ張り出してきました。

Halley19860424

1986年4月24日22時頃です。からす座の西に見えますね。固定で30秒くらいだと思いますが、いちおう尾も写っています。ステラナビゲータで見るとこの日は満月でした。でもたくさん星が写っています。ステラナビゲータにも月らしきものはありません。でかい火星みたいなのが表示されています。と思ったらこの日は皆既月食でした。皆既月食と彗星の組み合わせも珍しいですね。そういえば思い出しました。珍しいということでまだ天文熱が再燃する前でしたが、友達をさそって新発田まで見にいったのでした。
その友達とは最接近あたりの日、天気の悪い新潟からわざわざ群馬の妙義山まで遠征しました。すごい数の見物の車に驚きましたが、なかなか見えないハレーを持参した望遠鏡に導入して、隣の見物の人に見せてあげて喜ばれたのがいい思い出です。

ハレーはもう軌道の半分まで行ってしまいました。次に戻ってくるのは2061年今度は長く伸びた尾が見られそうです。しかし生まれ変わりでもしない限り絶対に見られないですね。

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2010年10月15日 (金)

竜巻に遭遇2010

今日は珍しく新潟市北区のお客様のところへ訪問。車を走らせているとあたりが夜のように暗くなり怪しい雰囲気。これは出そうだな…あ…と思っていたところ、左前方に初めて見る漏斗雲。なんというタイミング!竜巻です。

Img_36421

これは新潟市北区の松浜橋右岸から撮影したものです。10月15日16時48分頃。だいたい北東の方角の海上だと思います。距離はだいぶあるように見えました。

こういう突発的な出来事があるのでカメラを車に積みっぱなしをやめられないんですよね。ラッキーなことに昨日の月の撮影に使った望遠レンズが付いています。あ、SDカードは外したままだ。焦ってかばんから取り出して装着。以前の反省からこういうときはとりあえず1枚シャッターを切ることにしています。あ、昨日月を撮るのにブレ防止にタイマーにしていたのだった。10秒の長いこと。
それで撮れたのがこれです。ピンぼけですね。もう1枚落ち着いて撮れば良かったのですが、近くで撮ろうと海岸に向かいました。しかし住宅の屋根に隠れてしまい、見失ってしまいました。消滅したのか、遠くに行ってしまったのかわかりません。だんだんと雲もなくなり明るくなってきました。

帰途のラジオで胎内市で突風による被害が出ていると知りました。もしかしたらこの竜巻が胎内まで行ったのか、それとも新たに発生したものなのかはわかりません。この竜巻だったとすると30分かけて行ったことになりますね。

2年前にも竜巻に遭遇したことがあります。このときも10月15日。もしかしたら竜巻の特異日なのでしょうか。しかし、一生のうちに見たかった漏斗雲の竜巻をとうとう見れました。被害がでたのは残念でしたが。

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2010年10月14日 (木)

超簡単、月齢計算法

天体写真を趣味にしていると常に月齢が気になります。さて、今日10月14日はいくつでしょう。

まず、今日の月と日を足します。24ですね。これに13を足します。37ですね。これから30を引きます。答えは7。今日は月齢7です。

Img_3638

上弦ちょっと前です。今日のネタのために撮っただけですので、いいかげんなのは御容赦を。天文年鑑によると6.7(21時)。だいたい合っているようです。

計算法は超簡単。

・月と日を足します。1月と2月はさらに2を加えます。

・これに13を足します。

・これが月齢です。ただし、30を超えた場合は30を引きます。

これだけです。簡単ですね。

実は13という数字は毎年変化する定数です。今年2010年は13です。別の年の定数を求めるのは天文年鑑などを参考にして、月齢のわかっている日を2~3個取り出して逆算すれば求められます。本当はちゃんとした計算法があるのですが、興味のあるかたは調べてみてください。

±1くらいずれることもありますが、だいたいの月の形がわかれば十分でしょう。でも 星屋以外の人には興味ないかもしれないですね。役に立つのはオオカミ男くらいでしょうか。来月11月は20日あたりがそうですね。お気を付けを。

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2010年10月11日 (月)

裏の彼岸花

我が家の裏のお墓に咲く彼岸花がようやく見頃を迎えました。

今まで気がつかないうちにいきなり咲いていたので、咲く過程を知りたく定点撮影をしてみました。

Higanbana1

9月30日から10月8日までの記録です。わずかに茎が出ていたのを確認したのが9月26日ですから10日から2週間かかるんですね。意外とかかるものです。それにしても最初の伸び始めは早いです。気がついたらいきなり咲いていたのに気づくというのもうなずけます。

Higanbana2

こんなふうに咲いています。初めて彼岸花を見たのは学生の時京都嵯峨野です。真紅の異様な花が田のあぜ道に群生している光景に感動し、新潟にはないものだと思っていましたが、意外と身近に咲いているとわかったときはうれしかったものです。

しかし終わるのも早いですね。もう枯れ始めています。3日と持たないようです。春は桜、夏は蓮、秋は彼岸花と季節を巡る花を楽しむのもいいものですね。

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2010年10月 8日 (金)

接近遭遇

今日は二重星団とハートレー彗星がもっとも接近する日。朝の晴れ間も午後からはどん曇り、とても期待できそうにありません。100%あきらめていたのですが、帰宅した駐車場から空を見ると木星が輝いています。淡いながらも夏の大三角形も。もしかしたら期待できるのかな…まさかね、と思い帰路についたのですが玄関まであと10mというところで見上げるとさっきより木星が輝いています。イベント好きの血が騒ぎ始めました。車に引き返して撮影地へGO。遠くへは行けません。郊外の巻方面です。
わずかに星は見えますが、普段ならとても撮影できる空ではありません。でも今日は世紀のイベント。わずかな可能性に賭けて設営を始めます。赤道儀を適当に北に向け、望遠鏡は昨日の失敗がないように60EDに戻しました。ノータッチガイドですので、無理せず1分露光と割り切ります。
しかし、なかなか二重星団方向の雲が切れません。わずかに見えても厚めの薄雲で肉眼では見えません。おまけにあの方向は新潟市の光害がもっともひどいところ。決定的な写真が撮れないまま1時間が過ぎた頃、デネブあたりのわずかな領域に雲の切れ間があります。風に乗ってだんだん近づいてきます。最後のチャンス!ケーブルスイッチを握りしめ、スポットファインダーを覗きシャッターチャンスを狙います。

Img_3634

miniBORG 60ED+×0.85DG、EOS Kiss X3(無改造)、ISO1600 1分×1枚です。この悪条件下での貴重な一枚です。決していい出来ではありませんが、御容赦を。もう一枚撮る余裕がありましたが、なぜかそっちはひどく流れています。なにも条件を変えていないのになぜでしょう?
液晶画面でこれを見て「やった!」と叫んでしまいました。今日は完全にあきらめていただけにうれしいです。しかしこのあとは本曇りに。ぎりぎり粘ってものにした世紀の接近遭遇、なんてのは大げさですがともかくうれしいの一言です。

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2010年10月 7日 (木)

天気晴朗なれど風強し

ハートレー彗星が二重星団に近づいています。今日は天気もいいのでいつもの村松の撮影地に出かけました。しかし風が強い、強すぎる。これじゃあどうやってもぶれます。すでにカメラのライブビューが揺れています。止めて帰ろうかと思いましたがせっかくなのでダメ元で撮ってみることにしました。でもオートガイドは使い物にならないでしょう。短時間露光でノータッチにすることにしました。

2010107

BORG 45ED+×0.85DG、EOS Kiss X3(無改造)、ISO800 3分×2枚+ISO1600 2分×2枚コンポジットです。正直言って失敗だと思います。星が肥大化しています。たぶんブレだと思いますが、45EDのヘリコイドにロックネジがないのでそれでピントがずれたのかもしれません。星に変な色が付いているのがそれを物語っています。
少し広い視野で撮りたかったので普段ガイド鏡の45EDでやってみました。2年前お亡くなりになったのですが、なんとかがんばってくれています。接眼側から見ると割れ目の部分に黒い線が入っているだけに見えるので、意外と性能にはそれほど影響しないのかもしれません。また使ってみます。

風はやむ気配がないのでもう限界です。早々に引き上げてきました。明日は二重星団の間に割り込むんですよね。ぜひ写したいですが天気はどうも怪しいです。

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2010年10月 6日 (水)

あり合わせ機材で

夕方は曇っていましたが、22時頃空を見上げると快晴です。ハートレー彗星撮りに行きたかったなあ、と思いましたがこれから出かけるのもめんどくさい。でもイベント物好きの血が騒いで静まりません。なんでもいいから撮ってみよう、と思い立ちましたが、カメラや赤道儀は車に積みっぱなし。駐車場まで離れているので撮りにいくのもめんどくさい。なにか撮影できる物はないかと考えたのですが、使えそうなのはPENTAX *istDSしかない。流し撮りでもすれば彗星の移動が撮れるかもしれない、と思いやってみました。

New1

ISO800で15秒120枚です。約30分でしょうか。庭先のわずかな空間からです。どれが彗星かわからない。そこで最初のコマだけ取り出してちょっと強調した画像を透明度80%くらいで貼り付けてみました。存在がわかるだけですね。軌跡では写りません。条件のいい場所で機材もちゃんとしたので撮れば写るのでしょう。
しかし、改めて見ると*istDSは全く天体用には向きません。ノイズが多すぎ、ホットピクセルも多すぎ、ほんの10分で画像は熱で真っ赤。天体撮影には良くも悪くもCanonしかないことを改めて知りました。

明日かあさってはなんとか晴れそうです。きちんとした二重星団とのランデブーを撮ります。

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2010年10月 4日 (月)

条件悪すぎ

NGC253です。一緒にNGC288も入れてみました。

Ngc25320101001

ミニM31といった感じでこれも好きな対象で毎年撮っています。今回は条件が悪かったです。低空で光害の影響があり透明度も悪く、雲が通り過ぎたため5分露光で1枚しか撮れませんでした。SN比も悪く背景ノイズがひどいのでDefineでノイズ軽減しました。
NGC253は淡い部分もないので処理が簡単です。これはマスクも作らず単にトーンカーブ調整のみです。日本でこれのちゃんとした写真を撮るのは難しいようです。

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2010年10月 3日 (日)

淡いものは淡く

M31と並び毎年恒例のM33です。

M3320101001

miniBORG 60ED+×0.85レデューサー、EOS Kiss X2(SEO-SP2) ISO800、SE2オートガイド10分×3枚コンポジットです。1枚見事に飛行機が横切っていましたのでそれはボツです。
えっ?露光不足ですって。確かにそう見えます。でもやればもっと明るく表現できるだけの情報は含んでいます。でもしません。わざと暗めにしました。もともと淡い銀河です。むしろ明るくする方がウソっぽいのかもしれません。tantanさんの記事をヒントに星雲マスクで持ち上げず、星マスクで星以外をトーンカーブで調整しました。明るくなりすぎた中心部のみ逆にマスクで押さえてみました。自己満足かもしれませんが私はこれが美しいと思います。星の色も死んでいません。去年の作品も結構気に入っていたのですが、こっちの方が好きです。まあ、うまく淡い部分を表現できない敗北を宣言したようなものかもしれませんが。

77mm、20cm、10cmと撮り続けていますが、だんだん小口径になってきています。口径だけが美しい写真を撮る絶対条件ではないですね。

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2010年10月 2日 (土)

こんなところにパックマン

このところすっきりしない日が続いています。1日は全く期待していなかったのですが、朝の天気予報を見てなんとなく晴れそうだったので撮影にでかけることにしました。雲は若干多めながらも気圧配置では曇る要素もないので楽観的に考えいつもの早出に行ってみました。
しかし、ほぼ一面雲。数十分待ってみましたがあまり雲が動く様子もありません。しかし西は雲が切れています。月の出まで時間もないことですし、村松方面に戻ることにします。ここも雲が多いながらもまあまあ撮影できないほどではありません。しかし明るい。前はここでも十分暗いと感じていましたが、目が肥えてきたのか、不満を感じる明るさです。でも今日は仕方がありません。

ハートレー第2彗星です。

Img_3073

miniBORG 60ED+×0.85レデューサー、EOS Kiss X2(SEO-SP2) ISO800、SE2オートガイド5分×4枚コンポジットです。フラット補正しました。
実はあんまり考えていなかったのですが、今月が旬なのですね。こんなところにパックマン星雲NGC281が写っています。これも予想外。そもそもNGC281がどこにあるのかも意識していませんでした。撮影したことはあるのですが。自動導入に任せっきりの弊害ですね。近くとわかれば構図を考えたのですが。

このエリアは賑やかなのでほかの星雲星団とのニアミスもありそうです。尾はあまり期待できそうにない様子ですが、こういう楽しみもあるのですね。

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