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2010年9月28日 (火)

近所の異空間

うちの近所にまるで里山を思わせるようなこんな場所があります。

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長く住んでいますが、知ったのはほんの数年前です。現実世界から隔離されたようにこの場所はあります。昔このあたりが坂井輪村と呼ばれていた名残を見るようです。

ここが現実世界とこの異空間を分ける階段

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通る人など見たことがないのにこの立派な作りはなんなのでしょう。個人が整備したにしてはお金掛けてると思います。

登った先はこうなっています。

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昔はここで線路を渡っていたのでしょう。確か十数年前にこの辺一帯に柵が作られ、今まで横断に使っていた場所をふさいでしまいました。でも渡っている形跡はありますよね。近くには神社の参道だったところを線路が分断しているところもあります。参拝者も遠回りをしなければなったことに不便というよりなにか横暴さを感じますね。

こんなところに彼岸花

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今年は全般に遅く、うちの裏のお墓に毎年咲く彼岸花もまだわずかにつぼみが顔を見せかけたばかりだというのに。やっぱりここは時間をも超えた異次元空間なのかもしれません。

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2010年9月25日 (土)

境目

雲と青空の境目がくっきりと

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気象衛星で見るとこんな感じ

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台風の縁の雲ですね。

夕方は台風一過にふさわしくすばらしい透明度でした。遠く粟ヶ岳の山肌まで見えます。自分流透明度指数では最高値のレベル5です。でも月はあるし、快晴でもありません。透明度だけよくてもどうしようもないですね。

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2010年9月23日 (木)

写真の粒状感とは

先日覗いていたブログでノイズ低減ソフトが紹介されていたのでお試し版をダウンロードして使ってみました。
ソフトウェア・TooのDfineというソフトです。もともとがDTP専門のソフト会社なので期待できそうです。

こちらが使用後の画像です。

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Photoshopのプラグインとして動作します。こちらが使用前の画像です。右クリックして新しいウィンドウで開いて比較してみてください。

こちらが元画像のピクセル等倍です。

Dfine

細かな設定をせずにオートに任せました。確かに星像にはあまり影響を与えることなくノイズが軽減されています。今まで試したノイズ軽減ソフトの中では最もいいようです。

どちらがいいと感じるか、それは人それぞれだと思います。しかし、私はやっぱりノイズがやや残る方の写真が好きです。なめらかさを取るか、シャープさを取るかといえば私はシャープさを取ります。どうも人間というのは粒状感がシャープさを感じる一つのファクターになっているのではないかと思うのです。
銀塩時代、写真部の先輩が撮った写真にとても影響を受けています。先輩の写真は粒子が粗いのですがとてもシャープで解像感があり、見る人を引きつけずにいられません。私もまねようとしたのですが、ボケボケの粒子にしかならずどうしても行き着くことができませんでした。フィルム、現像、引き伸ばしなどあらゆる処理を完璧にして完成する作品だったのだと思います。そういう写真を見てきた私にとって、粒子を感じられない写真はなにかものたりません。

昔から写真の粒子は克服すべきものとしていろいろと工夫されてきました。デジタルになってそれがソフト的にコントロールできるようになりましたが、それと引き替えに写真の持つシャープさ、解像感が失われてきたように思います。デジタル特有ののっぺりした画像がそれを物語ってます。たぶんノイズ処理をしていない写真はコンテストで無条件に落とされるのでしょう。でもそんなに粒状感って嫌われなければならないものなのでしょうか。
珍しくちょっと反体制なことを書いてみましたが、私の頑固な写真論だと思って聞き流してください。

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2010年9月21日 (火)

我が家のたますだれ

先日お会いした某知人がデジカメの画面見せて、この花の名前知らない?と聞かれました。花には詳しくない私ですが、今うちで今爆発的に咲いている花です。たますだれ。

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へー、ヒガンバナ科なんですね。某知人ブログで知りました。花の形も色も似つかわしくないのに。そういえば葉がないのが似てますね。(訂正:花が付いていないのは葉なんだそうです。20年も見ていて全然わかりませんでした)咲き方も。これも突然にょきっと出てはいつの間にか花を咲かせています。近年までどうやって花が咲くのか謎でした。夏までは(葉ですね)しかないのに気がつくと咲いています。(葉)の先が突然つぼみに変異して咲く物だとばかり思っていました。違うんですね。筍のごとく猛スピードでつぼみをつけた茎が地面から伸び、それがぽっと花を咲かすんですね。すごい!

しかしこいつは繁殖力旺盛。うちはプランター2つ植えていますが、毎年何も手間をかけないのですが猛烈に増えます。数年に一度は間引かないとパンパンです。めんどくさがりのうち向けの花です。

私は花の写真が苦手です。みなさん上手ですね。私は接写系がダメです。ボケがきれいなレンズも持っていないし。でも花を美しいと思う感性なんでしょうね。自然の風景としての花の写真は好きですが、花そのものの写真には実はあまり興味がありません。そういえば星の写真だってそうですね。直焦点写真と星景写真の違いでしょうか。こっちはどっちも好きなのですが。

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2010年9月16日 (木)

あこがれのA3プリンタGET!

前からA3が打てる写真画質のプリンタが欲しかった。それもモノクロもきれいに出るやつ。しかし、高い、でかい、インクに金がかかる、などの理由であきらめていました。それがひょんなことから手に入りました。タダで。

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EPSON PX-G5100

インクが目詰まりして仕事にならないというお客様からのメールがありました。クリーニングをしつこくやってください、とアドバイスしてなんとか復活したのですが、これじゃあいざというとき困るので新しいのを買う、ということになり、目詰まりしにくいキヤノン製をお勧めしました。それでキヤノンを納品し、じゃあ、これはどうしましょうか?と聞くと、いらないので持って行って、とのこと。

結局どこも問題がないのをもらっちゃったんですよね。しかも、インクを段ボール1箱付きで。壊れるまで使ってもなくならないくらいあります。太っ腹ですよね。私のお客様にはこういう人が多いので時々得をします。置き場所ですが、でかくて家には置けない。職場に置くことにしました。仕事でも使おうかと思います。まあ、せいぜいラベルか年賀状打ちくらいですが。

試しに数枚印刷してみました。色が変。カラーマッチングの知識が全然ありません。少しずつ勉強していきたいと思います。いつかはこれでコンテスト入選…夢ですね。

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2010年9月12日 (日)

対日照にはまだ早い

先週の早出遠征時のものです。

こちらは22時45分頃のもの

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木星の西側に何となく写っている感じがします。

こちらは0時頃

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高度が上がった分ややよく写っている感じですが、それでも微妙です。遠くから見たほうがわかりやすいでしょうか。しかし、光害カブリも時間でずいぶん違うものですね。

ステラナビゲータで太陽の反対側を調べてみました。

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位置的にはほぼ合っているので対日照だと思ってもいいのでしょうが、写ったと言えるでしょうかね。この日の南中時は45度くらいですからもう少し高度が欲しいです。11月になると70度くらいまで上がるのでかなりよく写るでしょう。この頃に一度天蓋高原に出かけてみたいものです。   

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2010年9月 9日 (木)

弥彦山登山

登山と言うには大げさですが、かねてからの目的だった弥彦山頂上に行ってきました。
前にも一度登ったことがあり、頂上は芝生公園で眺めがいい、という予備知識があるのですが、夜はちょっと慎重になります。道はすべて石段ですが、滑る。それに当然暗い。くるときにホームセンターで買ったヘッドランプが役に立ちました。これがなければ登れませんでした。しかしゆっくりと登っても5分くらいで着きます。上は芝生で広々。サイコー!

頂上はこんな感じです。

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モニュメント的な石の標識みたいなものがあります。東屋もあり、家族でピクニックにはもってこいのところです。360度視界が広がりますが、なにせ光害地が下にありますのですばらしい星空とは言えません。

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減速微動で1分露光です。夜景と天の川を狙ったのですが、光度差がありすぎでどっちつかずです。やっぱり難しいですね。

さて、下りは上りより怖い。滑って転んだら星空の下で死にたいという願望が本当になってしまいます。そろそろと歩幅10cmくらいでゆっくりゆっくり降ります。登るときは周りを見る余裕はなかったですが、夜景がきれいな場所がありました。

Yahiko

ISO200で10秒64枚、約10分です。夜景を飛ばさずに撮るには感度を下げて露光も押さえないといけません。でもフィルム時代には撮れない写真です。
露光の間石段に座りぼーっと夜景を見ていました。夜景というのも滅多に見られない非日常の風景です。しばし贅沢な気分に浸りました。

車に戻ると屋根に何か置いてあります。誰かのいたずら?かと思いきや、生き物です。フクロウが止まっています。目が合ってしまいました。びっくりして飛んでいきましたが、こっちもびっくりしました。動物園以外で野生のフクロウを見たのは初めてです。星見の時はよく鳴き声は聞くんですけどね。

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2010年9月 8日 (水)

赤い物が苦手

先日の遠征時に撮りました、はくちょう座γ付近です。

Photo

miniBORG 60ED+×0.85レデューサー、EOS Kiss X2(SEO-SP2) ISO800、SE2オートガイド10分×4枚コンポジットです。
自分ではまあましな方だと思いますが、赤い物は苦手です。露光も足りないのでしょうけど、赤をうまく引き出す画像処理がよくわかりません。淡い部分とノイズは紙一重ですから、へたするとノイズを持ち上げて喜んでいるということになりかねません。難しいです。
ほかにIC1396も撮りましたが、こちらは失敗。構図もだめでしたし、ガイドも流れています。淡すぎて赤だけ持ち上げてもきれいに浮き出ません。この対象は難しいですね。今年は放り投げました。

これを撮っているとき、まずくるはずのない車がこっちにやってきました。途中でライトを消したので、同業者か!と思いましたが違いました。通り過ぎたと思ったら引き返してきました。降りて話しかけてきたのですが、近所のご夫婦で、星がきれいなので見に来たのだそうです。「去年もここで会いませんでした?」と尋ねられびっくり。そういえば田んぼの水を見に来ていたご夫婦がいましたが、その方のようです。やっぱりこんなところに夜くる人間は限られるんですね。知っている人の確率はかなり高いようです。
しばし星の解説などして楽しいひとときを過ごしました。ついでにダムの手前の道を山に登ると開けたところがあるという情報をいただきました。今度行ってみようかと思います。しかし、こんなきれいな空のところに住んでいるなんてうらやましいです。私だったら田んぼの隅っこでも観測小屋をたてて、いつでも撮影OKみたいな環境作るかもしれないですね。

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2010年9月 6日 (月)

とんだ忘れ物

最近撮影に行くと必ずなにか忘れてしまいます。ただ、致命的なものでないだけまだいいのですが。
今回はというと、さて機材も設置し撮影にかかろうとするとき、今日はやけに湿気が多いな、と感じたのでカイロでも付けようかと思ったのですが、カイロがない。いつもは防寒具の袋に一緒に入れています。この暑さなので当然防寒具は持ってきません。すでに車は露が付き始めています。何かないか…車を探しまくってところ、ようやく貼るホッカイロの小さなものを一つ見つけました。しかしこれでは101EDには小さいかもです。必然的に今日のレンズは60EDになってしまいました。ガイド鏡のがない。まあガイド鏡は時々拭けばいいか、と考え撮影を実行しました。

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miniBORG 60ED+×0.85レデューサー、EOS Kiss X2(SEO-SP2) ISO800、SE2オートガイド10分×4枚+5分×4枚+2分×4枚コンポジットです。フラット補正しました。フラット素材はインクジェットプリンタ用のバックライトフィルム。画像処理を何度もやり直しました。結局あまりマスクでいじりすぎず、シンプルな処理で仕上げました。派手さはありませんが、自分の中ではお気に入りです。デジタル現像時に無理に淡い部分を持ち上げないで星が控えめな程度にとどめたのがよかったようです。空もよかったからでしょう。星雲部をやや持ち上げても耐えてくれます。やはり暗さが一番ですね。

通常は北をなるべく上にするような構図にしますが、M31だけはこの構図です。大きいので対角線に合わせないと不自然だからでしょう。ただ、これだと下から覗いているということになりますね。まあ、広い宇宙で上も下もないのでしょうが。

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2010年9月 5日 (日)

天の川、立つ

9月4日、早出川上流へ遠征に出かけました。しかし、いつもはうきうき気分がこの日は乗らない。実は子供に夜釣りに連れて行け、とねだられていたのですが、せっかくの晴れの週末、返事に気のないのを悟られたらしく、子供は釣行をあきらめてしまいました。まあ正直、釣行よりも星見行の方が何倍も楽しいのですが、子供の気持ちを優先できなかった罪悪感でせっかくの遠征もちょっと気乗りしません。しかし、年に何度もないすばらしい星空を見たらちょっと気も晴れました。勝手なものですね。

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この季節は天の川が直立します。魚眼を買ったら撮りたい光景でした。Canon EOS Kiss X3(無改造)+Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm(10mm) F3.5-4.5(F5.6)、ISO1600、8分×2枚です。時間は21時40分頃です。天の川も西に傾くと光害の影響を受けます。加茂か三条方面の灯りかもしれません。

こちらは深夜頃

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Canon EOS Kiss X3(無改造)+Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm(10mm) F3.5-4.5(F5.6)、ISO1600、3分×2枚です。深夜0時頃です。この角度の天の川はちょっと寂しげですね。五泉方面の灯りもこの時間はだいぶ弱くなります。

さて、子供はこの日学校から帰ってきたのが夜の7時。それから餌とか買って準備したって遅すぎます。結果的には無理なスケジュールだったので子供もあきらめが付いたようです。今度時間の余裕のある時に行こう、ということで一件落着。

しかし、昨日も今日もいい天気でしたね。透明度は最高でした。成果の続きはまた明日以降。

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2010年9月 2日 (木)

ボツにしきれず

天蓋高原の成果でボツ宣言しましたが、やっぱり処理してみました。

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miniBORG 60ED+×0.85レデューサー、EOS Kiss X2(SEO-SP2) ISO1600、SE2オートガイド10分×2枚です。1枚がピクセル等倍で見るとダルマ状にガイドミスしています。最近ガイドも良くなったのでボツにしたのですが、もったいないのでやっぱり画像処理してみました。ガイドミスはそれほど目立ちません。以前の600万画素のデジカメだと明らかにダメなのですが、画素数が上がっているので同じ縮小率にするとそれほど目立たなくなります。ディスプレイで見る分にはほとんどわかりません。しかし、解像感には出ているのだと思います。ガイドとピントは基本です。しかし網状星雲の成功例はあまりないのでこれもお披露目させていただきます。

8月の成果発表はこれでおしまい。明日からは9月の撮影に入ります。晴れるかなあ…

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2010年9月 1日 (水)

大阪湾星景

ネタもないので四国旅行のときに撮った星景写真を紹介します。

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淡路島の洲本から撮ったものです。20秒30枚。この先は大阪。瀬戸内海でないのがちょっと残念。家族で宴会、トランプの最中にホテルのベランダからシャッター押しっぱなしにしていました。約2時間撮ったのですが、前半は雲が流れていました。

これが全過程です。

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294枚なので約100分です。雲がなけりゃいいのでしょうが。でも空も海もうるさすぎですね。空は関西国際空港離着陸の飛行機の軌跡、海は船の往来。都会の星景は賑やかです。

そろそろ撮影期ですね。まだ天気は持ちそうです。今週一度くらいは撮影に出かけられるかもしれません。

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