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2010年2月27日 (土)

越後原風景

なぜか新潟だけが月(星)マークという冬にしては特異な天気です。土曜日で満月に近い。星景写真でも撮ってみたくなりちょっと出かけてみました。

西蒲区、旧巻町で撮りました。

New1

昼間に通ったとき、越後平野の原風景とも言える弥彦山、角田山がよく見えるポイントがあったのでそこで撮りました。家を出るときは雲はなかったのに、薄雲が一面に流れています。せっかく来たのに残念。空相手の趣味なのでこういうこともありますね。

でも日周運動は意外とよく写るものです。一枚一枚の画像ではまったく見栄えがしませんが、こうして合成してみると結構暗い星まで見えています。思うに比較明合成での日周運動は山奥であろうと光害地であろうと関係がないのではないかという気がしています。光害がなければ長時間露光でも背景はカブらず、暗い星まで写りますが、短時間で背景がカブる前に露光を中断するのなら光害地でも無光害地でも同じではないかと思うのですが。

それにしてもこのワザのおかげで天体写真の幅が大きく広がりました。

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2010年2月25日 (木)

どっちが上

このところようやく晴れ間が多くなってきました。2月には珍しく快晴が3日くらい続きましたが、わたしは仕事が忙しくてなにも撮ることができませんでした。最近は月があっても星景写真を撮れる楽しみを知ったのでちょっと残念です。一区切りついてやっとブログを更新する余裕も出てきました。

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遅ればせながら21日日曜日に撮った月です。
BORG 101ED+1.4倍テレコンバータ、EOS Kiss DX2直焦点です。コリメートの時と違い、色収差が出ていません。やっぱり優秀ですね。
しかし、架台はCD-1です。さすがに101EDは荷が重すぎますね。何もさわらなくても常に振動しています。やっぱり無理がありました。 もうやりません。

天体写真としての月は普通南が上になっています。一般の人には変に思われるかもしれませんが、星見族としては上下逆さまのほうが眼視イメージなのでなじみやすいです。木星とかの惑星も逆さまですね。昔の天文年鑑では北が上でしたが、いつの頃からか南が上になりました。天文マニアにはこっちのほうがいいですね。一般の人はどっちが上かなどたぶんわからない、というか興味がないのだと思います。

まだ春霞が出ないうちに春物を撮りたいですね。好きな対象がたくさんあって迷います。去年は十分撮れなかったので今年はたくさん撮りたいです。

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2010年2月22日 (月)

うち撮り

外で飲まず、家で飲むことを「うち飲み」というそうですね。不景気の折り、あまりお金を使わず家で飲んで安くすませようということなのでしょう。でも私はずっとうち飲みでした。あんまり外で飲むのは好きでもないし、あまり飲みにいかないという職場環境でしたので。家でゆっくり飲むほうが性に合います。

家で天体写真を撮ることを「うち撮り」といいましょうか。こんな光害地でまともな写真なんて撮れないと思っていましたが、デジタルの今、結構見栄えのするものが撮れるようになりましした。

Jitakuorion

我が家の2階の窓から撮りました。セットしてあとはこたつでテレビ見ていました。超お気楽ですね。デジタルのいいところは、これは15秒90枚の比較明合成ですが、あとから自由に露光時間を変えたように処理できるのが便利ですね。まったくこの手法を最初に考えた人には頭が下がります。

狭い我が家からの星空でも結構鑑賞に堪える写真が撮れるものです。晴れたけど諸事情で出かけられない夜の楽しみができました。

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2010年2月21日 (日)

さよならオリオン

年度末でさすがの私もお気楽ではいられなくなり、忙しい日々を送っています。今日も夜の11時過ぎまで仕事をしていました。一区切りつき、今日は帰ろうと思い空を見ると、満天とはいかなくても久しぶりの星空です。ちょっと寄り道しました。

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場所は新潟市の郊外、佐潟です。もう、オリオンがこんなに傾いています。とうとう今シーズンは冬物をまったく撮れずじまいでした。

ここは白鳥の湖ですが、白鳥は岸から遠いところにいるので写真には写りません。ちょっと残念ですね。仕事で疲れているはずなのですが、星見はむしろストレス解消になります。すーっと抜けて行く感じがします。普段なら寒いところはごめんなのですが、こういうときは苦になりません。氷が張る気温でししたが、撮影中じっと立っていました。

明日も晴れそうです。しかし、日曜日の夜は星見禁止令が出ていますのでだめです。でも妻が寝静まってから家の前で撮ろうかな…と画策しています。

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2010年2月19日 (金)

これは本当に安い!

仕事ですが、PC関係の仕入れ先のデータベースを検索していたら目にとまりました。
「えっ!何かの間違いでしょ!」と本当に目をこすってしまいました。

12GBのSDHCカードが800円!

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それも怪しい海外メーカーではなく、国産Panasonicです。Class4とはいえ、某価格比較サイトを見ても最安は4,000円以上です。在庫限りですが数十個あります。大量に買ってオークションで売れば儲かるかな…などとイケナイことが頭にちらつきましたが、とりあえず1個だけ自分用に買ってみました。でも自分の機材で使えるのはX2だけです。そんなに一度に何百枚も撮らないし、あんまり必要でもないのですがあっても困るものでもありません。実はまだ試していません。12GBという中途半端な容量が気になります。普通は2のべき乗ですが、こんな容量は聞いたことがありません。使えるんですよね。その中途半端さが安さの理由なのでしょうか。

まだ売っているかな、と思いさっきデータベースを見てみたらすでに完売。やっぱりみんなめざといんですね。ちょい儲けの夢ははかなく消えました。

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2010年2月16日 (火)

ちょっと寂しい

寂しいのはバレンタインデーが過ぎた日のことではなく、太陽黒点のことです。

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やや太陽活動が活発になってきたとのことですが、この日(2月14日)の黒点はこんなものです。初めは撮像素子のゴミかと思いました。数日前はもう少し大きなものが出ていたみたいですね。夜の星がだめな以上、昼の恒星でも撮るしかないこの頃です。

しかし、思えばこの小さな球体が我々地球上の生命の、生殺与奪の権を握っていると思うと不思議な気持ちになります。ほんのちょっと活動がどちらかにぶれるだけで生命は絶滅するんでしょうね。まあ、そんなことは何億年先でもないと起こらないとは思いますが、万が一私の生きているときに起こったら、じたばたしないで運命を受け入れようと思うのですが、さてどうでしょうね。

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2010年2月13日 (土)

昔撮ったバーナードループ

とうとう新月になってしまいました。思えば満月以降、月すら見ていなかった気がします。今年は本当に天気が悪いです。ネタも尽きたので昔の写真をぴっぱりだそうとしましたが、今見るととてもお披露目できないようなものばかりです。デジタル時代とは雲泥の差があります。

比較的よく写っていたものをご紹介します。

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1976年の撮影です。SMC PENTAX 50mm F1.8(2.8)、103aFで20分手動ガイドしました。当時の20分はがんばったで賞をもらいたいものです。フィルターをつけていたかの記述がなかったのですが、たぶんR1をつけていたのだと思います。
結構バラ星雲がよく写っています。馬頭星雲も写っていますし、かすかにバーナードループとエンゼルフィッシュも見えます。たぶん当時はこれで大喜びしたのだと思います。
しかし、デジタル時代になってからまだこんな写真を撮ったことは一度もありません。なんとかまともなバーナードループを撮りたいのですが、今シーズンはもう絶望です。

太陽活動が少し活発になってきたのでせめて太陽でも撮りたいのですが、それすら顔を覗かせてくれません。もう雪はこりごりです。

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2010年2月 6日 (土)

恐ろしき地吹雪

今日は雪はあまり降らない代わりに強風。こんな乾いた雪の積もった後に風が吹くと地吹雪という現象が起こります。たかが風で雪が飛ばされるだけと侮っちゃいけません。私は雪道はそれほど怖くはないのですが、地吹雪だけは恐ろしいです。近年地吹雪に遭遇したことはなかったので、ちょっと通勤途中で起こりそうなところに行ってみました。

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見た目にはそんなに怖いように見えませんね。でも怖いんです。この先につっこむと視界は1m先すら見えなくなります。さらに雪が猛烈な勢いで積もっており吹きだまりができていることがあります。これにつっこんだらおしまい。出るに出られません。まごまごしていると車すら埋もれてしまうほどどんどんあとから積もって脱出は不可能になります。昔、こういう状況で何十台の車が一晩中動けなくなってしまったという話も聞いたことがあります。
この先を突っ切ろうとしましたが、怖くなってバックで引き返しました。後ろにいた宅配便の車もそれを見てか帰って行きました。ちなみに左右に立っているポールはこういう時のための道路境界を示すものです。これを頼りにすれば道から外れることはありません。

回り道して国道に出てみましたらそこも地吹雪。吹きだまりにつっこんでいる車もあります。大渋滞しています。運良く私の車が止まっていたところに迂回できる道があったのでそっちにそれました。人家の脇を通って行くのですが、地吹雪は少しでも障害物があると発生しません。なんとか渋滞を回避して職場に着くことができました。
この国道、地吹雪防止用フェンスがあるのですが、たぶん時々とぎれているところから吹き込む雪で吹きだまりができていたんでしょうね。今回のが相当すごかったのが伺えます。これができて10年くらいですが、初めて役立っているのを見ました。

あと、地吹雪って地面を這うようにして吹き荒れているので、ちょっと背の高いトラックやバスからは全然影響ないんですよね。吹きだまりだけ気をつけていれば普通に走れるんです。たった1mの視界の高さが天国と地獄をわける、不思議な現象です。

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ニュースでやっていましたが、一晩動けない車が続出したのが現実になりました。あの場所はこの写真の少し先です。やっぱり突撃しなくて正解でした。ミイラ取りがミイラになるところでした。職場からの帰りも猛烈でした。できるだけ開けた道を避けてきたのですが、それでも舞い上がる雪で直前を走っている車のテールランプを見失うほどでした。これだけのすさまじさはちょっと経験がありません。粉雪、低温、強風と地吹雪を起こす条件すべてがそろった日でした。

少し地吹雪に対する心構えを
巻き込まれたらどうしようもありませんので、起こりそうなところは通らないことが原則です。広い農道は避け、できるだけ人家などがある集落内の道を選びます。遠回りになっても。前方に吹いていたらつっこまず止まって様子をみます。無理せず引き返すことも大事です。もし先に行く車がいて、通れそうならついて行きましょう。斥候を出すようでちょっとずるいかもしれませんが…そしてとにかくゆっくり。歩くくらいの速度で。ひどい箇所はそんなに長くありませんので落ち着いて進みましょう。吹きだまりがあったら絶対につっこまないように。
これくらいでしょうか。とにかく巻き込まれないようにすることが一番肝心です。

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2010年2月 5日 (金)

雪かきと雪堀り

今朝は驚きました。なんじゃこれは!という感じです。26年ぶりの80cmの積雪だそうです。
車を乗らなければどうってことない雪ですが、現代は車に乗らないと社会が動きません。仕事を休むわけにもいかないので雪いじり仕様に身を固め出かけました。

これは家の前です。これでは車は通れません。十日町にいた頃の道つけを思い出しました。

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大通りに出たら大渋滞です。びっしりと車で埋まり、寸分たりとも動きません。

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私は車の周りの雪をのけ、なんとか出ることができました。でもこの道は通りたくありません。幸いにして私の職場は市街地と反対方向にあります。でも渋滞には巻き込まれたくないと思い、海外沿いの道を行きました。距離は遠くなりますが、渋滞とは無縁で少し時間がかかったくらいで職場に着きました。

上司がスコップで除雪をしています。私も始めましたが、上司のを見ているといかにも効率が悪そうな除雪をしています。手当たり次第雪をすくっては投げています。ここではたと気づきましたが、まさに雪をかいています。雪かきです、そういえば雪国では雪かきと言う言葉は使いません。雪掘りです。上司は関東の暖かい地方の生まれです。雪かきで除雪ができるのはせいぜい10cmくらいまででしょう。ちょっとしかすくえない上、腕で投げています。これでは疲れます。
雪国ではまず、スコップで持てる重さで大きめに四角に切り、よいしょと持ち上げ腰を使い遠心力で遠くへ飛ばします。さほど疲れず効率よく除雪ができます。まさに掘るという感覚です。あたりまえの除雪方法だと思っていましたが、先日の新聞で同じことが書いてありました。暖冬に慣れきって除雪なんてしたことがない人が増えているんでしょうか。そういえば、道路の除雪が悪いとクレームを入れる市民が多いそうです。自分の家の前くらい自分でやれよ、といいたくなります。
自分が根っからの雪国人間だと思い知らされた一日でした。

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2010年2月 4日 (木)

ブランコ法実践

朝起きたら40cmの雪、12月以来の大雪です。早朝パートに出た家内からのパニクった電話で救助に出かける羽目になりました。大通りに出るところでスリップしてしまい動けなくなっています。必死でタイヤ周りの雪を掘っていますが、そんなので脱出できそうにありません。「無理無理!」という家内の声を尻目に車に乗り込み、ちょいとギアを入れてみます。多少は動きます。亀の子状態になっているわけではありません。例のブランコ法(私が勝手につけた名前です)を試してみたら10回くらいの往復で何とか脱出することができました。コツを付け加えるなら、これで出そうだ、というところでもう一往復して一気に、といったところでしょうか。普段下がりっぱなしの株がちょっと上がったかも。そんなことないか…

私の営業車もご覧の通り

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まあでも軽い雪なので何の苦労もなくこちらは出発できました。これが湿雪だとそうはいかないですね。

珍しく大雪警報が新潟市に出ています。中越の山間地をさしおいて。こんなことも珍しいです。典型的な里雪ですね。一晩で40cmは結構大雪だと思いますが、降るところは一夜三尺といいます。約1mですね。それに比べればかわいいものですが、普段慣れていないので大変です。でも昔は毎年これくらいは積もっていたように思います。これが本来の冬なんでしょう。

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2010年2月 3日 (水)

写真展に行ってきました

新潟天文同好会の写真展が開催されているので見に行ってきました。

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平日の夕方で、それも吹雪の天候ですので私以外誰もいません。貸し切り状態でした。
いつもネットを巡回していて見かけるかたの作品や、新潟以外で撮られた作品もあり、幅広い会員の方が楽しんで写真を撮っているのがうかがえます。
記名帳を眺めていましたが、結構たくさんのかたの名前がありました。私のブログに訪れていただくかたらしき名前がひとり、ふたり…
大伸ばしの作品は迫力がありますね。私は印刷することはほとんどないのですが、やってみたくなりました。しかし、見せる人がいないので自分で眺めて楽しむだけしかないのですが。そのうち傑作が12枚できたらオリジナルカレンダーでも作ってみたいです。仕事のお客様に配ったら喜ばれるでしょうか。まあ、趣味の押しつけにならないようにしたいと思います。

こういうたくさんの人に見ていただき、天体写真というものに理解を深めたり、自分でもやりたいという人が増えれば天文ファンのひとりとしてうれしいですね。

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2010年2月 1日 (月)

冬の虹

ちょっと遅いですが、おととい見られた虹です。

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さすが魚眼、すっぽりと全部入りますね。職場の窓からちょっと薄く見えたのですが、濃くなる予感がしてちょっと開けたところまで車を走らせました。ちょうど一番濃くなったあたりでしょうか。二重の虹ですね。

新潟は冬に虹がよく見られます。時雨模様の時、太陽のあたりの雲が切れ、天気雨になったときがチャンスです。出そうだというのはだいたいわかりますね。最近は夏にそもそも夕立がなくなったので虹も見られなくなりました。雷も冬が多いです。雷も撮ってみたいですね。でも雷が難しいのはたいてい雨が降っているときなので野外で撮影ができないことです。雨が降らずに雷だけ光る、という天気はないものでしょうかね。

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