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2009年2月 1日 (日)

M42本格処理

先日のM42を本格的に処理してみました。

M420901282

どんなもんでしょう。ちなみに露光は前回のデータは間違えており、77ED×.78レデューサ、EOS Kiss D改+LPS-P2で15分4枚+5分4枚+30秒4枚+6秒1枚です。6秒1枚というのは隠し味でして、これを加えたおかげでトラペジウムがはっきりと見えます。昔はこれほど光度差の大きい対象でトラペジウムと周辺の淡い部分が一緒に写ることなど絶対に不可能だったのですが、デジタル技術の勝利ですね。今回はガイドがかつてないくらい決まりました。ガイド星は微動だにせずほんとにガイドしているのか疑ったくらいです。できた画像もコンポジットしたとき、普通ずれを修正するのですが、差の絶対値で重ねると完全に真っ暗になり同じ画像を重ねたのではないかと思ったほどです。まあ、ハイアマチュアのかたにとってはあたりまえのことでしょうが、私にとってはすごいことでした。シンチレーションがよかったことと、PHD Guidingのバージョンをあげたせいで精度が上がったせいかもしれません。星像が点になるというのは気持ちがいいものです。

さて、仕上げについてですが、今回は私的には斬新な色にしてみたつもりです。極力彩度を下げ、地味目にしてみました。ただ、あまり下げすぎて寂しくなったのでLab色彩調整で青を強調しました。自分で仕上げておいてなんですが、実験的にはおもしろいと思いましたが、鑑賞するにはちょっと好きではありません。やっぱりきれいだと思うのはこれです。あとで自分の心のままにもう一度処理してみたいと思います。

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天体写真」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
 精力的にこなされますね。見習はねば。
 色々と処理されているなか、この画像は眼視の印象+色彩の味付といった風で、好感がもてるのですが、斜めに見すぎかな。
 白金カイロは2度くらいの低温下でも失火せず上々の首尾でったので、複数個買い足しました。

投稿: quadrans | 2009年2月 9日 (月) 07時08分

今月号の星ナビに4種類のM42が並んでいましたね。私のこの写真は2番目のに似ていたと思います。どれもみなすばらしいのですが、やはり好みの仕上げというものはありますね。つくづく天体写真というのは作者の感性次第なのだなと思ってしまいました。このとき初めて白金カイロ使いましたが、2時間の使用にも耐えてくれました。たぶん気温は氷点下までいったと思います。しかし、最後には冷たくなってしまいました。たぶん燃料切れだったのだと思います。お試しの時は半分の量で8時間は持ったので満タンにしなかったのですが、寒いと燃料の消費量も多いようですね。今度は満タンにしてゆきます。

投稿: まるひ | 2009年2月 9日 (月) 22時41分

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