« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月29日 (土)

舌の根も乾かぬうちに

生来の貧乏性で、写したものは全部生かしたいと結局失敗した15分露光もコンポジットに加えました。

M42081126

15分×4枚+5分×4枚+1分×4枚です。それぞれを加算平均したものを加算し、デジタル現像したものをベースに処理しました。すべてステライメージです。もっと広がった部分と内部のダイナミックさが出ればよかったのですが、小口径なのでしかたないです。拡大すると粗が見えるのであまりまじまじと見ないでください。

色合いは割と地味目にしてみました。作者の感性でいかようにもなりますが、私はこんな感じが好きです。キモくならない程度にシャープをかけてみました。これでやっと去年の作品をわずかにクリアしたかな、といったところです。

M42はM31と同じで飽きないですね。毎年撮っても違うものが撮れます。今年はまだ満足できていません。次は大口径で狙います。

| | コメント (4)

2008年11月27日 (木)

天気予報あなどれず

昨日11月26日は数日前の予報通り晴れてくれました。5日くらい前からこの日は曇りのち晴れの予報でしたがまさにその通りです。おまけに当日の予報通り、21時頃は曇りという予報までどんぴしゃ、この時間帯は薄雲が広がっていましたが、22時頃からは快晴です。最近の天気予報は侮れませんね。結構あてにできます。

朝から機材を積み込み職場に出勤、平日なのであまり無理せず、6cmでM42ねらいというピンポイントで望みました。

M42

60ED+0.85レデューサーで5分×4枚+1分×4枚です。M42は多段階露光必須です。実は15分×4枚も撮ったのですが、鏡筒の取り付けが甘く、流れてしまいました。ちょっとこれは加える気になりません。もったいないですが反省材料とします。この画像処理はステライメージでごく簡単にやっただけなので、Photoshopでマスクなど駆使し丁寧にやればもう少しよくなるかもしれません。しかし夜中の眠い目ではやる自信がありません。休日の昼間にでも落ち着いてやります。

M42は作者の意図でどのようにでも変化するのでおもしろいです。最近は赤を強調しないで地味に仕上げるのが流行のようです。確かにそっちの方がきれいですね。来週も天気予報では少し晴れの日があるようですが、大口径で再度チャレンジしたいと思っています。

| | コメント (4)

2008年11月20日 (木)

蒸気機関車と呼びたい

先日の記事にSLを撮りたいと書いたらちょっと期待されてしまったので過去に撮った写真を一枚紹介します。磐越西線のばんえつ物語号です。

Imgp0345

実はSLと呼ぶのはあまり好きではありません。昔ながらのマニアはたぶんみんなそう思っていることと思います。まあでも言いやすいので私も普段はSLと呼ぶのですが。35年くらい前は鉄オタさながらに新潟県内のSLを撮り歩いていました。機会がありましたらそのうちご紹介します。

この写真は3年前の春に撮ったものです。場所は新潟県の津川のあたりです。まだBORGユーザーになる前だったので普通のズームレンズです。このときは特に狙っていったわけではなかったのですが、写真撮りにドライブしていたところカメラの放列を見かけたのでSLだなと思ったわけです。私もその中に加わったのですが、待てども待てどもやってきません。隣の人に「何時にくるんですか?」と聞いたところ、時刻表も知らないなんてなんだコイツ・・・、という顔をされながらもあと2時間もあるということを知りました。とても待てないのでそこでの撮影をあきらめ、その辺をぶらぶらして時間をつぶし、ちょうど津川駅を出たところを狙ったのがここです。

名スポットはすごいカメラの放列でしたね。どうも彼らは午前の上りを撮った後で午後の下りが帰ってくるまで半日もずーっと待っているらしいです。私は純粋鉄オタではないのでそこまでする元気はありませんが一度くらいBORGを構えて彼らの中に混じってみたいものです。みんなと違う機材を持っていると微妙な優越感を感じるんですよね。そんな不思議な魅力がBORGにはあります。

| | コメント (4)

2008年11月14日 (金)

ときどき鳥屋に

せっかく晴天が続くのに満月です。星はだめなので代わりに鳥を撮ってきました。

Imgp4686

Imgp4649

60ED+1.4倍エクステンダーです。

近くに佐潟という池があります。ラムサール条約に登録されている野鳥の宝庫です。ここにくるまえにそこに行ってきたのですが、白鳥はいませんでした。昼は近くの田んぼに出勤して夜に帰る生活をしています。餌場は毎日変えるみたいですが、ここだけはなぜかシーズンを通して毎日います。最近は人に慣れたのか、割と近くに寄っても無視して餌をついばんでいます。この近くで先月朱鷺と思われる鳥を目撃したという情報がありました。もうどこかに飛んでいってしまったようですが、どこに現れるかわかりませんのでしばらくBORGを持ち歩こうかなと思っています。撮れたらスクープですね。

| | コメント (6)

2008年11月 9日 (日)

やっと完成M45

先日の遠征時のM45の処理がようやく満足のゆくものになりました。

M45081101

60ED+0.85レデューサーで10分2枚+5分2枚+3分2枚をそれぞれ加算平均したものを加算しました。いわゆる多段階露光です。画像処理は主にステライメージを使いました。この一週間、Photoshopでいろいろ試行錯誤したのですが結局マスターできません。自分なりのワザを身につけるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

ちょっと、露光不足ですね。もっと周辺も写したかったです。この対象は写すほどに美しさが増してきます。上級者でもなかなか極められない難しさがありますが、初心者でもそれなりに写るという気軽さも持った対象です。私も40年前天体写真を初めて撮ったのがこのM45だったと思います。標準レンズの固定撮影で星が7つ写ったのに感動しました。当時は青い星雲を写すのは至難の業でしたが、今はこんなに簡単に写ってしまいます。簡単に写るだけに美しさを追求するときりがありません。たぶんこれからも毎年撮り続けることでしょう。

| | コメント (4)

2008年11月 6日 (木)

今日も晴れています

あれだけ週間予報ではずーっと曇りとか雨だとかいっていたのに、この連続した晴天はなんなのでしょう。ここで晴れを消費してしまうと次の新月期に晴れてくれるか心配です。

連日夕焼けもきれいです。夕焼けをPhotpshopでHDR処理してみました。

Kakuda

金星から田んぼの影まできれいに階調が出ています。だいたいそのときの雰囲気をよく表していると思います。今まではHDRするときはステライメージでやっていましたが、Photoshopだと自動でやってくれるので楽です。

月もいい位置にいたので45EDで撮ってみました。

Imgp4619_2

例の割れたレンズですが、接眼側から見ると割れ目に線がはいっているように見えるくらいでだいたい素通しで見えます。あまりうるさいことをいわなければ結構使えるかもしれません。短気を起こして捨てようかと思いましたが、もう少しつきあってみます。一度星の撮影にも試してみようかと思います。

せっかくの晴れですが、サタデースターウォッチャーにとっては平日なので指をくわえているだけです。夜中過ぎれば月も沈むのに、もったいないですがしょうがないですね。

| | コメント (2)

2008年11月 5日 (水)

秋の空

○○と秋の空は変わりやすいといいます。週間天気予報は曇りか雨だったのに今夜も晴れてしまいました。週初めから星見にゆくわけにはいきません。勤め人のつらいところです。

仕方がないので家でこの間の画像処理です。

M33081101

M33です。これはR200SSで5枚コンポジットです。変則ですが斜鏡に露がついてほんとは没なのですが、貧乏性なので全部使ってしまいました。そのため前回の77EDよりも周辺が出ていません。しかし、大口径の解像感を出したくて無理矢理シャープをかけて強調しました。おかげでノイズはひどいですが、構造は現れたと思います。まあ、でも失敗作ですね。ガイドも流れています。処理も試行錯誤で何やったかわかりません。もっとスマートにさらっと仕上げたいです。

R200SSは使うにつれ難しいことがわかってきました。大口径は魅力ですが、やはりメインは屈折になりそうですね。春物までお休みしてもらいます。

| | コメント (4)

2008年11月 3日 (月)

初めての魔女横

魔女の横顔を初めて撮りました。

Crw_9669

60ED+0.85レデューサーで15分×4枚をコンポジットしました。ちょっと中心を外れましたのでトリミングしてあります。しかし淡いですね。画像処理でマスクを活用しないとここまで出なかったと思います。今年になってマスク処理を使えるようになったたまものです。淡いといえども写ったことに驚きです。結構難物といわれていますが、空の状態が相当よかったのだと思います。

私が天文を始めた頃はこの存在すら知られていなかったと思います。写真など見たこともありません。デジタル時代に発見されたものの一つなのでしょうか。

魔女の横顔というネーミングも変わっていますね。しかし私にはリーゼントの突っ張り兄ちゃんに見えます。星も見方も人それぞれです。月の模様と同じですね。いろいろな星雲の呼び方を募ったらおもしいかもしれません。

| | コメント (4)

2008年11月 2日 (日)

ミラクルナイト

昨日11月1日は本当に奇跡のように晴れました。一週間以上ずっと曇り、雨の日が続き、さらにこの先も全く晴れの予報のない日々でしたが、この日ちょうど土曜日にあわせるかのようにすばらしい晴天に恵まれました。きっと天の神様が晴れなくて悶々としている新潟県の星マニアのために、今年最後のボーナスをくれたのではないかと・・・思っています。

久々の晴天、ほぼ新月、土曜日とあっては遠征しないわけにはゆきません。最近のお気に入りの撮影地、早出ダム方面に出かけました。空の暗さは申し分ありません。秋の銀河が夏の銀河並みに見えます。ただ、地形上霧が発生しやすく、出たり消えたりです。それでも夜半頃には霧も少なくなりすばらしい星空です。

Horsehead

生涯初めてまともに撮った馬頭星雲です。子供の頃にモノクロで撮った記憶もありますが、ここまでちゃんととれたのは初めてです。素直にうれしいです。昔の天体写真集の定番対象でしたね。宇宙の神秘に感動したものですが、よもや自分でその写真が撮れる時代がくるとは思ってもいませんでした。

60ED+0.85レデューサーです。15分×2枚です。4枚撮る予定でしたが雲が出てきました。これの2枚目も雲がかかってしまったので輝星がにじんでいます。神様のボーナスもここまででした。ちょっと露光不足です。処理もあまりうまくないので輝星のにじみも赤くなっています。うまくマスクする方法を考えます。下側がかぶっているように見え、フラットの失敗かな、と思ったのですが、この辺も星雲が広がっているんですね。周辺をモザイクしてみたいものです。

また今日から曇り、雨の毎日ですがこれで少しはネタができました。小出しにゆっくり画像処理して公開します。

| | コメント (4)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »