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2008年8月31日 (日)

なんちゃってティアスター

せっかくの新月期なのにこの天気・・・8月最後の日は星見を楽しもうと思ったのにがっかりです。

あんまり天気が悪いので変なことを思いついてしまいます。Borgのトピでも紹介されていた「ティアスター」というものをまねてみました。

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去年の星祭りで展示してあったのを見ましたが、きれいなものだな、と思いました。欲しかったのですが、ちょっとインテリアにするには高すぎました。そこでちょいといたずらをしてパソコンのプリンタ用にバックライトフィルムというものがあるのですが、それに以前撮った星を印刷してみました。2年前の胎内で撮影した冬の大三角形です。これをモノクロに処理します。星だけをくっきりさせるためにコントラストを付け、できるだけシャープに仕上げます。ステライメージのスターシャープを使って星像を小さくしたのですが、小さすぎると印刷のときにつぶれてしまうのでほどほどがいいようです。

これは液晶ディスプレイの背景を真っ白にしたところに貼り付けて撮影したものです。本物の美しさには遙かに及びませんが、それなりに雰囲気はでていると思います。さて、どこに貼って飾りましょうか。

それにしても気が滅入る天気です。この新月期は完全にあきらめました。あと一ヶ月の間、画像処理の勉強でもしていましょうか。

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2008年8月27日 (水)

お気楽な山見

実は山岳展望にちょっと興味を持ったことがありまして、新潟市から見える山などを研究?したことがあります。そのとき新潟市から尾瀬の燧ヶ岳が見えることを発見し、山岳展望の一人者、山尾望さんからお墨付き?をもらったことがあります。最近は星のほうがおもしろくなったので山望はあまりしなくなりましたが、それでも大気の澄んでいる日はついここに来てしまいます。

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私が星の撮影にくる新潟市の郊外です。中央の谷間に見える双耳峰が燧ヶ岳です。新潟市からはここと中央区の佐渡汽船のあたりしかありません。この辺の顛末はこちらの方がまとめてあります>>

山望がおもしろかった頃は望遠鏡もデジカメも持っていなかったので、こういう写真を撮ることが困難でしたが、今はBorgがありますのでお気軽に撮ることができます。星、鳥と並ぶBorgのテーマになるとおもしろいですね。

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2008年8月23日 (土)

寒すぎた星祭り

さて、昨日から新潟県胎内市では星祭りが開催されています。私は今日行ってきました。

しかし寒かったですね。寒すぎます。一応長袖を着ていったのですが、それでもふるえるくらいです。沼沢さんはダウンジャケットを着ていました。星祭りでダウンジャケットなど、もしかしたら前代未聞なのではないでしょうか。

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雨も時折ぱらつき、ブースも閑散としていました。そのせいかどうなのか出品物もめぼしいものはなく、楽しみにしていた掘り出し物もありませんでした。期待していたBorgパーツもほとんどありません。1,000円で買った小型アリガタが唯一の戦利品です。年々少なくなっているようでちょっとさみしいです。去年SE2赤道儀をここで格安で買ってうれしかったのですが、なんと!今年はさらに去年より2万円も安く売っています!!ちょっと悔しいですね。

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今年は子供がついてこなかったので早めにいってオークションを見れました。雨が降ったり止んだりで小ゑん師匠もやりにくそうでした。出品物は残念ながらあまり天体に関するものが少なかったのですが、結構楽しめました。雨風が非常に冷たく8月とは思えません。しかし、周りを見るとほとんどの人は私より年上です。天文は年寄り趣味だといわれていますが、実に実感できます。平均年齢は確実に50を超えています。星祭りは25年目だそうですが、そのとき20代だった参加者がそのまま世代交代もされずにきているのでしょう。とすると星祭りもあと20年くらいで自然消滅になるのでしょうか。結構みんなが知り合いみたいで年に一度の同級会といった雰囲気です。私なんかは居づらい感じです。これでも第一回には来ているのですが。

ブースは3周くらいしましたが、あまりおもしろいものがありません。PENTAXで天体用に改造したデジカメが参考出品されていました。PENTAXファンとしては発売されれば欲しいところですが、本気で販売する気はどうもなさそうです。

暗くなっても星は見込めないので明るいうちに帰りました。途中新発田のあやめの湯で冷え切った体を温めました。しかしこんな夏は初めてです。常に北極からの寒気が降りてきている感じです。期待している秋から冬の天気もどうやら怪しいかもしれません。

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2008年8月22日 (金)

M57をレジスタックス

tantanさんのHPに書いてあった「M57をレジスタックスしたらどうなるんでしょう」という言葉に触発されて実際にやってみました。

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1分を16枚です。200%にリサイズしました。さすがに100枚は無理ですが、M57は短時間露光でも十分写るのでできる技です。ディテールがそれっぽく浮き上がってきていますが本当に構造なのでしょうかね。

でもなかなかおもしろいです。M1でやったらどうなるのでしょうか。私はまだM1を一度も撮ったことがありませんが、この秋の楽しみにしてみます。

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2008年8月18日 (月)

今年の木星

惑星状星雲つながりでもありませんが、今年の木星です。

Photo

R200SSでビデオカメラで約1000枚をレジスタックスしました。撮ったのは12日だったと思います。割とシーイングはいい日でした。大赤斑を撮りたいのですが、なかなかこっちを向いてくれません。惑星は口径がものをいいますので、やっぱり去年よりも迫力あります。しかし、なかなか満足のゆくものは撮れません。自分的には60点です。まあ、惑星はメインではないのでいいや・・・とか自分を無理矢理納得させています。

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2008年8月16日 (土)

やはりでかい!らせん星雲

せっかくなので、らせん星雲も大きさの比較のため、ピクセル等倍にしてみました。

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昔はリング星雲もらせん星雲も同じくらいの大きさだと思っていました。比べものにならないですね。光学系とコンポジット枚数は同じなのにノイズがずいぶん違います。5分露光と10分露光の違いなのだと思います。一度気温の低いときに撮ってみたいと思います。

ちょっと処理を遊んでみました。ハッブル風に見えるでしょうか。私は赤があまり強くなく、中心部は緑がかった感じが好きです。今シーズンもう一度チャンスがあればいいのですが。

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2008年8月14日 (木)

環状星雲

M57環状星雲です。リング星雲ともいいます。らせん星雲と形は似ているようですが、なんであっちがらせんでこっちがリングなのでしょう。どっちにしてもホラー映画を連想させますが。

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撮影条件はあれい星雲と同じです。こちらは2分×4枚加算平均です。単位面積あたりの光度が非常に明るいので、2分でも露光オーバーくらいかもしれません。写すのは簡単ですが、画像処理は難しいです。なにせ小さすぎます。加えてただ丸いだけで特徴ある形をしているわけではないし、色も複雑といったわけではありません。有名な割には写真的にはつまらないです。昨日のあれい星雲と同じ縮小率ですので比べてみてください。とにかく惑星状星雲は大望遠鏡でないとおもしろくないですね。あれい星雲にしても77EDで撮ったときはこれほどきれいに撮れませんでした。いわんやリング星雲ならなおさらです。

とはいえ、毎年必ず一回は撮影してしまいます。なんといっても夏を代表する対象の一つですから。いつも「今年こそは」とリベンジ気分で撮っています。

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2008年8月13日 (水)

あれい星雲

M27あれい星雲です。

M27080809

こちらは新潟市郊外からです。8月9日に撮りました。遠征にいった翌日ですが、さすがに2連続で徹夜のパワーはなく、これとM57の2対象だけしかとりませんでした。

R200SS+コマコレクタ+LPS-P2+EOS Kiss D改です。5分×4枚を加算平均しました。惑星状星雲は多少光害があってもなんとかなります。露光も短くてすみます。ガイド星にほぼ画面1ピクセルくらいのものを選んだら微動だにせず正確にガイドしてくれます。ガイド星にちょうどいいものを選ぶのも大切なのですね。オートガイドはうまくいったはずなのですが、やや流れてしまいました。たぶんどこか強度不足なのだと思います。

画像処理は赤のみにマスクをかけアンシャープマスクとレベルを調整しました。青い部分は実際には何色なのでしょうか。青の作例もありますが、緑っぽいのもあります。M42と同じで作者の感性しだいといったところでしょうか。解像度はいじらず、ピクセル等倍でトリミングしました。スムーズ処理はしていませんがノイズも目立ちません。あまり色を強調しないときれいに仕上がります。

長らく続いた晴天もようやく終わりのようです。満月期なのでちょうどいいです。たまには雨も欲しいところです。

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2008年8月12日 (火)

網状星雲

8月8日遠征時のものです。

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miniBORG 45ED+[7885] ×0.85レデューサー + EOS Kiss D改+LPS-P2です。10分3枚を加算コンポジットしました。4枚撮ったのですが、4枚目はなぜか星が肥大化してしまいました。いつもなら加える程度なのですが、解像度が落ちるのがいやで外しました。

この対象は画像処理が非常に難しいです。淡いのはもちろんですが、背景に星がありすぎて星雲を強調すると星に埋もれてしまいます。マスク画像を作ろうにもこれだけ細いとうまく作れません。バックの星はスターシャープを効かせて減らしました。色はあまり強調しませんでしたので、落ち着いた仕上がりになったと思います。

決していいできではありませんが、子供の頃から網状星雲はあこがれでした。パロマ山天文台写真集で見て、その美しさに魅了されました。当時カラースライドでわずかに存在が写っただけでも感激したものです。

今晩はペルセウス座流星群極大です。極大の日はお盆前日ということもあり、かつて見たことがありません。これを撮った日も結構飛んでいました。突然カメラのフラッシュを炊かれたように周りが一瞬明るくなり非常にドキリとしましたが、振り返ると一筋の流星痕。たぶん満月クラスの火球だったのでしょう。ほかに人がいるはずもないのにこんなことがあるととてもびっくりします。

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2008年8月10日 (日)

らせん星雲

ようやく天気が安定してきました。とはいっても新潟付近だけのようで、西日本や関東では不安定のようですね。8日に休みが取れたので、ちょっと遠征してみました。いつもの村松よりもさらに奥の早出ダムというところの近くです。ここは本当に空が暗いところです。透明度は決していい日ではなかったのですが、空の暗さがそれを補い淡い星雲まで見事に写ってくれました。

まずらせん星雲です。

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R200SSにコマコレクタ、LPS-P2にEOS Kiss D改です10分×4枚です。画像処理としてはあまり赤を強調せずにスムーズ系の処理をかけてノイズをなくすようにしてみました。中心から外れていたので少しトリミングしてあります。

この星雲はきれいですね。もっとも好きな対象の一つです。昔は存在が写れば大成功といったくらいの難物だったようですが、デジタル時代の今はこんなに簡単に撮れるようになりました。これを撮るのは3度目ですが、だんだんよくなっているとはいえ、まだまだです。もっと露光が必要です。これを撮るのは季節的に夏なので、冷却すると有利なのでしょうね。しかしそれは高嶺の花です。

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2008年8月 7日 (木)

光害地の北アメリカ

いつまでたっても終わらない梅雨のような天気が続いていましたが、ようやく終わり兆しが見えてきたようです。しかし、透明度はよくありません。新潟市の郊外からですので、天の川も見えないほどの光の海です。でも今回はLPS-P2光害カットフィルターという強い味方があるのでちょっと安心です。

Crw_9504

miniBORG 45ED+[7885] ×0.85レデューサー + EOS Kiss D改+LPS-P2の組み合わせです。10分×4枚をコンポジットしました。

少し露光不足だと思います。赤を強調しすぎて荒れています。まあしかし、あの真っ白な空でこれだけ撮れればいい方かもしれません。画像処理も短時間で簡単にすませましたので、もう少し丁寧になればちょっとよくなると思います。

今回はペンシルボーグをガイド鏡にしてみました。さすがに焦点距離が短いのでPHD Guidingのキャリブレーションで「星はほとんど動かないよ」というエラーが出ます。露光をのばしてあげたらやっとキャリブレーションできました。撮影鏡自身が短いのでガイドもうまくゆきました。機材の軽量化を図るつもりだったのですが、パソコンなどほかの機材も多く、結局荷物の量はあまり変わりません。普通に77EDをガイド鏡にしてもよさそうです。

今日はいろいろとトラブルもあったので、成果はこの対象だけです。週末が今回の最後のチャンスです。次は月末までお預け。やっぱり一度くらい徹夜しないと夏の楽しみがありません。

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2008年8月 1日 (金)

今日は新月、そして日食

今日は新月、そして皆既日食があります。ただし遠いシベリア地方です。さすがに地の利が悪いのか、あまり話題になっていないようです。

どんな感じに見えるのか、ステラナビゲータでシミュレートしてみました。地球からの様子は見えますが、月から見てどんな風に見えるかはステラナビゲータではどうしてもできません。しかたがないので、15年くらい前に買ったMac用のVoyagerというソフトでシミュレートしてみました。

Photo_2

アニメーションさせるとシベリアを本影が移動してゆく様子がよくわかります。何でもできそうなステラナビゲータですが、これだけができないので未だにOLD Macを捨てられません。このソフトはよくできています。ステラナビゲータほど美しくありませんが、純粋に天の動きをシミュレートするのはこちらの方が一つ上のような気がします。よくぞまあ、あの時代にあれだけのハード環境でこんなソフトを作れたものです。ちなみにこのソフトを買った時代はまだインターネットというものが普及していなく、英語の手紙で申し込んで、支払いも送金小切手で送りました。とても面倒でしたが、何となく国際人になったような変な優越感を持ったものです。

さて、日食は見られませんが新月です。天気は十分晴れる期待が持てます。なんとかいいネタをものにしたいものです。

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