« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月26日 (木)

逢魔時

逢魔時(おうまがとき)と言う言葉になにやら妖しく引きつけられる感じがします。意味は「何やら妖怪、幽霊など怪しいものに出会いそうな時間」です(Wikipediaより)。

夏の夕暮れ時がぴったりそんな雰囲気です。そんな情景を具現化したくてもなかなかイメージ通りの写真が撮れません。今日、また蛍を撮りに行こうと思ったのですが、途中でそんな風景に会い、撮ったのがこの写真です。

Imgp4523

夕暮れ時の写真は普通だと空に合わせると風景が真っ暗になり、風景に合わせると空が真っ白になったりとなかなかうまくゆくものではありません。これは露光を変えた5枚の写真をHDR(ハイダイナミックレンジ)という技法で作りました。これにより空は飛ばずに、風景はつぶれずに表現することができています。ちなみに一枚撮りだとこんな感じです。

Imgp4524

HDRができるソフトはPhotoshop CS2/3やPhoto Impactなどありますが、私は持っていないので天体写真用の画像処理ソフトを使いました。銀塩時代は覆い焼き、焼き込みなどの技法を使いましたが、デジタルの時代になり簡単にダイナミックレンジの広い写真を撮る(作る)ことができるようになりました。今まで、夕暮れの感動した風景はどうしても写真にするとその感動が薄れたものですが、この技法によりちょっとは写し込めるようになったような気がします。

ちなみに蛍撮影はこのあとでくじけました。半分ブログネタを探しに行ったようなものなので、ネタができればそれでいいや、という感じで帰ってきてしまいました。蛍はまた来年の楽しみにします。

| | コメント (2)

2008年6月22日 (日)

レデューサーを買いました

miniBORG 45ED用にレデューサーを買いました。0.85×DG [7885]です。

0.66×DGT [7886]が発売になっているのにいまさらという感じですが、安いのと、明るさよりも星像改善に重きを置いたのでこれにしました。メーカーの対応機種にはありませんが、77EDでも使えるようです。

ファーストライトに風景を撮ってみました。

Imgp4514 

シャープになっています。明るさも一絞りは明るくなっているようです。

レデューサーなしとありの周辺画像を比較してみました。向上は明らかです。

Imgp45172

目的は夏物のモザイク撮影です。そろそろ月がなくなってきましたが梅雨に入り天気は悪くなってしまいました。週末の晴天を祈るばかりです。

| | コメント (6)

2008年6月19日 (木)

蛍と天体写真

星屋の性でしょうか、光り物に血が騒ぎます。二日連続で蛍を撮りに行きました。

今日は旧巻町の福井というところです。ここは人が蛍が育つ環境を作っているので、いわば養殖ものでしょうか。しかし、蛍を観光に生かしているとはいえ、近くに街灯があったりしてどうもちぐはぐです。雨上がりで蒸し暑いという蛍が飛ぶのに絶好の条件でかなり乱舞していましたが、街灯のせいで背景が赤っぽくなってしまいました。光害カットフィルターをつけるといいかもしれません。

写真にならないので、少し奥に入ってみました。真っ暗なところに少しですが飛んでいました。ここはあまり手が入っていないようで、天然物かもしれません。

Imgp4512

蛍はどういう訳かカメラを構えるとどこかに飛んでいってしまいます。まるでこちらの行動を見透かしているかのようです。短時間露光ではあまり写らないので20秒8枚を比較明でコンポジットしました。結構乱舞しているように見えます。ちなみにダーク補正もしています。

こうしてみると蛍撮影というのは結構天体写真のテクニックと共通するものがあるように思えます。画像処理もステライメージを使いました。

天体写真のつもりで撮るとなかなかおもしろいものです。梅雨時のちょっとした楽しみです。

| | コメント (4)

2008年6月18日 (水)

天の星・地の星

このところ晴天が続いています。透明度もよく絶好の撮影日和・・・と言いたいところですが、満月期ではどうにもなりません。

仕方がないので地上の星でも写すことにしました。ここは新潟県の岩室というところです。有名な温泉街があるところですが、近くに蛍の生息地があります。

Imgp4494

ちょうどころあいよく、谷間に琴座が見えています。こんなに星のきれいな夜の蛍も初めてです。星座と蛍のコラボレーションというのも風情があるものです。しかし、まじめに星を撮っているときでしたらじゃまなこと、この上ないです。

蛍を観光に利用しているため、平日であるのにかかわらずかなりの人。なんでも蛍まつりだそうで、交通整理まで出ています。週末でしたらどんなにすごいことでしょう。まあ、それを予測して平日の会社帰りに寄ったのですが、週末は絶対に来たくありません。

乱舞する蛍の光を撮りたくて毎年ねらっているのですが、いまだにお目にかかったことがありません。近くにもう一カ所あるのでまたチャンスを見ていってみるつもりです。

それにつけても満月期が過ぎると思ったら今度は梅雨入り間近のようです。まったくついていないですね。

| | コメント (2)

2008年6月13日 (金)

モザイク大失敗

満月期に近づいてきたと思ったら晴天が続きます。新月期には曇りばかりだったのに皮肉なものです。何も撮らないのももったいないので月でも撮ってみました。20cmでモザイクすればどんなにか高解像度の月面写真になるかと期待しましたが・・・結果はこんなものです。

Moon

戒めの意味を込めてそのままアップします。まず、うまく計算しないときれいに合成できません。かなりいい加減にずらしたのですが、甘かったですね。ちゃんと重なりません。

接眼レンズが良くなかったので、収差が出てしまっています。反射だと青にじみは皆無なのに接眼レンズがだめではなんにもなりません。ちゃんとしたのが欲しいところです。

低空だとシャープに撮れません。思えば月がなぜ難しいのだと考えてみましたら、天頂にくる季節は冬で、ここ新潟では冬型でシンチレーションのいい日がありません。気流の落ち着く夏は低空の上、空気も澄んでいないので眠い写真になってしまいます。さらに夕ご飯を食べて、さて撮影でも、思った頃はすでに地平近くです。夕刻の早めに撮ればいいのですが、生活の中ではなかなかそうはいきません。明け方の下弦の月だといいのでしょうが、月のために早起きというのはなかなかできないものです。

かくして月は身近でありながら意外な難物としてこれからもありつづけるのでしょう。

| | コメント (2)

2008年6月11日 (水)

「きぼう」見逃しました

国際宇宙ステーション「きぼう」が話題になっています。

9日に見られたそうですが、あまり天気は良くありませんでした。10日は珍しくほぼ快晴でしたが、まさかこの日に見られるとは思いませんでした。今日の新聞に写真が載っていました。20時頃はちょうど帰宅時で見る条件としては最良だったのですが、情報がなかったため見逃してしまいました。残念!

このHPで見られる日時がわかります。http://kibo.tksc.jaxa.jp/今度は見逃さないようにします。

さて、昔はといえば人工衛星は珍しくもありませんでした。エコー1号2号でしたっけ。直径30mの風船衛星とかでとても明るく、いつも夕空に見えていました。どちらも落下したと記憶していますが、それ以降は人工衛星をみることはほとんどなく、飛行機の軌跡だけがしょっちゅう写真の視野を横切りじゃまな限りです。

Nishu

これは30年くらい前だと思いますが、日周運動の撮影最中に横切った人工衛星のようなものです。流星かもしれません。飛行機はこの時代にはそんなに飛んでいなかったと思います。人工衛星だとしても夕方以外の時間帯に見える物でしょうか。人工衛星をよく見た割には撮影したことがありません。これは数少ないそれっぽい写真です。

| | コメント (0)

2008年6月 3日 (火)

キーボード考察

新月期なのに日本列島は梅雨に入ってしまったようです。ここ新潟はまだですが、時間の問題でしょう。ネタもないので、パソコンからみのことでも書いてみます。

日頃キーボードを使うことが多いのですが、打ちすぎると手がしびれてきます。全く我流で指の動かし方が悪いのかもしれませんが、今まで様々な工夫をしてきました。一年くらい前からマイクロソフトの逆ハの字に湾曲したものを使っていましたが、最近なにかで見た記事によると、あれは手の疲れにはあまり意味がないそうです。なにが一番疲れの原因かというと、手首を持ち上げる動作だそうです。つまり、いわゆるステップスカルプチャーというキーの傾斜があると、手首を持ち上げる動作が必要なため、逆に手首に負担がかかるとのこと。いわれてみればそうですね。わずかの動作ですが、積み重なるとかなりの疲労です。最近の研究では、ノートパソコンのキーのような真っ平らがいいといわれてきています。そういわれてみると、パソコンショップのキーボードに平べったいものが増えてきました。そこで早速ひとつ買ってきました。

Pict0024

値段は3千円ちょっとでこの手のものでは比較的安いです。ちょっとぺなぺなします。1万円を超えるもので、アルミ製のものにとても惹かれましたが、高すぎるのと、冬は冷たそうなのでやめました。

高さ調整はせず、平べったいままで使います。まだ慣れませんが、気のせいか打ちやすくなったようです。私は我流で、右手7割、左手3割を使いますので、右手が疲れます。しかしキータッチは軽くなりました。パンタグラフ式はストロークが浅いです。今までのメンブレン式は「たたく」といった感じでしたが、これは「打つ」です。メカニカルキーも根強い支持がありますが、うるさすぎで最近はあまり好まれないようです。話はそれますが、昔、まったくキーのない、シート式のものがありましたが、あれは「押しつける」でしたね。すごく不評だったのでしょう、今では安手のリモコンに見るくらいです。

ちなみに写真のマウス代わりのものはロジクールのトラックボールです。去年画像処理しすぎて腕が痛くなったのでこれに変えました。パラメーター調整の微妙なドラッグ操作というのが腕には非常に負担のようです。普通の手のひらで操作するトラックボールは微調整ができないようなので、親指で操作するこれを選びました。親指の動きというのは腕の筋肉はあまり使わないらしく、痛みは激減しました。かなりいいです。

キーボードを語るとつい長くなってしまいます。マウスやキーボードには昔からこだわりがあります。これで正確なブラインドタッチができれば文句ないのですが・・・

| | コメント (4)

2008年6月 1日 (日)

忘れていた土星

だいぶ前だったかに写した土星がビデオに残っていました。家族の記録を撮るために買ったビデオカメラですが、ここ数年は天体撮影専用になっています。珍しく子供の運動会があるので出してみました。数ヶ月前に撮った土星があったのを忘れていました。

Dosei

20cm反射で拡大撮影です。接眼レンズは何使ったか忘れました。ビデオのデジタルズームを最大に使っての強拡大です。REGISTAXで約1000枚をコンポジットしました。

比較的気流が良かったようで、まあまあですが、ベテランの方々の写真にはほど遠いです。カシニの空隙がやっと見える程度です。それでも私的にはここまで拡大できたのは初めてです。もうすぐシーズンの木星撮影も楽しみですが、高度が低いのであまりいい条件ではないのが残念です。

| | コメント (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »