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2008年2月11日 (月)

予感

昨日も相変わらず昼間は冬特有の曇り空でしたが、なんとなく、今夜は晴れるのでは、という予感がしていました。特に根拠があったわけではないのですが単純に明日は休みだから晴れてくれればいいな、という希望的観測だけです。それでも天気予報を見ると日本全国が晴れ傾向なのに、新潟だけが仲間はずれということもないだろういう、いい加減ですが自己流予報です。

願いもむなしく午後7時頃に外に出たときは全く星は見えず、小雨まで降っている始末です。少しでも期待ができればお酒も飲まないで待機しているつもりだったのですが、さすがにだめだろうと夕飯に一杯やってしまいました。さて、夜ちょっと立ったときに窓の外を眺める習慣ができてしまったのでその晩も覗いてみたのですが、晴れています!それもほぼ快晴で、透明度も申し分ありません。一杯飲んでしまったことを後悔しましたが、星見で人生を台無しにしてもしかたがありません。庭で写せるものでも写そうかと設置を始めました。狭い視界ですが獅子座の三星雲やM51が写せそうです。M65を導入して5分露光を4枚自動で撮ってみましたが、視野に入っていません。北極星が見えないのでアライメントがいい加減だったせいか自動導入がうまくゆかないようです。M65は屋根に隠れてしまったので、M51に照準を合わせました。こちらも導入がうまく行かないのですが、ステラナビゲータで視野角を表示してずれを確認、手動でなんとか中央に導入できました。こちらも5分4枚撮ったところで画像を見てみると5分の割には写りがよくありません。見るとカメラのISOが100になっていました。800に設定し直して再度取り直しです。ちなみにここ数回の撮影はみんなISO100だったようで、どうも写りが悪いと思っていました。しかし、M42は100でもあれだけの写りです。大物は別格ですね。それと、どうも最近横縞ノイズが気になっていたのですが、ISO100で出る現象のようです。800に戻したら目立たなくなりました。初期のEOSの不具合のようです。で、やっと撮れたものがこれです。

M51080211

77ED+1.4倍テレコンバータ EOS Kiss D改です。5分×4枚のコンポジットです。少しトリミングしました。少し流れています。オートガイドはうまくいっていたようですが、極軸が合っていなくてガイド星をやや離れたところにしたので視野が回転しているようです。オートガイドとはいえ、極軸はちゃんと合わせないといけないことを痛感しました。ちなみにこれが昨シーズンのM51です。ちょっとはよくなっているでしょうか。

今回の撮影でいくつか教訓が得られましたので上げておきます。

1.自動導入を信用しすぎないで、テスト撮影をして視野内に入っているかを確認すること

2.オートガイドとはいえできるだけ極軸は合わせること

3.カメラの設定は確認すること

4.晴れる可能性のある日は酒を飲まないこと

まあ、あたりまえのことですが、今まで甘く見ていたところがあります。でもオートガイドにもだんだん慣れてきました。自宅撮影は撮影を始めればあとはこたつに入って待っているだけなので本当にお気楽ですね。

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コメント

銀河は小さくて小口径にはつらいものがありますが、エクステンダーを付けて撮影というのもデジタル時代の離れ業ですね。700mmF9だとかなり細部が写りますね。オートガイドも調子が良さそうでなによりです。

投稿: tantan | 2008年2月11日 (月) 20時18分

春物は銀河が中心になります。私はどちらかというと赤物より銀河が好きなので春は楽しみなのですが、口径の差が如実に出る対象ですね。
でもオートガイドの精度が上がれば大口径反射で遠くの銀河を狙うのも夢ではないですね。

投稿: まるひ | 2008年2月11日 (月) 22時41分

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