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2007年8月17日 (金)

なんちゃって減速追尾

減速追尾というのが星景写真で流行っているようで、そのためのポータブル赤道儀まであるようです。

星も風景もずれが目立たない程度に恒星追尾をやや遅らせてガイドするのですが、手動ガイドでもどこまでできるか試してみました。それぞれ露光時間は1分です。

これはガイドなしです。明らかに星は流れています。

Crw_8983

これは通常のガイドです。星は止まっていますが、風景は拡大するとわかりますが流れています。

Crw_8984

これは減速追尾したものです。一見星も風景も止まっているように見えます。しかし、拡大するとどちらもやや流れています。

Crw_8986

それぞれをピクセル等倍で比較したものです。違いは明らかです。

Sample

星も風景も止めて写したいという欲張りな撮影には効果があるものと思います。この程度のブレなら許容範囲でしょう。

手動でやるときは、あらかじめガイドなしで露光時間内にどれだけ移動するかを見当を付けておきます。実際にガイドするときは移動分を完全に戻さないで、ガイド星がだんだんずれてゆくようにしますが、露光時間であらかじめ調べておいた移動量の半分くらいに収まるように調整します。この辺は勘がたよりです。かなりいいかげんなやり方なので「なんちゃって減速追尾」というのがふさわしいでしょう。

今回が初めてですが、今後も練習がてらやってみようと思います。お気楽イコール金欠という意味もありますので、なんでも挑戦です。

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コメント

確かに、手動ガイドなら減速追尾も手加減一つで可能ですね。手動ガイドが主流だった時代はフィルムでの撮影でしたから、1分では短すぎて星があまり写らないので、誰もやらなかったのですね。ガイド鏡はペンシルボーグだし、電源を必要としない分、身軽で良いかも知れません。デジタル時代だからこそ、手動ガイドの手軽さが見直されるべきかもしれません。

投稿: tantan | 2007年8月17日 (金) 07時49分

中学生の頃作ったポータブル赤道儀がちょうどこんな感じでした。ガイド鏡もファインダーを流用したものでこれくらいの大きさです。5分くらいが限界でしたが、それでも点像に写る星に感激したものです。
ガイドしていると当時を思い出しますが、こんなものでも比較にならないくらいの進歩を感じます。
手動もなかなかいいものです。

投稿: まるひ | 2007年8月18日 (土) 10時11分

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