« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月29日 (水)

イベントものに弱い

夕べの月食は残念でした。

開始頃は本降りの雨であきらめていたのですが、19時半頃雨もやみ、やや雲が切れていた様子なので、郊外まで車を走らせ一応セッティングして待ちかまえていました。

しかし、切れ間が広がる様子はなく皆既終了時には雨も降り出してきました。あきらめて撤収しましたが、家からの部分月食も全く拝めませんでした。夜半過ぎに雲が切れて満月が顔を出していましたが、時遅しです。

どうもイベントもので天気に恵まれたことがあまりないようです。当たったのは去年の水星日面経過くらいでしょうか。

月食は見慣れているので、近年は写真も撮らずただ見上げる位でしたが、今年は多段階露光でも、と張り切っていたので残念です。次は2010年ですか・・・冬なので今回より条件は悪そうです・・・

| | コメント (0)

2007年8月27日 (月)

マイ赤道儀購入

胎内星祭りで念願のマイ赤道儀をGETできました。ケンコーSky Explorer Ⅱ(SE2)です。今までずっと借り物だったGP+SS2000PCで星見をしてきましたがようやく自分のものを持つことができました。天文趣味再開にあたり、GPには大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

Pict0067梱包は2個口で三脚、バランスウェイトと、本体、コントローラに分かれています。本体の方は意外に小さく軽いです。

胎内で販売していたのは販売店さんではなく、メーカー直販でした。どうりで安いはずです。星祭りならではの幸運ですね。

意外なことにケンコーの工場が胎内市にあるんだそうです。送り状の送り先がそこになっています。これも何かの縁なのでしょう。

Pict0068 これが開梱した状態です。きれいに収まっています。マニュアルはコピーの簡易的なものでEQ6Proのものを流用しているようです。

ACアダプタ、シガーライターケーブル、パソコン接続用ケーブルなどオールインワンにふさわしくすべて入っています。ないのはオートガイド用ケーブルくらいでしょうか。ACアダプタに「秋月電子」と書いてあったのはご愛敬です。

Pict0071 さて、これが組み上げて77EDを載せたところです。

軽すぎてバランスウェイトを一番上に持っていってやっと釣り合う、といったところです。miniBORGならどうしましょう。GPだとやや荷が重くてマルチプレートを使わなかったのですが、これだとマルチプレートに載せてちょうどいいくらいです。

感想としてはさすがに国内生産の製品の少しの手抜きも許されない、といった高品質は感じられません。どことなく雑さはあります。三脚の凹部に金属くずが残っていましたが国内生産では考えられないことでしょう。

しかし、価格も製品の重要なファクターであることを考えると間違いなくお買い得な製品です。天文趣味の敷居を低くした一品であることは疑えないと思います。

さて、本格稼働はまだですが、得意の小出しでインプレを随時してゆきたいと思っています。

| | コメント (2)

2007年8月25日 (土)

星祭りに行ってきました

星祭りに行ってきました。私のところからは車で1時間ちょっとですので、思い立ってから行けるという気楽さがあります。車のナンバー見ているとずいぶん遠くからきている人もいるのに驚かされます。

Pict0059 自動導入の赤道儀を買うための貯金が少しできたので、あわよくば会場で「星祭り特価」でもあれば・・・と思って用意してきました。

しかし、そううまい話はないだろうと99%は当てにしていなかったのですが、なんと!会場に入ったとたん私のねらっていた赤道儀が目に入ってきました。値段は、と見ると・・・安い!!!

ネットや雑誌の広告よりも遙かに安い価格で出ています。一瞬中古かと思いましたが、新品です。さすがに衝動的に買いはしませんでしたが、小一時間ほど会場を歩き回りながら考えた末、買う決心をしました。赤道儀のレポートは後に回すこととします。

お目当てのものを買ったので後はゆっくりと小物でもあさり回りました。戦利品は天頂プリズム、正立プリズム、K20mmのジャンクで締めて2,300円也です。いずれも欲しいものだったのでこれは結構お買い得でした。

Pict0065普段見る機会のない大型望遠鏡が並べられています。広告だと比較するものがないのでわからないのですが、EM400の巨大さに驚きました。一人で運べるんでしょうか。その下のEM200ですら私が買ってもたぶん稼働率はかなり落ちるでしょう。

全体の印象としてはおもしろいものが年々減っているという感じです。ここでしか買えない、ここだけの価格、というのが少なくなっているようです。ネットでいつでもどこでも買える現在では、しかたのないことなのでしょうか。

Pict0066 今日は家族できたのでまだ薄明の残るうちに帰路につきました。帰る間際、望遠鏡で月を覗かせてもらいました。近年はこれで3回目ですが、必ず快晴です。特異日なのかもしれません。

結構子供は楽しんだようです。また来年も来ようと思います。

| | コメント (2)

星祭り開催

ここ新潟県の胎内市で第24回星祭りが開催されています。

私は明日(もう今日か)ゆく予定です。目的はめぼしい機材関係のアクセサリーがないかと物色するためです。しかし、年々掘り出し物が少なくなっているようでちょっと寂しい気がします。

子供と一緒に行くのですが、結構楽しみのようです。暗くなってからの雰囲気が好きなんでしょうね。

私は第1回目にもいった記憶があります。当時は参加者も少なく、土曜日の夜に行っても会場入り口真ん前に車を止められるほど余裕がありました。望遠鏡も独占してずっと見ていましたし。のんびりしていました。

今回は天気に恵まれ絶好の観望日和ですが、残念なことに月が明るいですね。しかし、こういったイベント以外では会場の胎内平はあまりいい観測地ではないようです。2週間前にここで撮った写真です。

Tainai

低空がやや木立に遮られている上、南から西は新発田市の明かりが相当あります。それから写真でもわかりますが、南斗にかかっている光芒は近くのホテルの照明です。ライトアップでしょうか、同じ観光エリア内に天文館もあるのに少し気遣って欲しいものです。

まあ、それでも東側は結構いい空です。黄道光も見えます。

ちょっと話がそれましたが、とにかくお祭りですから楽しんできます。

| | コメント (2)

2007年8月24日 (金)

Google Earthで宇宙探訪

あのGoogleがまたやってくれました。今度は宇宙を自由に探訪できます。

Google

新しいバージョンのGoogle Earthをインストールすると「Sky」のボタンが現れます。それを押すと「Earth」と「Sky」が切り替わります。

さすがにシームレスな拡大はお手の物のようで、スクロールホイールを回すとどんどん微光星が見えてきて星雲も構造が見えてきます。至る所に実写の写真が使われていて、銀河団あたりを拡大すると、これでもか、というくらい無数の系外星雲が見えてきます。 実際の撮影プランに使えそうですね。

すべてを実写で表示しているようですが、かなり暗い星まで表示されます。なかなかおもしろいソフトですが、あえて言えば美しさに欠けるかもしれません。天の川がいまいちで大きな星雲はM42などハッブル望遠鏡の写真の重なりがてきとうです。日本人が作ればもう少しリアルにきれいな星空を再現するのでしょうが、文化の違いなのでしょうか。

| | コメント (0)

2007年8月23日 (木)

でかい!らせん星雲

みずがめ座のらせん星雲です。

Ngc7293

始めに画像処理したものが気に入らなくて何度かやり直したものです。なるべく荒れを目立たせないよう小ぶりの仕上げにしました。

写真には良く写り、でかい!ですが淡いんですね。肉眼で見るのは困難なようです。昔の星雲星団の本を見てもリングには写っていません。デジタルの時代ならではの対象です。

今回は珍しくコンポジット5分×4枚のガイドがうまくゆきました・・・なんて低レベルな自己評価でしょう。

| | コメント (2)

2007年8月20日 (月)

粟島に横たふ北斗星

キャンプに行ってきました。海辺ですが、海水浴中天気が怪しくなってきたのでそそくさと上がるとみるみるうちに暗雲立ちこめ、まるで映画「十戒」のワンシーンを見るようでした。まもなく大暴風雨となり、必死に死守するもテントは倒壊。まあ、30分くらいで過ぎ去ってしまいましたが、結構わくわくした貴重な体験でした。

夜はまあまあの星空ですが、市街地に近いので降るような星空、というわけではありません。おまけに海にはいか釣り船が光々と輝いています。それでもなんとか降りきった北斗七星を撮ることができました。

Imgp3916

1分の固定撮影です。ここ新潟では北斗七星は沈みません。海で撮影することはほとんどないのでなかなか貴重なショットです。佐渡に横たふ・・・といいたいところですが、あの方向は新潟県のもう一つの島、粟島です。夜なので見ることはできませんが。

| | コメント (2)

2007年8月18日 (土)

画像処理は控えめに

画像処理をちょっと控えめにした天の川です。

0708152

貧乏性なもので、薄いところもできるだけ濃く出したいと思いつい、過剰な画像処理をかけてしまいがちですが、しょせん見えないものが見えてくるわけではないので、画像が荒れてしまいます。

どんなに画像処理技術が進歩しようとも、暗い空でたっぷり露光したものにはかないません。無理せず適正な処理できれいに見せるのも大事ですね。

| | コメント (0)

2007年8月17日 (金)

なんちゃって減速追尾

減速追尾というのが星景写真で流行っているようで、そのためのポータブル赤道儀まであるようです。

星も風景もずれが目立たない程度に恒星追尾をやや遅らせてガイドするのですが、手動ガイドでもどこまでできるか試してみました。それぞれ露光時間は1分です。

これはガイドなしです。明らかに星は流れています。

Crw_8983

これは通常のガイドです。星は止まっていますが、風景は拡大するとわかりますが流れています。

Crw_8984

これは減速追尾したものです。一見星も風景も止まっているように見えます。しかし、拡大するとどちらもやや流れています。

Crw_8986

それぞれをピクセル等倍で比較したものです。違いは明らかです。

Sample

星も風景も止めて写したいという欲張りな撮影には効果があるものと思います。この程度のブレなら許容範囲でしょう。

手動でやるときは、あらかじめガイドなしで露光時間内にどれだけ移動するかを見当を付けておきます。実際にガイドするときは移動分を完全に戻さないで、ガイド星がだんだんずれてゆくようにしますが、露光時間であらかじめ調べておいた移動量の半分くらいに収まるように調整します。この辺は勘がたよりです。かなりいいかげんなやり方なので「なんちゃって減速追尾」というのがふさわしいでしょう。

今回が初めてですが、今後も練習がてらやってみようと思います。お気楽イコール金欠という意味もありますので、なんでも挑戦です。

| | コメント (2)

2007年8月16日 (木)

手動ガイド回帰

長らく続いた晴天もそろそろ終わりのようです。今日が最後と思い、プチ遠征で天の川を撮ってきました。

Crw_8979

EOS KissD改で2分×4枚です。レンズは18~55mmズームの広角側18mmです。傾いたので少しトリミングしてあります。

実はこれ、手動ガイドです。BORGの微動雲台にペンシルボーグのガイド鏡を載せ、手動でガイドしました。これがそのガイドシステム?です。

Pict0004

ペンシルボーグには直進ヘリコイド7315を付けています。そのままだと合焦しないので、鏡筒を短くしました。これにビクセンの暗視野ガイド鏡を取り付けています。昔のK25mmですが、広角レンズのガイドには十分です。

BORGのバランスプレートに取り付けていますが、そのままだと直進ヘリコイドと干渉するので、カメラ屋さんに売っていたカメラの止めネジで浮かせています。台座代わりにもなり都合がいいです。本当ならちゃんとした台座が欲しいところです。BORGさんで作ってくれないでしょうか。

なかなかメカっぽくてかっこいいと思います。こういう遊びができるのもBORGのいいところです。ペンシルボーグの使い道がいまいちなかったのですが、これは十分使えます。本当はモーター駆動のポータブル赤道儀が欲しかったのですが、考えてみると、広角レンズで1~2分の露光なら手動で十分じゃないか、と思い直し作ってみました。

小型軽量お気楽ガイドシステムとして是非BORGユーザーにお勧めしたいです。

| | コメント (0)

2007年8月14日 (火)

網状星雲東側

昨日に続き網状星雲の東側です。

Ngc6992

こちらは良く写っています。西側よりかなり明るいです。西側は青が多いようで画像処理で赤を持ちあげてもあまり出てきません。こちらは赤が多く改造デジカメでよく写ります。

うまく構図をとればモザイクできそうですが、今回はうまく重なりませんでした。

昔、標準レンズでカラースライドを使い、存在が写っただけでもうれしかったものですがこれだけのものが簡単に撮れるようになった時代に驚きです。

| | コメント (2)

2007年8月13日 (月)

初めての網状星雲

一週間ほど更新を怠っていました。夏は結構イベントが多いので、ゆっくりパソコンに向かっている時間が取れません。

東北の山上の温泉は残念ながら撮影できるほどの天候には恵まれませんでした。しかし、露天風呂から見上げた雲間からの夏の天の川は第一級です。暗さといい、透明度といい、申し分ありません。しばしの至福の時を過ごせました。

さて、このところ晴天が続いています。新月も重なり毎日でも撮影に出かけたいところですが、お盆、家族サービスとなかなかそうもゆきません。そんな中で、一日だけ遠征に行ってきました。

Ngc6960

網状星雲の西側です。77EDに×0.78のレデューサを付けています。EOS KissD改で5分3枚です。

さすがに淡いのでこの程度の露光ではぼんやりとしか写りませんね。総露光1時間くらい必要でしょうか。オードガイドが欲しくなりますが、お気楽路線から外れそうでなかなか踏み切れません。レデューサでは初撮影ですが、さすがに周辺までシャープです。フラット補正なども考える時期にきているのかもしれません。

昔の天体写真集で良く見かけた星雲です。当時は自分での撮影は夢物語でしたが、一歩近づけてちょっとうれしいです。

今回の遠征でネタが少しできましたので、小出しにご紹介したいと思います。

| | コメント (2)

2007年8月 5日 (日)

花火

今日はここ新潟は花火大会でした。

Imgp3798

有名な長岡花火ではありません。それは2~3日前でしたが私は見に行けませんでした。

花火の撮影は意外と難しいです。短時間ですと寂しいですし、長時間だとなんだかわからなくなってしまいます。観光ガイドにあるようなきれいな写真はなかなか撮れるものではありません。星と同じで奥が深い分野のようです。

しかし、いまの花火はすごいんですね。ストーリーがあって、名前まで付いています。芸術の域に入っています。

個人的な趣味をいえば、暑い盛夏の花火より秋風の吹き始めた頃、一発ポツンと上がっては数分待たされてまたポツンと上がるのんびりした花火が好きです。まあ、そういうと家族は笑うんですが。

| | コメント (0)

2007年8月 3日 (金)

幻日

仕事からの帰り道、幻日を見ることができました。

Pict0003

今日のはやや淡いものでしたが、数年前にもっとはっきりしたものを見たことがあります。新聞にも出ることがあるので珍しいのかなと思うのですが、結構頻繁に目にします。空を見上げる習慣のない人には珍しいのかもしれないですね。

台風が来るみたいです。でも台風一過のあとはすばらしい星空が期待できそうですね。来週は夏休み家族旅行で東北の山の上の温泉に行ってきます。miniBORGとカメラを持っていってきまーす。

| | コメント (0)

2007年8月 1日 (水)

やっと大赤班

やっと大赤班を撮ることができました。今年の大赤班は小さくて目立たないですね。眼視では右下の模様をそれと間違えてしまいました。

070731

しかし、前回と光学系が違いかなり小さく撮れてしまったので、ノイズが目立ってしまいました。シンチレーションもやや悪かったようです。画像処理をかければかけるほど汚くなるのでどこで押さえるかがポイントです。木星もだいぶ低くなり、月がなくなれば惑星どころでないので、たぶんこれで今シーズンの木星はおしまいです。

話は変わりますが、今回のアストロアーツでの中川さんの連載は興味深いですね。私も天文雑誌の高級機材を駆使したすばらしい写真を目するにつけ、私ごときの撮った写真をブログに貼っても意味あるのかな・・・という思いがいつも脳裏をかすめていました。

しかし、こんな「お気楽機材」でも楽しめるんだということで、多少なりとも天文入門の敷居を下げているのであれば私のブログも続ける価値があるのかな、とちょっと元気づけられます。

元々は自分の日記代わりでアクセス数も期待はしていませんが、やっぱり見てくれる人が増えればうれしいですね。がんばろっと。

| | コメント (2)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »