2021年1月25日 (月)

白鳥の湖星景

よく晴れました。満月期ではありますが、新潟で1月に3日も快晴があるなんてことは過去に記憶がありません。雪も多いですが晴れも多い。不思議な年です。

北区に行かなければならない用事があったのですが、この晴れに合わせてアポを取りました。時間も終わる頃が薄明終了時間になるように。仕事も星見に利用します。北区といえば福島潟です。行ってみました。しかしなんとなくカメラ持ち出す気にならない。こういう日は他にも誰かいるはず。あんまり広くないので鉢合わせする可能性大です。そういうのがちょっと苦手。止めて福島潟を出ました。なんとなく向かった先は瓢湖。瓢湖と福島潟とどこが違うんだ、と言われれば返す言葉がありませんが、なんとなく福島潟はアウェイ感があるけど、瓢湖はそうでもない、みたいなといったらいいでしょうか。

オリオン座の上に大きな月が輝いています。星の輝きは弱いですが、凍てつく感が出ています。

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何枚か撮ってなにかおかしいと気づきました。風景がぼやけている。そうでした。前回撮影したときに最後にプロソフトンを付けてそのままだったのでした。てっきりプロソフトンクリアに替えたつもりだったのですが。せっかくきたのにこれで帰ってはもったいないと、駐車場に戻ってフィルター替えて取り直しです。

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風景がクリアになりました。いいですね。でもオリオンが移動してしまったので湖畔の光を避けられませんでした。

ちょっとズームして白鳥をややアップに。

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あまりはっきり写っていないですね。瓢湖は半面凍結しています。その上に白鳥がいたのですが、撮影中コウコウ言いながら大移動しました。こっちの気配に気が付いたのでしょうか。

帰ったら月夜でも撮れるというHα撮影しようと思ったのですが、さすがにほぼ逆光だし、ちょっと疲れたので止めました。もうしばらく晴れはないでしょう。

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2021年1月23日 (土)

色を付けました

そういえば昔撮ったバラ星雲があったな、と思い出し、今回撮ったHαをLにしてLRGB合成してみました。

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おお、結構見れるではないですか。カラー画像がちょっと貧弱なので色は乏しくて背景は荒れていますが、構造がはっきり見えて立体感があります。自分でもこんなのが作れるんだ、と思うとちょっとうれしいです。

馬頭星雲はないかな、と思って探してみたらありません。まともな馬頭星雲って撮ったことなかったんですね。これも憧れの対象だったのですが、撮らずじまいに天文人生終わるのでしょうか。春になって近間の畑の撮影地にいけるようになったらカラーだけでも撮っておきたいです。

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2021年1月22日 (金)

我が家にコロナが

ついに我が家にコロナがやってきました。

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コロナのFFファンヒーターでした。

長年使ってきたFFファンヒーターが先週壊れました。一番寒い時期だったのに耐えられません。エアコンと小さなファンヒーターでなんとかしのぎ、やっと今日取り付けてもらえました。さすがに強力です。すぐに温まります。我が家が家を建ててから代々FFファンヒーターです。最初は東芝、次は三菱、今回コロナ。もうFFファンヒーターを作っているメーカーってほとんどないんですね。一時事故が多い時があって、それ以来リスクを恐れて各社撤退したのではないかと思います。選択肢はこれしかありませんでした。ここもなくなったらどうしよう。我が家はFFファンヒーターなしでは冬を越せません。うちは冬中はずっと24時間付けっ放しです。夜は設定温度下げますが、切ることはありません。朝がつらくないと、女房にありがたがられています。灯油代も思ったより上がらないんですよね。冷え切ったところからフル稼働するのも、とろとろ弱火でずっとついているのもあまり変わらないようです。猫のためにも1日中ぽかぽかにしておきます。

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2021年1月21日 (木)

はじめてのHα

昨日はよく晴れました。しかし月は0時まで沈みません。でも月があっても大丈夫。なんてったってナローバンドですから。このあいだ届いたHαフィルターを試したかったのですが、ずっと雪続きでなかなかチャンスがありませんでした。ようやくの快晴。しかし物星台の雪のけをしていません。しかたがないので雪上での撮影です。

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赤道儀は常設なのでいいです。パソコン置く台とか電源アダプタは雪の上です。まあ、0度以下なので濡れることはないのですが。今回は短焦点屈折ですので設営も楽。すぐに用意できました。

まずは馬頭星雲

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miniBorg 60ED+0.85倍レデューサー(約298mm)、ASI183MM Pro(約-15℃)、SharpCap、Hαのみ(GAIN200 300秒×10枚 ビニング2)、EQ6PRO、ガイド鏡Pencil Borg、ガイドカメラQHY5LⅡ PHD2 Guiding、ステライメージ9、、Photoshop CS6で画像処理

これはすごい!自分史上かつてこれほど鮮明な馬頭星雲は撮ったことがありません。今回はテストなのでモノクロですが、これに色がついたらさぞ素晴らしい出来になることでしょう。

バラ星雲

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データは上に同じ。星雲の構造がよく見えます。モノクロだけでも十分楽しめます。外はマイナス3度でしたが、家でぬくぬく撮影。それでこんな画像が得られるんですからやめられません。

今度はRGBを加えてカラー化してみたいです。Hαは赤と置き換えるのか、Lと置き換えるのか、いろんなやり方があるようですが試してみたいと思います。来週は結構天気予報に晴れマークがあります。冬の新潟では珍しいことです。しかし満月期。ナローバンドとはいえ、月はないに越したことはありません。まあ、テスト撮影くらいはするかもしれません。

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2021年1月17日 (日)

ソフトフィルター比較

こんなものを買っていました。

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Kenko PRO1D プロソフトン クリア(W)

星景に特化して作られたフィルターですね。星は滲ませたい。でも風景はクリアに写したい。そんな願いに応えた製品です。前の記事の写真はこのフィルターと使っています。いい感じですね。ソフトフィルターはプロソフトンを今まで使っていましたが、どうも星が肥大しすぎて、風景もぼやけるのでちょっと不満がありました。いい機会なので効果のほどを比較してみました。データはすべて「TOKINA AT-X 11-20 PRO DX F2.8(11mm F3.2)、EOS 60D(ノーマル)、ISO3200、15秒×10枚、Sequator、Photoshopで画像処理

Kenko PRO1D プロソフトン クリア(W)

Prosoftonclear

星は適度に強調されてシャープさも損なっていません。星座もよくわかりますし、風景もちゃんとボケていません。実際に目で見たイメージに近いです。

ノーフィルター

Nofilter

刺すような星像でシャープさを強調して、天の川をキリッと表現したいときはフィルター付けませんが、輝星も目立たないので冬の星座とかはちょっと寂しい感じです。

Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)

Prosofton

星が肥大して星座がわかりやすいといえばそうですが、現実味が薄れてアートみたいになってしまうので、純粋に星空を表現したい時にはいまいちかもしれません(個人の感想です)。風景にも締まりがありません。この作例では目立ちませんが、周辺の輝星はコマ収差が強調されてしまうのも難点です。

こうして比較してみるとプロソフトン クリアは私の好みにぴったりです。プロソフトンも10年以上使ってきて馴染み深いのですが、他に選択肢がなかったので(あっても高かった)使ってきたまでで、今後はプロソフトン クリアのほうを星景の常用フィルターとして使おうと思います。

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2021年1月15日 (金)

山中へ向かう

本当に久しぶりの晴れです。しかし雪から発する水蒸気のせいか、空は全体にもやっています。でも雲がなければなんとかなるだろうと、50km山の方に向かいました。冬場によく使う阿賀町の沼越峠の上り口です。そっちには民家もなにもないのになぜか無駄に除雪がしてあります。雪は深いですが、新潟市中心部よりもはるかにきれいに除雪している道を快適に進みます。しかしなんということでしょう。目的地の700m手前で除雪が終わっています。

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ここまできて帰るわけにはいかないので、どこかいい撮影ポイントはないかと探しました。道路からは撮れません。雪原を少し歩いたあたりで木立が邪魔にならないところを見つけました。雪を固めてポタ赤を設置します。

登る冬の大三角形です。

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TOKINA AT-X 11-20 PRO DX F2.8(11mm F3.5)、プロソフトン クリア、Astro 60D(約-27度)、ISO1600、星空2分×4枚、風景2分×2枚、CD-1でノータッチガイド、Rstackerでコンポジット、Photoshopで画像処理

昼間あれだけもやっていたのにクリアな空です。しかし秋の構図ですね。最近は宵の口しか星景は撮らないのでワンシーズン遅れた構図になってしまいます。

19時半には撤収しました。30分くらいで切り上げるつもりがなんだかんだと1時間居てしまいました。夜は出歩かない約束なので21時頃には帰らなければなりません。撮影に出かけた時、行きよりも帰りのほうがなんとなく楽しいです。道は空いているので飛ばせるし、撮影がうまくいくとちょっと充実感があります。この時間が好きで星やっているのかもしれません。

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2021年1月13日 (水)

ナローバンド第一歩

こんなものが届きました。

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電気羊さんからの荷物です。中身は。

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LRGB+Hαフィルターでした。

系外銀河の赤ポチを撮りたくて買ってみました。ほかにも光害地の赤もの撮影に威力を発揮するみたいです。LRGBフィルターは去年買ったものがありますが、Hαフィルターと厚みが違うのでそろえたくて買い直しました。持っているものはオクに出します。でもいくらにもならないだろうなー。ゆくゆくはSAO撮影したいですが、それだけの時間が取れるのか。

ファーストライトはまだ先になりそうです。なかなか晴れそうにありません。あさって晴れマークがありますが、晴れたところで物星台の雪が片付かないと撮影もできません。今度の休み雪下ろししようかな。でも道路に落とすことになるので近所の迷惑になりそう。どうしよう・・・

GPVみたら晴れているようです。外をのぞいたら少し星座が見えていました。

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うちでの撮影はあの電線を避けなければいけないので大変です。あさって晴れたらどこか冬の星座を撮りに行きたいです。

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2021年1月11日 (月)

またも雪

今朝起きてみたらまたまた大変なことに。

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昨日雪のけしたばかりなのにまた一晩でこんなに積もってしまいました。20〜30cmくらいでしょうか。2日前ほどすごくはないですが、それでも結構な量です。まあ、これくらいなら除雪しなくても強行突破すれば走れそうです。このあと女房の軽自動車で職場に行きました。

職場の前は幸い近くの公共施設の駐車場になっているので、雪が降るとすぐに除雪車が入ります。そして職場は2階が事務室で1階が駐車場になっているので無雪なのですが、除雪車が入り口に雪をおいて行きます。ですのでまずは入り口を作るところから始めます。

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入り口の半分だけ雪をのけました。積み上げたらこんな感じ。2mくらいありそうです。横穴掘ればかまくら作れそうです。昔の血が騒ぎマジで作ろうと思いましたが、いい大人が雪遊びするのもアホみたいなので止めました。入り口の上は屋根雪が落ちそうになっています。あれがまともに人の上に落ちたら本当に埋まってしまいそうなので雪下ろしをしました。わずかな面積なのですぐに終わりましたが、雪下ろしなんて40年ぶりくらいです。

雪かき(雪のけ)のコツをひとつ。よく見かけるのが、スコップでやみくもにすくって投げる・・・これだと効率悪くてすぐに疲れます。雪国の人は一工夫します。まずスコップ入れる前に雪を切ります。簡単でいいんです。豆腐を切るようにスコップの大きさに合わせて切れ目を入れます。よっぽどのさらさら粉雪以外の雪にはみんな。そうすることで雪が無駄にこぼれなくて、しっかりとした塊ですくうことができます。そして投げる時は腕を使いません。腰をひねって遠心力を使って飛ばします。これで効率よくあまり疲労することなく楽に片付きます。お試しを。

 

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2021年1月 9日 (土)

雪はカレンダーを持っている

ウイルスはカレンダーを持っていないらしいですが、雪はカレンダーを持っていると思います。だいたい新潟が大雪になるのは週末が多い気がします(個人の感想です)。今日の朝起きて見たら大変なことになっていました。

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3年前の悪夢が思い起こされました。でも3年前の80cmと比べたら、今回は50cmだそう。いくぶんかましですがそれでも去年は全く降らなかったのでやっぱりすごい。

車は出せそうにないので仕事に行くのは辞めました。

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それでも1件約束があったのですが、幸いにもデジタルデータの受け渡しの用事だったのでメール添付でなんとかすませ、安心して休むことができました。

うちの前は市が管理する道路でないので除雪が来てくれません。3年前は町内で手配した除雪車が来るまで3日くらいかかりましたので今回は自分らでなんとかしようと雪のけ(※1)始めたら町内の人みんなで協力してくれました。

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1時間ちょいかかったでしょうか、なんとか車が通れるくらいになりました。そうしたらその数時間後に除雪車が。この苦労はなんだったんだー、と叫びそうになりましたが、まあ雪国あるあるです。この作業中、向こうでスリップして動けない車が。雪にはまっているわけではなく、わずかの坂道を登れないようです。4人で押しても動きませんでしたが、5人で押したら出ました。まあ、軽だったからですが、やっぱり普通車だと難しいでしょうね。ちなみに昨夜は息子の車が駐車場に入るのに同じような状況に(もっときつい坂)。私と息子で1時間くらい格闘しましたが、どうしても登れませんでした。敗北です。私の車は簡単に登れたのに、なんででしょう。しかたないので息子の車は別のところの娘の駐車場に入れました。

物星台のEQ6PROはこんな感じ。

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しばらく冬眠ですね。

24時間降雪です。

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今回は里雪なのが見て取れます。雲の流れを見ても真西からせめて来る感じで佐渡がブロックしてくれません。年に何回かはこんな降りかたがありますが、これほど降るのはそうありません。明日は自分の車を出せるように除雪。家の前もきれいにしようと思います。確かに疲れるし大変ではありますが、雪国育ちのDNAで嫌な作業ではないです。あまりおおっぴらに言わないだけで、雪国の人もそう思っている人は多いはずです(たぶん)。(※2)

※1:雪かきとよく言いますが、雪国の雪は「かく」なんて量ではないので「のける」がふさわしいです。ちなみに豪雪地では「掘る」です。普通に雪かきのことを雪掘りといいます。

※2:ソースは自分とうちの息子と94歳の父です。父は高齢で歩くのも大変なのですが、雪が降ると雪のけしないではいられないようです。しなくてもたいして困らないんですが。

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2021年1月 7日 (木)

数年に一度の寒波

今日はすごい大嵐でした。昼くらいまでさほどでなかったですが、14時頃からものすごい風。職場の建物が揺れてふらふらするくらい。近くでは瞬間風速36mを記録したそうで、今日の全国6番目でした。どうも車の通りが少ないと思っていたら近くでトラック4台が横転したとヤフーニュースに載っていました。あのあたり横風がすごいので何年かおきにあります。こんな吹雪は10年前にもありました。あの時は通勤に使う国道が地吹雪で立ち往生の車が続出して大きなニュースになりました。その時でも私は巻き込まれずに職場に行くことができました。こういう日は吹きさらしの国道を通らずに、並行している集落の中の抜け道を通ります。家とか木があれば地吹雪も軽減され、さほどの苦労もなく走れます。一箇所だけ吹きさらしの所があってそこだけが難所なのですが、他は消雪パイプもあるし、快適に走ることができます。今日の帰りもそこを通りました。国道もスムーズに流れていたようですが、万が一立ち往生に巻き込まれると行くも戻るもできなくなってしまってしまいます。この道なら危ないと思ったら引き返すこともできるので、精神的にも安心です。

帰宅した頃は風も少しは弱くなっていました。でもまだ強いです。家では植木が倒れていたり、観望用のパイプ椅子が飛んでいたりしていました。赤道儀はカバーをかけて吹きさらしのままですが、まあ無事のようです。さすがにあんな重いものは倒れないでしょう。でもカバーが風で膨らんでいたりしてちょっと心配なので紐で絞っておきました。

風で吹き飛んだ雲間からオリオン座が見えました。

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こんな日に星の写真を撮るなんてバ○は全国(特に日本海側)でも私くらいではないでしょうか。

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