2018年5月21日 (月)

バローの効果

20日晴れたのでこの間届いたExplore Scientific社の 3X バローレンズを試してみました。

しかし薄雲が厚く、月は朧、スピカがやっと見える程度の眠い空です。まずは眼視してみましたが、案外良さそうです。少なくともボーグの2.2倍エクステンダーよりは遥かにクリアです。ちょうど大赤斑が出てきたところでした。写真を撮ってみました。さすがにF30、6000mmですので暗くなります。ゲインと露出も上げなければなりません。

とりあえずこんな感じ

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左はバローなし、右がバローあり、ノートリミングです。惑星の模様を捉えるには十分な大きさです。この倍率がちょうど良かったかもしれません。

しかし20cmとは思えないできばえ。シーイングはそれほど悪くなかったと思うのですが、やはり薄雲でそうとうコントラストが良くなかったせいでしょうか。ピントも外れていそうです。本来ならボツ写真です。画像処理のやり方もよくわからない。AutoStakkertの使い方も適当ですし、Registax使うと点描画みたいになってしまうのですが、やっぱりどこか使い方が悪いのでしょうか。惑星の画像処理も意外に難しいです。惑星は月に関係なく写せますし、遠征する必要もありません。これから3大惑星の好機ですのでゆっくりやっていきたいと思います。火星大接近までには安定した写りになるようにしたいです。

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2018年5月18日 (金)

大接近に備えて

こんなものが届きました。

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Explore Scientific社製 3X バローレンズ

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バローレンズは正直なにを買ったらいいか、全然わかりません。とりあえず高いものなら間違いないと思いましたがテレビューのは3万円もします。さらにバローレンズとパワーメイトという2種類あってどう違うのかもわかりません。他にはショートバローという1万円以下のものもあります。製造は1社でいろいろなところにOEM供給しているもののようですが、値段からしてどんなものなのでしょう。ちゃんとしたのは大きいのに小さいというのもどこか無理しているに違いありません。中間のものはないかと思って探していたらこれが見つかりました。値段からいっても悪くはなさそうですし、大きくてずっしり感もあるので光学系もちゃんとしているのでしょう・・・と信じたいと思います。

さて、性能のほどですが、届いてからまだ晴れていません。まず木星を撮ってみたいです。3倍ですとASI 290MC等倍でこんな感じになると思います。先日直焦点で撮ったものを解像度を3倍にして合成してみました。

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迫力十分ですね。木星火星土星と立て続けに撮影好機になります。楽しみです。

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2018年5月15日 (火)

南天撮影絶好地

今日15日は新月。天気予報では晴れ。何を撮ろうか、いろいろ悩んだ結果、あるもの1点狙いで撮ろうと決め、久しぶりに遠征してみました。しかし現地に着いてみると薄雲です。おまけに風も強い。機材を出そうかどうか、しばし悩みましたが雲はなかなか動いてくれません。21時頃まで待ちましたが、平日だし長く居られないので諦めました。しかしせっかくなので1枚だけ。

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ここは新発田の某所です。狙いはω星団。南が開けていて光害もあまりないところを探していたのですが、ここはベストな場所です。からす座あたりが南です。ω星団ももう1時間くらいで南中です。たぶんもう出ているのでしょう。実はここは3月の満月の日に来たところ。目を付けていたのですが、なかなかいい場所です。脇を通る道路は30分に1台くらい車が通りますが、奥まで入ってこない限り気づかれません。ライトも邪魔になりません。しかし前回もそうでしたがなぜか風が強い。地形的に谷筋を通ってくる南風が常時吹いているのかも。R200SSを持ってきましたが、出しても無駄になりそうなので止めました。今週いっぱいチャンスがなければ来月満月過ぎの数日、それでダメなら来年に持ち越しですね。

新潟に戻ってきたらよく晴れています。近くで銀河でも撮っていればよかったでしょうか。貴重な新月の快晴だったのにちょっと損した気分です。

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2018年5月12日 (土)

外科的修理

お客さまからパソコンを診て欲しいとの依頼が。画面が映ったり映らなかったり、液晶画面を傾けたりすると画面がちらちらします。これは液晶モニターのケーブルショートもしくは断線です。場合によっては簡単にテーピングで治ることもあるので、一応診てみます、と預かってきました。分解してみたら

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4本切れています。F社のパソコンにこういうの多いですね。あんな狭いヒンジの隙間に押し込まれて、毎日開け閉めしていればこんなになるのは当たり前です。メーカーに修理にだすと確か6万円くらいかかるはずです。オークション探してみましたが、このケーブルの出品はありませんでした。ちょっとこれは直す自信がありません。お客さまにはダメ元といってあります。お客さまも、7年使ったしもう買い換えてもいい、とおっしゃっていたので修理不能とお返事しました。

さて、ここからが本当にダメ元での修理になるのですが、できれば直して撮影用に流用したい、そんな気持ちで取りかかってみました。線は4本切れています。どれをどうつなぐか考えます。長さから推測しようと思いましたが、どちらも不揃いで検討がつきません。しかしよく見てみると1本のみツイストペアの片割れです。これは決定。たぶんこれが信号線なのでしょう。さて、残りの3本ですが長さでは判断つきません。裂断面をルーペで見てみましたが、わかるはずもありません。じゃ、総当たりですべての組み合わせをやってみれば当たるでしょう。

こんなふうに番号振ってみました。

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組み合わせは3!(3の階乗)6通りです。3本でよかった。4本なら24通り、5本なら120通りです。もう不可能。

しかし、最初の組み合わせでビンゴです。

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映りました。しかし、1/6とはいえ、クジ運の悪い私が1回目で当たりを引くはずがありません。たぶん全部グランドで、どうつないでもよかったのかも。もしくはつながなくても大丈夫だったのかもしれません。

次はこれを半田付け。まさに血管を繋ぎ合わせる外科医の気分です。

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なんとか成功。私、失敗しないので。

テーピングします。一応様になりました。

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問題はここからなんですよね。テーピングして太くなったケーブルをうまく押し込まなければなりません。入りません。そもそもあんな狭いところにぎりぎりで押し込んでいるのに無理があるんですよね。

ヒンジカバーと本体の1部をカットしました。

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こうなることはわかっていたので、仮に直せてもこの姿でお客さまに返すわけにはいかないから直せない、と言ったんですよね。まあ、自分で使うぶんには姿形はどうなってもいいです。

直りました。

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ハードディスクはデータが入っているのでお客さまに返し、別にSSDを入れてOSインストールしました。まともなUSB3.0が付いているのでこれは惑星用にします。この間のThinkPadはUSB3,0内蔵でなかったため、Expressカードで付けたのですが、抜けやすく不安定なので不満でした。これで火星大接近にも安心です。

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2018年5月10日 (木)

朝ドラ!始めました

朝ドラを始めました。といっても某局の朝の連続ドラマではありません。いや、そっちも見ているのですが、それではなく朝のドラムレッスンです。某音楽教室がやっている、初心者向け短期レッスンです。定年後のちょっとヒマをもてあましているリタイア組対象なのでしょう。私はまだ仕事はしていますが、幸いにも時間の融通がきくし、むしろ夕方から夜よりも都合がいいです。ドラムには学生の頃から興味がありました。スティックだけ買って、適当に8ビート叩いていたりしたこともありましたが、本物のドラムに触れることは一度もありませんでした。生涯に一度でいいから本物のドラムを叩いてみたい、とずっと思っていたのですが、そんなとき広告が目に止まりました。思い切って電話してみました。ちょっとこの歳で、という思いもありましたが、結構私の年代多いそうです。楽しいです。すごく楽しい。なんか世界が広がった気がします。レッスンは半分終わりました。ようやく基本から練習曲が始まりました。形だけでも叩けるようになって終了したいです。その後は時間的にちょうどいいレッスンがあれば続けたいですし、ドラムも欲しいです。もちろん本物は置けませんので電子ドラムになるでしょう。しかし家には設置する部屋がありません。子供の誰かが部屋を開けてくれるのを待たなければなりません。誰でもいいから早く結婚して家を出てくれーと願うばかりです。

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2018年5月 7日 (月)

超パワースポットへ

連休最終日、前日の十日町での飲み会帰り、松代あたりを回りながら帰りました。途中松代の道の駅で見かけたポスターに惹かれました。近くに松苧神社というところがあるそうな。なんでも国重要文化財とか。そういう古いものが大好きです。早速行ってみることにしました。

犬伏集落を通り過ぎ険しい山道を行きます。アップダウンが多く山奥に来ちゃったなあ、という感じ。しかし今日は集落総出での道路清掃らしく、至る所に軽トラが止まっておりたくさんの人が落ち葉など片付けています。ちょっと恐縮しながら終点に着きました。

ここから登ります。神社までどれくらいかも書いてありませんが、まあ5分くらいだろうと高をくくって歩き始めました。

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しかし行けども行けども神社には着きません。疲れ果てた時にやっと鳥居が。

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なんか、普段よく行く神社とは雰囲気が違う。パワーがみなぎっているという感じです。しかしここを過ぎてもまだまだ先が見えない。もうほとんど登山です。整備されているとはいえ、かなりの急坂で心臓はバクバクです。こんなんなら底の平らなスニーカーでなくもうちょっと登山向けの靴に履き替えるんでした。水も持ってこなかったし、ちょっと来たことを後悔しかかりました。鎖場さえあります。ただ迂回路もあるので無理せずそっちを。

ようやく社殿が見えてきました。人の声がします。

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これが松苧神社。明応6(1497)年建立で、茅葺き屋根木造建築物としては県内最古のものだそうです。祀られている神様は奴奈川姫。上杉謙信が奉納した軍配が今も残っているそうです。

声は3人の登山者でした。なんでも別ルートから3倍の時間掛けて登ってきたそうな。さすが地元の方々です。軽装で来た私を哀れんで、トマトやらミカンやら水気の多いものを恵んでいただきました。ありがとうございました。

中は扉が閉まっています。

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しかし簡単に空くよ、と教えていただき、せっかくなので中でお参りを。やっぱりなにか違いますね。パワーが漂っている感じです。

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階段も含め上は土足厳禁だそうです。国重要文化財になってから厳しくなったとか。そういう決まりがあるということにも厳かさを感じます。

周りは回廊になっていて一周できます。

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女性の神様だけあって、昔はここは女人禁制だったそうです。時代の流れを先取りで、だいぶ前にそれはなくなったとか。さすが地元の方はいろんなこと知っていらっしゃいます。丁寧にお礼をし、下山します。

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下りは登りより慎重に歩かなければなりません。道の脇は崖になっているところも多いです。もう年寄りですから、こんなところから滑り落ちたらマジで遭難しかねません。

15分ほどで車のところにたどり着きました。車を見るとほっとします。

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登りはたぶん20~30分かかったのだと思います。測っていなかったのですが、ずいぶん長く感じました。あとで検索してみたらこの登り口には神社まで20分の看板があるそうです。まだ冬が終わったばかりで出していなかったのでしょうか。登り口の脇に湧いている美味しい湧き水をいただき帰りました。久々にちょっとした登山気分を味わえ、まだまだ心臓も体力も大丈夫だなと実感した一日でした。

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2018年5月 6日 (日)

ふるさとの星空

5日は十日町でプチ飲み会がありました。こっちの友だちとしばし歓談。23時半頃解散となりました。ホテルに戻って寝ようと思いましたが、空を見ると晴れています。私が最初に天文に興味を持ったのもここ十日町でした。しかし考えてみると子供の頃見慣れた風景の空に輝く星座って意識したことがありませんでした。今までずっと気になっていたのですが、ようやくそれを見られる日が訪れたと思いました。ホテルには戻らず駐車場に行き、カメラと三脚を持って近くの神社に。

街を見下ろす神社からの星空です。

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遠くのシルエットの山は私にとって十日町のシンボルとも言える魚沼丘陵。あれを見ると50年前にタイムスリップします。しし座が沈むところです。あんなふうに見えるんだ、と50年目にして初めて知りました。

社殿の上に昇るはくちょう座

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ここの神社は夏祭りや初詣によく訪れました。当時の記憶はあまり鮮明ではありませんが、神社の形って何百年も変わらないですからそのころのままなんでしょう。

サソリが頭を出しています。

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あのあたりに夏祭りのとき花火が上がっていた記憶があります。賑やかだったなー

1時頃までいました。2時がホテルの門限なのでこれを撮った後帰りました。少々酔が回っていたこともあって子供の時の思い出が走馬灯のように頭を巡っていました。しかし年寄りなのに酔っぱらってこんなところに来るなんて、危ないですね。家族がいたなら絶対禁止したと思います。まあでもこれでやっとやり残していた宿題を終えた気分です。

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2018年5月 3日 (木)

穴場発見

GW後半1日目、朝から雨模様で残念な日になりました。我が家は恒例山菜買いツアーにでかけました。行き先はいつもの山形の道の駅。雨にもかかわらずたくさんの人出です。山ウド、コシアブラ、ワラビ、コゴミ、タラの芽などGETできました。明日はこれらで山菜料理三昧です。

さて、我が家は売店では売っていない山菜を食べる習慣があります。アケビの若芽、俗に木の芽といいます。これはこのあたりでは食べる習慣がないようで、普通は売っていません。自分で調達する以外ありません。しかし、近年は山菜採りへの風当たりが強くなり、どこにいっても山菜採り禁止の看板があり、ほとんど誰も採らないとはいえ、気が引けてしまいます。しかし少しは採りたいと道すがら探しながら某川沿いを走っていましたら対岸になんとなくありそうな雰囲気。橋を渡り行ってみました。なんとすごい群生です。太くて立派なのがたくさんあります。5人で1時間くらい居ましたが採りきれないほどです。おまけにワラビも。比較的短いのは採りませんでしたが、それでも道の駅で買った600円相当が短時間で採れました。しかも道の駅のより太い。ほぼ道端ですし、採っても文句言われそうにないです。2台くらいの車が通り過ぎていきましたが、なにも言われませんでした。去年までは何箇所も探してやっと家族が食べられるくらいの量を採りましたが、ここ1箇所だけで十分です。来年もぜひ来てみようと思います。雨の休日のちょっとラッキーな1日でした。

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2018年4月30日 (月)

木星とガリレオ衛星

29日に木星を撮影してみました。

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Celestron Edge HD800 20cm 2000mm、ASI290MC、直焦点、ノートリミング、Autostakkert!2、Photoshop CS6

ガリレオ衛星が3つ写っています。横長のセンサーなのでうまく構図を撮れば4つ入るかもしれません。もうすぐ隠れそうな大赤斑が写っています。きちんとオレンジ色になっています。

20cmならばもっとよく写るはずです。ボーグの2.2倍エクステンダーを付けて撮ってみましたがボケボケで全然だめでした。シーイングは最良でもありませんが悪くもなかったと思います。きちんとしたバローレンズ買おうと思いますが、結構高いんですね。

木星、火星、土星がだいたいおんなじ位置にいます。この夏から秋は惑星で楽しめそうです。

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2018年4月24日 (火)

赤いカメラ届きました

こんなものが届きました。

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ZWO ASI ASI290MC カラーカメラです。

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火星大接近に備えてです。本当は星まつりで買おうと思っていたのですが、大接近はそれより前なので先に買ってしまいました。実はこういうの選定するのが苦手です。いつも誰かのアドバイスをもらっています。新天研の写真展の時、Wさんにいろいろお話を聞き、ズバリ何がお勧めですか、と訪ねたらこれを勧められました。Wさんは使いこなしていらっしゃいます。様々な販売店の作例にWさんの作品が紹介されています。どれも素晴らしい。あんなによく撮れるかなーちょっと自信ないです。

今まで持っていたカラーカメラは一番安いもので、解像度も低いし、USB2.0なので転送速度が遅く、毎秒数枚しか撮れません。これはUSB3.0で毎秒30枚以上は撮れるようです。しかし私はUSB3.0が付いているノートパソコンを持っていません。唯一ThinkPad X220がUSB3.0のExpress Cardを差し込むことで対応できます。それも取り寄せました。しかし問題が、USB3.0カードがツラ位置よりも引っ込んでしまうので十分差し込めません。カメラを認識しなかったり、してもUSB2.0として認識されたりと非常に安定しません。そこでケーブルのモールドを少しカットしました。

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これできちんと差し込めて安定しました。

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ただ、カード自体が非常に抜けやすい構造で、差し込んだらケーブルにうかつに触ることができません。気を付けないと。

ThinkPad X220は堅牢で安心感があります。気にいっているのがこれ。

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キーボードを照らすライトが付いています。スイッチになるキーが一番左下と一番右上なので手探りでも点灯できます。まさに天体撮影を考えているかのよう。

ファーストライトを日曜日に撮りました。

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シーイングも良くなかったし、色も変だし、全然良くないですが、まあ最初の一歩です。しかし気持ちよくスムーズに取り込めます。やっぱり買い換えてよかった。ちなみに左上はポシドニウス、好きなクレーターです。この後木星を撮ろうと思ったのですが曇られてしまいました。この夏は自宅でも楽しめそうです。

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